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10話 村に凱旋
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無事にビッグボアを討伐した。
何やらルウが騒いでいる。
俺が何をしたのか、ちゃんと説明してやろう。
「いや、ただ火魔法をぶっ放した後に、殴りつけただけだが?」
「それがおかしいんですよぉおおおっ!」
ルウが絶叫する。
「そもそも、どうして火の弾は猫の形をしてるんですか! しかも、名前も変だし! っていうか、魔法を使うには詠唱が必要なはずなのに、呪文名しか言ってませんでしたよね!?」
ルウは早口でまくしたてる。
「そんなこと言われても、俺にもわからん」
だって、俺がこの世界に来たのはつい先日だし。
猫耳装備の力を借りて適当に暴れているだけだ。
「あなたの魔法ですよね!?」
ルウがそう声を上げる。
そして、はぁとため息をつく。
「まあ、いいですけど。とりあえず、死体を持ち帰りましょうか」
「そうだな」
俺たち3人は、ビッグボアの死体を運び出すことにした。
「よいしょっと」
「カエデは、力持ちじゃな」
「これくらいなら、余裕だ」
この村に来る時も、ユーリとルウを担いで走ってきたぐらいだからな。
「いやいやいやいやいや。それこそ、おかしすぎませんか!? あなた本当に人間ですか!? その力はありえません!!!」
ルウがまた叫んだ。
「失礼なこと言うなよ。ちゃんと人間のつもりなんだが……」
「絶対違います!! ああっ! もう、どうなってるんですか! 今日だけで一生分のツッコミをした気分ですよ!」
「疲れたのか? 少し休むといい」
「誰のせいでこうなったと思ってるんですかぁあああああああああああ!!!」
ルウが涙目になって、俺に叫び続ける。
まったく、騒がしい奴だ。
その後、俺たちは村長の家へと戻ってきた。
ビッグボアの死体を見て、村長は目を丸くしていた。
「これは……。一体誰がやったんじゃ……?」
「俺だよ」
「信じられん……。まさかこれほどとは……。それにしても、こんな短時間で倒してくるなんて……」
「ああ。まあ、楽勝だったぜ?」
俺は自慢げに言った。
「そ、そうか。すごいのう。いやしかし、驚きじゃわい」
「では、これにて依頼達成だな。この依頼書に連名でサインを頼む。血判でもいいぞ」
「うむ。わかった」
「ちょっと待ってください!」
村長が署名しようとしたところで、ルウが割って入った。
「どうしたんだ? まだ何かあるのか?」
「あります! あなたたちは、私たちの常識を超えています! このまま帰すわけにはいきません」
「どういうことだ? 俺たちは依頼を達成した。報酬を受け取る権利があると思うが?」
俺がそう答えると、ルウは首を横に振る。
「それはそうですが……。あたしが言っているの依頼の報酬だけでは足りないということです!」
「ほう、それで?」
「ルウよ……。儂も同じ気持ちじゃが……。この金は、村の蓄えからかろうじて出したものじゃ……」
「お父さん。お金の問題じゃないよ!」
今さらだが、ルウは村長の娘だったらしい。
「じゃが、他に何を出せというのじゃ……? カエデ殿が男であれば、村の若い衆の内の希望者に夜伽をしてもらうという選択肢もあったのじゃが……」
「そんなことさせられないよ! ていうか、そういう問題でもないでしょう!?」
「ううむ……。そう言われてものう……」
ルウと村長が揉め始める。
「おい、さっきから黙って聞いていれば、俺が過大な要求をしているみたいになっているけどな。俺は別に、当初の
依頼料で構わねえぜ?」
「何を言うのです!? ビッグボアを倒したんですよ!? あれは、Cランク冒険者でも苦労する魔物ですよ!?」
「そうなのか?」
そう言えば、そんなことを冒険者ギルドで言っていたような気がしないでもない。
「はい。本来はCランクの冒険者がパーティを組んで討伐するレベルのモンスターです」
ふーん。
確かに強いことは強かったが、それほど苦戦したという感じはしなかったのだが。
この猫耳装備のおかげか。
「それを一人で倒したということは、Bランクの実力はあるということですよ!」
「なるほどなぁ」
「何とか報酬を考えないと……」
「ふむ。それならば、我が案を出してやろうぞ」
そこでユーリが手を挙げた。
「おおっ! ユーリさん! どのようなご提案でしょうか?」
「お主はカエデの力を認めたのだ。それ相応のお返しをせねばならぬであろう」
「はい! その通りですね!」
ルウがそう相槌を打つ。
「カエデは女じゃが、女を愛することができる。つまり、お主の体を捧げればよいのじゃ」
「…………はい?」
ルウはきょとんとした顔になる。
「あの……、申し訳ありません。意味がよくわからないんですけども」
「カエデは女が好きじゃ。しかも、かなりの好きモノじゃ。一晩共にすれば、きっと満足してくれるはずじゃ」
「いやいやいやいやいや。ちょっと待ってください。それ、おかしいですよね!?」
「おかしくはないぞ。世界は広い。女が女を好きなこともあるのじゃ」
確かに、そういうこともある。
俺の場合は、元男で体だけ女になったので、少し話がややこしいが。
「いや、普通ありえないと思いますよ!?」
「ありえなくもない! 現に、カエデは我と楽しんだことがあるぞ!」
「そ、そうなんですか? ええ……。あたしが村育ちで無知なだけなのかな……」
ルウが混乱している。
