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第二章
101話 戦場の夜
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戦場の夜ほど憂鬱なものはない。
負傷した兵士の呻き声。奇妙な動物や魔物の鳴き声。敵の夜襲に警戒しピリつく見張りの兵士たち。
作戦会議が開かれている本陣でも、会議は紛糾し怒号が飛び交っていた。
「──今更話し合いで解決する訳がないでしょう!第一、そんなんで戦争が終わったら、今まで死んでいった仲間たちにどう顔を合わせればいいのか!」
ウィリーは拳で机を強く叩きつけた。倒されたコップに注がれた酒は机の端を滴り、地面に小さな水溜まりを作る。
「まぁ落ち着いて──」
「帝国の英雄のご子息と聞いていたのでどれ程のものかと期待していれば、所詮は貴族!戦争の何たるかを知らない!」
父の制止も意味をなさず、ウィリーは今にも私に飛びかかって来そうな程である。
「……失礼ですがウィリー殿、とてもお若く見えますが、以前戦争をご経験で?」
「い、いや、これが初めてだが……。それがなんだと言うのだ!初陣でありながらこのような大役を任される私への陛下の信頼を考えれば──」
「それでは人を殺したことは?」
私はウィリーの言葉を遮る。
「な、ない……」
「そうですか。それでは少し黙って私の話を聞いてください。……私は敵兵を殺し、戦争に勝ったことがあります。あなたが根っからの軍人であろうと、私がただの辺境貴族であろうと、戦場には関係ありません」
「な、なんだとぉ!?」
ウィリーが剣に手を掛ける。
その瞬間抜かれた歳三の刀は、その軌道が見えない内にウィリーの喉元に添えられていた。
「──ぐッ!」
「俺が生きている間はうちの大将に手を出すことは許さねェ。……しかしレオ、お前の作戦はかなり無理があると思うぜ」
歳三は刀を納めると私の右隣に座った。
「歳三の言う通りだ。問題点がいくつもある。……まず、この森に潜む敵の大軍を正面突破し、東の果てにある妖狐族の里まで無事に辿り着けるだろうか。それまでの危険を犯して仮に妖狐族の族長に会えたとして、戦争の仲介をしてくれるのか。そして敵軍の頭首はその仲介を受け戦争を止めてくれるのか」
父は私に諭すように優しい口調でそう言う。
「前線はアルガーや近衛騎士団によって辛うじて建て直し撤退が成功した。だが今の状態でその作戦を成功させる突破口を見出すのは厳しいってのが現実だ」
歳三は俯きながら煙草に火をつけた。
「……孔明、お前はどう思う?」
私たちに背を向けたまま、建付けられた板に貼られている地図を眺めているばかりだ。
「……そうですね、正直に申しまして、……あまりに無謀。これほどまでに強固に築かれた防衛陣地を突破し、無事にレオを妖狐族の里へ送り届けることは限りなく不可能に近いです」
「…………」
孔明なら私の考えを肯定、あるいはよりまともなものに昇華してくれると思っていた。
しかし、彼の頭脳を持ってしても不可能であると言われては、私にはこれ以上自分の意見を押し通す根拠も勇気もなかった。
「……但し、一つだけ策があります。……いえ、これを到底レオが受け入れる訳もないので策として提案するのもはばかられますが……」
「いいから教えてくれ」
私が即答したことで孔明も何か感じたのか、初めてこちらを振り返り、私に鋭い目線を向けた。
「このような森で戦う時の定石です。今の時期、この地域は乾季で、雨もなく空気もかなり乾燥しています。……まさに密林に潜む敵を炙り出すにはもってこいです」
「孔明それは──」
「えぇ、火計です」
「…………」
それは単純明快な解であった。しかし、その計略の残虐性故に、自然と考えることをやめていたのだ。
「火を放ち敵に大損害を与えれば当然戦線は乱れます。この混乱に乗じれば敵部隊を突破すること自体は可能です。まさに兵法三十六計は趁火打劫です。その裏でレオたちが敵本陣へ突撃を敢行すれば、声東撃西の計は成るでしょう。……ですがその後のことは──」
「……友も家族も住むところも焼き払い、荒れ果てた土地に立って「和解をしましょう」などと言うことが許されるのか?」
「……そうですね。その後の交渉は難航するでしょうし、何よりレオの望まない方法と結果でしょう」
戦争においては剣で敵の首を刎ねようとも、矢で心臓を射抜こうとも、残念ながら問題はない。
しかし、占領下での略奪や強姦といったものの類は禁止することを徹底しなければならない。後に禍根を残すような真似は避けるべきだ。
略奪でさえ非難れるのに全てを焼き払うなどもってのほかだ。そして焼死は最大の苦痛を味わう死に方に数えられる。
