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⌘3章 征服されざる眼差し 《せいふくされざるまなざし》
57.お伽話《フェアリーテイル》
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なんてひどい話だろう。
橄欖は暗嘆たる思いで目の前の女を眺めた。
では、この女もまた、あの総家令と同じ、諸悪の根源でさないか。
「呆れたわ。早く出てお行き。・・・・それとも、死刑を前倒しにしたいの?」
お前の生殺与奪は自分次第と橄欖は言いたいのだ。
「・・・では、陛下にお知らせをお二つ。そうしたら私、急いで帰ります。十一より先に家に戻っていなくてはいけませんからね」
「・・・お前、なんのつもり・・・」
残雪が笑顔で制した。
「陛下。まずは。・・・陛下を退けての廃太子様の擁立のお話は、結構、現実的なものになっているようです」
橄欖が顔色を変えた。
「・・・どうして、お前がそんな・・・」
「私のような身分の者からしたら、王族方の廃するという考え方は不思議な習慣ですね。廃するって退職するみたいなものかと思ったら、もうその生死を問わない、という意味ですものね。廃妃に廃太子。廃皇帝と言う表現は聞いた事はないけれど、結局まあ、あるのでしょうね」
橄欖はぎゅっと手を握り締めた。
貴族達の噂話や湾曲表現として自分の誹謗中傷を聞いた事はあるが、こう暴くように明らかにしていく言い方には、恐怖さえ覚える。
まるで、あの母や、五位鷺のよう。
「蛍石様は、ご自分がご自分である為にそれは大変な思いをされました。後継者の確保。前線の維持。神事祭礼の継続。これは、誰が実際にやったかと言えば。家令であり人間ですね。あの方、それを忘れた事は無かった。だから愛されたのでしょうね」
だから自分は愛されないのだとでも言いたいのか。
橄欖は目の前の女を睥睨した。
「・・・五位鷺があんな大聖堂をくれてやったから、聖堂の人間は増長しているのよ。・・・いい迷惑だわ」
「・・・まあ、確かにそうですね。では、何の為にかはお分かりになりますか?」
「皇帝に寵愛されているのを見せつけたかったのでしょう。あんな大袈裟なもの。・・・母王もそれでいい気になってご満悦。バカバカしい。神とやらに何が出来るの。出来ることの多さで言ったら、私のほうが多いわ」
「・・・半分当たって、半分ハズレですわ。まずひとつ。さすがのご推察。蛍石様と五位鷺の性格は全くそうですね。人騒がせをして喜んでる。困ったものです。・・・さて。なぜ五位鷺があんな馬鹿馬鹿しいものを建てたか。・・・謙虚になる為です」
橄欖は笑った。
「謙虚?あの男が?」
「そうです。・・・それは、自身と、私達の為に。・・・陛下、聖堂に関しては、五位鷺が大聖堂を建立した投資分がありますから何とかなるとして。神殿での神事は滞っておりますとか。これはとてもよろしくありませんね。大きな災いが起きたら、陛下のせいにされてしまいますもの。それから、前線。これは、あと数日で、前線が破られる事になるかもしれません」
残雪は、お前のせいで、群勢が攻めてくるぞと脅しているのだ。
「・・・A国というのは小国がとりあえずまとまって出来た国だったのはご存知の事と思います。大きな惑星に寄るようにその時々の損得に合わせて集ったようなもの。今やA国の国体は崩れ、さて、彼らは何を考えるか・・・。もう一度何かを拠り所に規律統制システムをいう段階ではまだ無いようですから、近隣を巻き込んで乱世が参りますね。屠られ、犯され、奪われる。・・・陛下にはピンと来ない現実かもしれませんが。・・・つまり、これもまた、女皇帝陛下の不徳の致ところ、とされるでしょうか」
橄欖には、しっかりとそれはお前が悪いのだと聞こえる。
嫌悪や不愉快ではなく、もう暴力に嬲られている気分だ。
なぜ総家令である海燕が止めないのだ。
本来なら、自分を守る為にこの女をこの場で切り捨てても良いはずだ。
今、ここに十一が居れば、と橄欖は心から悔やんだ。
自分がこんなに悲しく辛く辱められ苛まれるような事から、彼はきっと守ってくれるのに。
いつだって、そうだったように。
「・・・だから急ぎませんとね、そのタイミングで廃太子の擁立が前倒しにされてしまうでしょうから。・・・そういう時、十一はとても早いでしょう?」
突然、十一の名前が出て来て戸惑った。
自分がまさに彼のことを考えていたものだから、余計に心がざわついた。
「・・・十一が、・・・何だというの・・・」
「陛下、廃太子擁立に関して動いているのは、東目張十一卿ですよ」
信じられない思いで総家令を見ると、海燕が静かに頷いた。
橄欖は息を飲んだ。
