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⌘2章 高貴なる人質 《こうきなるひとじち》
28.いわくつきの出戻り娘
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来たか。と、残雪はため息をついた。
宮廷からすっかり離れ、数年音沙汰なかったと言うのに、突然宮城から封書が届いた。
大体の予想はついていた。
ギルド議員の友人から小耳に挟んだところによると、近くA国から人質を迎えるそうだ。
蛍石がテロ行為によって客死し、場合によっては戦争になりかねない事態であったが、そうこうしているうちにA国がクーデターに陥ったのだ。
軍事政権から知識階級の支配が始まり、次に起きたのは粛清の嵐。
何人もの人間が、その家族ごと投獄されて名ばかりの裁判に送り込まれ殺され、やっと落ち着いたのは一昨年だ。
A国は、主権を認める担保、そして自らの国で客死した皇帝の詫びと今後の友好の証明として元首が自らの息子を送り込んで来るらしい。
その彼はまだ未成年であるそうだ。
大人達の都合で、気の毒な事だ。
そのお返しとして、こちらも担保を用意したい。
つまり、それに目を付けられたと言うことだ。
15歳になる春北斗を思い、残雪はまた深くため息をついた。
さて、どうやって断るか。
ようやく帰国が許されて、このまま娘を家令にせず、継室にも公式寵姫にせずに済みそうだと安心していたのに。
かつて恋人であった蛍石と夫であった五位鷺が、ならば宮城から遠ざけて生きさせるようにと願っていたのに。
2人が命を落としてもう7年が経つ。
2人の息子である銀星は海外留学と言う名の亡命中。
彼には、棕梠家の別荘と出先があるので、度々会うことが出来るのが喜びである。
そして自分は、帰国禁止命令が解かれて後は、すっかり宮廷の議会とも遠ざけられた両親と共に家業に精を出しているわけだが。
しかも今は棚卸しの時期であり、まことに忙しい。
「ああもう!ゆっくりご飯食べて、好きなだけ寝たいわ!来世は絶対羊になる!」
歩きながらパウンドケーキを頬張って、デスクの上に乗っている美しい装飾の綸子やレースの表紙のアルバムを端に退けて帳簿を積み上げた。
アルバムはいわゆる見合い写真だ。
自分がいかに訳ありの出戻り娘であろうとも、廷臣でもギルドの一員でもある以上、自由気儘に後家生活をさせてくれるはずもなく。
母と叔母のように、二人で当主業ならば、ある程度片方は自由なのだが。
叔母の春北風は海外あちこちで生活し、恋多きご機嫌な嫁かず後家としてギルド内では有名だ。
見合い相手と言っても、相手は訳知る同じギルド筋の子弟であり、子供の時からの顔見知り。
お互い手の内を見せないまま足元を見て腹の中を探り合ってさあ結婚しましょうねなんて、今更揉め事が増えるだけだろう。
「ママみたいにせかせかした羊いないわ。ママはどっちかと言ったら山羊よ」
ダンボールにあれこれ品物を詰めていた春北斗とが顔を上げた。
「・・・山羊ぃ?・・・春ちゃん、何してるの?」
「銀ちゃんに送るの。ママにも飴あげる!」
「・・・あら」
残雪は、紫水晶のような飴玉を口に含んだ。
葡萄の濃厚で華やかな風味。
故国を離れ、ひとり海外で暮らす銀星に救援物資か。
なかなか優しく気が利くではないのと、残雪はちょっと感動したが、箱の中身に首を傾げた。
「お菓子やお漬物はわかるにしても・・・。提灯やらこけしはいらないんじゃない?別に銀ちゃん、外国人じゃないからねえ」
「懐かしいかなと思って」
「うーん、もともと、それほど親しんでなくない?」
「そっか。ならマンガでも入れとこ」
「それアンタがもう読んだやつじゃないの。いらないもの差し上げるのってどうなの?」
ちゃっかりしていると言うか。
春北斗は構わず自分が良いと思ったものをぽんぽん箱に放り込み続けている。
箱の中は今や混沌を極め、プレゼントと言うよりびっくり箱だ。
「なかなかすごいセンスねぇ」
この娘が政治の道具になって人質?
