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第三章 魔法は必須科目です!
たくましすぎです!
しおりを挟む数日後、私は色々な魔法を習得していた。
どうやらあの白い空間は異空間であり、私たちがそこで訓練してる時、時間は止まるらしい。
魔力の関係上アシュリーさんは一時間しか異空間を開けないため時間は一時間しかない。
元いた場所に元のかたちで戻るということがわかった。
色々不思議なこの魔法はアシュリーにもよくわからないらしい。
限られた時間で効率的に魔法を覚えた。
頑張りましたよ!とてもね!
おかげで
水属性→上級
風属性→中級
聖属性→伝説級
まで使えるようになりましたよ!
ちなみにアルはこうなった。
火属性→中級
水属性→上級
聖属性→上級
控えめに言ってチート!
だって普段の練習だけだよ!?
私のほうが全然してるよ!?
攻略対象はスペック高いってか!?
「フィアは凄いね。僕も頑張らないと」なんていってるけどセンスでいったらボロ勝ちだよ~!悲しい(´;ω;`)
アシュリーさんは水属性と聖属性だから水属性の教えかたが他より少しうまい。
そのため水属性は二人とも上級になれた。ちなみにいっとくと魔法のレベルは次のように分けられるよ!
初級
中級
上級
伝説級
神話級
で分けられて神話級が最高。
頑張ろうと思ってもなかなかうまくいかない。
中二病っぽくて詠唱は嫌だから無詠唱を目指したらこれは簡単にできた。
アルの部屋に夜、不審者が入ったら私に連絡が来るようになってるから安心である。
今日もまた白い空間の中で鍛練していた。
「魔力流すよ~」
おっとりした口調で話したアシュリーさんは私のてをつかみ魔力を流し込んでくる。そして私はこの魔力を受け入れ自分の魔力を流し込んだ。
これは最近の日課だ。
魔力の巡るスピードは=魔法の発動スピードだからちゃんとしないといけない。
はじめは整いすぎたその顔に驚いていたが慣れと言うものは恐ろしくすぐに慣れました。まる。
終わり、白い空間を出て自分のベッドで寝ていた状態に戻っていた。
訓練した疲れは残っているからものすごく眠たく感じる。まぶたが重く目を閉じる。
……ッ…ビーッビーッビーッ!
意識が浮上する。
眠気なんて吹っ飛んだ。頭の中に直接響いて警報がなった。直接脳に来ているその警報で、血の気がひく。
今日なのっ!やっぱり七歳の誕生日なんかに来なかった。まだ私五歳なのになんでこんな苦しまなきゃいけないの!?
狂ったシナリオを少し恨みつつ頭を冷静にさせる。
(転移 アルの部屋!)
足元にある魔方陣がピカッと光ってまばゆい光に包まれる。
目をそっと開けると二人の姿が目に映った。
「パルマ!君はそれでいいのか!?」
「よくないに決まってる!本当は皆で幸せになりたい!王子を殺したくなんかない!だけど私には妹を見捨てるなんてできない!」
それは広い広い皇太子の部屋で戦っていた。…二人とも剣を使って。
アルがパルマをさとして手加減してるように見える。
たくましすぎん?
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パルマのアルの呼び方を変更。1/22
王子呼びにしましたm(__)m
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