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139. 一日は終わる
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エレベーターが駐車場まで下がった頃、三上の説教も止まった。
「いいですか?会長命令はきちんと守ってもらいますからね」
三上の言葉と視線が京司朗に圧をかけている。
「わかったわかったわかったからもういいだろう?」
京司朗はチラリと三上を気にして、笑いながら答えた。
「やけに楽しそうじゃねぇか。エレベーターでなんの密談だ?」
貴之が腕を組んで二人を待っていた。
村井が乗車のためのドアを開けた。
「説教くらってたんですよ。勝手に動くなってね」
「━━━。ははは!いいぞ、三上。お前も言うようになったじゃねえか。その調子で京司朗の手綱をしっかり握っといてくれや」
貴之は機嫌良く笑い、三上の肩をポンポンと叩いた。
「三上、お前先に乗ってろ」
貴之に促され、三上は少し躊躇したが、「はい」と言って反対側のドアに回り込み後部席に乗った。
貴之は京司朗の顔をじっと見て、「京」と言った。
京司朗が「はい」と返事をするやいなや貴之は京司朗の胸ぐらをグッとつかんだ。
「あいつは俺の娘だ。忘れんじゃねぇぞ」
貴之の鋭い眼光が京司朗をとらえた。
これまでの京司朗なら従属の意思を示し、生真面目に「忘れてなどいません」とでも返事をしたはずだ。
「ええ、わかってますよ。親父殿」
京司朗は貴之と対等であろうと返答をした。
貴之はつかんだ胸ぐらを離し、面白くなさそうに
「・・かわいくねえ男だぜ」
と吐き捨てた。
「貴方に育てられましたからね」
言い返され、貴之はチッと舌打ちをした。
京司朗が車に乗ると、村井はドアを閉めた。
車が去っていく。
貴之は京司朗の車が消えるまで見送った。
「まったく、どいつもこいつも・・・」
貴之は呟いた。
━━━━俺からみふゆを奪おうとしやがって
病室のベッドでみふゆは、京司朗がいまさっきとった行動を脳内で処理しきれずにいた。
呆然として京司朗の出て行ったドアを凝視しているみふゆに、
「京司朗が帰国したらフランスのお話をたくさんしてもらいましょうね」
ハーブのティーバッグを作り終えた胡蝶がゆったりと話しかけた。
みふゆは、胡蝶の言葉にハッとした。
脳内に、フランス=イタリア の図式が浮かび上がったのだ。
ぜんぜん違うが、混乱のあまり、みふゆの脳内にはそういった図式が閃いた。
「そうか!」
「どうしたの?」
「わかりました!若頭はイタリア人だから!!」
イタリアといえば家族のスキンシップが濃い国だとTVで言っていた。だからあれはイタリア人特有の家族に対する行為なのだ。
みふゆの脳はなんとかして、京司朗の行動の理由を見つけようとしていた。
しかし・・、
「あら、京司朗は正真正銘日本人よ。日本生まれの日本育ちよ」
胡蝶の淑やかな笑い声に一蹴されてしまった。
結局、京司朗の真意を計りきれぬまま、夕食が運ばれ、みふゆの意識は夕食に移った。
今日の夕食は、お粥(全粥)、甘みをつけた練り梅、ジャガイモと玉ねぎのポタージュスープ、野菜の三色ムース(トマト、グリーンピース、カボチャ)、鶏肉と豆腐のつくね、デザートは完熟桃のゼリーと、ブルーベリー味の栄養サポートドリンクだ。どれも柔らかで、食べやすくしてある。量も少なめだ。
「おい、足りるのか?俺の分をわけるか?」
貴之がみふゆの食事量の少なさに眉をひそめた。
「大丈夫です。まだ・・あまり食べれないので。残すのもいやだし」
本来なら量はもっと多いのだが、みふゆは出された食事は残したくないと、無理にでも詰め込む傾向があった。それを知った胡蝶が、食事量を減らすようにと厨房に指示をしていた。
夕食は貴之と胡蝶の分もあり、メニューはみふゆとほぼ同じで、こちらは常食だ。