しかし、残酷なことに戦争にはこれらはつきものである。
それでも私は可能な限りそれらを避けたい。
「火計はなしだ。他に案はないか?」
孔明は難しい顔を羽扇で隠す。
「敵の陣容が把握できていない以上、何とも言えませんね……。このような場合は先に仕掛けた側が負けるものです。敵の士気を削ぎ一瞬の隙を狙うため、ひたすら小競り合いを続けるしか……」
「……それでは駄目なんだ。被害を拡大させる一方では……」
会議は完全に行き詰まった。
と、その時父が動いた。
「であれば、一気呵成に攻め立て、中央突破しかあるまい」
「おいウルツ、そいつはいくらなんでも無茶が過ぎるぜ……」
私とてただで死んでやれるほど、背負うものは軽くない。
「新兵器がどれ程の効果をもたらすか……。敵に十分な恐怖を植え付けることができれば、多少の強行突破も怯懦に取り憑かれ反撃の手を失うかも……、知れませんが……。どうでしょうか……」
孔明も自信なさげな様子である。
「それならまだ隠れてコソコソと敵の本陣を目指した方がいいんじゃねェか?情けねェ戦い方だが、死人を増やすよりかはマシだぜ」
「それは無理だな。犬獣族や人狼族の鼻を欺くのは不可能だと考えた方がいい。奴らは血の匂いに満ちた戦場で僅かな汗の匂いを嗅ぎ取り草陰から牙を突き立ててくる」
ウィリーが重たい口を開いた。彼も彼で余程苦しめられたに違いない。
「……一晩だけ時間をください。明朝、何らかの策を実行に移します。それまでに戦力を中央にまとめておいて頂けるとありがたいです」
「分かった」
父は孔明に絶対的な信頼を置いている。孔明の言葉に応じて即座に本陣のテントを後にした。
「……私も失礼させて頂く」
ウィリーは大袈裟に椅子をガタンと鳴らして外へ出ていった。
「……そういや、アルドも色々探ってくれているらしい。果報は寝て待とうぜ」
「それに近衛騎士団も戦場のどこかに居るはずです。彼らは必ずレオを妖狐族の元まで送り届けるてくれるでしょう。……私もその為の策を練ってみます。安心してください、既にいくつか考えているものもありますので」
想像以上の劣勢とどん詰まりの現状に頭を抱える私に対し、二人の妙な優しさを感じた。
まだ剣も抜かない内に勝敗が傾きつつあるというのは気分が悪いものだ。
「自慢じゃねェが負け戦は得意だぜ。……まァ今度は死なない程度に頑張ろうって感じだな」
「あぁ……。今日は休み、明日に備えよう。……孔明、悪いが後は頼んだぞ」
「承知致しました」
私はその後、まともに眠ることもできず、ただ目を瞑る長い夜が続いた。
負傷した兵士の呻き声。奇妙な動物や魔物の鳴き声。敵の夜襲に警戒しピリつく見張りの兵士たち。
作戦会議が開かれている本陣でも、会議は紛糾し怒号が飛び交っていた。
「──今更話し合いで解決する訳がないでしょう!第一、そんなんで戦争が終わったら、今まで死んでいった仲間たちにどう顔を合わせればいいのか!」
ウィリーは拳で机を強く叩きつけた。倒されたコップに注がれた酒は机の端を滴り、地面に小さな水溜まりを作る。
「まぁ落ち着いて──」
「帝国の英雄のご子息と聞いていたのでどれ程のものかと期待していれば、所詮は貴族!戦争の何たるかを知らない!」
父の制止も意味をなさず、ウィリーは今にも私に飛びかかって来そうな程である。
「……失礼ですがウィリー殿、とてもお若く見えますが、以前戦争をご経験で?」
「い、いや、これが初めてだが……。それがなんだと言うのだ!初陣でありながらこのような大役を任される私への陛下の信頼を考えれば──」
「それでは人を殺したことは?」
私はウィリーの言葉を遮る。
「な、ない……」
「そうですか。それでは少し黙って私の話を聞いてください。……私は敵兵を殺し、戦争に勝ったことがあります。あなたが根っからの軍人であろうと、私がただの辺境貴族であろうと、戦場には関係ありません」
「な、なんだとぉ!?」
ウィリーが剣に手を掛ける。
その瞬間抜かれた歳三の刀は、その軌道が見えない内にウィリーの喉元に添えられていた。
「──ぐッ!」
「俺が生きている間はうちの大将に手を出すことは許さねェ。……しかしレオ、お前の作戦はかなり無理があると思うぜ」
歳三は刀を納めると私の右隣に座った。
「歳三の言う通りだ。問題点がいくつもある。……まず、この森に潜む敵の大軍を正面突破し、東の果てにある妖狐族の里まで無事に辿り着けるだろうか。それまでの危険を犯して仮に妖狐族の族長に会えたとして、戦争の仲介をしてくれるのか。そして敵軍の頭首はその仲介を受け戦争を止めてくれるのか」
父は私に諭すように優しい口調でそう言う。
「前線はアルガーや近衛騎士団によって辛うじて建て直し撤退が成功した。だが今の状態でその作戦を成功させる突破口を見出すのは厳しいってのが現実だ」
