黒祓いがそれを知るまで

星井

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彷徨う舟と黒の使い

03

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 ソウツはつい最近二十二歳になったばかりだと言った。

「そっちじゃ彷徨い人って言うんだな」
「ええ、母がそう言っていたので自然と。ナツヤさんは?」
迫間はざまの者って呼んだり、まあ、色々だな。幽霊とも影とも言うし適当だよ」
「そうなんですね。正直言うと未だに彼等と対面するのには慣れていなくて……」
「はは、俺も同じだよ。たまになんかもの凄い空気出してる奴いないか? 真っ黒い空気っていうか……。生きてる間がすべて苦しかったんだなぁ、てやつ」
「ああ、わかります。見るからに呪ってきそうなそういうのですよね」
「そうそう、それ。真我になるのって大抵そういう黒いのだから、一番怖いよなぁ。本音言うと目も合わせたくない」

 手すりに肘をつき体重をかけながらそう言えば、ソウツは声を上げて笑って頷いた。

「でも、意外でした。シュライルの黒祓いと言ったら、問答無用で彷徨い人を祓うと聞いていたので」
「なんだよそれ。一体どこからそんな話が出回ってるの?」
「さあ……。化物の皮を剥いだ伝説の霊能者って、そんな感じで……本当ですよ。そうやって聞かされてたので、お会いするのも緊張してたんです。どんな強面の人が来るんだろうって」
「ただのおっさんだろ?」
「……いや、綺麗な人で驚きました」
「……いやいやいやいや」

 真っ白で作り物のような美青年からそう言われるとは思わず、鼻で笑う。

「きみのほうが、綺麗だぞ? 真っ白で……雪の結晶みたいだな。ずっとこうか?」

 気になっていることを問えば、一瞬ソウツは目を伏せたが、すぐにその形の良い唇を曲げて言った。

「私が産まれた時、この子は黒に染まらない魂を持って生まれたと、家族が諸手を挙げて喜んだみたいです」
「……そうか。……でもお前のそれは、ただの」

 言いかけて俺は口を噤む。
 ソウツは何もかもの色素が薄い。だがサウレの軍人を見る限り、その白さは人種故のものではないと一目瞭然だ。少し不自然で、なのに人工的なものには見えない。
 ここでは電話や本はあるがテレビはない。情報に溺れそうだった元の世界よりまだゆっくりと世界が回っている。
 俺はあの情報社会で生きてきたから彼が何であるのか知っている。国によっては崇められながらも傷を負わされることもあるという存在。
 それはどんな生物でも一定数現れて、時には人々の目を楽しませたりもした。
 彼はそれだろう。遺伝子の悪戯で、たまたま彼がそれを背負って生まれてきた。だがそれは珍しい事でありながら、無いわけではないものだ。
 一定数生まれる事をこの世界の人間が知らないとは思わないが、その原因を知る者は殆どいないだろう。
 彼が周囲に溶け込んで生きられるかどうかは、恐らく周りが決めることになるのだ。

「分かるんですね、ナツヤさんにも。私はただ色素を持って生まれなかっただけで……、きっとそれ以上でもそれ以下でもない」
「……だがそれは強味にもなる。だろ?」

 肩を竦めてそう言えば、ソウツは一瞬息を飲んで、そうして次には目を細めた。
 その容姿に振り回され苦しんできた彼をこんな陳腐な台詞で励まそうと思ったわけではない。
 自分が人と違うと受け入れるのは簡単な事じゃないはずだ。肌の色も、特別な力も。若いなら尚更。

「ソウツ殿」

 船が動きを止めたのはそのすぐ後だった。
 背後から声をかけられて、俺とソウツが振り返る。
 立っていたのはサウレ軍の黒髪の男と、ブラウン色の髪をした男、そして濃紺色の隊服を着た金髪の男だ。

「渡り板が完了しました。準備はどうですか」
「……ああ、早かったですね。すみません、ちょっと用を足してから参ります。ナツヤさん、先に行ってもらっても大丈夫ですか? 護衛が足りないようでしたら、サウレ軍の者も連れて行って構いません」
「分かった。大丈夫だ、エンリィ、行けるだろ?」
「既に兄上が先頭を切って入っていった。サウレ軍も後に続いてる」
「おーし、じゃあ行くか。てかお前大丈夫? 既に蒼白だけど」
「……ナツヤは大丈夫なのか? 中は真っ暗だぞ」

