ヤマシヤスヒロ

ヤマシヤスヒロ

発明家 理学博士
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SF 完結 ショートショート
「2030年3月1日、あなたは、議員としての資格を失いました」 と、2030年3月1日の朝、ある議員のパソコンとスマートフォンにメールが来た。 また、その日の夕方、郵便でも同じ内容の文言が書かれた書面が届いた。 発送元は、 「議員管理AI」 と書かれている。 その議員は、裏金で問題となった議員である。 その通知を受けた議員は、議員資格を失った。
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文字数 1,030 最終更新日 2024.02.18 登録日 2024.02.18
SF 完結 ショートショート
「どのような方法を思いついたんですか」 と市山博士は、ニコニコしながら大津君を見て言った。 「処理水に含まれるトリチウム水を、遠心分離器で分離し、通常の水だけを水蒸気で、大気中に出し、分離したトリチウム水は、核融合炉の原料として利用するというプラントを福島第一原発の隣に作るというアイデアです」 「そうすれば処理水の海洋放出を止めることもできるのです」 「また、処理水をエネルギー源として利用することができるのです」 と、大津君は、市山博士に説明した。
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文字数 1,114 最終更新日 2023.09.10 登録日 2023.09.10
SF 完結 ショートショート
2123年、日本列島には、人は、住んではいなかった。 日本列島全土が放射能で汚染されていたからである。 100年前の2023年、日本政府は、それまでの防衛政策を大きく転換し、敵基地攻撃能力を保有することになり、安保関連3文書に明記し、長射程ミサイルなどの開発・配備などに乗り出した。 そのような状況で、2023年8月に、日本政府と東電は、福島第一原発の処理水の海洋放出を強行した。隣国は、その日本の処理水の海洋放出に反対し、日本の海産物の輸入を禁止し、日本にも、いやがらせの電話などが頻繁にかけられるようになっていた。 その20年後の2043年8月、福島第一原発の処理水の海洋放出が続けられていた。 2043年9月1日、隣国の日本人が多く住む地域で、日本人が迫害されるという事件が起こった。
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文字数 996 最終更新日 2023.09.07 登録日 2023.09.07
SF 完結 ショートショート
「おー、すごいぞ。何か映ってるぞ」 と、市山博士は、助手の大津君に言った。 「すごいですね、森のような映像ですね」 と、助手の大津君は、驚いた顔をして、市山博士に言った。   市山博士と助手の大津君は、国際脳科学研究所の脳波研究室で実験をしていた。 2050年、国際脳科学研究所の公募に「思考投影装置の研究開発」というテーマで応募し、採択され、委託研究の契約をしたサンエイ科学研究所の所長の市山博士は、助手の大津君と脳波研究室の実験室を借りて、基礎実験を経て、実験に協力している男性が思い浮かべている画像をパソコンの画面に表示することに成功したのである。
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文字数 1,911 最終更新日 2023.05.20 登録日 2023.05.20
経済・企業 完結 ショートショート
「大津くん、これって、何も対策をやらないってことよね」 と友子は、テレビを見ながら、大津君に言った。 「なんでー」 と大津君は言った。 「だって、異次元のなんとか対策って言ってるのよ」 「異次元だから、現実の社会の次元ではないってことなのよ」 と、友子は、いっしょにテレビを見ている大津君に言った。 友子は、続けて、 「大津くん、この異次元って用語なによ」 と、大津君の顔を見ながら、少し怒り口調で言った。 「うーん、そうだよね、なんだろうね」 と、大津君は、言った。
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文字数 1,079 最終更新日 2023.05.13 登録日 2023.05.13
SF 完結 ショートショート
「大津くん、これどう思う?」 と友子は、パソコンでネットで日本経済新聞の2023年2月15日の記事を見ながら、大津君に言った。 その記事には、 「気球撃墜の要件緩和へ 防衛省「正当防衛以外も」 「防衛省は15日、日本に他国の気球が飛来した場合に自衛隊が武器を使える要件について緩和を検討すると表明した。これまでは正当防衛などにあたるケースでのみ領空侵犯機を撃墜できると説明してきた。気球に対処しやすいよう方針を改める。」 と書かれてあった。  友子は、その記事を見て、 「気球を撃墜するために、武器を使って、ミサイルなどを発射したときに、もしそのミサイルが気球に命中しないで、落下したとしたら、大変なことになるかもしれないわね。 「そうだね、大変な事故がおこるかもしれないよね」 と大津君は言った。 友子は、続けて、 「大津くん、何かいいこと考えてよ」 と、大津君の顔を見ながら、真剣な声で言った。 「うん、そうだね」 と、大津君は、言った。
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文字数 1,723 最終更新日 2023.02.25 登録日 2023.02.25