みふゆのベッドの近くにテーブルをセッティングして、三人で食べながら他愛ない会話を楽しんだ。そうしたほうがみふゆは安心し、食も進むからだった。
途中でみふゆは「あ、若頭に約束のことを聞くのを忘れました」と口にした。
貴之の箸が一瞬止まった。
「そうだったな。京司朗が帰国したら聞いてみよう」
貴之はみふゆの言動を正すことなく会話を続けた。胡蝶は貴之とみふゆのやりとりを聞いていた。
「若頭は今度はどこの国に行ったんですか?」
まっさらな表情でみふゆが問いかけた。
「今度はフランスだ。帰ってきたらフランスの話も一緒に聞こうな」
と、貴之は優しい笑みで答えた。
みふゆは「はい」と笑った。
さらさらと落ちてゆくみふゆの記憶。
いったいどのタイミングで落ちてゆくのか。
物悲しいが、記憶を失くす症状が悪化しているわけではない。頻繁に口にしていた『若頭は大丈夫ですか?』という問いは、いまはもう口にだすことはなくなった。
京司朗に会い、心配は要らないと理解したのか。
みふゆにとって、京司朗が無事で元気なのであればもうそれでいいのかもしれない。
それにしても、みふゆの記憶障害は京司朗が関係している部分が多いのは何故なのか、貴之は疑問だった。京司朗が襲われるという予知夢と、その後の高熱が発端となったのはわかっているが。
あやふやになっている部分はあるが、京司朗以外のことは記憶としてほぼ正しく保持している。この差はどこで生まれているのだろう。
この記憶障害が、今後みふゆを蝕んでいくかどうかはわからない。仮にそうなったとしても
━━━━━落ちても落ちても俺が拾っていけばいい。時間も記憶も、ひとつひとつ、みふゆの手に渡していけばいい。
貴之は思った。
みふゆは夕食をきれいにたいらげた。無理やり食べている様子はなかった。
胡蝶は今日の夕食の食事量を基準にし、翌日のメニューを組みなおして厨房に新たに指示をだした。
みふゆは夕食後の歯みがきをしたあとすぐに眠ってしまった。どうやらみふゆの今日という一日は終わったらしい。
「疲れたのね」
「さっきの晩メシやっぱり少なすぎねぇか?栄養的にもどうなんだ?」
貴之と胡蝶はソファに腰かけ、コーヒーを飲んでいた。
「いまは適量よ。あれ以上の量を出すと無理して食べようとするから、本人にとって精神的な負担になるわ。あの子は残さないように無理して食べるもの。楽に食べてしまえる量がいまは一番いいの。厨房にはおかわり分も準備させてるから大丈夫よ。栄養面は注射や補助食品で補っていくわ。そうだわ、仕事のことを気にしていたから、堀内にも来てもらわないと」
「いつがいいんだ?」
「そうね、少し間をあけて、来週あたりにしましょうか。いまはまだ熱の上がり下がりがありますから。熱がおさまらないならまだ先に変えるから、その辺も伝えておいてくれるかしら?」
「ああ、わかった」
みふゆが眠っているのを再度確認して、貴之は屋敷に戻ることにした。今日は楓が来る前に早めの帰宅となった。胡蝶から『心身を休めるようにしてほしい』と言われたせいもあった。
貴之がわずかでも体調不良を起こしたら、みふゆは自分自身を責めるだろう。そんなことになったら本末転倒だ。
貴之を乗せた車が病院の私道から国道に出た。国道を走っていると、洪水があったなど思えない。町は平穏を取り戻している。
今回の洪水からの復旧は早かった。そもそも被害が少なかった。やはり各河川の堤防の完成が大きな役割を果たしてくれた。
もしも睡蓮川の堤防が最初の計画通りだったら被害はもっと少なかっただろう。
貴之は過ぎてゆく町並みを眺めながら電話を取り、堀内健次にかけた。
何度か呼び出し音が鳴り、スピーカーの向こうから堀内の声が聞こえると、貴之は、来週病院に来るように堀内に命じた。詳しい日時はまた電話すると伝えた。
空は夕の焼けた色から彩度を落とし、夜の青さを含む漆黒へと変わってゆく。
