転生ジーニアス ~最強の天才は歴史を変えられるか~

普門院 ひかる

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第5章 皇帝編

第184話 ジークフリートの学園入学 ~新しい恋人~

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 フリードリヒと正妻ヴィオランテの間にできた長男のジークフリートがロートリンゲン学園に入学する歳となった。

 そうするとご学友を選ぶ必要があるのだが、今回は全く悩むことはなかった。
 同い年で熾天使セラフィムミカエルの息子のラインハルト・フォン・ブラーシュと女悪魔アスタロトの息子のハインリヒ・ヴァイザーがいたからである。

 3人は兄弟のように仲良く育ちつつも、ラインハルトとハインリヒの忠誠はジークフリートに向けられていた。
 が、それは決してこびへつらうようなものではなく、必要があれば率直に苦言も呈していた。

 ただ、苦言とっても、ジークフリートは素直過ぎるほど素直で、他人に対する思いやりも厚かったので、「殿下の身分もわきまえて、他人に優しくし過ぎないように」ということがほとんどだった。
 そこはガラティアと少し似ているところがあって、得てして八方美人的になりがちだったからだ。

    ◆

 そして入学式の日がやってきた。

 小さなころからジークフリート付きのメイド兼ボディーガードをしているゴーレムのクラリッサは感慨深げに言った。

「あの小さかった殿下が学園に入学するなんて大きくなったものですね…」
「これも君のおかげだ。ありがとう」とジークフリートは率直に礼を言う。そこに全く嫌味がないのが、いかにもジークフリートらしい。

 アルムホルト伯爵夫人でフリードリヒ付きの侍女兼あてがい女のローゼマリーが言う。

「それでは殿下。いってらっしゃいませ」
「ああ。行ってくる」というとジークフリートは人目もはばからず、ローゼマリーを慣れた仕草で抱擁する。

 ローゼマリーは赤くなって言った。
「殿下。人目もありますから、そのようなことは…」

 すると(いずれ結婚するんだからいいじゃないか)といかにも言い出しそうだったので、ローゼマリーあわててジークフリートの口をふさいだ。

 この様子を見ていたラインハルトとハインリヒは、打つ手なしという感じで顔を見合わせた。

 元来、男という生き物は本能からして多情になりがちなものだが、ジークフリートは違っていた。カトリックの一夫一妻制を真面目にとらえており、ローゼマリー以外の女には一切目もくれない。

    ◆

 いよいよ学園に初登校だ。

 ジークフリートは馬車に乗り、ラインハルトとハインリヒはそれに騎馬で従う。

 学園に着くと見慣れた馬車が何台も止まっている。
 ジークフリートの1歳上の姉たちが2年生で在学しており、そのうち貴族身分の者は皆馬車で通っていたからだ。

 側室筆頭格のヘルミーネの長女ツェツィーリアを見かけたのでジークフリートは挨拶あいさつをする。

「姉上。おはようございます」
「あら。ジーク。早いわね。でも、身分の高い者は最後に登場するものよ。心得ておきなさい」

 ヘルミーネに似て、言い方が少し高飛車な感じだ。

「心得ました。姉上」
「可愛い弟のためですもの。何でもないわ」

 そこで気づいてみると学園の女子たちがジークフリートたちを遠巻きにして眺めていた。

「あの方がジークフリート殿下なの。か、かっこいい!」
「あのお付きの二人もカッコいいわね。こうして3人揃っているとほかの男子がかすんで見えるわ」

 おそらくそれらの声はジークフリートに届いているが全く気にも留めていない。そこで天狗になるようなジークフリートではないのだ。

 ラインハルトが言った。
「殿下。校舎へ向かいましょう」
「わかった」

 ラインハルトとハインリヒが先導し、3人は校舎へ向かう。

 校舎に着くと入学試験の順位が掲示されていた。
 3人は揃って百点満点で、同率一位だった。

 だが、ジークフリートは知っている。
 この百点は入学試験のレベルを超えているという意味での百点であって、本当に点数を付けたら、実技の面において自分は2人にはかなわない。

