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第一章 帝都の賢者
第82話 変わり者の家庭教師
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しまった、ネコ好きか!
猫の姿の俺に向かって男が『チッチッチッ』と言いながら手を伸ばしてくる。
俺はギリギリまで引き付けてから、サッと躱し、すばやく走って逃げた。
振り返ると、男は残念そうな顔をして、そのままどこかへ歩き去っていった。
+ + + +
俺は男の後を追うのをやめ、皇宮の宰相執務室に戻り、待っていた賢者と宰相のブライナスに結果を報告した。
メイヴィス「見つけたか! して、その男は誰じゃ?」
「そんなん知らんにゃ」
メイヴィス「なんじゃと? それじゃ困るぞ。何か特徴とかないか?」
「顔写真ならあるにゃ」
メイヴィス「おお、さすがじゃ!」
ブライナス「写真? ってなんです?」
この世界には【複写】という魔法がある。印刷の代わりに書物の複製などに使われる魔法/スキルである。全ての魔法が使える俺にも当然使える。
しかも、俺の【複写】は人間の複写より高機能である。人間の魔法/スキルである【複写】は現物がないとできないらしいのだが、俺なら自分のイメージをそのまま魔力で表現し、紙に転写して見せる事ができるのだ。また、見た瞬間の視覚情報を、写真を撮るように魔力でそのまま写し取り固定して保存しておく事が可能なのである。後でそれを紙に転写すればよい、言わば人間カメラ、もとい賢者猫カメラである。
地球で“瞬間映像記憶”という特殊能力がある人間が居たと聞いたことがあるが、この世界に来て、それと同じような事が俺にもできるようになったわけだ。
そう、ギリギリまで男を引き付けたのは、男の顔をはっきりと脳内カメラで写すためであったのだ。そして、証拠写真が手に入ったので、追跡を終了して戻ったというわけだ。(一応念の為、魔力で目印はつけておいたが。先日メイヴィスが転移で追ってきた時のやり方を真似させてもらったのだ。相手が印を着けられた事に気づいて払い落とさない限り、いつでも捉えられる。)
ブライナス「これは…すごい…! こんな精巧な絵は見たことないです…」
紙に【複写】された男の姿を見て宰相はしばし驚いていたが、すぐに我にかえり、似顔絵を元に身元を調査をするよう指示を出した。
そして、男の正体はすぐに判明する。
それは、幼少時からマルスについている家庭教師であった。
この家庭教師は皇宮で雇った者ではない。マルスに幼少時よりついている家庭教師であった。皇宮の教師として公認された者ではなく、市井から来た変わり者の学者だそうだ。
なぜそのような者が家庭教師になっていたのか? その理由は、マルスの出自にある。実は、マルスの母は平民だった。つまりマルスは庶子だったのだ。皇帝の息子が平民の女に産ませた子供、それがマルスなのだった。
庶子と言っても別に平民として街で暮らしていたというわけではなく、離宮に母親と住まわせていた。ただ、身分の低い母親は正妻達には相手にされておらず、王族との交流はなく、皇宮の敷地内の一番小さな離宮を与えられ、静かに暮らしていたのだ。父親であった皇帝の息子(当時の皇太子)も忙しさかまけ放置気味で、庶子なので皇位継承権も非常に低いので王族としての教育にもあまり力が入れられず。一応、教師は着けたが、市井から一般的な常識と教養を教えられる教師を雇ったというわけである。
だが、その家庭教師がおかしな人物である事に、最近まで誰も気づいていなかった。そのタドゥルという家庭教師は独自の政治理論を持っており、マルスに幼少時より帝王学とは掛け離れたその理論を吹き込んでいったのだ。
その教師に悪気があったのかどうかは定かではない。もしかしたら(稚拙ではあったが)本気で理想を追求していたのかも知れない。だが、それは、皇帝の座を継ぐ者が学ぶべき内容からは掛け離れていたのだ。
マルスが皇帝の座を継ぐ事はないと思われていたが、何が起きるか分からないものである。その後、皇帝の息子(マルスの父親)が戦死。そして、血みどろの王位継承権争いが起き、皇位継承権の有るものが一人、また一人と暗殺合戦によって消えていったのだ。
