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第四話 百鬼夜行とあやかし縁結び
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初々しい大学生活も早いもので、あっという間に中間試験の時期がやってきた。
どんなにフリーダムな学生でも、この時期には大学に顔を出す。普段授業ではほとんど見かけない運動部の学生なんかもいるため、普段より人口密度が濃い気がした。
かくいう私も、7月は縁結びカフェのシフトを減らして、試験や提出レポートに備えさせてもらった。
コン吉先輩が式神業との掛け持ちになったいま、私までシフトを減らすのは申し訳ない。けれども狐月さんは「学生の本分は学業だしね」と、快く送り出してくれた。
そればかりか、家だと集中が途切れてしまう私に、狐月さんは縁結びカフェで勉強することを許してくれた。しかもコーヒーとケーキの休憩セット付き。疲れたなあという絶妙なタイミングで差し入れてくれるので、本当に狐月さまさまだ。
妖怪たちもレポートや試験と格闘する人間がもの珍しいらしく、気がついたら私を応援してくれていた。
トオノさんやニャン吾郎さんはやんやと文字通り応援するだけだったけど、キヨさんとヌエさんなんか、レポートに悩む私の手元を覗き込んで、時たま横からアドバイスをくれたり。
もうやだ!限界!と机に突っ伏したときは、キュウ助が倉ぼっこの大軍を引き連れて、もふもふ毛玉の海に沈めて癒やしてくれたりした。
そうした皆々さまのありがたい手助けの甲斐あって、私は大学生になって初めての中間試験を、そこそこの手応えと共に終えることができたのだった。
「おっつかれさまー!」
最後の筆記試験である民俗学入門のテストを無事に終えた私たちは、その足で大学通りにあるカフェにて、健闘を讃えあうプチ慰労会を開いた。
カフェの名前はエレファント。その名の通り象のマークが目印の可愛らしいカフェで、雑貨屋さんと併設になっていることもあり、女子生徒から抜群の人気を誇っている。
ご褒美!とばかりに、夏みかんのパフェやらグレープフルーツのクレープ、メロンのケーキをそれぞれ頼んだ私たちは、心置きなく自由な時間を満喫していた。
「やー、疲れたー! もう、一生分の勉強したー!」
「一生分は大袈裟だよ、真希ちゃん」
「絶対そうだよー。受験が終わったときにも、もう机にかじりつくのは勘弁って思ったのにー」
「そのセリフ、理系学生には怒られそうだね」
肩を竦めつつ、私は自分のご褒美デザート、夏みかんのパフェに手を出す。
パフェスプーンで、夏みかんのソースがかかったクリームとアイスを掬い上げる。アイスの冷たさとクリームの甘味、ソースの絶妙な酸味に、「んー!」と私は感嘆した。
「はー。この瞬間のために頑張った気がするーっ」
「ほらー。鈴も、もう勉強したくないってー」
「それ、真希ちゃんの幻聴だよ……」
苦笑をするふみちゃんをよそに、私はぱくぱくとパフェを堪能する。
試験期間中に狐月さんが差し入れしてくれるスイーツも美味しかったけど、やっぱり解放されたあとの一品は格別だ。
無心にパフェを食べていると、同じくケーキをぱくりとやってから、真希ちゃんが大きく伸びをした。
「とにかく、これで夏休みだー!」
「ふたりは夏休みの予定は決めてるの?」
アイスティーを軽く飲んで、私は軽く話題を振る。すると真希ちゃんが、真っ先に手を挙げた。
「私は部活ざんまいだよー! 8月には合宿があるし、リーグ戦も始まるし!」
「真希ちゃんはラクロス部だもんね」
部活一色なスポーツ少女真希ちゃんらしい返事に、私は笑ってしまった。運動神経抜群な真希ちゃんは、もちろんプレイヤーだ。さすがに一年生なので試合には出られないけど、合宿や練習に今から燃えているらしい。
「ふみちゃんは? やっぱり、こみっとがメイン?」
真希ちゃんが、くりんとふみちゃんに顔を向ける。街づくりサークル「こみっと」の全容がいまだによくわからないけれど、やはり夏休みはあれこれと活動しているのだろうか。