冗談じゃないわねぇ。
覚悟を決めて、厳重な封書を開けた。
"この度、汝、棕櫚家はA国特別大使として"と言う一文に、ああ、やっぱりと目の前が暗くなる。
しかし。
「・・・ん?んん?!」
「やだ!ママ、飴が喉に詰まったの?」
赴くべしは、棕梠春北斗、ではなく棕梠佐保姫残雪と書いてあった。
特使の衣装は青。
青藍と言われる深い海の青。
宮廷から届けられた見事な刺繍と織りの衣装は息を飲む程だった。
正室は紫、継室は銀、公式寵姫は緋。
ああ、あなたには銀か緋を着せたかった。でも、白もいいわね。
純白の花嫁衣装と雪の結晶の刺繍のヴェールの自分にそう言ったのは蛍石。
彼女の願いを叶えてやれなかったのは残念と夫はよく嘆いた。
そして。
この度は、この様よ。
青藍の衣装を身につけてから、残雪は温室でため息をついた。
残雪は、同じようにため息をつきながら嫌々迎えにやって来た十一に苦笑いを向けた。
再会は5年振りになる。
彼は正式な家令として宮城に戻り、前線、神殿と飛び回り、昨年やっと完成した大聖堂の竣工成功に努めた。
女皇帝も、彼には格別の信頼を置いているというのは廷臣の誰もが知るところ。
「・・・よく同じようにしてお会いしますこと」
冗談じゃないと十一が呟いた。
「今度は人質で人身御供か。御祓にでも行った方がいい」
「いやね。あなた神官じゃないの。あとでチャチャッとやっといて。・・・私、前厄なのよ。前厄でこれなら本厄どうなっちゃうのかしら」
心配そうに言いながら、どうぞ、と残雪は、いつかのように紅茶を差し出した。
遠慮する素振りも見せずに十一がカップを煽った。
今回も嫌々来て、嫌々仕事をさせられるという気持ちがダダ漏れだ。
「・・・私で良かったのよ。春北斗なら、家令にでもしなければこの件は逃げられなかったもの」
なにせ五位鷺の娘だ。
家令になるに十分な理由になろう。
けれど、それはまた橄欖帝の不信を招き、廃太子である銀星の身の安全の不安にも繋がる。
それはそうだと十一は頷いた。
「でもこれはもはや嫌がらせだ。皇帝陛下がなさる事としては、些か幼稚じゃないか」
そして、生き残った残雪だけが報復され続けるのか。
身に余る愛された対価だからと綺麗にまとめて言うには少し、行き過ぎている。
「幼稚と言ってしまえば。蛍もそうでしょ。たまたま台風の日に出会った女の子の人生を、自分の我儘で変えてしまったわ」
他人事のようにそう言う。
胸元に、雪の結晶のデザインの大粒のオパールが輝いていた。
五位鷺から貰った結婚指輪だったものをブローチに変えたのだと言った。
「まさか、指輪は・・・もうね」と仕方ないと呟く。
自分が、蛍石や亡き夫から贈られた結婚指輪をしている事で、橄欖帝の不興をかうわけにはいかない。
蛍石が与えた見事な真珠の長い首飾りは返還させられたが、これは免れた。
「・・・大聖堂のステンドグラスの件、心遣いしてくれたと聞いたわ。ありがとう」
残雪が離宮で作業と保管をしていたものを、蓮角が隠していてくれたそうだ。
五位鷺が作らせていたものと知ったら、きっと竜胆によって破壊されていただろう。
十一がどこからか持ってきて、竣工直前に設置させたのだと聖堂と縁の深い英家の人間から聞いたのだ。
「・・・見事なものだったよ。北極星に鳥のデザイン。・・・確かになかなか神経を逆撫でするデザインだ」
天のひとつ星は皇帝、鳥は家令の寓意である。
輝く北極星の周りを囲むように鳥が羽ばたくモチーフは、確かに、驕慢で独善的だと言えた。
「そうなの。五位鷺が指定したんだもの。でもこれだけじゃあまりにあからさまだなあと思って、母に大理石で周りにお花のレリーフを作って貰ったの。・・・あの人達、もうちょっとそのへんうまくやればいいのにね。・・・五位鷺って、OLさんなら会社中の高嶺の花の御曹司を捕まえたらわざと匂わせて自慢するタイプよね」
御曹司とは蛍石の事だろう。
「全くだ。そして周りの顰蹙を買って、それ見て大喜び」
「御曹司は、もっとやれってけしかけるタイプよ。嫌ねえ。迷惑しちゃう」
二人はそう言って笑い合った。
こうやって、あの二人をダシに笑い話に出来る程には、お互い傷は癒えたとも言えた。
「・・・もしかして、貴方が一緒に来てくれるの?」
