アネンサードの人々

buchi

文字の大きさ
1 / 185
フリースラント

第1話 公爵家の御曹司

しおりを挟む
 城の中庭では、公爵家の御曹司、フリースラントが、今、剣術の教師相手に本気で戦っていた。

 木刀でなかったら、そして、防具を付けていなかったら、教師のグルダの命は確実になかった。

「はい、そこでストップ。今日はおしまい!」

 脳天に木刀で一発食らったグルダがよろめいて叫んだ。

 フリースラントは、公爵家の御曹司で末っ子だった。兄姉とは少し年が離れていて、まだ自分の城で、家庭教師やダンスの教師、武芸を教える教師などに取り囲まれて大事に育てられていた。

 同じ年頃の家臣の子どもたちが、相手をしたり遊んだりすることもあったが、何しろこの御曹司、やたらめったら強いので、ずっと年上の青年と言ってもいいような連中からすら敬遠されていた。

 それどころではない。
 実は、剣術の教師も、大弱りだった。
 とにかく強いのである。
 まだ14歳の少年に過ぎないと言うのに。

 子どもには、加減と言うものがわからない。

「もう、終わりか」

 少年は、城の中庭で、剣術の教師をにらみつけた。

「いい加減になさいませ。お体に障ります」

 教師のグルダは肩で息をしながら、そう言った。

「手抜きをするのではない」

 グルダは、手抜きなどしていなかった。もう体力の限界だった。本気でかからないと大けがをするだろう。おまけに坊ちゃまは、真剣にグルダをサボりだと信じている。つまり、実はグルダの方が、もう力負けしているという事実に、てんで気付いていないのだ。

 この坊ちゃまは、本人は全くわかっちゃいないが、けた違いの体力と、敏捷さ、それと恐るべき生来の勘の持ち主だった。

 とんでもない子どもだった。

 しかし、そう告げるのはグルダのプライドが許さなかった。そのために彼は、毎度、ひどい目に合っていた。グルダは、内心この厄介な少年を恨んでいた。

「お夕食の時間ですよ」

 柔らかな声がして、ほっそりと美しい姿が現れた。

 フリースランドの母の公爵夫人だった。

 彼女が現れただけでその場の空気が和らいだ。

 フリースランドは夕食で頭がいっぱいになったし、グルダは思わずその美しい姿に見惚れた。

 しかし公爵夫人は優しく息子に語り掛けた。グルダのことは目に入っていなかったに違いない。

「お父様が王城からお戻りになりました。あなたにお話があるそうです」


 ヴォルダ公爵家は何代も前から、王国の中でも有数の名門だった。父の公爵は、摂政をしていた。国一番の勢力者だったが、同時に善き父でもあった。

「どうだ、フリースラント、武芸の方は進んだか?」

 夕食の席で父は尋ねた。ローソクで明るく照らされた重厚な食堂には、大勢の召使たちがいて、牛肉のシチューやローストチキン、付け合わせの野菜や、焼き立てのパン、冷たいパイやいろいろな種類の酒を静かに運び込んでいた。向かい側には、父が帰って来たので優しく微笑む母が、一緒に食事をとっていた。

「父上、グルダは手抜きをいたします。剣術の時間が短すぎます」

 ヴォルダ公は変な顔をした。彼はグルダが高名な騎士であったことを知っていた。剣の腕にかけては国でも一、二を争う腕である。子供相手に手抜きをするなど考えられなかった。

「そうなのか?」

「それから、家庭教師のニューランは、もう私に教えることはないと言い出しました」

「……そんなことがあるのか?」

 ヴォルダ公は妻の顔を見た。妻はうっかり微笑んでいた。
 公爵夫人は、グルダがもう少年に負けていることも、ニューランのいうことが事実であることも知っていた。

「ダンスと礼儀作法の教師からは、まだまだで、フリースラントが逃げてばかりいると聞いています」

 彼女は笑って付け加えた。

 フリースラントは、ふくれた。

「ダンスだなんて……。音楽の教師からはお褒めをいただいております」

 ヴォルダ公は、我が子を誇らしげに眺めた。

 フリースラントは、黒い目と黒い髪が印象的な、目鼻の整った美しい少年だった。
 齢の割に、しっかりした物言いと目つきは、この少年が利発な生まれつきであることを示していた。