そして、皇位継承レースも終盤、情勢も決したかと思われた頃、疫病が流行し、後継者が全員死んでしまった…。(※マニブール王国の王族が亡くなったのと同じ疫病と思われる。)
そして……マルスが継承権一位になってしまった。(他に皇帝の直系はいないので、残るは皇帝とはかなり遠縁の、公爵家から他国に嫁いた者の子孫だけらしい。)
どうしてこうなったと皇帝は頭を抱えたがどうしようもない。残った唯一の孫であるマルスを教育して皇帝にするしかなくなってしまった。
だが、メイヴィスの予知で、マルスが皇帝になった後、帝国があっという間に瓦解していく未来が見えた、というわけである。
うん、脳内お花畑な皇帝では、未来予知の魔法などなくても多分そうなるだろうなぁと俺でも思うわ。
だが、未来は不確定であるそうだ。
帝国の未来を救うために、不確定要素を積極的に取り入れて、未来を変える必要がある。その不確定要素が俺だったのだそうだ。事実、俺が今回関わったことで、メイヴィスの予知した未来は大きく変わったらしい。
マルスは悪い人間ではない。というか、後継者争いで暗殺合戦を繰り広げた王族のち筋にしては珍しいほどの善人である。
人を思いやれる優しさがあるし、頭も悪くない。教えられれば素直に聞き入れる素直さもある。人としての器も大きい。きちんと教育すれば、慈悲深い立派な皇帝になれる可能性がある。
だからこそ、周囲の人間も期待して、放っておけず、皆で教育している最中なのだそうだ。
その甲斐あって、帝国の未来(予知)はかなり持ち直したらしい。だが、それでもまだ予断を許さない状況だった。そこでダメ押しに呼び込んだ不確定要素が俺だったそうな。
事実、今回俺がマルスと関わったことで、マルスの家庭教師という要素が発覚し、未来に大きな変化があったわけである。
ただ俺の不確定性はかなりのもので、俺が関わると未来は相当不透明になるらしい。つまり、俺が関わったからと言って、必ず良い方向になるとは言えないわけだ。
+ + + +
◆翌日
メイヴィス「マルスにおかしな事を吹き込んでいた家庭教師は即解雇した」
「対応早いにゃ。でも…マルスは何も言わなかったにゃ?」
猫の姿の俺に向かって男が『チッチッチッ』と言いながら手を伸ばしてくる。
俺はギリギリまで引き付けてから、サッと躱し、すばやく走って逃げた。
振り返ると、男は残念そうな顔をして、そのままどこかへ歩き去っていった。
+ + + +
俺は男の後を追うのをやめ、皇宮の宰相執務室に戻り、待っていた賢者と宰相のブライナスに結果を報告した。
メイヴィス「見つけたか! して、その男は誰じゃ?」
「そんなん知らんにゃ」
メイヴィス「なんじゃと? それじゃ困るぞ。何か特徴とかないか?」
「顔写真ならあるにゃ」
メイヴィス「おお、さすがじゃ!」
ブライナス「写真? ってなんです?」
この世界には【複写】という魔法がある。印刷の代わりに書物の複製などに使われる魔法/スキルである。全ての魔法が使える俺にも当然使える。
しかも、俺の【複写】は人間の複写より高機能である。人間の魔法/スキルである【複写】は現物がないとできないらしいのだが、俺なら自分のイメージをそのまま魔力で表現し、紙に転写して見せる事ができるのだ。また、見た瞬間の視覚情報を、写真を撮るように魔力でそのまま写し取り固定して保存しておく事が可能なのである。後でそれを紙に転写すればよい、言わば人間カメラ、もとい賢者猫カメラである。
地球で“瞬間映像記憶”という特殊能力がある人間が居たと聞いたことがあるが、この世界に来て、それと同じような事が俺にもできるようになったわけだ。
そう、ギリギリまで男を引き付けたのは、男の顔をはっきりと脳内カメラで写すためであったのだ。そして、証拠写真が手に入ったので、追跡を終了して戻ったというわけだ。(一応念の為、魔力で目印はつけておいたが。先日メイヴィスが転移で追ってきた時のやり方を真似させてもらったのだ。相手が印を着けられた事に気づいて払い落とさない限り、いつでも捉えられる。)