屋敷に戻れば、貴之の今日という一日も終わるのだ。
エレベーターが駐車場まで下がった頃、三上の説教も止まった。
「いいですか?会長命令はきちんと守ってもらいますからね」
三上の言葉と視線が京司朗に圧をかけている。
「わかったわかったわかったからもういいだろう?」
京司朗はチラリと三上を気にして、笑いながら答えた。
「やけに楽しそうじゃねぇか。エレベーターでなんの密談だ?」
貴之が腕を組んで二人を待っていた。
村井が乗車のためのドアを開けた。
「説教くらってたんですよ。勝手に動くなってね」
「━━━。ははは!いいぞ、三上。お前も言うようになったじゃねえか。その調子で京司朗の手綱をしっかり握っといてくれや」
貴之は機嫌良く笑い、三上の肩をポンポンと叩いた。
「三上、お前先に乗ってろ」
貴之に促され、三上は少し躊躇したが、「はい」と言って反対側のドアに回り込み後部席に乗った。
貴之は京司朗の顔をじっと見て、「京」と言った。
京司朗が「はい」と返事をするやいなや貴之は京司朗の胸ぐらをグッとつかんだ。
「あいつは俺の娘だ。忘れんじゃねぇぞ」
貴之の鋭い眼光が京司朗をとらえた。
これまでの京司朗なら従属の意思を示し、生真面目に「忘れてなどいません」とでも返事をしたはずだ。
「ええ、わかってますよ。親父殿」
京司朗は貴之と対等であろうと返答をした。
貴之はつかんだ胸ぐらを離し、面白くなさそうに
「・・かわいくねえ男だぜ」
と吐き捨てた。
「貴方に育てられましたからね」
言い返され、貴之はチッと舌打ちをした。
京司朗が車に乗ると、村井はドアを閉めた。
車が去っていく。
貴之は京司朗の車が消えるまで見送った。
「まったく、どいつもこいつも・・・」
貴之は呟いた。
━━━━俺からみふゆを奪おうとしやがって
病室のベッドでみふゆは、京司朗がいまさっきとった行動を脳内で処理しきれずにいた。
呆然として京司朗の出て行ったドアを凝視しているみふゆに、
「京司朗が帰国したらフランスのお話をたくさんしてもらいましょうね」
ハーブのティーバッグを作り終えた胡蝶がゆったりと話しかけた。
みふゆは、胡蝶の言葉にハッとした。
脳内に、フランス=イタリア の図式が浮かび上がったのだ。
ぜんぜん違うが、混乱のあまり、みふゆの脳内にはそういった図式が閃いた。
「そうか!」
「どうしたの?」
「わかりました!若頭はイタリア人だから!!」
イタリアといえば家族のスキンシップが濃い国だとTVで言っていた。だからあれはイタリア人特有の家族に対する行為なのだ。
みふゆの脳はなんとかして、京司朗の行動の理由を見つけようとしていた。
しかし・・、
「あら、京司朗は正真正銘日本人よ。日本生まれの日本育ちよ」
胡蝶の淑やかな笑い声に一蹴されてしまった。
結局、京司朗の真意を計りきれぬまま、夕食が運ばれ、みふゆの意識は夕食に移った。
今日の夕食は、お粥(全粥)、甘みをつけた練り梅、ジャガイモと玉ねぎのポタージュスープ、野菜の三色ムース(トマト、グリーンピース、カボチャ)、鶏肉と豆腐のつくね、デザートは完熟桃のゼリーと、ブルーベリー味の栄養サポートドリンクだ。どれも柔らかで、食べやすくしてある。量も少なめだ。
「おい、足りるのか?俺の分をわけるか?」
貴之がみふゆの食事量の少なさに眉をひそめた。
「大丈夫です。まだ・・あまり食べれないので。残すのもいやだし」
本来なら量はもっと多いのだが、みふゆは出された食事は残したくないと、無理にでも詰め込む傾向があった。それを知った胡蝶が、食事量を減らすようにと厨房に指示をしていた。
夕食は貴之と胡蝶の分もあり、メニューはみふゆとほぼ同じで、こちらは常食だ。
みふゆのベッドの近くにテーブルをセッティングして、三人で食べながら他愛ない会話を楽しんだ。そうしたほうがみふゆは安心し、食も進むからだった。