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「世界で初めての超小型ブラックホールジョイントを用いた物質転送装置」 「サンエイ科学研究所の所長の市山博士は、ブラックホールの研究を行っていて、重力が空間を曲げるということを応用するために、ブラックホールを、ある物質を超高圧で圧縮することにより、超小型のブラックホールを作り出し、その超小型のブラックホールにより、空間を曲げ、ある場所と、遠隔の場所を接続するジョイントを開発することに成功した。 そのジョイントの設定ダイヤルを、接続したい場所の緯度と経度と高度を設定することにより、その設定した場所に空間が接続されるというものである。 この物質転送装置は、超小型ブラックホールジョイントを装置内に設置し、タッチパネルの数字をタッチすることにより、ジョイントの設定ダイヤルを設定し、各物質転送装置との空間を接続し、物質転送装置間での物質の転送を可能にしたものである。 特許654830 発明の名称:超小型ブラックホールジョイントを用いた物質転送装置。 発明者:市山治英」
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文字数 2,679 最終更新日 2023.02.12 登録日 2023.02.12
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8年前の2022年には、ある国による侵略戦争が起こり、2022年、日本政府は、それまでの防衛政策を大きく転換し、敵基地攻撃能力を保有することになり、安保関連3文書に明記し、長射程ミサイルなどの開発・配備などに乗り出した。 そのような状況の中、国会議員であるA氏は、ゲーム理論を研究し、政治を国民一人一人のしあわせ度を上昇させるゲームと考え、政治家である議員は、そのゲームのプレイヤーと考えることにしたのである。そして、世界中の各国で、国民一人一人のしあわせ度を集計し、その合計を競い合うゲームとして、国際政治も考えるのである。
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文字数 1,595 最終更新日 2022.12.31 登録日 2022.12.31
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「そうなんです。実は、昨日、テレビでマイクロプラスチックごみを一つ一つ拾っているのを見ていて、先輩に言われて、何かいいものを考えてほしいと言われて、考えてたんですが、ちょっといい方法を思いつき、今のうち、書類に書いているんです」 と大津君は、市山博士の方に向き直って、言った。 「どのような方法を思いついたんですか」 と市山博士は、ニコニコしながら大津君を見て言った。 「磁性プラスチックです」 「プラスチックを製造するときに磁性体の粉末を混入するのです」 「これから製造するプラスチックには、すべて、磁性体の粉末を混入するようにするのです」 
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文字数 1,074 最終更新日 2022.12.11 登録日 2022.12.11
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2123年、日本列島には、人は、住んではいなかった。 日本列島全土が放射能で汚染されていたからである。 100年前の2023年、日本政府は、それまでの防衛政策を大きく転換し、敵基地攻撃能力を保有することになり、安保関連3文書に明記し、長射程ミサイルなどの開発・配備などに乗り出した。 そのような状況で、隣の国では、ミサイルの発射実験を続けていた。 2043年、いつものように隣の国のミサイル発射実験が行われていたが、2043年6月1日、隣の国から発射されたミサイルは、日本海の排他的経済水域内に落下した。そのとき、日本の漁船が被害を受けてしまった。
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文字数 778 最終更新日 2022.12.03 登録日 2022.12.03
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「そうなんです。実は、昨日、先輩に言われて、広い土地に発電だけをするために太陽光発電システムを設置されているんだけど、なんかもったいないような気がして何かいいものを考えてほしいと言われて、考えてたんですが、ちょっといい方法を思いつき、今のうち、書類に書いているんです」 と大津君は、市山博士の方に向き直って、言った。 「どのような方法を思いついたんですか」 と市山博士は、ニコニコしながら大津君を見て言った。 「電波望遠鏡一体型太陽光発電システムです」
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文字数 1,127 最終更新日 2022.11.29 登録日 2022.11.29
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「屋根にソーラーパネルを設置するとテレビのアンテナがつけられなくなってしまうから何かいいものを考えてほしいと言われて、考えてたんですが、ちょっといい方法を思いつき、今のうち、書類に書いているんです」と大津君は、市山博士の方に向き直って、言った。「どのような方法を思いついたんですか」と市山博士は、ニコニコしながら大津君を見て言った。「アンテナ一体型ソーラーパネルです」 「それはいいですね」「ソーラーパネルの電極をアンテナ形状にして、ソーラーパネルで発電する直流電流をその電極で流し、また、そのアンテナ形状の電極でテレビの電波を受信するようにするのです」 
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文字数 1,068 最終更新日 2022.11.28 登録日 2022.11.28
SF 完結 ショートショート
「今ね、テレビで、50年前の出来事っていう番組をやってたの」 と、おばあさんは、真剣な顔をしながら、続けてしゃべりかけた。 「97歳の男が、軽自動車を運転して、歩道を数十メートル走行してね、歩道にいた女の人をはねて死亡させてしまったんですって」 「あー、そうかい、大変だったねー、むかしは」 と、おじいさんは、新聞から目をはなして、おばあさんの顔を見て言った。 「今は、30年ほど前に自動運転車ができてから、運転免許証を持っている人で、自分の運転に自信がなくなってきたら、むかしからある運転免許証の返納というものの他に、自動運転車使用許可証に交換できるような制度になったから、ここの日光のような車がないと不便なところに住んでいる人は、みんな自動運転車使用許可証に交換して、自動運転車に乗るようになっているから、そのような事故は、起きないよね、おばあさん」
