吸種鬼(ｷｭｳｼｭｷ)の野望

【 本降りの雨 】

ﾎﾟｯﾎﾟｯ
ラオス『雨か…』
ウル「この近辺からタイガの臭いが…」
巽「手分けして探そう！」
ごり「それは、危険だ…」
ラオス『巽はごりとツーマン、他は一人ずつ手分けして探そう…』
ﾎﾟｯﾎﾟｯ
Cチーム  
ハク『雨…？ねぇ！雨だよ！雨宿りしようよ！』    ポッポッ
才蔵「いや、これ位なら…」
ハク『じゃあ、僕はあの洞穴で休んでるから…』
バサバサ…
才蔵「まったく…」
勝馬「鬼がいませんね…」
パダン「雨だからかな…」
ヒョウ「これから降りはじめますよ…」

10分後―
本降りとなった。ザー ザー
B・C チームは洞穴に避難した…。

Aチームだけは    　ザー
タイガを探していた―。ザー
           ザー
巽「洞穴を重点的に探そう！」
ごり「おぅ！」   ザー
雨で視界が悪かったが、ウルさんの鼻を信じて探した…。    ザー  
巽「ごりさん！アレ！」  
ごり「おっ！アレは！」
洞穴の中に鎖で繋がれて放置されていたタイガを見つけた。
巽「ごりさん、ラオスに知らせて！」
ごり「了解…！」
巽「タイガ！起きて！タイガ！」
タイガ「た、巽…？」
巽「良かったぁ！ごりさ～ん！」

つづく～