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第8章

日曜日の暗転

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貴浩は白いタイツ脚の足首を掴み、V字に開いた両脚の間に入って、ペニスを恵子の口に当て、ゆっくりと口の中に挿入しました。
恵子は唇をギュッと締めてペニスに刺激を与えると同時に亀頭を舐めます。
「うあっ、恵子ちゃん、すごくいいよ」
(私も興奮してきたわ)
貴浩はゆっくりとペニスのピストン運動を始めました。
ペニスの先端から中程までを恵子の口の中で前後に動かすので、恵子は唇に少し力を入れてペニスを刺激します。
「ああっ、恵子ちゃん、気持ちいい、ああっ、すごくいいよ、いっぱい出すよ、ああっ」
(私も気持ちいいわ、貴浩くん、最高よ)
貴浩が興奮することで、恵子も興奮して体の中を快感が走り始めました。
(うあっ、私が貴浩くんを興奮させてるわ、ああっ、私も気持ちいい、ああっ)

貴浩の興奮がMAXになりつつあり、さらにもっと強い刺激を欲していました。
「恵子ちゃん、喉の奥までペニスを入れるよ」
恵子はペニスを咥えたまま頷きます。
貴浩はペニスを口の奥からさらに喉へ挿入しました。
恵子の喉がペニスが挿入されて膨らむのが分かります。
恵子の喉が貴浩のペニスを締め付け、貴浩は新しい快感を感じます。
「恵子ちゃんの喉にペニスが入ってるよ。すごいよ。すごく気持ちいいよ、恵子ちゃん」
貴浩は恵子の喉にペニスを擦り付けるピストン運動を始めます。
「うわあ、き、気持ちいい、気持ちいいよ、最高だよ、恵子ちゃん」
激しく喉にピストン運動と、恵子が窒息しないように喉から抜いて口の中だけのピストン運動を交互に行うと、貴浩のペニスの根元の中に精液が溜まってくるのを貴浩は感じ始めました。
白いタイツ姿の恵子の口や喉にピストン運動していることに大興奮して、貴浩は絶頂へ駆け上がります。
同時に恵子も、貴浩を興奮させている白タイツの自分に興奮して絶頂へ向かいます。
貴浩は恵子の喉奥への射精にラストスパートです。
「け、恵子ちゃん、い、イクよ、イクよ、喉の奥にだすよ」
(来て、貴浩くん、喉にいっぱい出して。私もイキそうよ)
恵子の白いタイツ脚も激しく痙攣して、恵子も絶頂を迎えました。
貴浩は我慢できずに射精に突入します。
「恵子ちゃん、出すよ、出すよ、精液出すよ、ああっ、イクーーッ」
(私もイクーーッ)
恵子が絶頂を迎え、白いタイツ脚が激しく痙攣し、貴浩は恵子の喉奥へ大量の精液を発射しました。
ドクッドクッと貴浩のペニスが脈を打ち、亀頭の先から次々に精液が勢いよく飛び出して恵子の喉を撃ちます。
(すごい、いっぱい出てくるよ。すごく嬉しいわ、貴浩くん)
貴浩の射精がなかなか止まりません。
大量の射精に恵子も大興奮です。
ようやく射精が止まりましたが、オナニーや頼子とのセックスの何倍もの精液が恵子の喉に放出されました。

