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168. ~~遠い場所で~~
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気がついたら病院にいた。
歩けなくなっていた。
わけもわからず、聞くわけにもいかず。
いつの間にかその男性を『お父さん』と呼んでいた。
よく知ってるひとのはずだ。
『お父さん』と呼んでるくらいだもの。
『お父さん』はよく頭を撫でてくれる。
優しい笑顔で、声で、気遣ってくれる。
わたしのために、いつも一生懸命だ。
側にいてくれると安心する。
だからこれからも『お父さん』と呼ぶことにした。
でも、このひとじゃない本当のお父さんはどこ?
お母さんはどこ?
本当のお父さんは死んだ。
お母さんも死んだ。
妹がいたはずなのに・・。
妹はどこ?
妹の名前は・・・、
混乱する頭のなかは、時間がゆがんで前も後ろも無くなっている。
子供の頃の記憶がやけにはっきりと浮かんでくる。
小学校の━━━━━
わたしは遠くで見ていた。
わたしじゃないわたしのふるまいをただ見ていた。
気がついたら病院にいた。
歩けなくなっていた。
わけもわからず、聞くわけにもいかず。
いつの間にかその男性を『お父さん』と呼んでいた。
よく知ってるひとのはずだ。
『お父さん』と呼んでるくらいだもの。
『お父さん』はよく頭を撫でてくれる。
優しい笑顔で、声で、気遣ってくれる。
わたしのために、いつも一生懸命だ。
側にいてくれると安心する。
だからこれからも『お父さん』と呼ぶことにした。
でも、このひとじゃない本当のお父さんはどこ?
お母さんはどこ?
本当のお父さんは死んだ。
お母さんも死んだ。
妹がいたはずなのに・・。
妹はどこ?
妹の名前は・・・、
混乱する頭のなかは、時間がゆがんで前も後ろも無くなっている。
子供の頃の記憶がやけにはっきりと浮かんでくる。
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わたしは遠くで見ていた。
わたしじゃないわたしのふるまいをただ見ていた。
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