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第三部 暗殺者編
第171話 解決報告
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■王宮、王の執務室(の前の廊下)
クレイ 「『戻りました!』…というのも変か。別に俺は王宮に住んでいるわけでも仕えているわけでもないしな…」
などと、護衛騎士の少し手前で立ち止まりブツブツ言っているクレイ。
いつのまにか廊下の端に現れ、案内もなく一人で王の執務室に近づいてくる人物は、王族でもなければ警戒され止められるところだが、扉の脇に立っているのは先程クレイを執務室まで案内してくれた騎士だったので、クレイの顔を認識して警戒を解いた。
ただ、実に微妙な距離感でクレイが立ち止まってしまったため、中に取り次いで良いのか騎士は躊躇ってしまう。
だがその時、扉がが開き、宰相が顔を覗かせた。
宰相 「ん? クレイか?」
宰相は顔だけ突き出しているので、たまたま部屋を出るタイミングであったと言うわけでもないだろう。
ならば、中にクレイの独り言が聞こえてしまったのか、あるいは廊下に何かセンサーでもあるのか? クレイはチラチラと周囲を見てみたがよく分からなかった。
そう言えば、執事職の人間はなぜかいつも客の来訪を事前に察知していたので、そういうスキルがあるのかも知れない。今度訊いてみようと思いつつ、クレイは足を進めた。
クレイ 「報告に参りました」
室内に招き入れられるクレイ。どうやら父と兄(とルルとリリ)はもう帰ったようで、中には国王と宰相しか居なかった。
宰相 「それで、慌てて飛び出して行ったが、犯人を捕らえる算段はついたか?」
クレイ 「? …いえ、もう解決してきましたが?」
宰相 「…冗談など聞いている場合ではないが?」
クレイ 「冗談などではありませんが?」
宰相 「だが、お前が出て言ってから一時間しか経っておらんが?」
クレイ 「…すいません、三人ほど殺してしまいましたが、残りは全員、騎士団に引き渡しておきました」
宰相 「……誰を?」
クレイ 「だから、学園に立て籠もってた犯人を」
宰相 「……なんだと! 本当にもう解決してきたというのか?!」
王 「では! 人質は…?!」
クレイ 「全員無事、のはずです……細かくは確認してませんが、私が行ってから、人質が傷つけられるところは見ていませんので…。見てないところで犯人が暴れていたら、それは知りませんけど」
王 「そうか……そうか! よくやってくれた!」
宰相 「いやいや、お待ち下さい陛下。いくらなんでも早すぎる。彼を疑うわけではありませんが…」
クレイ (いや疑ってますよね)
宰相 「騎士団に状況を確認いたしましょう」
その時、伝令の騎士がタイミング良く現れた。
伝令騎士 「報告いたします! 学園の立て籠もり犯は全員逮捕、人質も全員無事が確認されました!」
宰相 「そ…うか。スピード解決だな……。どうやって解決したのだ? マルス、詳しい報告を頼む」
マルス 「それが! よく分からないのです!」
宰相 「どういう事だ???」
マルス 「騎士団は学園を取り囲んだまま膠着状態だったのですが、しばらくしたら、突然建物から人質達が出てきまして。