貴浩は射精が終わると急いでペニスを恵子の口から抜きました。
喉奥での射精が長くなり、恵子が息ができなくて苦しくないかと心配になったからです。
ペニスを抜くと、恵子は頭をテーブルに上げ、仰向けで貴浩を見つめます。
ペニスを抜いた瞬間に少し咳込みましたが大丈夫のようです。
「恵子ちゃん、射精のときに苦しくなかったかい?」
「心配してくれありがとう。大丈夫だよ。それよりもたくさん精液が出たわ。はっきり分かったわよ。今もここにあるわ」
恵子は喉から胃のあたりをタイツの上からさすりました。
「恵子ちゃんの喉がペニスで膨らんでいるのがはっきり見えて、射精のときもこの中で射精してるってすごく興奮したよ。恵子ちゃんの体の中にいっぱい射精できて嬉しいよ」
貴浩は恵子の体を支えて恵子を起こすと、恵子は貴浩の前に立ちました。
「精液が今ここを通ってるわ」
恵子は食道を手で示して、微笑みました。
「本当に精液がいっぱいあるわ。こんなに私の体の中に射精してくれてありがとう。本当に嬉しかったわ」
「恵子ちゃんへの想いを込めて射精したよ。俺の方こそありがとう」
貴浩は恵子のタイツ体を優しく抱きしめました。
恵子も満面の笑みで貴浩を見つめます。
「恵子ちゃん、次回はセックスしてくれないかな?コンドームをきちんと用意するから」
「ええいいわ。それで貴浩くんが幸せを感じるならOKよ。でも絶対タイツを脱がしたりしないで。無理矢理やったら絶交するからね。必ずタイツを履いたままセックスするわよ」
「OK。ちゃんと約束するよ」
貴浩は今日のイラマチオに満足し、また、今度はセックスできることに夢ではないかと幸せを感じていました。

恵子にとって、先ほどの頼子の家での真由と頼子のセックスを知ってから心が不安定になりかけていたのを、貴浩によって支えられて平常な気持ちを取り戻すことができたことに、貴浩に感謝の気持ちでいっぱいでした。
その気持ちから貴浩へのイラマチオでしたが、貴浩の想いをこめた大量の射精を受け止めたことはとても嬉しく思い、また、このイラマチオに貴浩が幸せを感じてくれたことも嬉しく思っていました。
恵子にとって、貴浩は頼子や菜乃花のように自分を愛してくれる大切な人であり、真由のように頼りにしたい大切な人でもあります。
だからこそ、セックスもコンドーム付きという条件でOKしたのでした。

貴浩に抱きしめられながら興奮した気持ちを落ち着けた恵子は、ふと時計を見て顔色を失いました。
頼子との約束の時刻が過ぎていたのです。
「あっ、どうしよう‥」
恵子は貴浩を突き放すと、急いで2Fへ駆け上がりました。
「恵子ちゃん、どうしたの?」
貴浩は一瞬呆然としましたが、すぐに恵子を追いかけました。
貴浩は恵子と頼子の食事のことは知りません。

恵子が自分の部屋に入ってスマホを見ると、頼子から何回も電話がかかってきていました。
「うわあ、ヤバい、どうしよう‥」
「恵子ちゃん、大丈夫?」
「大丈夫じゃないわ。今日、頼子さんの家で頼子さんと一緒に食事をする予定だったんだけど、約束の時間がもう過ぎているのよ」
「え?」
恵子は貴浩に構わずに急いで頼子に電話しました。
「あ、頼子さん。時間過ぎちゃってごめんなさい。今すぐ行きます」
「別に来なくていいわよ。もう今日は一緒に食事するつもりないから」
「え?そんな‥頼子さん、ごめんなさい。本当にごめんなさい」
「そんな風に謝らなくていいわよ。ただ一つだけ聞きたいんだけど。恵子ちゃんから何の連絡もないので心配になって家まで来たんだけど、目の前に貴浩の自転車があるのよね。これ、どういうことなの?私との食事をすっぽかして貴浩と会っているって一体どういうつもりなのか説明してよ」
電話口から頼子がかなり怒っていることは分かります。
「頼子さん、家の前にいるんですね。すぐに行きます」
恵子は顔面蒼白で1Fへ駆け下ります。
貴浩も大体の事情は理解して、後を追いかけます。
白いハイウエストタイツ姿で玄関ドアを開けると、鬼の形相で蔑むような視線の頼子が門柱の所に立っていました。
「これは一体どういうことなのか、早く説明してよ」
頼子の鋭い言葉が恵子に突き刺さりました。
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