高貴なる人質には、家令が随伴すると伝えられていた。
「いや。さすがにそれでは角が立つ。・・・ご挨拶をしなさい」
兄弟子に呼ばれて、二人の男女の家令が現れて優雅に礼をした。
「・・・残雪様、お久しぶりでございます」
別れて以来の、蜂鳥と駒鳥の姉弟であった。
家令服を着こなし、美しく立派な姿になったと残雪は喜んだ。
「蜂っちゃんに、駒ちゃん!?大きくなったのね!・・・春ちゃん!来て!」
大きな声でそう叫ぶと、隣国に旅立つ母に代わり、急遽当主を継いだばかりの春北斗が駆けつけ、幼馴染の三人は再会を喜び合った。
宮廷からすっかり離れ、数年音沙汰なかったと言うのに、突然宮城から封書が届いた。
大体の予想はついていた。
ギルド議員の友人から小耳に挟んだところによると、近くA国から人質を迎えるそうだ。
蛍石がテロ行為によって客死し、場合によっては戦争になりかねない事態であったが、そうこうしているうちにA国がクーデターに陥ったのだ。
軍事政権から知識階級の支配が始まり、次に起きたのは粛清の嵐。
何人もの人間が、その家族ごと投獄されて名ばかりの裁判に送り込まれ殺され、やっと落ち着いたのは一昨年だ。
A国は、主権を認める担保、そして自らの国で客死した皇帝の詫びと今後の友好の証明として元首が自らの息子を送り込んで来るらしい。
その彼はまだ未成年であるそうだ。
大人達の都合で、気の毒な事だ。
そのお返しとして、こちらも担保を用意したい。
つまり、それに目を付けられたと言うことだ。
15歳になる春北斗を思い、残雪はまた深くため息をついた。
さて、どうやって断るか。
ようやく帰国が許されて、このまま娘を家令にせず、継室にも公式寵姫にせずに済みそうだと安心していたのに。
かつて恋人であった蛍石と夫であった五位鷺が、ならば宮城から遠ざけて生きさせるようにと願っていたのに。
2人が命を落としてもう7年が経つ。
2人の息子である銀星は海外留学と言う名の亡命中。
彼には、棕梠家の別荘と出先があるので、度々会うことが出来るのが喜びである。
そして自分は、帰国禁止命令が解かれて後は、すっかり宮廷の議会とも遠ざけられた両親と共に家業に精を出しているわけだが。
しかも今は棚卸しの時期であり、まことに忙しい。
「ああもう!ゆっくりご飯食べて、好きなだけ寝たいわ!来世は絶対羊になる!」
歩きながらパウンドケーキを頬張って、デスクの上に乗っている美しい装飾の綸子やレースの表紙のアルバムを端に退けて帳簿を積み上げた。
アルバムはいわゆる見合い写真だ。
自分がいかに訳ありの出戻り娘であろうとも、廷臣でもギルドの一員でもある以上、自由気儘に後家生活をさせてくれるはずもなく。
母と叔母のように、二人で当主業ならば、ある程度片方は自由なのだが。
叔母の春北風は海外あちこちで生活し、恋多きご機嫌な嫁かず後家としてギルド内では有名だ。
見合い相手と言っても、相手は訳知る同じギルド筋の子弟であり、子供の時からの顔見知り。
お互い手の内を見せないまま足元を見て腹の中を探り合ってさあ結婚しましょうねなんて、今更揉め事が増えるだけだろう。
「ママみたいにせかせかした羊いないわ。ママはどっちかと言ったら山羊よ」
ダンボールにあれこれ品物を詰めていた春北斗とが顔を上げた。
「・・・山羊ぃ?・・・春ちゃん、何してるの?」
「銀ちゃんに送るの。ママにも飴あげる!」
「・・・あら」
残雪は、紫水晶のような飴玉を口に含んだ。
葡萄の濃厚で華やかな風味。
故国を離れ、ひとり海外で暮らす銀星に救援物資か。
なかなか優しく気が利くではないのと、残雪はちょっと感動したが、箱の中身に首を傾げた。
「お菓子やお漬物はわかるにしても・・・。提灯やらこけしはいらないんじゃない?別に銀ちゃん、外国人じゃないからねえ」
「懐かしいかなと思って」
「うーん、もともと、それほど親しんでなくない?」
「そっか。ならマンガでも入れとこ」
「それアンタがもう読んだやつじゃないの。いらないもの差し上げるのってどうなの?」
ちゃっかりしていると言うか。
春北斗は構わず自分が良いと思ったものをぽんぽん箱に放り込み続けている。
箱の中は今や混沌を極め、プレゼントと言うよりびっくり箱だ。
「なかなかすごいセンスねぇ」
この娘が政治の道具になって人質?