ブライナス「これは…すごい…! こんな精巧な絵は見たことないです…」
紙に【複写】された男の姿を見て宰相はしばし驚いていたが、すぐに我にかえり、似顔絵を元に身元を調査をするよう指示を出した。
そして、男の正体はすぐに判明する。
それは、幼少時からマルスについている家庭教師であった。
この家庭教師は皇宮で雇った者ではない。マルスに幼少時よりついている家庭教師であった。皇宮の教師として公認された者ではなく、市井から来た変わり者の学者だそうだ。
なぜそのような者が家庭教師になっていたのか? その理由は、マルスの出自にある。実は、マルスの母は平民だった。つまりマルスは庶子だったのだ。皇帝の息子が平民の女に産ませた子供、それがマルスなのだった。
庶子と言っても別に平民として街で暮らしていたというわけではなく、離宮に母親と住まわせていた。ただ、身分の低い母親は正妻達には相手にされておらず、王族との交流はなく、皇宮の敷地内の一番小さな離宮を与えられ、静かに暮らしていたのだ。父親であった皇帝の息子(当時の皇太子)も忙しさかまけ放置気味で、庶子なので皇位継承権も非常に低いので王族としての教育にもあまり力が入れられず。一応、教師は着けたが、市井から一般的な常識と教養を教えられる教師を雇ったというわけである。
だが、その家庭教師がおかしな人物である事に、最近まで誰も気づいていなかった。そのタドゥルという家庭教師は独自の政治理論を持っており、マルスに幼少時より帝王学とは掛け離れたその理論を吹き込んでいったのだ。
その教師に悪気があったのかどうかは定かではない。もしかしたら(稚拙ではあったが)本気で理想を追求していたのかも知れない。だが、それは、皇帝の座を継ぐ者が学ぶべき内容からは掛け離れていたのだ。
マルスが皇帝の座を継ぐ事はないと思われていたが、何が起きるか分からないものである。その後、皇帝の息子(マルスの父親)が戦死。そして、血みどろの王位継承権争いが起き、皇位継承権の有るものが一人、また一人と暗殺合戦によって消えていったのだ。
そして、皇位継承レースも終盤、情勢も決したかと思われた頃、疫病が流行し、後継者が全員死んでしまった…。(※マニブール王国の王族が亡くなったのと同じ疫病と思われる。)
そして……マルスが継承権一位になってしまった。(他に皇帝の直系はいないので、残るは皇帝とはかなり遠縁の、公爵家から他国に嫁いた者の子孫だけらしい。)
どうしてこうなったと皇帝は頭を抱えたがどうしようもない。残った唯一の孫であるマルスを教育して皇帝にするしかなくなってしまった。
だが、メイヴィスの予知で、マルスが皇帝になった後、帝国があっという間に瓦解していく未来が見えた、というわけである。
うん、脳内お花畑な皇帝では、未来予知の魔法などなくても多分そうなるだろうなぁと俺でも思うわ。
だが、未来は不確定であるそうだ。
帝国の未来を救うために、不確定要素を積極的に取り入れて、未来を変える必要がある。その不確定要素が俺だったのだそうだ。事実、俺が今回関わったことで、メイヴィスの予知した未来は大きく変わったらしい。
マルスは悪い人間ではない。というか、後継者争いで暗殺合戦を繰り広げた王族のち筋にしては珍しいほどの善人である。
人を思いやれる優しさがあるし、頭も悪くない。教えられれば素直に聞き入れる素直さもある。人としての器も大きい。きちんと教育すれば、慈悲深い立派な皇帝になれる可能性がある。
だからこそ、周囲の人間も期待して、放っておけず、皆で教育している最中なのだそうだ。
その甲斐あって、帝国の未来(予知)はかなり持ち直したらしい。だが、それでもまだ予断を許さない状況だった。そこでダメ押しに呼び込んだ不確定要素が俺だったそうな。
事実、今回俺がマルスと関わったことで、マルスの家庭教師という要素が発覚し、未来に大きな変化があったわけである。
ただ俺の不確定性はかなりのもので、俺が関わると未来は相当不透明になるらしい。つまり、俺が関わったからと言って、必ず良い方向になるとは言えないわけだ。
+ + + +
◆翌日
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