 ──そこのところは、父上が言っていたように徳を積んで補うのだ…

    ◆

 ジークフリートが教室に着くと高位の貴族の子息たちが続々と挨拶あいさつにやってきた。

 ジークフリートは、皇族として完璧な対応をした。これも教育の成果と生まれついての彼の性格によるところが大きい。
 それが好印象を与え、列が後を絶たない。ラインハルトとハインリヒが必死に交通整理をしている。

 その日は授業がなく、入学式と明日以降の授業のオリエンテーションのみだった。

 席決めがあったが、右後方の廊下側の隅にハインリヒが、その前にジークフリート、その前にラインハルトと縦に並んで座ることにした。これは警備上の理由による。

 それ以外の席は抽選で選ばれたが、ジークフリートの横は、アデライーデ・フォン・クレーゼルという女性になった。

 ジークフリートは、アデライーデに声をかけた。
「これからよろしく。フロイライン・クレーゼル」
「こ、こちらこそよろしくお願いいたします。殿下」

 ──ずいぶんと緊張しているみたいだな…こちらからはあまり話しかけない方がいいのかな…

 アデライーデは下を向いてジークフリートと目を合わせようともしない。

 ──いきなり嫌われたわけでもないとは思うが…

    ◆

 クレーゼル家は宮中伯プファルツのもとで事務仕事をこなし、領地を持たず俸給で生計を立てている男爵家だった。

 アデライーデ・フォン・クレーゼルは一人娘として生まれたが、ドイツには珍しい漆黒の髪とラテン系の顔立ちをしていた。母がプロヴァンス出身でその特徴が色濃く遺伝していたためである。

 そのせいか彼女の容姿はドイツではいやでも人目を引いた。おとなしく、引っ込み思案な彼女は、それが嫌でたまらず、おのずと人との交流も疎遠となっていった。

 そんな彼女がロートリンゲン学園に進学したとき、クラス分けで数少ない友人とも別れ別れになってしまい、不安でたまらなかった。

 しかも、座席の抽選ではよりにもよって皇太子ジークフリートの隣の席となってしまった。
 そのプレッシャーからか、彼女は余計に内に籠ってしまい。クラスメイトからは根暗な人間とみなされるようになっていった。

 ジークフリートは、次第にクラスから孤立していくアデライーデのことが心配になってしまい、気持ちが重くなった。

 ジークフリートは馬鹿ではないから、クラスの女子が隙あらばと下心を持ってジークフリートに近づいて来るのを知っていた。そんな連中は適当にあしらっていたのだが、ジークフリートの方からアデライーデにアプローチすると彼女が女子たちの嫉妬を買ってしまう恐れがあった。

 ジークフリートは近くの女子に働きかけることにした。
 アデライーデの前後に座っているマルガ・フォン・ハブリカとロザリンド・フォン・アウデンリートを放課後に呼び出し、話をした。

 マルガはさっぱりしたボーイッシュな感じの性格でロザリンドはおしゃれ好きで少し大人びた感じの女子で、二人は仲の良い友人だった。ロザリンドの方は付き合っている男子もいるようだ。
 二人とも男爵家の子女で家格的にもちょうど良い。

 ジークフリートは言った。
「実はアデライーデのことなのだが、彼女がクラスで孤立していくのを見ているのが忍びなくてな。席の近い二人が仲良くしてやってくれないか?」

 マルガが拍子抜けした表情で言った。
「なんだよ。皇太子から呼び出しっていうから、てっきり愛妾あいしょうにでもなれという話かと期待しちゃったじゃないか」
「いきなりそんな話をするはずがなかろう。あるとしてもちゃんと段取りを踏んでからだ」

「ということは、私にもまだチャンスはあると…」
「いや。今のところそのつもりはない」

「なんだよ。はっきり言ってくれちゃって…しかし、殿下がなんでアデライードの心配なんかするんだ?」

 代わりにロザリンドが答えた。
「馬鹿ねえ。見ていればわかるでしょ。殿下はそういう優しい性分なのよ」

「そう言われてしまうと身も蓋もないのだが…」とジークフリートは少し照れている。

 マルガは言った。
「ふ~ん。面倒な性分の人なんだな。殿下って」
「自分でもそう思うことがある」

「まあ。とにかく、殿下の頼みということなら一肌脱ぎましょう。いいよな。ロザリンド」
「ええ。いいわよ」

    ◆

 翌日の昼休み。
 一人で昼食をとろうとしているアデライーデにマルガが声をかけた。

「よう。一人で昼食なんて味気ないだろ。皆で食べようぜ」

 突然の申し出にアデライーデは一瞬当惑したが、断る理由もない。申し出を受けることにした。

「もちろんかまわないわ」

 アデライーデ、マルガ、ロザリンドの三人で昼食を食べる。
 そしてその日から三人での昼食が習慣となった。

 話をしてみると、アデライーデはなかなか優秀だということがマルガたちにわかってきた。
 学業の成績も良いし、見かけによらず運動神経も良い。魔法も火・風・水の3属性が使えるということだった。