 ヴォルダ公は将来が楽しみだ、と思った。

「しかし、礼儀作法は必要だぞ、フリースラント。お前は、今度の王の夏の宴会に出席することになったのだから」

 フリースラントは父の顔を見た。
 父はもう五十歳を過ぎていた。名門ヴォルダ家の当主は、ほぼ同い年の王と子供のころからの付き合いだった。名門の子弟だったので、王の遊び友達として選抜されたのだ。
 だが、遊び相手として出入りするのでなかったら、宮廷への出入りは、もっと遅くてもよいはずだった。

「成人してから、宮廷へ出入りするのではないのですか? 兄上のように」

 父は首を振った。

「当家からの要望ではない。国王陛下から名指しでご招待いただいたのだ。必ず出席せねばならない。ゾフに命じて準備をさせよう」

 この話は、公爵の城の家令や執事の間では、密かに噂になった。
 宮廷行きは大ごとなのだ。誰でも、出入りできる場所ではない。しかも、今回は、国王が直々に彼を招待したと言うのだ。

 一体、どんな事情があると言うのだろう。

 フリースラントは、良く事情が呑み込めないまま、招待された宴会に出席するため、少し離れた王城までゾフと一緒に馬車に揺られた。

 毎年、夏の終わりに、催される王の宴会は、正式のもので有名だった。多くの貴族が出席を希望したものだが、招かれるのは大貴族などに限られていた。

 フリースラントは、金糸で縫い取りをした素晴らしい濃紺のビロードの上着と、似合いのズボンや靴を身に着けていたし、襟元と袖口からは繊細で高価なレースがのぞいていた、

「生来のご器量でございます。誰も若様を悪く言う者はございませんでしょう。ましてや、公爵様の御曹司でございます」

 ゾフは少年の緊張を解くためにそう慰めた。

「なぜ、呼ばれたのかわからない」

 少年は答えた。

 ゾフは黙った。彼も知らなかったのか、説明できない理由があるのだろう。


 もう、そろそろ夕方で、ヴォルダ家の紋章を付けた大型の馬車は、王宮に近づいた。

 王が避暑地から戻り、恒例の宴会が催されるのだ。

 あちこちから、いろいろな貴族たちの馬車が乗り付け、あるいはすでに到着しており、豪華な衣装を身にまとった奥方や、自分の城では華美過ぎて滑稽だと思っていたフリースラントの服がむしろ地味に見えるくらい凝った格好の若い青年貴族たちの姿があった。

「坊ちゃまほどのお美しい方は、宮廷でも見たことがございません」

 ゾフはこっそり言った。ひどく得意そうだった。

 だが、フリースラントは貴婦人方を見て、別のことに気が付いた。

 なぜ、自分の母は呼ばれなかったのだろう。


 だが、そんな疑問も考える時間がなかった。
 宮廷に慣れたゾフは、人ごみの中を巧みに彼を会場へ連れて行った。

 夏の夜で、王宮の庭には提灯がいくつも灯され、華やかな雰囲気を盛り上げていた。

 城の広いホールの中には、貴顕の人々が多く集まり、ホールの外のテラスには、王宮への出入りは許されていても、今回の宴会に招待されなかった貴族たちが大勢、中の様子をうかがっていた。

「中に参りましょう」

 ゾフは、高位の貴族ではなかったが、王国で最高位の公爵家の御曹司のお供なので、堂々とホールの中に入った。

 中に入れない人々の羨ましそうな目線と、この少年が誰であるかを知る人々の値踏みをするような冷たい目線がフリースラントを突き刺した。

 フリースラントは、子供だったが、この視線の意味が分からないわけではなかった。

「ヴォルダ家のご子息だ」

 どこかから声がした。
 彼は、無視した。
 大公爵家の御曹司なのだ。内心はとにかく、平然と当たり前のように、ホールに入った。

 中はさらにいけなかった。
 彼のような子供の出入りするような場所ではなかったのだ。
 高位の貴族たちが、着飾って気取った様子で集まっていた。中に入るには、王からの招待が必要なのだ。身分や役職で招待されるのだか、中には王のお気に入りだからと言う理由だけで招待されている者もいた。