歳三は俯きながら煙草に火をつけた。
「……孔明、お前はどう思う?」
私たちに背を向けたまま、建付けられた板に貼られている地図を眺めているばかりだ。
「……そうですね、正直に申しまして、……あまりに無謀。これほどまでに強固に築かれた防衛陣地を突破し、無事にレオを妖狐族の里へ送り届けることは限りなく不可能に近いです」
「…………」
孔明なら私の考えを肯定、あるいはよりまともなものに昇華してくれると思っていた。
しかし、彼の頭脳を持ってしても不可能であると言われては、私にはこれ以上自分の意見を押し通す根拠も勇気もなかった。
「……但し、一つだけ策があります。……いえ、これを到底レオが受け入れる訳もないので策として提案するのもはばかられますが……」
「いいから教えてくれ」
私が即答したことで孔明も何か感じたのか、初めてこちらを振り返り、私に鋭い目線を向けた。
「このような森で戦う時の定石です。今の時期、この地域は乾季で、雨もなく空気もかなり乾燥しています。……まさに密林に潜む敵を炙り出すにはもってこいです」
「孔明それは──」
「えぇ、火計です」
「…………」
それは単純明快な解であった。しかし、その計略の残虐性故に、自然と考えることをやめていたのだ。
「火を放ち敵に大損害を与えれば当然戦線は乱れます。この混乱に乗じれば敵部隊を突破すること自体は可能です。まさに兵法三十六計は趁火打劫です。その裏でレオたちが敵本陣へ突撃を敢行すれば、声東撃西の計は成るでしょう。……ですがその後のことは──」
「……友も家族も住むところも焼き払い、荒れ果てた土地に立って「和解をしましょう」などと言うことが許されるのか?」
「……そうですね。その後の交渉は難航するでしょうし、何よりレオの望まない方法と結果でしょう」
戦争においては剣で敵の首を刎ねようとも、矢で心臓を射抜こうとも、残念ながら問題はない。
しかし、占領下での略奪や強姦といったものの類は禁止することを徹底しなければならない。後に禍根を残すような真似は避けるべきだ。
略奪でさえ非難れるのに全てを焼き払うなどもってのほかだ。そして焼死は最大の苦痛を味わう死に方に数えられる。
しかし、残酷なことに戦争にはこれらはつきものである。
それでも私は可能な限りそれらを避けたい。
「火計はなしだ。他に案はないか?」
孔明は難しい顔を羽扇で隠す。
「敵の陣容が把握できていない以上、何とも言えませんね……。このような場合は先に仕掛けた側が負けるものです。敵の士気を削ぎ一瞬の隙を狙うため、ひたすら小競り合いを続けるしか……」
「……それでは駄目なんだ。被害を拡大させる一方では……」
会議は完全に行き詰まった。
と、その時父が動いた。
「であれば、一気呵成に攻め立て、中央突破しかあるまい」
「おいウルツ、そいつはいくらなんでも無茶が過ぎるぜ……」
私とてただで死んでやれるほど、背負うものは軽くない。
「新兵器がどれ程の効果をもたらすか……。敵に十分な恐怖を植え付けることができれば、多少の強行突破も怯懦に取り憑かれ反撃の手を失うかも……、知れませんが……。どうでしょうか……」
孔明も自信なさげな様子である。
「それならまだ隠れてコソコソと敵の本陣を目指した方がいいんじゃねェか?情けねェ戦い方だが、死人を増やすよりかはマシだぜ」
「それは無理だな。犬獣族や人狼族の鼻を欺くのは不可能だと考えた方がいい。奴らは血の匂いに満ちた戦場で僅かな汗の匂いを嗅ぎ取り草陰から牙を突き立ててくる」
ウィリーが重たい口を開いた。彼も彼で余程苦しめられたに違いない。
「……一晩だけ時間をください。明朝、何らかの策を実行に移します。それまでに戦力を中央にまとめておいて頂けるとありがたいです」
「分かった」
父は孔明に絶対的な信頼を置いている。孔明の言葉に応じて即座に本陣のテントを後にした。
「……私も失礼させて頂く」
ウィリーは大袈裟に椅子をガタンと鳴らして外へ出ていった。
「……そういや、アルドも色々探ってくれているらしい。果報は寝て待とうぜ」
「それに近衛騎士団も戦場のどこかに居るはずです。彼らは必ずレオを妖狐族の元まで送り届けるてくれるでしょう。……私もその為の策を練ってみます。安心してください、既にいくつか考えているものもありますので」
想像以上の劣勢とどん詰まりの現状に頭を抱える私に対し、二人の妙な優しさを感じた。
まだ剣も抜かない内に勝敗が傾きつつあるというのは気分が悪いものだ。
「自慢じゃねェが負け戦は得意だぜ。……まァ今度は死なない程度に頑張ろうって感じだな」
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