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ヌーッティ、日本へ行く!<後編>
エピローグ
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ヌーッティとトゥーリがアキと共に日本へ来てから数日が経ち、ついに、フィンランドへ戻る日がやってきた。
空港には、あいりと母の小春が見送りに来ていた。
「おにいちゃん、これあげる」
あいりは封筒を一通、アキに差し出した。
「手紙?」
「そんなわけないでしょ」
受け取ったアキは封を開く。すると、一枚の写真が入っていた。それは、あいりから見せてもらった、祖父の梛々桜と祖母の梅が写る写真であった。
「これ、あいりの大事な写真だろ?」
写真からあいりに視線を移して、アキは尋ねた。
「いいよ。おにーちゃんにあげる。その代わり!」
「その代わり?」
「今度、日本に来るときは、フィンランドの美味しいお菓子をたくさん持ってきてよ。ちなみに、サルミアッキとラクリッツはいらない」
あいりの言葉にアキはくすりと笑った。
「了解。サルミアッキとラクリッツ以外のお菓子を持ってくるよ」
アキはあいりより受け取った写真を、ぐしゃぐしゃにならないよう、リュックの硬い背面に大事そうに滑り込ませた。
「ところで、ヌーッティとトゥーリは?」
きょろきょろと周囲を見回すも、アキの周りにも、近くの椅子の影にも、ヌーッティとトゥーリの姿はなかった。
アキはあいりにわかるように、背負っているリュックを指さす。
「もう、リュックの中だよ」
「大丈夫なの? また、ヌーッティがギャレーのお菓子全部食べたりしない?」
あいりの心配は当然のことであった。しかし、
「家を出る前に、おなかがいっぱいになるまでお菓子を食べさせたから、大丈夫だと思う」
「そっか。また日本に来るときは、ヌーッティとトゥーリも連れてきてね。一緒に遊びたいから」
「わかってるって。日本に来るときは、家のお菓子のストックを多めにしておいてって、連絡入れるよ」
ほどなくして、チェックインとスーツケースの預け入れを終えたアキと父のトゥーッカは、あいりと小春に向かって手を振りながら、空港の奥へと進んでいった。
こうして、アキはフィンランドへと戻っていくのであった。
そして、ヌーッティはというと……
「おなか減ったヌー……。むにゃむにゃ」
リュックの中で寝言を言っていた。
そんなヌーッティの横でトゥーリも仮眠をとっていた。
ヌーッティとトゥーリの日本滞在も、無事に終えることができたのであった。
そして、舞台は再びフィンランドへと移るのであった。
空港には、あいりと母の小春が見送りに来ていた。
「おにいちゃん、これあげる」
あいりは封筒を一通、アキに差し出した。
「手紙?」
「そんなわけないでしょ」
受け取ったアキは封を開く。すると、一枚の写真が入っていた。それは、あいりから見せてもらった、祖父の梛々桜と祖母の梅が写る写真であった。
「これ、あいりの大事な写真だろ?」
写真からあいりに視線を移して、アキは尋ねた。
「いいよ。おにーちゃんにあげる。その代わり!」
「その代わり?」
「今度、日本に来るときは、フィンランドの美味しいお菓子をたくさん持ってきてよ。ちなみに、サルミアッキとラクリッツはいらない」
あいりの言葉にアキはくすりと笑った。
「了解。サルミアッキとラクリッツ以外のお菓子を持ってくるよ」
アキはあいりより受け取った写真を、ぐしゃぐしゃにならないよう、リュックの硬い背面に大事そうに滑り込ませた。
「ところで、ヌーッティとトゥーリは?」
きょろきょろと周囲を見回すも、アキの周りにも、近くの椅子の影にも、ヌーッティとトゥーリの姿はなかった。
アキはあいりにわかるように、背負っているリュックを指さす。
「もう、リュックの中だよ」
「大丈夫なの? また、ヌーッティがギャレーのお菓子全部食べたりしない?」
あいりの心配は当然のことであった。しかし、
「家を出る前に、おなかがいっぱいになるまでお菓子を食べさせたから、大丈夫だと思う」
「そっか。また日本に来るときは、ヌーッティとトゥーリも連れてきてね。一緒に遊びたいから」
「わかってるって。日本に来るときは、家のお菓子のストックを多めにしておいてって、連絡入れるよ」
ほどなくして、チェックインとスーツケースの預け入れを終えたアキと父のトゥーッカは、あいりと小春に向かって手を振りながら、空港の奥へと進んでいった。
こうして、アキはフィンランドへと戻っていくのであった。
そして、ヌーッティはというと……
「おなか減ったヌー……。むにゃむにゃ」
リュックの中で寝言を言っていた。
そんなヌーッティの横でトゥーリも仮眠をとっていた。
ヌーッティとトゥーリの日本滞在も、無事に終えることができたのであった。
そして、舞台は再びフィンランドへと移るのであった。
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