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第3章

カミーユのタイツ13 初めてのオナニー

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「恵子、バイブをヴァギナに入れる前に、まずは恵子の指をヴァギナに入れてみようよ。オナニーは自分の指からスタートよ。」
「えっ、で、でも、」
「ほら、また「でも」って言ってる。「でも」は絶対ダメ。恵子、本当はもっとヴァギナを知りたいんでしょ。ヴァギナに興味あるんでしょ。だったら自分で調べないと。自分の体は自分の体で調べるのよ。私が側で見ててあげるから。膝を立てて、ゆっくり息を吸って、リラックスして指を入れてみるのよ。さあ勇気を出して。」
「う、うん、わかったわ、やってみるわ。カミーユ、そばにいてね。」
「いいわ。そばにいるわよ。まず指でヴァギナを触りながら入り口を探してみて。見つけたら、そっと中指を入れていくのよ。」
カミーユの右手が恵子の左手をしっかりと握りしめました。

恵子は仰向けになり、両膝を立ててヴァギナの入り口を上に向けました。
カミーユがそばにいる安心感から、恵子は勇気を出して右手の中指をタイツごとヴァギナにゆっくり沈めました。
「ああっ、私の指がヴァギナに入っていくわ‥」
恵子は体の中から熱い何かが込み上げてくるのを感じました。
「恵子、ほら全部入ったわ。今度は入れた指を上下に動かしてごらん。」
「うん、あっ、あっ、な、なに、これ、ああっ、」
指で押しているタイツがヴァギナに擦れることで、先ほど込み上がってきた快感が、波を打って体全体へ広がっていきました。

それでも恵子はオナニーすることの恥じらい、躊躇いがまだありました。
それでなんとか快感に耐えようとしていますが、体が反応し、喘いでしまいます。
「恵子、オナニーは遠慮しちゃダメ、我慢しちゃダメよ。もっと自分をさらけ出していいのよ。恵子が感じたいように指を動かして、恵子が感じたままに体を反応させればいいのよ。」
「カ、カミーユ。」
恵子は少しずつ指の運動を速めようとしていました。
「そうよ、恵子、もっと感じていいのよ。もっと喘いでいいのよ。ありのままの恵子をさらけ出していいのよ。それが恵子のオナニーよ。」

恵子の右手の中指が堰を切ったように激しく動き始めました。
そしてカミーユの右手を握りしめていた恵子の左手をはなし、恵子の左胸をタイツの上から揉み始め、指で乳首を刺激しました。
さらに右手の薬指もヴァギナに挿入して、2本の指でヴァギナの中を掻き回すように動かし、上下運動も激しさを増してきました。
「ああっ、気持ちいい、あっ、ああっ!」

左手は乳首とクリトリスを交互に刺激し始めました。
恵子の胸やヴァギナから熱い快感が全身へ次々に溢れ出し、体を何度も大きくバウンドさせながら激しくくねらせ、両脚を何度も曲げ伸ばしバタつかせていました。
「ああっ、カミーユ、私、タイツ‥‥履いて、オナニーしている、私、オナニー‥‥ああっ、気持ちいい!」
叫び声をあげながら、この快感を作り出しているのが恵子自身であることに興奮していました。

恵子の左手はクリトリスを刺激し続けて、右手は回転運動と上下運動を交互に激しく行っていました。
恵子の体の中を電流のような快感がグッと込み上げ、体が大きく浮かびブリッジの姿勢になり、体を仰け反らせ、両脚を激しく痙攣させながら
「ああっ、カミーユ、ああっ、イクイク、あっ、カミーユ、カミーユ!イクーーッ!」
大絶叫とともに絶頂を迎えました。

カミーユは恵子がカミーユの名前を呼びながらオナニーをして絶頂を迎えている様子を涙を浮かべて見ていました。
愛する恵子の熱いオナニー、しかも自分の名前を絶叫している‥‥カミーユはすごく幸せな気分に浸っていました。

恵子の体がブリッジの姿勢から勢いよくベッドに崩れ落ちると、恵子は感極まり、恵子の目から大粒の涙が溢れ号泣し始めました。
「恵子、すごく素敵な最高のオナニーだったわよ。私、本当に感動したわ。」
「カミーユ、私、私‥‥」
恵子は全力でオナニーしたことに感動していました。

「私、オナニー、できたよね?」
「これが恵子のオナニーよ。ありのままの恵子の姿よ。タイツを履いてオナニーしたことに自信を持とうよ。」
「うん、オナニー、最高だわ。カミーユが導いてくれたおかげよ。ありがとう。」
「私の名前を何度も叫んでいた恵子、ほんと嬉しかったわ。」
「えっ?私、カミーユの名前叫んでいたの?無我夢中で頭の中が真っ白だったから覚えていないわ。」
「うーん、それはちょっと寂しいなあ。でもそれだけ自分をさらけ出してオナニーに集中していたのね。」
恵子は正直初めは恥ずかしさやためらいがありました。
でもカミーユに励まされてからは、体が求めるがままにオナニーをして、体が反応するがままに喘ぎ叫んでいました。

恵子は何か一つ殻を破った気分で、新しい自分がここにいることが誇らしく思い、もうオナニーにためらいはありませんでした。

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