そこに、先程こちらに居た青年が出てきて、犯人は地下に捕らえてある、と言うので、騎士団長以下、騎士達の精鋭が地下に突入、犯人を逮捕連行いたしました。
現在騎士団の牢で背後関係を吐かせるべく、取り調べを行っております」
クレイを見る王と宰相。マルスはその視線を追って、クレイが室内に居るのに気づいた。
マルス 「――ああ君、もう戻ったのか? 随分足が速いな」
宰相 「そうか…報告ご苦労。引き続き、取り調べを続行せよ。犯人を生きて捕らえられたのは僥倖。テロリスト達の背後関係を暴き、組織を壊滅せよと騎士団長に伝えよ」
マルス 「はっ!」
マルスが去っていく。
(クレイは後で知ったのだが、彼は騎士団の中でも最も騎馬技術が優れており、騎士団と王や宰相の間の伝令役を専門で任されているのだとか。騎士団が遠方に居る時は何度も往復させられて大変な事もあるらしい。王城と騎士団本部を繋ぐ連絡用の魔導具もあるが、携帯サイズではないため、騎士団が外に出ている時は伝令に頼るしかないそうである。
余談だが、彼は自分より先にクレイが戻っていた事で、対抗意識を燃やし始めていた。と言っても、彼がどうがんばろうが、転移に敵うはずがないのであるが……)
宰相はクレイの方に向き直った。
宰相 「どうやら、本当に事件を解決してくれたようだな、ありがとう。あまりの早業に信じられなかったくらいだ。さすがはSランク冒険者だな」
クレイ 「Sランク? 俺はCランクの冒険者ですよ」
宰相 「いや、Sランクに昇格だ。難関ダンジョンを踏破したのだ、冒険者ギルドのほうでも昇級を検討していたらしいぞ。王宮からも推薦状を出しておいたので、昇格はほぼ確定だろう」
クレイ 「勝手に昇級とか困るんですが。Sランクになると指名依頼の義務とか生じるんですよね?」
宰相 「そこは、先程渡した身分証が役に立つだろう。本人の意に沿わない依頼は強要されないはずだ」
クレイ 「そ、そうですか…」
王 「それで、一体、どうやって解決したのだ? …いや、委細聞かぬという約束であったな」
宰相 「クレイよ、お主の能力に関しては秘匿しても構わんが、できる範囲でいい。状況を説明してくれないか?」
クレイ 「いいですけど……何を話せば?」
宰相 「犯人の人数や配置は? 侵入経路は」
クレイ 「犯人は……(指折り数える)……十四人、ですね」
宰相 「ふむ、それで」
クレイ 「最上階の教室で、低学年の子供ばかり集めて縛ったまま窓際に並ばせて盾にしておりました」
王 「卑劣な連中だ」
クレイ 「犯人は達は廊下に三人、室内に七人。廊下の三人を殺して室内に入りました。室内の犯人達は子供を人質に取って抵抗しようとしましたが、人質を傷つける前に全員無力化したので大丈夫です。
その後、地下に向かいました。地下には職員や高学年の生徒達が閉じ込められており、その前を犯人の仲間四人が見張っておりましたので片付けて人質を解放いたしました」
宰相 「犯人はどうやって学園の中に入ったのだ?」
クレイ 「ええっと、侵入経路とかは分かりません。最初の三人以外は全員生かして捕らえたはずなので、本人たちに聞いて頂ければ…」
宰相 「うむ、そうだな! 犯人を生かして捕らえられたのはありがたい。騎士団も優秀だが、ここは尋問専門の人員を派遣して、背後関係について洗いざらい吐かせてやりましょう」
王 「うむ…任せる!