するとふみちゃんは、ちょっぴりはにかみながら頷いた。
「基本的には青空市に参加したり、小学校の夏祭りのお手伝いをしたりするんだけど……。夏休みはね、八ヶ岳の貸別荘で合宿もするんだ」
「え!?」
「て、ことは!?」
「うん。雪村先輩も、合宿に参加するの」
少しだけ頬を赤くして頷いた乙女なふみちゃんに、私と真希ちゃんは同時に「きゃー!」と歓声をあげた。
雪村先輩というのは、ふみちゃんの所属するサークルこみっとの二年生だ。私も何度か青空市で会ったことがあるけど、優しくて気遣い上手で、少女漫画に出てくるみたいに爽やかなTHE好青年なのだ。
雪村先輩に片思い中だと、ふみちゃんが私たちに白状したのが6月の終わりくらいのこと。詳しく聞けば、どうやら雪村先輩のほうも憎からず思ってるっぽいぞと私と真希ちゃんにはピンときた。
以降、私と真希ちゃんは勝手に「ふみちゃんと雪村先輩を生温かく見守る会」を発起し、どっちがどう仕掛けるかをワクワクしながら見守ってきたのだ。
「いいねいいね、青春だね!」
「ふみちゃん! ここが勝負時だと、私は思うよ!」
私たちはやったれ!と息巻いて身を乗り出すけれど、ふみちゃんは恥ずかしそうにもじもじしている。結局ふみちゃんは、すごく小さな声で「が、がんばる」とだけ約束した。
「けど、ふたりともいいなー。真希ちゃんは部活で、ふみちゃんはサークルで恋愛! 私の夏は、たぶんバイトざんまいで終わるからなー」
頭の後ろに両手を当てて、私はのんびりとぼやく。
試験期間中、狐月さんはもちろん、妖怪のみんなには本当に助けてもらった。だからその分、夏休みはしっかり働きたいという思いはある。
けどそれはそれとして、絵に描いたようなキラキラ大学生の夏を謳歌するふたりが、羨ましくないと言ったら嘘だ。
「私にも何かないかなー。これぞ大学生!って感じの、ワクワクドキドキイベントが」
はむっとパフェスプーンをくわえて、私は天井を眺めた。――けれどもそのぼやきこそ、少女漫画的展開を夢見る大学生女子の詮索を呼び込むことを、私は気付けていなかった。
どんなにフリーダムな学生でも、この時期には大学に顔を出す。普段授業ではほとんど見かけない運動部の学生なんかもいるため、普段より人口密度が濃い気がした。
かくいう私も、7月は縁結びカフェのシフトを減らして、試験や提出レポートに備えさせてもらった。
コン吉先輩が式神業との掛け持ちになったいま、私までシフトを減らすのは申し訳ない。けれども狐月さんは「学生の本分は学業だしね」と、快く送り出してくれた。
そればかりか、家だと集中が途切れてしまう私に、狐月さんは縁結びカフェで勉強することを許してくれた。しかもコーヒーとケーキの休憩セット付き。疲れたなあという絶妙なタイミングで差し入れてくれるので、本当に狐月さまさまだ。
妖怪たちもレポートや試験と格闘する人間がもの珍しいらしく、気がついたら私を応援してくれていた。
トオノさんやニャン吾郎さんはやんやと文字通り応援するだけだったけど、キヨさんとヌエさんなんか、レポートに悩む私の手元を覗き込んで、時たま横からアドバイスをくれたり。
もうやだ!限界!と机に突っ伏したときは、キュウ助が倉ぼっこの大軍を引き連れて、もふもふ毛玉の海に沈めて癒やしてくれたりした。
そうした皆々さまのありがたい手助けの甲斐あって、私は大学生になって初めての中間試験を、そこそこの手応えと共に終えることができたのだった。
「おっつかれさまー!」
最後の筆記試験である民俗学入門のテストを無事に終えた私たちは、その足で大学通りにあるカフェにて、健闘を讃えあうプチ慰労会を開いた。
カフェの名前はエレファント。その名の通り象のマークが目印の可愛らしいカフェで、雑貨屋さんと併設になっていることもあり、女子生徒から抜群の人気を誇っている。
ご褒美!とばかりに、夏みかんのパフェやらグレープフルーツのクレープ、メロンのケーキをそれぞれ頼んだ私たちは、心置きなく自由な時間を満喫していた。
