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『猟奇的、美形兄は』
5:兄、早漏につき【R】
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「ああッ」
「まな、ダメ。喘がないで」
「やだッ」
「エッチな声聞いてるとイッちゃうから」
愛都はじいっと兄を見つめた。
──喘ぎ声の無いエッチなんて気の抜けたサイダーだよ?
そんなの最高の夜にふさわしくない。却下、却下。
「んんッ」
早くというように、愛都は腰を揺らした。
──何でも馴れだ。
気持ちよさもきっと馴れる。
うん、そうに違いない。
「まなッ」
がっちり腰を抑えられた、揺らせない。
「お兄ちゃんが主導権を握らせてもらう」
よくわからない主張に困惑しつつ、兄が腰を揺らし始めた。どの道揺れるんだから、同じじゃないの? と愛都ほ思っている。わけのわからないところでプライドの高い兄。
──うん、でも好き!
恋は盲目である。
前を弄られながら、後ろを突かれやっとエッチらしくなり、愛都はほっと息をつく。気になるのは早漏問題である。
「んッ……いいよお。お兄ちゃん」
「愛してるよ、この先もずっと」
「うんッ」
「七回もイってしまった」
イキ過ぎというより、早漏過ぎるんだよと、愛都は項垂れている兄をチラリとみながら。やっと初めてのエッチが無事に終わる。愛都が一回達する間に、兄は七回も達した。絶倫と早漏のコラボレーション。まるでマシンガンである。
「俺は今日から股間も鍛えようと思う!」
「え?」
──まさか股間で腹筋?
キチガイすぎるんだけど。
「具体的に何をするの?」
ここは聞いておかないと大変なことになると思った。
「愛都には毎日ピンクのスケスケおパンティを履いてもらおうと思う!」
「は?」
「ピンクのスケスケおパンティが刺激的すぎるからいけないんだ」
──いや、人に履けって言ったのお兄ちゃんだよね?
「ピンクのスケスケおパンティを!」
「わああっ! まだ持ってたの!?」
「リベンジだ、まな」
──七回もイっておいてまだやる気なのか。
意気込みは認めるけど。
「こっからが本番だ!」
「え? 股間は鍛えないの?」
興奮冷めやらぬといった風で、ピンクスケスケおパンティを愛都に押し付けてくる兄。愛都は仕方なく受け取るのだった。
しぶしぶ、ピンクのスケスケおパンティを身につける愛都。履いていないよりも、履いている方が恥ずかしいとはどういう状況だ? と思いながら。
「まな、厭らしく自慰を!」
「え?」
兄はスマホを構え、今か今かと待ち構えている。
「先にイっておかないからイってしまうんだ! 出すぞ、俺は出す。まなの自慰を見ながら」
──ちょっと待って。
そんなストリップ劇場やポルノ映画館じゃあるまいし。
どういう状況?
三歩譲って自慰はいいとしても、なんでスマホ構えてるの?
「はやく!」
兄はマイペースに急かしてくる。愛都は考えた。さすがに二人で来ていて、自慰はしたくない。イチャイチャしなけりゃ意味もないし。さて、どう自分の思い通りのシチュエーションに持っていこうか。
「お兄ちゃんが、くちゅくちゅしてよ」
「俺が自慰を?」
──何言ってるんだ!アホか。
ああ、おおむねアホだった。
そのアホさ加減も、大好きだけどさ。
「違う。お兄ちゃんが触って?」
可愛らしく兄の足の間に座り、兄の手を自分の股間に持っていくと兄は鼻を押さえた。
「鼻血でそうになった」
──え? いまさら?
「まなのここエッチ」
ピンクのスケスケおパンティの上から、兄が手の平でで包みこむようにして愛都自身を撫でる。
「んッんッ」
指でクニクニと根元を刺激し、ちゅっちゅっと忙しなく口づけるが、興奮でどこかへ飛んでいきそうである。
「ああッ、破きたい。なまのエッチな部分を包み込むピンクおパンティを!」
謎の宣言をされるも、聞かなかったフリをして愛撫に集中する愛都。
「破いたピンクおパンティからはじける、まなのプルンとした……はうう」
どんどん興奮で何を言っているのかわからない兄を無視し、愛都はおパンティを脱ぎ捨てる。その瞬間、兄がムンクの叫びのような顔をしたので、愛都は慌てておパンティを履いた。
「おパンティは俺が脱がすんだ」
「うん、早く脱がして?」
「ゆっくりと厭らしく」
待っていたらいつになるのかわからないので、愛都は再びおパンティを脱いだ。
「NOOOOOOOOッ……ぐふッ」
煩いので肘で一発食らわし、伸びたところに顔面騎乗する。
「お兄ちゃん」
「まな……なんて激しいんだ!」
「早く舐めて」
「むぐぐ」
有無を言わせず口に押し付けると、兄がパクリと愛都自身を咥える。
「いいよお。お兄ちゃん、上手」
いつの間にやら形勢逆転だ。兄は言われるまま、愛都自身を指で扱き吸い上げた。ちらりと振り返ると、兄のお馬さんがエッフェル塔の如く聳え立っている。愛都はごくりと喉を鳴らした。
「まな、ダメ。喘がないで」
「やだッ」
「エッチな声聞いてるとイッちゃうから」
愛都はじいっと兄を見つめた。
──喘ぎ声の無いエッチなんて気の抜けたサイダーだよ?
