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フリースラント
第1話 公爵家の御曹司
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城の中庭では、公爵家の御曹司、フリースラントが、今、剣術の教師相手に本気で戦っていた。
木刀でなかったら、そして、防具を付けていなかったら、教師のグルダの命は確実になかった。
「はい、そこでストップ。今日はおしまい!」
脳天に木刀で一発食らったグルダがよろめいて叫んだ。
フリースラントは、公爵家の御曹司で末っ子だった。兄姉とは少し年が離れていて、まだ自分の城で、家庭教師やダンスの教師、武芸を教える教師などに取り囲まれて大事に育てられていた。
同じ年頃の家臣の子どもたちが、相手をしたり遊んだりすることもあったが、何しろこの御曹司、やたらめったら強いので、ずっと年上の青年と言ってもいいような連中からすら敬遠されていた。
それどころではない。
実は、剣術の教師も、大弱りだった。
とにかく強いのである。
まだ14歳の少年に過ぎないと言うのに。
子どもには、加減と言うものがわからない。
「もう、終わりか」
少年は、城の中庭で、剣術の教師をにらみつけた。
「いい加減になさいませ。お体に障ります」
教師のグルダは肩で息をしながら、そう言った。
「手抜きをするのではない」
グルダは、手抜きなどしていなかった。もう体力の限界だった。本気でかからないと大けがをするだろう。おまけに坊ちゃまは、真剣にグルダをサボりだと信じている。つまり、実はグルダの方が、もう力負けしているという事実に、てんで気付いていないのだ。
この坊ちゃまは、本人は全くわかっちゃいないが、けた違いの体力と、敏捷さ、それと恐るべき生来の勘の持ち主だった。
とんでもない子どもだった。
しかし、そう告げるのはグルダのプライドが許さなかった。そのために彼は、毎度、ひどい目に合っていた。グルダは、内心この厄介な少年を恨んでいた。
「お夕食の時間ですよ」
柔らかな声がして、ほっそりと美しい姿が現れた。
フリースランドの母の公爵夫人だった。
彼女が現れただけでその場の空気が和らいだ。
フリースランドは夕食で頭がいっぱいになったし、グルダは思わずその美しい姿に見惚れた。
しかし公爵夫人は優しく息子に語り掛けた。グルダのことは目に入っていなかったに違いない。
「お父様が王城からお戻りになりました。あなたにお話があるそうです」
ヴォルダ公爵家は何代も前から、王国の中でも有数の名門だった。父の公爵は、摂政をしていた。国一番の勢力者だったが、同時に善き父でもあった。
「どうだ、フリースラント、武芸の方は進んだか?」
夕食の席で父は尋ねた。ローソクで明るく照らされた重厚な食堂には、大勢の召使たちがいて、牛肉のシチューやローストチキン、付け合わせの野菜や、焼き立てのパン、冷たいパイやいろいろな種類の酒を静かに運び込んでいた。向かい側には、父が帰って来たので優しく微笑む母が、一緒に食事をとっていた。
「父上、グルダは手抜きをいたします。剣術の時間が短すぎます」
ヴォルダ公は変な顔をした。彼はグルダが高名な騎士であったことを知っていた。剣の腕にかけては国でも一、二を争う腕である。子供相手に手抜きをするなど考えられなかった。
「そうなのか?」
「それから、家庭教師のニューランは、もう私に教えることはないと言い出しました」
「……そんなことがあるのか?」
ヴォルダ公は妻の顔を見た。妻はうっかり微笑んでいた。
公爵夫人は、グルダがもう少年に負けていることも、ニューランのいうことが事実であることも知っていた。
「ダンスと礼儀作法の教師からは、まだまだで、フリースラントが逃げてばかりいると聞いています」
彼女は笑って付け加えた。
フリースラントは、ふくれた。
「ダンスだなんて……。音楽の教師からはお褒めをいただいております」
ヴォルダ公は、我が子を誇らしげに眺めた。
フリースラントは、黒い目と黒い髪が印象的な、目鼻の整った美しい少年だった。
齢の割に、しっかりした物言いと目つきは、この少年が利発な生まれつきであることを示していた。
