とある小さな村のチートな鍛冶屋さん

重大発表その4

応援してくださっている皆様へ

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
作者の夜船紡です。
読んでいただいているのに、更新せずにこのようなお知らせばかりで本当にごめんなさい。

それでも、お知らせしておきたかったんです！
今回のお知らせとは……なんと！【チートな鍛冶屋さん】、まさかの3巻発売！です！！
5月下旬に発売予定ですので、よければ、購入お願いいたします！
なお、今回は全て書き下ろしのストーリーになっており、書籍自体はこの3巻で完結となります。

実はこちらの更新が止まっていたのは、その書き下ろしの方の作業の方でてんてこ舞いになっていた所為もあります。
現在更新中の内容については、一部の内容を除き継続して書かせていただく予定です。
3巻のレンタルが開始される時に同時に変更した文に差し替えさせてもらおうかと。

そして、3巻という書籍上の完結を祝い、ちょっとした設定を公開させていただこうと思います。
普通に公開するのもなんですので、Q&A方式です(о´∀`о)
よければ、こちらもお楽しみください。


Ｑ.チートな鍛冶屋さんって全然チートしていないのに、何故チート？
A.チートの元々の意味はごまかし・不正行為や、コンピューターゲームで、プレーヤーがプログラムを不正に改造することを意味します。
メリアの鍛治能力は確かに凄いですが、その力は元々神様から与えられたもの。つまり、その世界にはなかったのを外部から与えられた力だという意味でつけました。

Ｑ.名前の由来
A.
メリア→ 花びらや葉を重ねて大輪の花のようなものを作る事をメリアといいます。1人ではなく、たくさんの人と出会い、世界が花開くようにと名づけました。

リクロス→実は意味はとても簡単。リクロスのリはリターンを略すとreになりますよね？そして、クロスはcross、交わるを意味します。
魔族が再び人と共に歩めるよう、交われるようにという意味でした。

眷属達は全員鉱石の名前からつけています。

フローライト→白い蛇であるフローは子どもなこともあって純真無垢な存在です。
蛍石とも呼ばれるこの石は無邪気な発想や思考力を高めてくれる石ともされている為、この名前を付けました。
また、水に触れて煌めくその鱗が蛍のように煌めいていたのかもしれません。

オニキス→黒い鶏。黒い鉱石の名を付けようと最初から思い付けました。「自己防衛の石」としても知られているので、メリアを初っ端から頑張って守ってくれました。

アンバー→琥珀は天然樹脂の化石であって鉱石ではないかもしれません。ですが、茶色のウサギの名前を付けようと思った時、1番にこの名前が浮かんできたのでそう名付けてしまいました。

ラリマー→ ブルーペクトライトのことでとても高価な鉱物です。愛と平和の石とされているので、温厚な彼にぴったりだと思い名付けました。

セラフィ→ セラフィナイトのことです。天使の石と称されているので、この子もこれしかない！とすぐに決めてしまいました。

ルビーくん→炎っぽい鉱石の名前を付けてあげたいと思った結果、情熱の石ルビーに行き当たりました。
見た目こそ、可愛いでっかいハムスターみたいな彼ですが、実はこの中で1番年上という設定がありました。生かす機会はいつか来るかな？笑

オパール→登場時から他の眷属達の力と一緒にというのを決めていたので、たくさんの色がある鉱石がいいと思い、このオパールに決めました。

ジェード→翡翠のことです。風というと鳥をイメージするので、カワセミとも読めるこの石になりました。
後、個人的な偏見ですが、風ってなんとなく緑っぽい色想像しません？


Ｑ.メリアの元の世界の両親と会社はどうなった？
A.
実は、メリアが死んだ後、異世界へと転生するまでには語られることのない時間の経過が存在します。
まず、メリアの親は娘の死亡理由(過労による心不全)を聞き、嘆き悲しんで会社を訴えました。
その結果、多額の慰謝料を勝ち取りますが、そんな事をしても娘は帰ってこないとお金を燃やしてしまいます。
そう、実はこのお金がメリアの最初から所持していたお金の理由。
その後は、娘の代わりに犬を飼って育てているうちにご近所さんと仲良くなってそれなりに楽しい老後を過ごしました。

会社は、今までほとんどをメリアに任せていた為、重要な書類やその他諸々が分からず現場は混乱状態。
新人は勿論入って来ないですし、そんな状況では人も当然辞めていきます。
そんな会社と関わろうとする会社や企業があるわけもなく、結果として首が回らなくなり、倒産することになりました。
神様の仕業か、因果応報か、それは分かりませんがね。

ちなみに、この話はそのうち番外編で詳しく書きたいなぁと思っております。


今回のＱ&Aはここまで。
これ以上すると、ネタバレになる可能性があるので(･･;)

ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後も、頑張ってメリアのストーリーを書いていきたいと思っておりますので、もうしばらくお付き合いいただけたらと思います。
それでは、また、こうして重大発表できる機会があれば、また読者さまへ向けたメッセージを書かせていただこうと思います。
その時まで、頑張りますね！！


夜船紡