スポーツコラム

レイラ

文字の大きさ
上 下
6 / 18

世界のレベルが上がっている競泳

しおりを挟む
こんにちは。本日は、バスケから抜けて水泳のコラムを。

実は、現在、私は水泳をやっています。競技としては、競泳です。

2023年5月、再開しました。3年ぶりなので、まだ、体力が戻っていないですが、いずれ、また、マスターズ大会にも参加する気で練習をしています。

それもあって、世界水泳に関しては注目しています。

2023年7月14日から、世界水泳2023を福岡で開催しています。福岡で開催するのは2度目なのです。来年のパリ五輪にも関わってくるので重要な大会になります。

競技はアーティスティックスイミング、飛び込み、競泳、水球などがあります。

最近、アーティスティックスイミングや飛び込み競技は、日本も強くなってきています。

ただ、競泳だけは東京五輪2020から元気がなくなっています。今、日本がメダルを獲れる位置にいるかというと、正直、難しいです。

メディアでは期待して、もの凄く盛り立ててますが、メディアが話題にするほど、メダルを獲れる選手、今はいないと私は考えています。

メダルを獲れる可能性はあるけれど、率は低いです。

そんな中で2023年7月23日、競泳の初日を迎えました。

瀬戸選手が銅メダルを獲得しました。ただ、世界のレベルはかなり上がっています。

瀬戸選手が銅メダルを獲得しましたが、その瀬戸選手が出場した400個人メドレー決勝が2023年7月23日にありました。

とてつもないことが起きました。

皆様は怪物と呼ばれたマイケル・フェルプスさんをご存じでしょうか。このフェルプスさんが持っている記録は絶対に破れないと言われていました。

フェルプスさんが持っている記録は2008年の世界新。この記録を破った選手がマルシャン選手です。15年も記録が破られなかった記録を2秒近くも更新したのだから、新怪物登場です。

また、女子の100×4フリーリレーでは、オーストラリアが持っていた記録なのですが、自ら塗り替えて、世界新を更新しました。これも2秒近く更新しています。

更に400フリーでは、今まで持っていたティットマス選手の記録をマッキントッシュが破って世界新を出していたのですが、この世界水泳2023でティットマス選手が世界新を取り戻しました。

初日だけで世界新が3つも出ています。

それだけ、今、かなり世界のレベルが上がっている中で、日本はちょっと遅れをとっているようにも感じます。

もう一度、練習の在り方やメンタルの持ち方、フォームなど改革しないと、世界レベルでは戦えないのでは? と、初日からレースを見て感じてしまいました。

今は、日本選手が獲っていた平泳ぎの世界新も、なかなか獲れない状況になっていますし、何より、日本新を更新していかなければ、世界には辿り着けません。

今の日本新は世界新と比べてしまうと、4秒も5秒も違います。スポーツでの、この時間の差はかなり大きいです。0.01秒の世界ですから。

まだ、初日なので、日本が、これから徐々に緊張も和らぎ、少しでもいいタイム、メダルに近づけるレースができるようになることを祈ります。
しおりを挟む

処理中です...