ヴォルダ公は将来が楽しみだ、と思った。
「しかし、礼儀作法は必要だぞ、フリースラント。お前は、今度の王の夏の宴会に出席することになったのだから」
フリースラントは父の顔を見た。
父はもう五十歳を過ぎていた。名門ヴォルダ家の当主は、ほぼ同い年の王と子供のころからの付き合いだった。名門の子弟だったので、王の遊び友達として選抜されたのだ。
だが、遊び相手として出入りするのでなかったら、宮廷への出入りは、もっと遅くてもよいはずだった。
「成人してから、宮廷へ出入りするのではないのですか? 兄上のように」
父は首を振った。
「当家からの要望ではない。国王陛下から名指しでご招待いただいたのだ。必ず出席せねばならない。ゾフに命じて準備をさせよう」
この話は、公爵の城の家令や執事の間では、密かに噂になった。
宮廷行きは大ごとなのだ。誰でも、出入りできる場所ではない。しかも、今回は、国王が直々に彼を招待したと言うのだ。
一体、どんな事情があると言うのだろう。
フリースラントは、良く事情が呑み込めないまま、招待された宴会に出席するため、少し離れた王城までゾフと一緒に馬車に揺られた。
毎年、夏の終わりに、催される王の宴会は、正式のもので有名だった。多くの貴族が出席を希望したものだが、招かれるのは大貴族などに限られていた。
フリースラントは、金糸で縫い取りをした素晴らしい濃紺のビロードの上着と、似合いのズボンや靴を身に着けていたし、襟元と袖口からは繊細で高価なレースがのぞいていた、
「生来のご器量でございます。誰も若様を悪く言う者はございませんでしょう。ましてや、公爵様の御曹司でございます」
ゾフは少年の緊張を解くためにそう慰めた。
「なぜ、呼ばれたのかわからない」
少年は答えた。
ゾフは黙った。彼も知らなかったのか、説明できない理由があるのだろう。
もう、そろそろ夕方で、ヴォルダ家の紋章を付けた大型の馬車は、王宮に近づいた。
王が避暑地から戻り、恒例の宴会が催されるのだ。
あちこちから、いろいろな貴族たちの馬車が乗り付け、あるいはすでに到着しており、豪華な衣装を身にまとった奥方や、自分の城では華美過ぎて滑稽だと思っていたフリースラントの服がむしろ地味に見えるくらい凝った格好の若い青年貴族たちの姿があった。
「坊ちゃまほどのお美しい方は、宮廷でも見たことがございません」
ゾフはこっそり言った。ひどく得意そうだった。
だが、フリースラントは貴婦人方を見て、別のことに気が付いた。
なぜ、自分の母は呼ばれなかったのだろう。
だが、そんな疑問も考える時間がなかった。
宮廷に慣れたゾフは、人ごみの中を巧みに彼を会場へ連れて行った。
夏の夜で、王宮の庭には提灯がいくつも灯され、華やかな雰囲気を盛り上げていた。
城の広いホールの中には、貴顕の人々が多く集まり、ホールの外のテラスには、王宮への出入りは許されていても、今回の宴会に招待されなかった貴族たちが大勢、中の様子をうかがっていた。
「中に参りましょう」
ゾフは、高位の貴族ではなかったが、王国で最高位の公爵家の御曹司のお供なので、堂々とホールの中に入った。
中に入れない人々の羨ましそうな目線と、この少年が誰であるかを知る人々の値踏みをするような冷たい目線がフリースラントを突き刺した。
フリースラントは、子供だったが、この視線の意味が分からないわけではなかった。
「ヴォルダ家のご子息だ」
どこかから声がした。
彼は、無視した。
大公爵家の御曹司なのだ。内心はとにかく、平然と当たり前のように、ホールに入った。
中はさらにいけなかった。
彼のような子供の出入りするような場所ではなかったのだ。
高位の貴族たちが、着飾って気取った様子で集まっていた。中に入るには、王からの招待が必要なのだ。身分や役職で招待されるのだか、中には王のお気に入りだからと言う理由だけで招待されている者もいた。
夏なのと、数知れず灯されたローソクの熱と光、傍らに用意されていた山盛りの料理などからの熱のほか、入りきれないほど多く詰めかけた人々の熱気が部屋をひどく暑くしていた。
ゾフは少年を、部屋の真ん中あたりに連れてきた。どうやら、身分によって立ち位置は決まっているらしく、彼らが来ると、その場所にいた貴族たちは場所を譲った。