…しかし、今回のクレイの働きに対する褒美を、また考えねばならんな」
クレイ 「冒険者として仕事を受けただけですから、冒険者ギルドの規定の依頼料を払って頂ければ問題ないですよ」
王 「だが、王族・貴族の子女の命を救ったのだ。その恩には国として報いねばならん。働きに応じた適切な恩賞を与えるのは、政としても大切な事なのじゃよ」
クレイ 「…では、少しだけ、依頼料に色を着けて頂くという事で」
何事も、結局最後はお金に換算して解決するしかない。これは地球でも異世界でもあまり変わらないだろう。そう考えたクレイは、割り切ってお金を要求する事にしたのだ。そうしておけばお互いに悩まなくてよい。
王 「うむ、適切な料金を支払おう、期待しておれ」
クレイ 「え? あの、規定の額に少し色をつけるだけですよ?」
王 「ああ、分かっておる、分かっておるとも……」
結局、後日、冒険者への依頼料としてはありえないほどの大金がギルドのクレイの口座に振り込まれる事になる。口座の中身を確認していなかったクレイは、後にそれを知り頭を抱える事になるのだが、後の祭りであった。
クレイ 「『戻りました!』…というのも変か。別に俺は王宮に住んでいるわけでも仕えているわけでもないしな…」
などと、護衛騎士の少し手前で立ち止まりブツブツ言っているクレイ。
いつのまにか廊下の端に現れ、案内もなく一人で王の執務室に近づいてくる人物は、王族でもなければ警戒され止められるところだが、扉の脇に立っているのは先程クレイを執務室まで案内してくれた騎士だったので、クレイの顔を認識して警戒を解いた。
ただ、実に微妙な距離感でクレイが立ち止まってしまったため、中に取り次いで良いのか騎士は躊躇ってしまう。
だがその時、扉がが開き、宰相が顔を覗かせた。
宰相 「ん? クレイか?」
宰相は顔だけ突き出しているので、たまたま部屋を出るタイミングであったと言うわけでもないだろう。
ならば、中にクレイの独り言が聞こえてしまったのか、あるいは廊下に何かセンサーでもあるのか? クレイはチラチラと周囲を見てみたがよく分からなかった。
そう言えば、執事職の人間はなぜかいつも客の来訪を事前に察知していたので、そういうスキルがあるのかも知れない。今度訊いてみようと思いつつ、クレイは足を進めた。
クレイ 「報告に参りました」
室内に招き入れられるクレイ。どうやら父と兄(とルルとリリ)はもう帰ったようで、中には国王と宰相しか居なかった。
宰相 「それで、慌てて飛び出して行ったが、犯人を捕らえる算段はついたか?」
クレイ 「? …いえ、もう解決してきましたが?」
宰相 「…冗談など聞いている場合ではないが?」
クレイ 「冗談などではありませんが?」
宰相 「だが、お前が出て言ってから一時間しか経っておらんが?」
クレイ 「…すいません、三人ほど殺してしまいましたが、残りは全員、騎士団に引き渡しておきました」
宰相 「……誰を?」
クレイ 「だから、学園に立て籠もってた犯人を」
宰相 「……なんだと! 本当にもう解決してきたというのか?!」
王 「では! 人質は…?!」
クレイ 「全員無事、のはずです……細かくは確認してませんが、私が行ってから、人質が傷つけられるところは見ていませんので…。見てないところで犯人が暴れていたら、それは知りませんけど」
王 「そうか……そうか! よくやってくれた!」
宰相 「いやいや、お待ち下さい陛下。いくらなんでも早すぎる。彼を疑うわけではありませんが…」
クレイ (いや疑ってますよね)
宰相 「騎士団に状況を確認いたしましょう」
その時、伝令の騎士がタイミング良く現れた。
伝令騎士 「報告いたします! 学園の立て籠もり犯は全員逮捕、人質も全員無事が確認されました!」
宰相 「そ…うか。スピード解決だな……。どうやって解決したのだ? マルス、詳しい報告を頼む」
マルス 「それが! よく分からないのです!」
宰相 「どういう事だ???」
マルス 「騎士団は学園を取り囲んだまま膠着状態だったのですが、しばらくしたら、突然建物から人質達が出てきまして。
そこに、先程こちらに居た青年が出てきて、犯人は地下に捕らえてある、と言うので、騎士団長以下、騎士達の精鋭が地下に突入、犯人を逮捕連行いたしました。
現在騎士団の牢で背後関係を吐かせるべく、取り調べを行っております」