 マルガは驚きの声を上げる。
「へえ。3属性使えるなんて初めて聞いたよ」

 ロザリンドが突っ込みを入れる。
「馬鹿ねえ。殿下たち3人はクアトルよ」
「ああ。そうだっけ…」

 そのやり取りを見ていたアデライーデは「ぷっ」と軽く吹き出した。

 マルガは驚きの声をあげた。
「おっ。いまこいつ笑ったぜ。なんだ笑うと結構可愛いじゃないか」

 それを指摘されてアデライーデは恥ずかしくなってもじもじしている。

 マルガが話題を変えた。
「もうすぐ試験があるだろう。あたし今度の試験で赤点を取ると進級がやばいんだよ。アデライーデは勉強ができるんだったら教えてくれないかな?」
「もちろんかまわないわ。日頃お世話になっているお礼よ」

「じゃあ。今日の放課後に頼むよ」
「わかったわ」

 放課後。
 3人で勉強会を始めると、ジークフリートが声をかけてきた。

「おっ。3人で勉強会か。面白そうだから私たちも参加させてもらおうかな」

 マルガが言った。
「殿下は勉強会なんかしなくても成績はトップだろう。嫌味にしかならないよ」
「まあ。そう言わずに…こういう楽しそうな経験もしてみたいんだ」

 そしてジークフリートたち3人が加わり、6人での勉強会が始まった。
 一番成績の悪いのがマルガで赤点ギリギリ、ロザリンドも平均点に届いていないくらいの成績だった。

 自然、マルガに教えることが中心になってくる。
 アデライーデがマルガに教える。
「これは…こうなって、こうだから…」
「あっ。そうか。なるほど…ということは答えは××だ」

 その時、その様子を窺っていたクラスメイトたちが驚きの声をあげた。

「あい。あのマルガが正解を言い当てたぞ!」
「なになに。本当に?」

 その雰囲気を察したジークフリートがクラスメイトに声をかける。

「よかったら君たちも一緒に勉強会をしないか?」
「ええっ。いいのかよ?」

 アデライーデは突然大勢を相手にすることになって恥ずかしかったが、コクリと首を縦に振った。

 そして勉強会は大人気となり、その流れで試験があるまで続けられることになった。

 一方、ジークフリートは人に物事を教えるということも技術なのだと思った。自分自身は天才肌だったから、他人がどこでつまずくかを全く理解できないため、人に教えることが苦手だった。

 教えることが上手いということは、教えられる者の視点に立って物事を考えられる才能があるということだ。
 それができるアデライーデをジークフリートは正直凄いと思った。

 そして試験が終わり、一段落ついた。
 アデライーデの勉強会のおかげで、マルガのみならず赤点を取る者はいなかった。

 学園からの帰り道。
 マルガとロザリンドと一緒に帰っていたアデライーデは、前から疑問に思っていたことを聞いてみた。

「どうして初めての昼食の時、私に声をかけてくれたの?」

 マルガは躊躇しながらも答えた。
「本当は秘密なんだけどぶっちゃけると、実は殿下にアデライーデの面倒を見てやれって頼まれたんだよ」
「ええっ。殿下が!」

「殿下はクラスで孤立していたあんたに同情してたみたいでさ」
「そう…なんですね…」

「でも、同情がいつの間にか愛に変わってなんてこともあるんじゃないのか。最近は殿下とも普通に話せるようになったんだろ」
「それは…そうだけど…」

 実はアデライーデは席が隣になって初めて挨拶あいさつしたときのジークフリートの笑顔が強く印象に残っていて忘れられないでいた。
 しかも、自分と正反対に社交的で、いつもクラスの注目の的となっているジークフリートに憧れの念をいだいていた。

 それはあくまでも憧れの念であって、ジークフリートは高嶺の花と思い、自分に言い聞かせてきたのだが、マルガの一言で現実感が一挙に増してしまった。

 ──私って…殿下のことが、好き…なのかな?