 声を落として二人で言い合って、もう死にそうな表情をしているエンリィを見て俺も頬が引き攣る。
 黒祓いとして強制的に連れてこられ、他国の要請だときたら断るわけにもいかないと駄々こねる事もなく了承したのに、今ここで迷わせるなよ。
 互いに腕の袖を引っ張り合いながら、船内に消えたソウツを見送り、船上を移動する。
 船の中腹から見える先は、真っ黒な色の沈没船だ。

「この船の名はサウレの知の神、シャダルと称され航海にでました。知の神と言うだけあって、乗っていたサウレ軍はすべて他国の文化や情勢を学ぶ為に駆り出された、才ある者たちだったんです」

 しっかりと手すりのついた渡り板をそれでも恐る恐る渡っていれば、背後から先程のサウレ軍の二人が付いてきて静かな声音で説明してくれた。
 俺はそれに頷きながら、錆びついてボロボロのシャダル号へ足を踏み入れる。
 先を歩いていたエンリィが手を差し伸べてくれたが、とりあえずそれに気付かぬふりをしてスルーしてみた。そんな俺に今自分の行動に気付いた、と言うような顔をしてエンリィは手を引っ込める。
 そうそう、君、少しは隠しなさい。俺は女じゃないんだぞ。

「これはまた……色々と大変そうだ」

 ランタンと懐中電灯で照らされた甲板は、黒ずんだ板ばりに謎の生物が無数に貼り付いていた。海藻と貝の残骸だろうその床を転ばぬように歩けば、磯の匂いが鼻につく。
 所々穴が開いた床に目をとられていると、やはり先を歩いていたエンリィが手を差し伸べる。今度は素直にその手を取れば、後ろから静かな声でサウレ軍人が言った。

「見ての通り、船内は長い間水中に沈んでいただけあって大変危険です。床が抜けているところも多々あるので、我々より先を歩かないようにしてください」
「では私はナツヤの後ろに回ります」

 即答したエンリィに、思わず目を細めて取られた手を振り払うが、真我が出ると言われている以上、俺の後方にも護衛は必要だ。
 先頭を歩かなくても良いとなった途端、ちょっと元気を取り戻したエンリィに「後ろは後ろで怖いよなぁ、しっかり守ってね」と呟けば、小さく目を見開いたのを見て思わず噴き出す。

「先に討伐隊が巡回しているんですよね? 真我がいるかもしれないと聞いたが」
「はい。先に入ったシュライルの騎士団とは別に行動している隊がいます。その後を我々が巡回するので、危険は殆どないとは思われますが……彷徨い人はその、我々には見えぬので……」

 黒髪のサウレ軍人がそう言って俺を見て頭を下げた。
 黒祓いとして仕事を全うしろとそう言われたのだと分かり、頷き返す。

 支給された懐中電灯を握り締め、黒髪の軍人が梯子型の階段を下りていくのに茶髪の軍人も続いていく。そう言えばサウレ軍は黒髪ばかりだったなぁと思いながら、前を進む茶色の髪をした彼をなんとなしに見つめる。
 ソウツとは違う、人種的な白さはアーシュやエンリィと似ている肌だ。サウレ国は国交も少ないと聞いたが、他の人種も受け入れているのだろうか。まあじゃなきゃ軍人として生きられないだろう。
 良い国なのかもなぁと考えながら、船内へと足を踏み入れた瞬間、ずし、と首の後ろが重くなった気がして俺は息をつめた。
 身体が重い。空気が淀んでいる。漂う磯の香りとは別の腐敗臭のような匂いが鼻につき、思わず袖で鼻を塞いだ。

 低い天井の船内は、暗闇に覆われていてしんと静まり返っていた。周囲を懐中電灯で照らしながら、前後左右確認する。
 先に入っていると言う討伐隊の姿もなく、サウレ軍も見かけない。既に階下へと進んだのだろうか。
 ゆっくりと歩を進めるサウレ軍の後に続きながら、狭い視界で息を潜めながら構える。
 ソウツの話では多くの彷徨い人の姿があると言っていた。そう言えば、船に乗っていたサウレ軍は一体何人いたのだろう。