 夏なのと、数知れず灯されたローソクの熱と光、傍らに用意されていた山盛りの料理などからの熱のほか、入りきれないほど多く詰めかけた人々の熱気が部屋をひどく暑くしていた。


 ゾフは少年を、部屋の真ん中あたりに連れてきた。どうやら、身分によって立ち位置は決まっているらしく、彼らが来ると、その場所にいた貴族たちは場所を譲った。

「あ、お越しになられますぞ」
 ゾフが興奮した様子で、部屋の反対側を指した。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢

さら
恋愛
 名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。  しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。  王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。  戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。  一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

【完結】断頭台で処刑された悪役王妃の生き直し

有栖多于佳
恋愛
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。 30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。 1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ依怙贔屓する毒親だと気づいた。 だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。 そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。 史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。 世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。 全くのフィクションですので、歴史考察はありません。 *あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。

【完結】緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長

五城楼スケ(デコスケ)
ファンタジー
※本編を加筆修正しますので、一旦一部公開とさせていただいています。 〜花が良く育つので「緑の手」だと思っていたら「癒しの手」だったようです〜 王都の隅っこで両親から受け継いだ花屋「ブルーメ」を経営するアンネリーエ。 彼女のお店で売っている花は、色鮮やかで花持ちが良いと評判だ。 自分で花を育て、売っているアンネリーエの店に、ある日イケメンの騎士が現れる。 アンネリーエの作る花束を気に入ったイケメン騎士は、一週間に一度花束を買いに来るようになって──? どうやらアンネリーエが育てている花は、普通の花と違うらしい。 イケメン騎士が買っていく花束を切っ掛けに、アンネリーエの隠されていた力が明かされる、異世界お仕事ファンタジーです。 ※本編を加筆修正する予定ですので、一旦一部公開とさせていただいています。 *HOTランキング1位、エールに感想有難うございました!とても励みになっています! ※花の名前にルビで解説入れてみました。読みやすくなっていたら良いのですが。(;´Д`)  話の最後にも花の名前の解説を入れてますが、間違ってる可能性大です。  雰囲気を味わってもらえたら嬉しいです。 ※完結しました。全41話。  お読みいただいた皆様に感謝です!(人´∀`).☆.。.:*・゚

王女と2人の誘拐犯~囚われのセリーナ~

Masa&G
ファンタジー
王女セリーナが連れ去られた。犯人は、貧しい村出身の二人の男。だが、彼らの瞳にあったのは憎しみではなく――痛みだった。 閉ざされた小屋で、セリーナは知る。彼らが抱える“事情”と、王国が見落としてきた現実に。 恐怖、怒り、そして理解。交わるはずのなかった三人の心が、やがて静かに溶け合っていく。 「助けてあげて」。母の残した言葉を胸に、セリーナは自らの“選択”を迫られる。 ――これは、王女として生きる前に、人としての答えを、彼女は見つけにいく。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