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文字数 817 最終更新日 2022.11.22 登録日 2022.11.22
経済・企業 完結 ショートショート
サンエイ科学研究所の助手の大津君は考えた。「ソウルの雑踏事故は、細い坂道に何人もの人が一度に入り込んだために起こったと思います。東京でも渋谷には、細い坂道がありますからね、雑踏事故が起こらないように何か考えないといけないと思いまして」 「そこで考えたんですが、入場を制限するゲートを設けたらどうかと」 「イベントがあるときなどに、細い坂道の入り口に、入場する人数をカウントするセンサーと退場する人数をカウントするセンサーを設け、その坂道に入場している人数が所定の人数になったら、入場ができなくなるようなゲートを設置するのです」
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文字数 1,268 最終更新日 2022.11.08 登録日 2022.11.08
経済・企業 完結 ショートショート
マイナンバーカードをなくしてしまったヒデハルは、再発行をしてもらおうと思い、区役所に行った。その区役所で、ヒデハルがヒデハル本人であることを証明するために、知人にヒデハルを証明するための署名と印鑑を押してもらうための書類を受け取り、その書類を提出するように言われた。それで、ヒデハルは、知人のサンエイ科学研究所の市山所長に会いに行った。
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文字数 1,125 最終更新日 2022.10.15 登録日 2022.10.15
経済・企業 連載中 ショートショート
サンエイ科学研究所の助手の大津君は、子供が行方不明にならないようにするためのことを考えた。それは、GPSを子供に持たせるようにする。例えばペンダント型にして首からぶら下げるようにして、その位置情報をご両親のスマホで見ることができるようにするんです。また、子供が行ける範囲を設定して、その範囲を越えたら子供が身につけているGPSから警報を鳴らし、子供に知らせ、また、ご両親が持っているスマホにも警報が鳴るようにするのです。すでに子供用GPSは売ってるので、赤ちゃんが生まれたら市区町村から子供用GPSをプレゼントするように提言しようと思っている。
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文字数 1,240 最終更新日 2022.10.03 登録日 2022.10.03
経済・企業 完結 ショートショート
サンエイ科学研究所で助手として働いている大津君は、通園バスの園児の置き去りを防止する装置を発明した。その装置は、通園バスの園児が座る座席に、園児が座るとスイッチが入り、運転席のパネルに、それぞれの座席に対応する赤ランプが点灯し、園児が座席から離れると赤ランプが消灯するようにしたものである。また、エンジンを停止したあとも赤ランプが点灯している場合には、警報が鳴るようにした。
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文字数 1,272 最終更新日 2022.09.14 登録日 2022.09.14
SF 完結 ショートショート R18
ぼくがよく行くファッションヘルスが、最近、リニューアルオープンした。 そのホームページを見ると、オプションが新たに設けられた。 「パンティ持ち帰り1000円」 「パンティストッキング1000円」 「オナニー鑑賞2000円」 「顔射3000円」 「ごっくん3000円」 とあるのだが、 それと、 「リモート5000円」 というのが最後に書かれていた。 「リモート、リモートってなんだろう」
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文字数 3,024 最終更新日 2022.08.04 登録日 2022.08.04
SF 完結 ショートショート R18
駅の男性用トイレで、用を済ませてから、出てきたよしおは、その男性用トイレの横にある多機能トイレの絵に目がいった。 その絵は、車椅子に座った人の絵、杖をついた人の絵、おなかが大きく妊娠した人の絵、赤ちゃんの世話をしている絵、小さな子供をつれている男女の絵が描いてある。よく見る絵である。 それらの絵に並んで、見慣れない絵があった。 股間を膨らませている男性の絵である。 「この絵、なんだろう」 と、よしおは、気になり、用を済ませた後だけど、ちょうどその多機能トイレがあいていたので、入ってみることにした。
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文字数 1,552 最終更新日 2022.06.13 登録日 2022.06.13
SF 完結 ショートショート R18
「おっ、こんな店、あるんだ」 「おもしろそうですね、先輩」 と、新大久保工業大学テニス部4年生のヒデヤスと2年生のヤスシは、新宿歌舞伎町をぶらぶらと歩いていて、 「大人のビデオボックス、DVD1本鑑賞、3000円」 と、看板の出ている店の前で、立ち止まった。 2030年の5月の連休の、ぽかぽか陽気の午後2時ごろである。 「ちょっと、入ってみるか」 と、ヒデヤスは、後輩のヤスシの方を見て、ニヤニヤしながら言った。 「そうですね、先輩」
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文字数 3,393 最終更新日 2022.06.08 登録日 2022.06.08
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