まさか。
自分が正当な皇位に就いた以来、いつでも適切に自分を護り、導いて来た彼が。
「・・・それから、陛下のお望みの可愛らしい赤ちゃん。何より必要なものなのでしょう?」
残雪が微笑んだ。
「私、このいくつかのご心配についてご協力できるかもしれません」
橄欖は威厳を奮い立たせた。
「・・・・お前などの協力を必要とする謂れはありません」
残雪が、では、と心理的に一歩踏み込んだ。
「こんな物語はいかがでしょう?・・・あるところに、女王様をお守りする伯爵がおりまして。彼は新たに結婚の予定がありました。それはすてきな大きなダイヤモンドを贈られた美人の婚約者」
「・・・お止め。不愉快よ・・・」
「あら、御伽話ですわ、陛下。・・・ですけれど、彼にはもう一人恋人がおりまして。困った事に、だいぶ本気。・・・伯爵は、女王様ではなく、女王様の弟君の王子様を次の王様にしようと考えていた。理由は、まあ、何でもよろしいけれど、女王様の世話が面倒くさくなったとか。そもそもたいして好きではなかったとか。そんなところ。男の方って勝手」
失礼千万な事を言い、残雪が笑った。
橄欖は怒りを通り越して、血色を失った表情をしていた。
海燕がこれ以上はやめてくれと残雪に目で懇願していた。
「・・・ある時、女王様がとても困難な状況にありました時、伯爵は女王陛下を助ける事にしました。神様に自分がお仕えするからどうか愛する大切な女王様が幸せになるようにとお願いしました。おかげで女王様には赤ちゃんが産まれて、国も平和になりました。人々は女王様への伯爵様の愛情の深さをいつまでも忘れずに幸せに暮らしました。めでたしめでたし」
あら、結構いい話にまとまったわ、と笑いながら残雪が立ち上がった。
庭にまた東からの風が吹き抜けたのを心地良さそうに受ける。
「・・・殿方は手前勝手ではありますけど。女はそれ以上に現実的。どう現実をお作りになりたいかお考えになられてもよろしいかもしれませんことよ。・・・それでは陛下、どうぞご静養くださいませ。・・・先程の御伽話。もしご興味ありましたら、海燕にお伝えくださいませね。・・・この子は陛下の総家令。陛下に尽くすことでしょう。お忘れなきように。・・・では失礼致します。ご機嫌よう」
残雪は一気にそう言うと、その場を離れた。
まるで、冬が来る前の冷たい風が吹き込んで来たかのような寒気を感じながらも、橄欖は押し黙ったまま、その姿を見送る事も出来なかった。
翌日、花鶏が女皇帝の内密の使いとして、東目張伯爵邸の残雪の元を訪れた。
橄欖は暗嘆たる思いで目の前の女を眺めた。
では、この女もまた、あの総家令と同じ、諸悪の根源でさないか。
「呆れたわ。早く出てお行き。・・・・それとも、死刑を前倒しにしたいの?」
お前の生殺与奪は自分次第と橄欖は言いたいのだ。
「・・・では、陛下にお知らせをお二つ。そうしたら私、急いで帰ります。十一より先に家に戻っていなくてはいけませんからね」
「・・・お前、なんのつもり・・・」
残雪が笑顔で制した。
「陛下。まずは。・・・陛下を退けての廃太子様の擁立のお話は、結構、現実的なものになっているようです」
橄欖が顔色を変えた。
「・・・どうして、お前がそんな・・・」
「私のような身分の者からしたら、王族方の廃するという考え方は不思議な習慣ですね。廃するって退職するみたいなものかと思ったら、もうその生死を問わない、という意味ですものね。廃妃に廃太子。廃皇帝と言う表現は聞いた事はないけれど、結局まあ、あるのでしょうね」
橄欖はぎゅっと手を握り締めた。
貴族達の噂話や湾曲表現として自分の誹謗中傷を聞いた事はあるが、こう暴くように明らかにしていく言い方には、恐怖さえ覚える。
まるで、あの母や、五位鷺のよう。
「蛍石様は、ご自分がご自分である為にそれは大変な思いをされました。後継者の確保。前線の維持。神事祭礼の継続。これは、誰が実際にやったかと言えば。家令であり人間ですね。あの方、それを忘れた事は無かった。だから愛されたのでしょうね」
だから自分は愛されないのだとでも言いたいのか。
橄欖は目の前の女を睥睨した。
「・・・五位鷺があんな大聖堂をくれてやったから、聖堂の人間は増長しているのよ。・・・いい迷惑だわ」
「・・・まあ、確かにそうですね。では、何の為にかはお分かりになりますか?」
「皇帝に寵愛されているのを見せつけたかったのでしょう。あんな大袈裟なもの。・・・母王もそれでいい気になってご満悦。バカバカしい。神とやらに何が出来るの。出来ることの多さで言ったら、私のほうが多いわ」
「・・・半分当たって、半分ハズレですわ。まずひとつ。さすがのご推察。蛍石様と五位鷺の性格は全くそうですね。人騒がせをして喜んでる。困ったものです。・・・さて。なぜ五位鷺があんな馬鹿馬鹿しいものを建てたか。・・・謙虚になる為です」