冗談じゃないわねぇ。
覚悟を決めて、厳重な封書を開けた。
"この度、汝、棕櫚家はA国特別大使として"と言う一文に、ああ、やっぱりと目の前が暗くなる。
しかし。
「・・・ん?んん?!」
「やだ!ママ、飴が喉に詰まったの?」
赴くべしは、棕梠春北斗、ではなく棕梠佐保姫残雪と書いてあった。
特使の衣装は青。
青藍と言われる深い海の青。
宮廷から届けられた見事な刺繍と織りの衣装は息を飲む程だった。
正室は紫、継室は銀、公式寵姫は緋。
ああ、あなたには銀か緋を着せたかった。でも、白もいいわね。
純白の花嫁衣装と雪の結晶の刺繍のヴェールの自分にそう言ったのは蛍石。
彼女の願いを叶えてやれなかったのは残念と夫はよく嘆いた。
そして。
この度は、この様よ。
青藍の衣装を身につけてから、残雪は温室でため息をついた。
残雪は、同じようにため息をつきながら嫌々迎えにやって来た十一に苦笑いを向けた。
再会は5年振りになる。
彼は正式な家令として宮城に戻り、前線、神殿と飛び回り、昨年やっと完成した大聖堂の竣工成功に努めた。
女皇帝も、彼には格別の信頼を置いているというのは廷臣の誰もが知るところ。
「・・・よく同じようにしてお会いしますこと」
冗談じゃないと十一が呟いた。
「今度は人質で人身御供か。御祓にでも行った方がいい」
「いやね。あなた神官じゃないの。あとでチャチャッとやっといて。・・・私、前厄なのよ。前厄でこれなら本厄どうなっちゃうのかしら」
心配そうに言いながら、どうぞ、と残雪は、いつかのように紅茶を差し出した。
遠慮する素振りも見せずに十一がカップを煽った。
今回も嫌々来て、嫌々仕事をさせられるという気持ちがダダ漏れだ。
「・・・私で良かったのよ。春北斗なら、家令にでもしなければこの件は逃げられなかったもの」
なにせ五位鷺の娘だ。
家令になるに十分な理由になろう。
けれど、それはまた橄欖帝の不信を招き、廃太子である銀星の身の安全の不安にも繋がる。
それはそうだと十一は頷いた。
「でもこれはもはや嫌がらせだ。皇帝陛下がなさる事としては、些か幼稚じゃないか」
そして、生き残った残雪だけが報復され続けるのか。
身に余る愛された対価だからと綺麗にまとめて言うには少し、行き過ぎている。
「幼稚と言ってしまえば。蛍もそうでしょ。たまたま台風の日に出会った女の子の人生を、自分の我儘で変えてしまったわ」
他人事のようにそう言う。
胸元に、雪の結晶のデザインの大粒のオパールが輝いていた。
五位鷺から貰った結婚指輪だったものをブローチに変えたのだと言った。
「まさか、指輪は・・・もうね」と仕方ないと呟く。
自分が、蛍石や亡き夫から贈られた結婚指輪をしている事で、橄欖帝の不興をかうわけにはいかない。
蛍石が与えた見事な真珠の長い首飾りは返還させられたが、これは免れた。
「・・・大聖堂のステンドグラスの件、心遣いしてくれたと聞いたわ。ありがとう」
残雪が離宮で作業と保管をしていたものを、蓮角が隠していてくれたそうだ。
五位鷺が作らせていたものと知ったら、きっと竜胆によって破壊されていただろう。
十一がどこからか持ってきて、竣工直前に設置させたのだと聖堂と縁の深い英家の人間から聞いたのだ。
「・・・見事なものだったよ。北極星に鳥のデザイン。・・・確かになかなか神経を逆撫でするデザインだ」
天のひとつ星は皇帝、鳥は家令の寓意である。
輝く北極星の周りを囲むように鳥が羽ばたくモチーフは、確かに、驕慢で独善的だと言えた。
「そうなの。五位鷺が指定したんだもの。でもこれだけじゃあまりにあからさまだなあと思って、母に大理石で周りにお花のレリーフを作って貰ったの。・・・あの人達、もうちょっとそのへんうまくやればいいのにね。・・・五位鷺って、OLさんなら会社中の高嶺の花の御曹司を捕まえたらわざと匂わせて自慢するタイプよね」
御曹司とは蛍石の事だろう。
「全くだ。そして周りの顰蹙を買って、それ見て大喜び」
「御曹司は、もっとやれってけしかけるタイプよ。嫌ねえ。迷惑しちゃう」
二人はそう言って笑い合った。
こうやって、あの二人をダシに笑い話に出来る程には、お互い傷は癒えたとも言えた。
「・・・もしかして、貴方が一緒に来てくれるの?」
高貴なる人質には、家令が随伴すると伝えられていた。
「いや。さすがにそれでは角が立つ。・・・ご挨拶をしなさい」
兄弟子に呼ばれて、二人の男女の家令が現れて優雅に礼をした。
「・・・残雪様、お久しぶりでございます」
別れて以来の、蜂鳥と駒鳥の姉弟であった。
家令服を着こなし、美しく立派な姿になったと残雪は喜んだ。
「蜂っちゃんに、駒ちゃん!?大きくなったのね!・・・春ちゃん!来て!」
大きな声でそう叫ぶと、隣国に旅立つ母に代わり、急遽当主を継いだばかりの春北斗が駆けつけ、幼馴染の三人は再会を喜び合った。
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