途中でみふゆは「あ、若頭に約束のことを聞くのを忘れました」と口にした。
貴之の箸が一瞬止まった。
「そうだったな。京司朗が帰国したら聞いてみよう」
貴之はみふゆの言動を正すことなく会話を続けた。胡蝶は貴之とみふゆのやりとりを聞いていた。
「若頭は今度はどこの国に行ったんですか?」
まっさらな表情でみふゆが問いかけた。
「今度はフランスだ。帰ってきたらフランスの話も一緒に聞こうな」
と、貴之は優しい笑みで答えた。
みふゆは「はい」と笑った。
さらさらと落ちてゆくみふゆの記憶。
いったいどのタイミングで落ちてゆくのか。
物悲しいが、記憶を失くす症状が悪化しているわけではない。頻繁に口にしていた『若頭は大丈夫ですか?』という問いは、いまはもう口にだすことはなくなった。
京司朗に会い、心配は要らないと理解したのか。
みふゆにとって、京司朗が無事で元気なのであればもうそれでいいのかもしれない。
それにしても、みふゆの記憶障害は京司朗が関係している部分が多いのは何故なのか、貴之は疑問だった。京司朗が襲われるという予知夢と、その後の高熱が発端となったのはわかっているが。
あやふやになっている部分はあるが、京司朗以外のことは記憶としてほぼ正しく保持している。この差はどこで生まれているのだろう。
この記憶障害が、今後みふゆを蝕んでいくかどうかはわからない。仮にそうなったとしても
━━━━━落ちても落ちても俺が拾っていけばいい。時間も記憶も、ひとつひとつ、みふゆの手に渡していけばいい。
貴之は思った。
みふゆは夕食をきれいにたいらげた。無理やり食べている様子はなかった。
胡蝶は今日の夕食の食事量を基準にし、翌日のメニューを組みなおして厨房に新たに指示をだした。
みふゆは夕食後の歯みがきをしたあとすぐに眠ってしまった。どうやらみふゆの今日という一日は終わったらしい。
「疲れたのね」
「さっきの晩メシやっぱり少なすぎねぇか?栄養的にもどうなんだ?」
貴之と胡蝶はソファに腰かけ、コーヒーを飲んでいた。
「いまは適量よ。あれ以上の量を出すと無理して食べようとするから、本人にとって精神的な負担になるわ。あの子は残さないように無理して食べるもの。楽に食べてしまえる量がいまは一番いいの。厨房にはおかわり分も準備させてるから大丈夫よ。栄養面は注射や補助食品で補っていくわ。そうだわ、仕事のことを気にしていたから、堀内にも来てもらわないと」
「いつがいいんだ?」
「そうね、少し間をあけて、来週あたりにしましょうか。いまはまだ熱の上がり下がりがありますから。熱がおさまらないならまだ先に変えるから、その辺も伝えておいてくれるかしら?」
「ああ、わかった」
みふゆが眠っているのを再度確認して、貴之は屋敷に戻ることにした。今日は楓が来る前に早めの帰宅となった。胡蝶から『心身を休めるようにしてほしい』と言われたせいもあった。
貴之がわずかでも体調不良を起こしたら、みふゆは自分自身を責めるだろう。そんなことになったら本末転倒だ。
貴之を乗せた車が病院の私道から国道に出た。国道を走っていると、洪水があったなど思えない。町は平穏を取り戻している。
今回の洪水からの復旧は早かった。そもそも被害が少なかった。やはり各河川の堤防の完成が大きな役割を果たしてくれた。
もしも睡蓮川の堤防が最初の計画通りだったら被害はもっと少なかっただろう。
貴之は過ぎてゆく町並みを眺めながら電話を取り、堀内健次にかけた。
何度か呼び出し音が鳴り、スピーカーの向こうから堀内の声が聞こえると、貴之は、来週病院に来るように堀内に命じた。詳しい日時はまた電話すると伝えた。
空は夕の焼けた色から彩度を落とし、夜の青さを含む漆黒へと変わってゆく。
屋敷に戻れば、貴之の今日という一日も終わるのだ。
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