 そう考え始めるとジークフリートのことが寝ても覚めてもアデライーデの頭から離れなくなってしまっていた。

    ◆

 学期が変わり、席替えがあった。
 抽選の結果、アデライーデの席はジークフリートと離れ離れになり、自然と会話も減ってしまった。

 それとは逆にアデライーデはジークフリートへの思いが募っていく。

 ──でも、どうしたらいいの?

 だが、女にとっての起死回生のチャンスが今年も巡ってくる。
 バレンタインデーである。

 今年こそ殿下にチョコレートを渡したい…
 でも、日頃お世話になっている人にも渡さないとね。

 アデライーデの家庭は男爵家といっても金持ちの部類ではなかったので、料理人を雇うような余裕はなかった。
 料理は母親を始め家族が作っており、アデライーデもなかなかの腕前だった。その流れでお菓子作りも好きだった。

 渡す人への思いを込めながらチョコレートを作っていく。
 気がつくとジークフリートへ渡す本命チョコだけが異様に立派なものとなっていた。明らかに他の義理チョコとの違いは一目瞭然だった。

 ──まあ…いいよね…本命なんだから…

 バレンタインデー当日、アデライーデは早めに学園へ登校すると義理チョコを配っていく。

「はい。これはマルガの分」
「えっ。あたしにもくれるの。ありがとう」
 マルガは感動している。

「ロザリンドの分もあるよ」
「わあ。ありがとう」

 そしてジークフリートが重鎮らしく遅れて登校してきた。
 途端に女子たちが殺到する。

「殿下。チョコレートを受け取ってください。好きです」
「ああ。ありがとう」

 そこでアデライーデの悪い癖が出てしまう。
 どうしても気が引けて、あの輪の中に入ってさりげなくチョコレートを渡す気持ちになれなかった。

 ──あんなにたくさんもらっているのに…もう一個追加したところで無駄だわ…

 自分に言い訳をするアデライーデ…

 一方、ジークフリートはマルガに自慢されていた。
「これいいだろう。アデライーデにもらったんだよ」

 ──えっ。俺は何ももらっていないのだが…義理チョコすらもらえないということなのか…

 結局、ジークフリートはアデライーデからチョコレートをもらえず、放課後になってしまった。
 だが、諦めきれず、ぐずぐずと教室に残っているジークフリート。

 ラインハルトが言う。
「殿下。なにをぐずぐずされているのです。何か用事でもおありなのですか?」
「いや…そういうわけでは…」

 ──俺にはロスヴィータがいるのだ。他の女からチョコレートをもらったところで持て余すだけだ…

 そう自分に言い聞かせて教室から廊下に出たところで、アデライーデが待っていた。
 おそらくジークフリートに渡す勇気がなくて躊躇していたのだろう。

 アデライーデは意を決してチョコレートをジークフリートに差しだした。

「殿下…」と言うとアデライーデは半泣きになっていて、それ以上言葉が続かない。

 ジークフリートは今になって父のことがようやく理解できた。
 一夫一妻制にこだわっていたジークフリートは、多くの妻・愛妾あいしょうを抱える父フリードリヒに反発を覚えていたのだが、一夫一妻制の矜持にこだわってアデライーデの気持ちを踏みにじることが俺にできるのか?

 ──父はおそらく自分に思いを寄せる女たちの気持ちを無碍にすることを良しとしなかったのだ。

 今になってはっきり自覚したが、自分のアデライーデに対する気持ちは本物だ。ならば…

 ジークフリートは言った。
「これは本命ということでいいのかな?」
「もちろん…です…」

「わかった。ありがたく受け取ることにするよ」
 そう言うとジークフリートはアデライーデを優しく抱きかかえた。

 アデライーデはジークフリートの胸に顔を埋めると、声を上げて大泣きしてしまった。

「よく勇気を出してくれたね。ありがとう」
 ジークフリートはアデライーデの気持ちが落ち着くまで優しく髪を撫で続けた。
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