132 / 661
第5章 交易都市ソレイユ
第128話 孔明の罠!? からの……
しおりを挟む
その後も他愛ない話を続けていたら、交代の時間がやってきて、ガルフさんたちを起こした。
ガルフさんに何も問題がないことと、今のところ近くに魔物は探知出来ないことを伝えると、見張りを交代してテントに入った。
テントの中はやはり広くて快適に過ごせそうだと思ったが、ニーナさんがいるのでどうしても落ち着かなくなる。
「やっぱり4人用だと広いわね」
「狭苦しくなくていい」
「そこはこれを選んだニーナに感謝ね」
「ケンと一緒に寝たかった」
「やっぱりね。宿屋だと私と一緒の部屋だったしね」
「ティナはずるい」
「次、宿屋に泊まる時は、3人部屋にすればいいじゃない」
その会話を聞いて、今後はずっと3人で寝ることになるのかと思うと、ケンは先行き不安になるのであった。
2人が会話を楽しんでいる間に、防具を外しラフな格好になった。今日は剣も使ってないし、手入れは不要だろう。
「ケン君、こっち来て」
「何ですか?」
「防具外すの手伝って」
そんなハニートラップには、引っかかるまいとケンは言葉を返した。
「いつも1人でやってるでしょ。騙されませんよ」
「けちー」
「私も手伝って」
「いやいや、ニーナさんは脱ぐだけでしょ。そもそも防具を付けてないんだから」
ティナさんに釣られてか、ニーナさんが暴走し始めていた。そんな事を思っていたら、少し移動したティナさんが、いつも通り目の前で着替え出した。
慌てて後ろを振り向くが、振り向いた先にはニーナさんが着替えていた。絶体絶命のピンチだ。
ティナさんはわかっててやっているので問題ないが、ニーナさんには素直に怒られようと覚悟を決めたら、思いもよらぬ出来事が起きた。
ニーナさんがこともあろうか、服を脱いだままの裸の状態で抱きついてきたのだ。
「ちょ――!」
「気持ちいい?」
何が起こっているのか、頭が混乱し過ぎてパニック状態だ。そんな状態の俺に追い討ちをかけるように、後ろから更に抱きつかれた。
「ケン君、気持ちいい? 今日は初日を頑張ったご褒美だよ」
「ん。ご褒美」
いったいいつの間に話を示し合わせたのか謎だが、もしやティナさんが少し移動して着替えだしたのは、振り返った先にニーナさんが来るように誘導した……? これが孔明の罠か!
巧妙な罠にハマってしまった俺は、この2人に対して、抵抗など無意味なのだと思い知らされた。
「いつ話し合ったんですか?」
その質問には、後ろから抱きついているティナさんが答えた。
「薪を拾いに行った時よ。ちょうど2人っきりだったしね」
すると目の前のニーナさんも答える。
「恥ずかしかったけど勇気出した」
顔を覗きこむと、頬が赤らんでるようであった。
「実はね、ケン君がおっぱい大好きなのは、ニーナも知ってるのよ」
「ティナさんがバラしたんですか?」
「違う。最初から知っていた」
「最初から?」
「視線がティナの胸を追っていた」
(Nooooh!)
何故だ! 再び黒歴史を作ることになってしまったのか! ティナさんに言われた時もショックだったが、まだ明るく陽気に振る舞ってくる分、救いがあった……
しかし、いつも大人しいニーナさんに言われると、堪えるものがある上に、心にグサッとくる。
抑揚のない声で言葉数が少ない分、余計にダメージが入るのだ。一部界隈では「ご褒美です!」とか言われそうだ。
「お恥ずかしいかぎりです」
とりあえず否定せずに肯定しておこう。もう、これしか思いつかない……
「別にいい。ケンのこと好きだから、問題ない」
「そうよ。ケン君だから抱きついたり、見せつけたりするのよ」
「何故なんでしょう?」
「私たちはケン君のことが好きだからよ。それに、慌てる姿が可愛いからね。ケン君はすぐ顔に出るから」
何っ!? ポーカーフェイスが出来ていないのか!? 自分では冷静に対処出来ていると思ったのに……
これが世間一般で言う、手のひらで転がされる感覚か!