橄欖は笑った。
「謙虚?あの男が?」
「そうです。・・・それは、自身と、私達の為に。・・・陛下、聖堂に関しては、五位鷺が大聖堂を建立した投資分がありますから何とかなるとして。神殿での神事は滞っておりますとか。これはとてもよろしくありませんね。大きな災いが起きたら、陛下のせいにされてしまいますもの。それから、前線。これは、あと数日で、前線が破られる事になるかもしれません」
残雪は、お前のせいで、群勢が攻めてくるぞと脅しているのだ。
「・・・A国というのは小国がとりあえずまとまって出来た国だったのはご存知の事と思います。大きな惑星に寄るようにその時々の損得に合わせて集ったようなもの。今やA国の国体は崩れ、さて、彼らは何を考えるか・・・。もう一度何かを拠り所に規律統制システムをいう段階ではまだ無いようですから、近隣を巻き込んで乱世が参りますね。屠られ、犯され、奪われる。・・・陛下にはピンと来ない現実かもしれませんが。・・・つまり、これもまた、女皇帝陛下の不徳の致ところ、とされるでしょうか」
橄欖には、しっかりとそれはお前が悪いのだと聞こえる。
嫌悪や不愉快ではなく、もう暴力に嬲られている気分だ。
なぜ総家令である海燕が止めないのだ。
本来なら、自分を守る為にこの女をこの場で切り捨てても良いはずだ。
今、ここに十一が居れば、と橄欖は心から悔やんだ。
自分がこんなに悲しく辛く辱められ苛まれるような事から、彼はきっと守ってくれるのに。
いつだって、そうだったように。
「・・・だから急ぎませんとね、そのタイミングで廃太子の擁立が前倒しにされてしまうでしょうから。・・・そういう時、十一はとても早いでしょう?」
突然、十一の名前が出て来て戸惑った。
自分がまさに彼のことを考えていたものだから、余計に心がざわついた。
「・・・十一が、・・・何だというの・・・」
「陛下、廃太子擁立に関して動いているのは、東目張十一卿ですよ」
信じられない思いで総家令を見ると、海燕が静かに頷いた。
橄欖は息を飲んだ。
まさか。
自分が正当な皇位に就いた以来、いつでも適切に自分を護り、導いて来た彼が。
「・・・それから、陛下のお望みの可愛らしい赤ちゃん。何より必要なものなのでしょう?」
残雪が微笑んだ。
「私、このいくつかのご心配についてご協力できるかもしれません」
橄欖は威厳を奮い立たせた。
「・・・・お前などの協力を必要とする謂れはありません」
残雪が、では、と心理的に一歩踏み込んだ。
「こんな物語はいかがでしょう?・・・あるところに、女王様をお守りする伯爵がおりまして。彼は新たに結婚の予定がありました。それはすてきな大きなダイヤモンドを贈られた美人の婚約者」
「・・・お止め。不愉快よ・・・」
「あら、御伽話ですわ、陛下。・・・ですけれど、彼にはもう一人恋人がおりまして。困った事に、だいぶ本気。・・・伯爵は、女王様ではなく、女王様の弟君の王子様を次の王様にしようと考えていた。理由は、まあ、何でもよろしいけれど、女王様の世話が面倒くさくなったとか。そもそもたいして好きではなかったとか。そんなところ。男の方って勝手」
失礼千万な事を言い、残雪が笑った。
橄欖は怒りを通り越して、血色を失った表情をしていた。
海燕がこれ以上はやめてくれと残雪に目で懇願していた。
「・・・ある時、女王様がとても困難な状況にありました時、伯爵は女王陛下を助ける事にしました。神様に自分がお仕えするからどうか愛する大切な女王様が幸せになるようにとお願いしました。おかげで女王様には赤ちゃんが産まれて、国も平和になりました。人々は女王様への伯爵様の愛情の深さをいつまでも忘れずに幸せに暮らしました。めでたしめでたし」
あら、結構いい話にまとまったわ、と笑いながら残雪が立ち上がった。
庭にまた東からの風が吹き抜けたのを心地良さそうに受ける。
「・・・殿方は手前勝手ではありますけど。女はそれ以上に現実的。どう現実をお作りになりたいかお考えになられてもよろしいかもしれませんことよ。・・・それでは陛下、どうぞご静養くださいませ。・・・先程の御伽話。もしご興味ありましたら、海燕にお伝えくださいませね。・・・この子は陛下の総家令。陛下に尽くすことでしょう。お忘れなきように。・・・では失礼致します。ご機嫌よう」
残雪は一気にそう言うと、その場を離れた。
まるで、冬が来る前の冷たい風が吹き込んで来たかのような寒気を感じながらも、橄欖は押し黙ったまま、その姿を見送る事も出来なかった。
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