「あ、お越しになられますぞ」
ゾフが興奮した様子で、部屋の反対側を指した。
木刀でなかったら、そして、防具を付けていなかったら、教師のグルダの命は確実になかった。
「はい、そこでストップ。今日はおしまい!」
脳天に木刀で一発食らったグルダがよろめいて叫んだ。
フリースラントは、公爵家の御曹司で末っ子だった。兄姉とは少し年が離れていて、まだ自分の城で、家庭教師やダンスの教師、武芸を教える教師などに取り囲まれて大事に育てられていた。
同じ年頃の家臣の子どもたちが、相手をしたり遊んだりすることもあったが、何しろこの御曹司、やたらめったら強いので、ずっと年上の青年と言ってもいいような連中からすら敬遠されていた。
それどころではない。
実は、剣術の教師も、大弱りだった。
とにかく強いのである。
まだ14歳の少年に過ぎないと言うのに。
子どもには、加減と言うものがわからない。
「もう、終わりか」
少年は、城の中庭で、剣術の教師をにらみつけた。
「いい加減になさいませ。お体に障ります」
教師のグルダは肩で息をしながら、そう言った。
「手抜きをするのではない」
グルダは、手抜きなどしていなかった。もう体力の限界だった。本気でかからないと大けがをするだろう。おまけに坊ちゃまは、真剣にグルダをサボりだと信じている。つまり、実はグルダの方が、もう力負けしているという事実に、てんで気付いていないのだ。
この坊ちゃまは、本人は全くわかっちゃいないが、けた違いの体力と、敏捷さ、それと恐るべき生来の勘の持ち主だった。
とんでもない子どもだった。
しかし、そう告げるのはグルダのプライドが許さなかった。そのために彼は、毎度、ひどい目に合っていた。グルダは、内心この厄介な少年を恨んでいた。
「お夕食の時間ですよ」
柔らかな声がして、ほっそりと美しい姿が現れた。
フリースランドの母の公爵夫人だった。
彼女が現れただけでその場の空気が和らいだ。
フリースランドは夕食で頭がいっぱいになったし、グルダは思わずその美しい姿に見惚れた。
しかし公爵夫人は優しく息子に語り掛けた。グルダのことは目に入っていなかったに違いない。
「お父様が王城からお戻りになりました。あなたにお話があるそうです」
ヴォルダ公爵家は何代も前から、王国の中でも有数の名門だった。父の公爵は、摂政をしていた。国一番の勢力者だったが、同時に善き父でもあった。
「どうだ、フリースラント、武芸の方は進んだか?」
夕食の席で父は尋ねた。ローソクで明るく照らされた重厚な食堂には、大勢の召使たちがいて、牛肉のシチューやローストチキン、付け合わせの野菜や、焼き立てのパン、冷たいパイやいろいろな種類の酒を静かに運び込んでいた。向かい側には、父が帰って来たので優しく微笑む母が、一緒に食事をとっていた。
「父上、グルダは手抜きをいたします。剣術の時間が短すぎます」
ヴォルダ公は変な顔をした。彼はグルダが高名な騎士であったことを知っていた。剣の腕にかけては国でも一、二を争う腕である。子供相手に手抜きをするなど考えられなかった。
「そうなのか?」
「それから、家庭教師のニューランは、もう私に教えることはないと言い出しました」
「……そんなことがあるのか?」
ヴォルダ公は妻の顔を見た。妻はうっかり微笑んでいた。
公爵夫人は、グルダがもう少年に負けていることも、ニューランのいうことが事実であることも知っていた。
「ダンスと礼儀作法の教師からは、まだまだで、フリースラントが逃げてばかりいると聞いています」
彼女は笑って付け加えた。
フリースラントは、ふくれた。
「ダンスだなんて……。音楽の教師からはお褒めをいただいております」
ヴォルダ公は、我が子を誇らしげに眺めた。
フリースラントは、黒い目と黒い髪が印象的な、目鼻の整った美しい少年だった。
齢の割に、しっかりした物言いと目つきは、この少年が利発な生まれつきであることを示していた。
ヴォルダ公は将来が楽しみだ、と思った。
「しかし、礼儀作法は必要だぞ、フリースラント。お前は、今度の王の夏の宴会に出席することになったのだから」
フリースラントは父の顔を見た。
父はもう五十歳を過ぎていた。名門ヴォルダ家の当主は、ほぼ同い年の王と子供のころからの付き合いだった。名門の子弟だったので、王の遊び友達として選抜されたのだ。