まあ、無理もないだろう。
俺だって最初は困惑したものだ。
何やらルウが騒いでいる。
俺が何をしたのか、ちゃんと説明してやろう。
「いや、ただ火魔法をぶっ放した後に、殴りつけただけだが?」
「それがおかしいんですよぉおおおっ!」
ルウが絶叫する。
「そもそも、どうして火の弾は猫の形をしてるんですか! しかも、名前も変だし! っていうか、魔法を使うには詠唱が必要なはずなのに、呪文名しか言ってませんでしたよね!?」
ルウは早口でまくしたてる。
「そんなこと言われても、俺にもわからん」
だって、俺がこの世界に来たのはつい先日だし。
猫耳装備の力を借りて適当に暴れているだけだ。
「あなたの魔法ですよね!?」
ルウがそう声を上げる。
そして、はぁとため息をつく。
「まあ、いいですけど。とりあえず、死体を持ち帰りましょうか」
「そうだな」
俺たち3人は、ビッグボアの死体を運び出すことにした。
「よいしょっと」
「カエデは、力持ちじゃな」
「これくらいなら、余裕だ」
この村に来る時も、ユーリとルウを担いで走ってきたぐらいだからな。
「いやいやいやいやいや。それこそ、おかしすぎませんか!? あなた本当に人間ですか!? その力はありえません!!!」
ルウがまた叫んだ。
「失礼なこと言うなよ。ちゃんと人間のつもりなんだが……」
「絶対違います!! ああっ! もう、どうなってるんですか! 今日だけで一生分のツッコミをした気分ですよ!」
「疲れたのか? 少し休むといい」
「誰のせいでこうなったと思ってるんですかぁあああああああああああ!!!」
ルウが涙目になって、俺に叫び続ける。
まったく、騒がしい奴だ。
その後、俺たちは村長の家へと戻ってきた。
ビッグボアの死体を見て、村長は目を丸くしていた。
「これは……。一体誰がやったんじゃ……?」
「俺だよ」
「信じられん……。まさかこれほどとは……。それにしても、こんな短時間で倒してくるなんて……」
「ああ。まあ、楽勝だったぜ?」
俺は自慢げに言った。
「そ、そうか。すごいのう。いやしかし、驚きじゃわい」
「では、これにて依頼達成だな。この依頼書に連名でサインを頼む。血判でもいいぞ」
「うむ。わかった」
「ちょっと待ってください!」
村長が署名しようとしたところで、ルウが割って入った。
「どうしたんだ? まだ何かあるのか?」
「あります! あなたたちは、私たちの常識を超えています! このまま帰すわけにはいきません」
「どういうことだ? 俺たちは依頼を達成した。報酬を受け取る権利があると思うが?」
俺がそう答えると、ルウは首を横に振る。
「それはそうですが……。あたしが言っているの依頼の報酬だけでは足りないということです!」
「ほう、それで?」
「ルウよ……。儂も同じ気持ちじゃが……。この金は、村の蓄えからかろうじて出したものじゃ……」
「お父さん。お金の問題じゃないよ!」
今さらだが、ルウは村長の娘だったらしい。
「じゃが、他に何を出せというのじゃ……? カエデ殿が男であれば、村の若い衆の内の希望者に夜伽をしてもらうという選択肢もあったのじゃが……」
「そんなことさせられないよ! ていうか、そういう問題でもないでしょう!?」
「ううむ……。そう言われてものう……」
ルウと村長が揉め始める。
「おい、さっきから黙って聞いていれば、俺が過大な要求をしているみたいになっているけどな。俺は別に、当初の
依頼料で構わねえぜ?」
「何を言うのです!? ビッグボアを倒したんですよ!? あれは、Cランク冒険者でも苦労する魔物ですよ!?」
「そうなのか?」
そう言えば、そんなことを冒険者ギルドで言っていたような気がしないでもない。
「はい。本来はCランクの冒険者がパーティを組んで討伐するレベルのモンスターです」
ふーん。
確かに強いことは強かったが、それほど苦戦したという感じはしなかったのだが。
この猫耳装備のおかげか。
「それを一人で倒したということは、Bランクの実力はあるということですよ!」
「なるほどなぁ」
「何とか報酬を考えないと……」
「ふむ。それならば、我が案を出してやろうぞ」
そこでユーリが手を挙げた。
「おおっ! ユーリさん! どのようなご提案でしょうか?」
「お主はカエデの力を認めたのだ。それ相応のお返しをせねばならぬであろう」
「はい! その通りですね!」
ルウがそう相槌を打つ。
「カエデは女じゃが、女を愛することができる。つまり、お主の体を捧げればよいのじゃ」
「…………はい?」
ルウはきょとんとした顔になる。
「あの……、申し訳ありません。意味がよくわからないんですけども」
「カエデは女が好きじゃ。しかも、かなりの好きモノじゃ。一晩共にすれば、きっと満足してくれるはずじゃ」
「いやいやいやいやいや。ちょっと待ってください。それ、おかしいですよね!?」
「おかしくはないぞ。世界は広い。女が女を好きなこともあるのじゃ」
確かに、そういうこともある。
俺の場合は、元男で体だけ女になったので、少し話がややこしいが。
「いや、普通ありえないと思いますよ!?」
「ありえなくもない! 現に、カエデは我と楽しんだことがあるぞ!」
「そ、そうなんですか? ええ……。あたしが村育ちで無知なだけなのかな……」
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俺だって最初は困惑したものだ。
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