やさしい魔法と君のための物語。

雨色銀水
ファンタジー
これは森の魔法使いと子供の出会いから始まる、出会いと別れと再会の長い物語――。 ※第一部「君と過ごしたなもなき季節に」編あらすじ※ かつて罪を犯し、森に幽閉されていた魔法使いはある日、ひとりの子供を拾う。 ぼろぼろで小さな子供は、名前さえも持たず、ずっと長い間孤独に生きてきた。 孤独な魔法使いと幼い子供。二人は不器用ながらも少しずつ心の距離を縮めながら、絆を深めていく。 失ったものを埋めあうように、二人はいつしか家族のようなものになっていき――。 「ただ、抱きしめる。それだけのことができなかったんだ」 雪が溶けて、春が来たら。 また、出会えると信じている。 ※第二部「あなたに贈るシフソフィラ」編あらすじ※ 王国に仕える『魔法使い』は、ある日、宰相から一つの依頼を受ける。 魔法石の盗難事件――その事件の解決に向け、調査を始める魔法使いと騎士と弟子たち。 調査を続けていた魔法使いは、一つの結末にたどり着くのだが――。 「あなたが大好きですよ、誰よりもね」 結末の先に訪れる破滅と失われた絆。魔法使いはすべてを失い、物語はゼロに戻る。 ※第三部「魔法使いの掟とソフィラの願い」編あらすじ※ 魔法使いであった少年は罪を犯し、大切な人たちから離れて一つの村へとたどり着いていた。 そこで根を下ろし、時を過ごした少年は青年となり、ひとりの子供と出会う。 獣の耳としっぽを持つ、人ならざる姿の少女――幼い彼女を救うため、青年はかつての師と罪に向き合い、立ち向かっていく。 青年は自分の罪を乗り越え、先の未来をつかみ取れるのか――? 「生きる限り、忘れることなんかできない」 最後に訪れた再会は、奇跡のように涙を降らせる。 第四部「さよならを告げる風の彼方に」編 ヴィルヘルムと魔法使い、そしてかつての英雄『ギルベルト』に捧ぐ物語。 ※他サイトにも同時投稿しています。

第12回ネット小説大賞コミック部門入賞・コミカライズ化企画進行中「妹に全てを奪われた元最高聖女は隣国の皇太子に溺愛される」完結

まほりろ
恋愛
第12回ネット小説大賞コミック部門入賞・コミカライズ企画進行中。 コミカライズ化がスタートしましたらこちらの作品は非公開にします。 部屋にこもって絵ばかり描いていた私は、聖女の仕事を果たさない役立たずとして、王太子殿下に婚約破棄を言い渡されました。 絵を描くことは国王陛下の許可を得ていましたし、国中に結界を張る仕事はきちんとこなしていたのですが……。 王太子殿下は私の話に聞く耳を持たず、腹違い妹のミラに最高聖女の地位を与え、自身の婚約者になさいました。 最高聖女の地位を追われ無一文で追い出された私は、幼なじみを頼り海を越えて隣国へ。 私の描いた絵には神や精霊の加護が宿るようで、ハルシュタイン国は私の描いた絵の力で発展したようなのです。 えっ? 私がいなくなって精霊の加護がなくなった? 妹のミラでは魔力量が足りなくて国中に結界を張れない? 私は隣国の皇太子様に溺愛されているので今更そんなこと言われても困ります。 というより海が荒れて祖国との国交が途絶えたので、祖国が危機的状況にあることすら知りません。 小説家になろう、アルファポリス、pixivに投稿しています。 「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」 表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。 小説家になろうランキング、異世界恋愛/日間2位、日間総合2位。週間総合3位。 pixivオリジナル小説ウィークリーランキング5位に入った小説です。 【改稿版について】   コミカライズ化にあたり、作中の矛盾点などを修正しようと思い全文改稿しました。  ですが……改稿する必要はなかったようです。   おそらくコミカライズの「原作」は、改稿前のものになるんじゃないのかなぁ………多分。その辺良くわかりません。  なので、改稿版と差し替えではなく、改稿前のデータと、改稿後のデータを分けて投稿します。  小説家になろうさんに問い合わせたところ、改稿版をアップすることは問題ないようです。  よろしければこちらも読んでいただければ幸いです。   ※改稿版は以下の3人の名前を変更しています。 ・一人目(ヒロイン) ✕リーゼロッテ・ニクラス(変更前) ◯リアーナ・ニクラス(変更後) ・二人目(鍛冶屋) ✕デリー(変更前) ◯ドミニク(変更後) ・三人目(お針子) ✕ゲレ(変更前) ◯ゲルダ(変更後) ※下記二人の一人称を変更 へーウィットの一人称→✕僕◯俺 アルドリックの一人称→✕私◯僕 ※コミカライズ化がスタートする前に規約に従いこちらの先品は削除します。

処理中です...