「……シャダル号は未来ある若者を筆頭に、使用人等含め約六十人程乗っていました。すべてではありませんが二年程の留学期間を経た彼等を拾い、帰路へ着く途中でした」

 茶髪の彼がそう言って、俺を振り返った。そうして笑みを浮かべて俺の後ろを見るので振り返れば、ちょうどソウツが梯子を下りている所だった。

「生存者は」
「……乗船した者は誰一人、戻ってきてはいません」

 黒髪の軍人がそう言って、ソウツに頭を下げる。

「すみません遅くなって。どうです?」
「まだ何も」

 隣に立った彼はそうですか、と言って首を巡らせた。
 暗い船内は海藻や貝が貼り付いていて、テーブルだったのか椅子だったのか分かりもしない木材が不規則に転がっていた。
 穴の開いた床を踏まぬよう注意深くゆっくりと歩を進めながら、原形をとどめてもない何なのか全く分からない物体を見ては眉間に皺が寄る。
 グルル……。
 低い唸り声のような音が聞こえて、はっと顔を上げる。
 懐中電灯を揺らした俺に驚いたのか、全員が一瞬動きを止めて息を潜めた。
 どこからかピタ、ピタ、ピタ、と水滴が落ちる音が絶えずしていた。僅かに揺れる船内はギィギィとすべてを軋ませている。
 まるで泣いているようだとそう思って、後ろにいたエンリィが剣を抜いたのは同時だった。

「二時方向、中型!」

 ガタガタガタ、と黒髪の軍人とエンリィが剣を持ち走る。
 咄嗟にそちらに懐中電灯を向けると、黒い塊が視界を横切った気がして、思わず後退る。ソウツが俺の腕を掴んだ。
 二人して突如現れた真我から距離を取ろうとしていれば、茶髪の彼が俺の反対側の腕を掴んで後方へと下がらせた。

「危険です、こちらへ」
「……エンリィ!」
「ナツ、下がっていろ!」

 見える真我なら躊躇もせず突っ込んでいくその姿に頼もしさを感じながら、それでも討伐隊ではない彼にやらせてもいいものなのか不安で叫ぶ。
 だがエンリィは俺の不安を一蹴して、壁に貼り付いているそいつへ剣を突き出した。
 狭い船内では分が悪いと感じたのか、真我はエンリィの突きを躱し機敏な動きで床に降り、壁を這い逃げ回る。サウレ軍の者が行く道を塞げば、その頭上を飛んで追撃から逃れた。
 灯りが届かない場所に行かれたらこちらの不利だ。
 ソウツと俺は彼等の後方に移動しながら俺は懐中電灯をソウツは持っていたランタンを掲げ、少しでも二人の視界を確保しようと必死になっていた。

 だから真後ろから髪を引っ張られるとは思わなくて、ぐい、と首が揺れるほど強い力で掴まれたその感覚に息を飲んだ。
 目を見開き、頭皮に感じるその衝撃に声も出せず。

「……っ」

 カタン、と懐中電灯が手から離れる。
 咄嗟に振り向こうと首を上げれば、蒼白い顔をした無表情の男が俺を見もせずどこか遠くを見つめて立っていた。

『……冷たいんだ……』

 囁く声は低く寂しい。
 なのに髪は強い力で掴まれたままで、もう踏ん張れもしなかった。

「えんり……!」
「な……っ!」
「……ナツヤ!」
「ソウツ殿!」

 何かが壊れ破裂したような音が辺りに響いて、体が後ろに投げ出される。
 あるはずの床の感触を背に覚悟したのに、感じたのは浮遊感だ。
 ソウツが俺の腕を掴んでいる。目を合わせて、互いに驚愕の表情を浮かべたまま時がゆっくり進んでいくように感じた。

 天井が遠くなる。暗闇が深くなる。
 俺を助けようと手を伸ばすエンリィの姿が遠ざかって行く。
 次の瞬間。
 背中に激しい衝撃を受け、息が止まった。

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