「やー、疲れたー! もう、一生分の勉強したー!」
「一生分は大袈裟だよ、真希ちゃん」
「絶対そうだよー。受験が終わったときにも、もう机にかじりつくのは勘弁って思ったのにー」
「そのセリフ、理系学生には怒られそうだね」
肩を竦めつつ、私は自分のご褒美デザート、夏みかんのパフェに手を出す。
パフェスプーンで、夏みかんのソースがかかったクリームとアイスを掬い上げる。アイスの冷たさとクリームの甘味、ソースの絶妙な酸味に、「んー!」と私は感嘆した。
「はー。この瞬間のために頑張った気がするーっ」
「ほらー。鈴も、もう勉強したくないってー」
「それ、真希ちゃんの幻聴だよ……」
苦笑をするふみちゃんをよそに、私はぱくぱくとパフェを堪能する。
試験期間中に狐月さんが差し入れしてくれるスイーツも美味しかったけど、やっぱり解放されたあとの一品は格別だ。
無心にパフェを食べていると、同じくケーキをぱくりとやってから、真希ちゃんが大きく伸びをした。
「とにかく、これで夏休みだー!」
「ふたりは夏休みの予定は決めてるの?」
アイスティーを軽く飲んで、私は軽く話題を振る。すると真希ちゃんが、真っ先に手を挙げた。
「私は部活ざんまいだよー! 8月には合宿があるし、リーグ戦も始まるし!」
「真希ちゃんはラクロス部だもんね」
部活一色なスポーツ少女真希ちゃんらしい返事に、私は笑ってしまった。運動神経抜群な真希ちゃんは、もちろんプレイヤーだ。さすがに一年生なので試合には出られないけど、合宿や練習に今から燃えているらしい。
「ふみちゃんは? やっぱり、こみっとがメイン?」
真希ちゃんが、くりんとふみちゃんに顔を向ける。街づくりサークル「こみっと」の全容がいまだによくわからないけれど、やはり夏休みはあれこれと活動しているのだろうか。
するとふみちゃんは、ちょっぴりはにかみながら頷いた。
「基本的には青空市に参加したり、小学校の夏祭りのお手伝いをしたりするんだけど……。夏休みはね、八ヶ岳の貸別荘で合宿もするんだ」
「え!?」
「て、ことは!?」
「うん。雪村先輩も、合宿に参加するの」
少しだけ頬を赤くして頷いた乙女なふみちゃんに、私と真希ちゃんは同時に「きゃー!」と歓声をあげた。
雪村先輩というのは、ふみちゃんの所属するサークルこみっとの二年生だ。私も何度か青空市で会ったことがあるけど、優しくて気遣い上手で、少女漫画に出てくるみたいに爽やかなTHE好青年なのだ。
雪村先輩に片思い中だと、ふみちゃんが私たちに白状したのが6月の終わりくらいのこと。詳しく聞けば、どうやら雪村先輩のほうも憎からず思ってるっぽいぞと私と真希ちゃんにはピンときた。
以降、私と真希ちゃんは勝手に「ふみちゃんと雪村先輩を生温かく見守る会」を発起し、どっちがどう仕掛けるかをワクワクしながら見守ってきたのだ。
「いいねいいね、青春だね!」
「ふみちゃん! ここが勝負時だと、私は思うよ!」
私たちはやったれ!と息巻いて身を乗り出すけれど、ふみちゃんは恥ずかしそうにもじもじしている。結局ふみちゃんは、すごく小さな声で「が、がんばる」とだけ約束した。
「けど、ふたりともいいなー。真希ちゃんは部活で、ふみちゃんはサークルで恋愛! 私の夏は、たぶんバイトざんまいで終わるからなー」
頭の後ろに両手を当てて、私はのんびりとぼやく。
試験期間中、狐月さんはもちろん、妖怪のみんなには本当に助けてもらった。だからその分、夏休みはしっかり働きたいという思いはある。
けどそれはそれとして、絵に描いたようなキラキラ大学生の夏を謳歌するふたりが、羨ましくないと言ったら嘘だ。
「私にも何かないかなー。これぞ大学生!って感じの、ワクワクドキドキイベントが」
はむっとパフェスプーンをくわえて、私は天井を眺めた。――けれどもそのぼやきこそ、少女漫画的展開を夢見る大学生女子の詮索を呼び込むことを、私は気付けていなかった。
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