「さ、今日はゆっくり3人で寝ましょ。もちろんケン君は真ん中ね」
「あの……拒否権は……?」
「ケン君は、私たちと寝るのが嫌なの?」
「いえ、そういうわけでは……」
「なら問題ないわね。今日はニーナの方を向いて寝てね」
それからティナさんは、テキパキと毛布を出しては、寝床の準備をせっせとしている。
その間、俺はニーナさんに抱きつかれたままだ。向き合っている分、かなり恥ずかしいのだが。
「できたわ」
俺は、ニーナさんに手を引かれて寝床に入った。ニーナさんの方を向くのは恥ずかし過ぎるので、天井を眺めることにする。
野営用といっても、そこまで毛布の質は悪くないようだ。適度にフワフワしてて気持ちいい。
「あの……2人ともいい加減、服を着ないんですか?」
「さっきも言ったでしょ? ご褒美よ。ケン君も柔らかい肌触りの方がいいでしょ?」
その柔らかい感触を腕に感じて、落ち着かないから言ったのですが……
「いや、明日の朝、起こされる時に見られますよ?」
「それなら大丈夫よ。男性冒険者は絶対に、女性冒険者のテントには立ち入らないから。暗黙のルールね。決まりを破った冒険者は、社会的に抹殺されるわ。それにテントの外から声をかけられるから平気よ」
社会的に抹殺!? 何それ、怖い……
「耐えれそうにないのですが……」
「触りたくなったら触っていいわよ? 生ではまだ触ったことないでしょ?」
「我慢しているのに、誘惑しないで下さい」
「我慢しなくてもいいのに」
この流れはよくない。絶対にティナさんが仕掛けてくるパターンだ。ニーナさんは静かだけど、もう寝たんだろうか? 俺もニーナさんに倣って寝るとしよう。
「それでは、おやすみなさい」
「おやすみ、ケン君」
「おやすみ、ケン」
あ、ニーナさん起きてたんだ。静かだからてっきり寝てると思ってた。恥ずかしいって言ってたし、照れて喋れなくなったんだろう。
……うん、予想通りティナさんが、イタズラを仕掛けてきたな。
「ティナさん?」
「なに?」
「俺の左手を、どうするつもりですか?」
「こうするの」
(むにゅ……)
ティナさんは、掴んだ俺の左手をそのまま胸へと持っていった。服越しではない生の感触……アルカディアはここにあったらしい……
「気持ちいいでしょ?」
「ティナさん、エスカレートして、外の2人に声が聞こえたらどうするんですか?」
「それなら大丈夫よ。結界を張ってあるから、声は漏れないわよ」
「結界?」
「そう。光属性が使えるって言ったでしょ? 外からの音は聞こえるけど、中からの音は聞こえないようになってるの。凄いでしょ?」
「密談に最適な結界ですね」
「悪い人たちには、持ってこいの結界ね」
「この場合、ティナさんが悪い人に該当すると思うのですが」
「そんなこと言いつつも、手はずっとおっぱい触ったままじゃない」
「この手は俺の制御を離れました」
「右手はどうするの?」
「右手はまだ俺の制御下です」
「そうらしいわよ? ニーナ」
えっ!? ニーナさん、寝てるんじゃないの!?
「寝てると思ったの? 残念、今日は綿密に立てた計画なのよ」
またしても孔明の罠か!!