そんなの最高の夜にふさわしくない。却下、却下。
「んんッ」
早くというように、愛都は腰を揺らした。
──何でも馴れだ。
気持ちよさもきっと馴れる。
うん、そうに違いない。
「まなッ」
がっちり腰を抑えられた、揺らせない。
「お兄ちゃんが主導権を握らせてもらう」
よくわからない主張に困惑しつつ、兄が腰を揺らし始めた。どの道揺れるんだから、同じじゃないの? と愛都ほ思っている。わけのわからないところでプライドの高い兄。
──うん、でも好き!
恋は盲目である。
前を弄られながら、後ろを突かれやっとエッチらしくなり、愛都はほっと息をつく。気になるのは早漏問題である。
「んッ……いいよお。お兄ちゃん」
「愛してるよ、この先もずっと」
「うんッ」
「七回もイってしまった」
イキ過ぎというより、早漏過ぎるんだよと、愛都は項垂れている兄をチラリとみながら。やっと初めてのエッチが無事に終わる。愛都が一回達する間に、兄は七回も達した。絶倫と早漏のコラボレーション。まるでマシンガンである。
「俺は今日から股間も鍛えようと思う!」
「え?」
──まさか股間で腹筋?
キチガイすぎるんだけど。
「具体的に何をするの?」
ここは聞いておかないと大変なことになると思った。
「愛都には毎日ピンクのスケスケおパンティを履いてもらおうと思う!」
「は?」
「ピンクのスケスケおパンティが刺激的すぎるからいけないんだ」
──いや、人に履けって言ったのお兄ちゃんだよね?
「ピンクのスケスケおパンティを!」
「わああっ! まだ持ってたの!?」
「リベンジだ、まな」
──七回もイっておいてまだやる気なのか。
意気込みは認めるけど。
「こっからが本番だ!」
「え? 股間は鍛えないの?」
興奮冷めやらぬといった風で、ピンクスケスケおパンティを愛都に押し付けてくる兄。愛都は仕方なく受け取るのだった。
しぶしぶ、ピンクのスケスケおパンティを身につける愛都。履いていないよりも、履いている方が恥ずかしいとはどういう状況だ? と思いながら。
「まな、厭らしく自慰を!」
「え?」
兄はスマホを構え、今か今かと待ち構えている。
「先にイっておかないからイってしまうんだ! 出すぞ、俺は出す。まなの自慰を見ながら」
──ちょっと待って。
そんなストリップ劇場やポルノ映画館じゃあるまいし。
どういう状況?
三歩譲って自慰はいいとしても、なんでスマホ構えてるの?
「はやく!」
兄はマイペースに急かしてくる。愛都は考えた。さすがに二人で来ていて、自慰はしたくない。イチャイチャしなけりゃ意味もないし。さて、どう自分の思い通りのシチュエーションに持っていこうか。
「お兄ちゃんが、くちゅくちゅしてよ」
「俺が自慰を?」
──何言ってるんだ!アホか。
ああ、おおむねアホだった。
そのアホさ加減も、大好きだけどさ。
「違う。お兄ちゃんが触って?」
可愛らしく兄の足の間に座り、兄の手を自分の股間に持っていくと兄は鼻を押さえた。
「鼻血でそうになった」
──え? いまさら?
「まなのここエッチ」
ピンクのスケスケおパンティの上から、兄が手の平でで包みこむようにして愛都自身を撫でる。
「んッんッ」
指でクニクニと根元を刺激し、ちゅっちゅっと忙しなく口づけるが、興奮でどこかへ飛んでいきそうである。
「ああッ、破きたい。なまのエッチな部分を包み込むピンクおパンティを!」
謎の宣言をされるも、聞かなかったフリをして愛撫に集中する愛都。
「破いたピンクおパンティからはじける、まなのプルンとした……はうう」
どんどん興奮で何を言っているのかわからない兄を無視し、愛都はおパンティを脱ぎ捨てる。その瞬間、兄がムンクの叫びのような顔をしたので、愛都は慌てておパンティを履いた。
「おパンティは俺が脱がすんだ」
「うん、早く脱がして?」
「ゆっくりと厭らしく」
待っていたらいつになるのかわからないので、愛都は再びおパンティを脱いだ。
「NOOOOOOOOッ……ぐふッ」
煩いので肘で一発食らわし、伸びたところに顔面騎乗する。
「お兄ちゃん」
「まな……なんて激しいんだ!」
「早く舐めて」
「むぐぐ」
有無を言わせず口に押し付けると、兄がパクリと愛都自身を咥える。
「いいよお。お兄ちゃん、上手」
いつの間にやら形勢逆転だ。兄は言われるまま、愛都自身を指で扱き吸い上げた。ちらりと振り返ると、兄のお馬さんがエッフェル塔の如く聳え立っている。愛都はごくりと喉を鳴らした。
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