クレイを見る王と宰相。マルスはその視線を追って、クレイが室内に居るのに気づいた。
マルス 「――ああ君、もう戻ったのか? 随分足が速いな」
宰相 「そうか…報告ご苦労。引き続き、取り調べを続行せよ。犯人を生きて捕らえられたのは僥倖。テロリスト達の背後関係を暴き、組織を壊滅せよと騎士団長に伝えよ」
マルス 「はっ!」
マルスが去っていく。
(クレイは後で知ったのだが、彼は騎士団の中でも最も騎馬技術が優れており、騎士団と王や宰相の間の伝令役を専門で任されているのだとか。騎士団が遠方に居る時は何度も往復させられて大変な事もあるらしい。王城と騎士団本部を繋ぐ連絡用の魔導具もあるが、携帯サイズではないため、騎士団が外に出ている時は伝令に頼るしかないそうである。
余談だが、彼は自分より先にクレイが戻っていた事で、対抗意識を燃やし始めていた。と言っても、彼がどうがんばろうが、転移に敵うはずがないのであるが……)
宰相はクレイの方に向き直った。
宰相 「どうやら、本当に事件を解決してくれたようだな、ありがとう。あまりの早業に信じられなかったくらいだ。さすがはSランク冒険者だな」
クレイ 「Sランク? 俺はCランクの冒険者ですよ」
宰相 「いや、Sランクに昇格だ。難関ダンジョンを踏破したのだ、冒険者ギルドのほうでも昇級を検討していたらしいぞ。王宮からも推薦状を出しておいたので、昇格はほぼ確定だろう」
クレイ 「勝手に昇級とか困るんですが。Sランクになると指名依頼の義務とか生じるんですよね?」
宰相 「そこは、先程渡した身分証が役に立つだろう。本人の意に沿わない依頼は強要されないはずだ」
クレイ 「そ、そうですか…」
王 「それで、一体、どうやって解決したのだ? …いや、委細聞かぬという約束であったな」
宰相 「クレイよ、お主の能力に関しては秘匿しても構わんが、できる範囲でいい。状況を説明してくれないか?」
クレイ 「いいですけど……何を話せば?」
宰相 「犯人の人数や配置は? 侵入経路は」
クレイ 「犯人は……(指折り数える)……十四人、ですね」
宰相 「ふむ、それで」
クレイ 「最上階の教室で、低学年の子供ばかり集めて縛ったまま窓際に並ばせて盾にしておりました」
王 「卑劣な連中だ」
クレイ 「犯人は達は廊下に三人、室内に七人。廊下の三人を殺して室内に入りました。室内の犯人達は子供を人質に取って抵抗しようとしましたが、人質を傷つける前に全員無力化したので大丈夫です。
その後、地下に向かいました。地下には職員や高学年の生徒達が閉じ込められており、その前を犯人の仲間四人が見張っておりましたので片付けて人質を解放いたしました」
宰相 「犯人はどうやって学園の中に入ったのだ?」
クレイ 「ええっと、侵入経路とかは分かりません。最初の三人以外は全員生かして捕らえたはずなので、本人たちに聞いて頂ければ…」
宰相 「うむ、そうだな! 犯人を生かして捕らえられたのはありがたい。騎士団も優秀だが、ここは尋問専門の人員を派遣して、背後関係について洗いざらい吐かせてやりましょう」
王 「うむ…任せる!
…しかし、今回のクレイの働きに対する褒美を、また考えねばならんな」
クレイ 「冒険者として仕事を受けただけですから、冒険者ギルドの規定の依頼料を払って頂ければ問題ないですよ」
王 「だが、王族・貴族の子女の命を救ったのだ。その恩には国として報いねばならん。働きに応じた適切な恩賞を与えるのは、政としても大切な事なのじゃよ」
クレイ 「…では、少しだけ、依頼料に色を着けて頂くという事で」
何事も、結局最後はお金に換算して解決するしかない。これは地球でも異世界でもあまり変わらないだろう。そう考えたクレイは、割り切ってお金を要求する事にしたのだ。そうしておけばお互いに悩まなくてよい。
王 「うむ、適切な料金を支払おう、期待しておれ」
クレイ 「え? あの、規定の額に少し色をつけるだけですよ?」
王 「ああ、分かっておる、分かっておるとも……」
結局、後日、冒険者への依頼料としてはありえないほどの大金がギルドのクレイの口座に振り込まれる事になる。口座の中身を確認していなかったクレイは、後にそれを知り頭を抱える事になるのだが、後の祭りであった。
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