「もう計画って言っている時点で、確信犯ですよね」
その時、俺の右手が掴まれた。
「ニーナさん?」
「何?」
「その手をいったいどうするおつもりで?」
「こうする」
(むに……)
ブルータスお前もかぁ! その後、俺の右手は、見事に新たなアルカディアへと包まれた。
「すみません、さすがにこの体勢は、手がどうにかなりそうです。腕が変な方向に曲がってしまいそうです。許してください」
「しょうがないなぁ」
体を起こしたティナさんは、俺に覆い被さるかたちで体を寄せてきた。その体勢に大きな膨らみはその存在感を示し、ティナさんに誘導された俺の左手に、その形を変えて収まる。
と思いきや、大きすぎてこぼれ落ちそうだ。そもそも子供の手にはあまる代物だ。
(むにゅぅぅ……)
「これなら触りやすいでしょ?」
「楽にはなりました」
「私もする」
ニーナさんも例に漏れず、ティナさんと同様の姿勢をとる。あぁ……そのティナさん程ではないが、大きな膨らみが俺の視界へと入る。
誘導された右手は、その大きな膨らみを下から支えるため、柔らかい果実へと埋もれていく。
(むにゅぅ……)
美女2人の魅惑的な女性の裸体たるや、あぁ……
ユートピアはここにあったんだ……
「ニーナさんの裸を、マジマジと見るのは初めてですね」
ニーナさんは、頬を染めながら答えてくれた。
「あまり見ないで。恥ずかしい」
「この行動自体が恥ずかしいと思うのですが?」
「うぅ……」
「ケン君、ニーナをあまりいじめたらダメよ」
「いえ、いつもクールなニーナさんが、ここまで照れているのは珍しくて。可愛く見えてしまい、ついからかいたくなりました」
ケンの言った言葉に、ますます顔を赤らめてうつむいてしまうニーナを、視覚で楽しむケンであった。
「もう、私だっているのに!」
「ティナさんも素敵ですよ。エッチなのはどうかと思いますが」
「こんな私は嫌い?」
「いえ、それも魅力の1つだと思いますので」
「ありがと。それじゃあ、少し体勢を変えるわね」
ティナさんは、左手を掴むとそのまま首の後ろへとまわし、体を寄せてきた。頭は俺の肩から胸あたりに乗せている。これは腕枕に入るのだろうか?
「ニーナもこうして」
そう言われたニーナさんも、同様の体勢をとる。まさに両手に花状態だ。
「これならケン君も苦しくならないでしょ? 私も抱かれている感じがして好きだし。ニーナもそうよね?」
「これは落ち着く」
「でしょ? これからはこの体勢で寝ましょ?」
「ケン、きつくない?」
「きつくはないですが」
「ケン君にはこうしてあげる」
ティナさんが俺の左手を再び掴むと、そのまま胸へと誘った。
「こうすれば、ケン君の大好きなおっぱいも触れるでしょ?」
「なるほど」
何を納得したのか、ニーナさんもティナさんと同じように、俺の右手を胸へと誘った。
「ケン、これでいい?」
「これでいいと言われましても、素直に喜んでいいものなのかどうか」
「そう言うってことは、嬉しいのよね? それなら問題ないわ」
「問題ない」
「わかりました。そこまで言うなら堪能させて貰います」
そこからは大きさの違う2人の胸を堪能しだした。やっぱり生での感触は違い、胸に手が埋もれていく感覚はなんとも表現しがたい。
柔らかい……もうそれしか表現できない。服の上からとは違うこの感触。ティナさんのは以前服の上から触らせてもらったが、やはり生では全然違う。
ニーナさんのは初めて触ったが、服の上から触ったことがなかったので違いがわからないが、これまたティナさんとは違う柔らかさだ。
胸1つでこうも違いがでるとは。おっぱい道とは奥が深いものである。これはある種の登山家のようなものか。
何故こうも好きなのか……
それは……
“そこにおっぱいがあるから”
としか言いようがない。前世からしてみれば、ありえないぐらいの幸福感に満たされてしまう。
「……ぁ……」
「……っ……」
2人とも声が漏れだしたようだ。気持ちよくなってきたのかな? それならば頑張るしかない! 全力を持ってお相手しなければ!
「……ぁん……」
「……っ……ん」
2人の喘ぎ方は対照的だった。ティナさんは普通に声に出すけど、ニーナさんは、声に出すのを恥ずかしがっているのか、我慢しているようだ。
我慢されると、ちょっといじめたくなる衝動に駆られてしまう。顔をニーナさん寄りに近づけて囁いてみた。
「我慢しなくてもいいんですよ」
そう囁くとニーナさんの体はビクンっとした。それを機に少し強めに揉み始める。
「ぁ……あっ……ん」
「んっ……あっ……」
気がつけば山頂に自己主張しだしたものを発見する。登山家としてはこの頂きを目指して登り詰めなければ!