だが、遊び相手として出入りするのでなかったら、宮廷への出入りは、もっと遅くてもよいはずだった。
「成人してから、宮廷へ出入りするのではないのですか? 兄上のように」
父は首を振った。
「当家からの要望ではない。国王陛下から名指しでご招待いただいたのだ。必ず出席せねばならない。ゾフに命じて準備をさせよう」
この話は、公爵の城の家令や執事の間では、密かに噂になった。
宮廷行きは大ごとなのだ。誰でも、出入りできる場所ではない。しかも、今回は、国王が直々に彼を招待したと言うのだ。
一体、どんな事情があると言うのだろう。
フリースラントは、良く事情が呑み込めないまま、招待された宴会に出席するため、少し離れた王城までゾフと一緒に馬車に揺られた。
毎年、夏の終わりに、催される王の宴会は、正式のもので有名だった。多くの貴族が出席を希望したものだが、招かれるのは大貴族などに限られていた。
フリースラントは、金糸で縫い取りをした素晴らしい濃紺のビロードの上着と、似合いのズボンや靴を身に着けていたし、襟元と袖口からは繊細で高価なレースがのぞいていた、
「生来のご器量でございます。誰も若様を悪く言う者はございませんでしょう。ましてや、公爵様の御曹司でございます」
ゾフは少年の緊張を解くためにそう慰めた。
「なぜ、呼ばれたのかわからない」
少年は答えた。
ゾフは黙った。彼も知らなかったのか、説明できない理由があるのだろう。
もう、そろそろ夕方で、ヴォルダ家の紋章を付けた大型の馬車は、王宮に近づいた。
王が避暑地から戻り、恒例の宴会が催されるのだ。
あちこちから、いろいろな貴族たちの馬車が乗り付け、あるいはすでに到着しており、豪華な衣装を身にまとった奥方や、自分の城では華美過ぎて滑稽だと思っていたフリースラントの服がむしろ地味に見えるくらい凝った格好の若い青年貴族たちの姿があった。
「坊ちゃまほどのお美しい方は、宮廷でも見たことがございません」
ゾフはこっそり言った。ひどく得意そうだった。
だが、フリースラントは貴婦人方を見て、別のことに気が付いた。
なぜ、自分の母は呼ばれなかったのだろう。
だが、そんな疑問も考える時間がなかった。
宮廷に慣れたゾフは、人ごみの中を巧みに彼を会場へ連れて行った。
夏の夜で、王宮の庭には提灯がいくつも灯され、華やかな雰囲気を盛り上げていた。
城の広いホールの中には、貴顕の人々が多く集まり、ホールの外のテラスには、王宮への出入りは許されていても、今回の宴会に招待されなかった貴族たちが大勢、中の様子をうかがっていた。
「中に参りましょう」
ゾフは、高位の貴族ではなかったが、王国で最高位の公爵家の御曹司のお供なので、堂々とホールの中に入った。
中に入れない人々の羨ましそうな目線と、この少年が誰であるかを知る人々の値踏みをするような冷たい目線がフリースラントを突き刺した。
フリースラントは、子供だったが、この視線の意味が分からないわけではなかった。
「ヴォルダ家のご子息だ」
どこかから声がした。
彼は、無視した。
大公爵家の御曹司なのだ。内心はとにかく、平然と当たり前のように、ホールに入った。
中はさらにいけなかった。
彼のような子供の出入りするような場所ではなかったのだ。
高位の貴族たちが、着飾って気取った様子で集まっていた。中に入るには、王からの招待が必要なのだ。身分や役職で招待されるのだか、中には王のお気に入りだからと言う理由だけで招待されている者もいた。
夏なのと、数知れず灯されたローソクの熱と光、傍らに用意されていた山盛りの料理などからの熱のほか、入りきれないほど多く詰めかけた人々の熱気が部屋をひどく暑くしていた。
ゾフは少年を、部屋の真ん中あたりに連れてきた。どうやら、身分によって立ち位置は決まっているらしく、彼らが来ると、その場所にいた貴族たちは場所を譲った。
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ゾフが興奮した様子で、部屋の反対側を指した。
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