俺は、揉むのをやめて頂きを攻略することにした。サワサワ……サワサワ……頂き付近から攻め始め、山頂へと目指していく。
頂きを攻める前に、周りを指で触りながら焦らしていく。ふと視線を感じると、2人は潤んだ瞳でこちらを見ていた。
「どうしたんですか?」
2人の要求はわかっていたものの、あえて気づかないフリをした。その間も、焦らし続ける。
「……んっ……ねぇ……ぉ……願い」
「……っ……」
ティナさんがお願いしてくるが、俺はオウム返しして尋ねてみる。
「お願い?」
「……っ……触って……」
「触ってますよ?」
「……ん……先っぽが……切ないの……」
「わかりました」
ティナさんが内容を伝えてきたので、ティナさんだけ、希望通りに頂きを弄り出す。
「ああっ……」
「……っ……ん……」
ニーナさんは、未だ潤んだ瞳でこちらの様子を窺っていた。視線が動いているのは、中々決心がつかず逡巡しているようだ。少し助け舟を出すとしよう。
「ニーナさん、どうしたんですか?」
「ぁ……」
「恥ずかしがらずに、言ってみてください」
「……っ……わ……私も……ん」
「私も?」
「……先っぽ……弄って……欲しい」
「わかりました」
とても恥ずかしかったのか、ニーナさんは、物凄く顔を赤らめて俯いてしまった。
「可愛いですね、ニーナさん」
ビクッと肩を震わせたので、それを皮切りに頂きを攻めだした。
「ん……ああっ……」
「あ……ん……」
2人の山頂に至った俺は、執拗に攻めまくる。指で弾いたり、摘んだり、コリコリしたりとあらゆる手管で攻め落とす。
「や……いいっ……」
「ああっ……ゃん……」
「イキそうになったら教えてくださいね。一気に攻めますので」
俺がそう伝えると、2人は恥ずかしそうにしながらも、僅かに頷いてくれた。それから、どんどんラストスパートに向けて攻めあげる。
「あん……あっ……あっ……」
「や……あっ……んっ……」
どんどん声が出だしたので、全体を揉んだり、山頂をこねくり回したりと、激しく攻め立てていく。
「……ィ……イク……」
「……わ……私も……」
「それでは気持ちよくなってください」
ラストスパートをかけて盛大に攻めあげた。最後は潰れるかと思えるほどに胸を掴み、先端を摘んで引き伸ばした。
「……ァア――――ッ!」
「ィ……ク――――ッ!」
2人は、最初にビクンっと盛大に体を震わせたあとは、小刻みにビクッと震わせながら、呼吸を荒くしていた。
「「はぁ……はぁ……はぁ……」」
未だ呼吸を整えている2人を気遣いながら、優しく抱き寄せて落ち着くのを待った。
やがて落ち着いたのか、ティナさんが呟く。
「ケン君、今日のは一段と激しかったね。裸だったから興奮した?」
「しない方がおかしいでしょ。美女2人が目の前で裸になってるんですよ。我慢するのに必死なんですから」
「ふふっ……我慢しなくていいのに。私の全てはケン君のものだよ?」
「そんなこと言われると、独占欲が強くなるので控えて下さいよ」
「私はそっちの方が嬉しいかな。“俺のものだぞ”ってされて、愛されてる感じがするから」
「愛が何かわかるまでは、勘弁してください」
「ずっと待ってるね」
ティナさんに、聖母のような慈愛に満ちた微笑みを返され、不覚にもドキッとしてしまった。
「ところで、ニーナさんは大丈夫ですか? 自分でしといて、言うのもなんですが……」
「……ケン、激しすぎ。壊れるかと思った……」
「すみません。気持ちよくなって貰えるように、張り切ってしまいました」
「あと、いじわる」
その言葉に賛同するかのように、ティナさんから追撃がくる。
「それよねぇ。ケン君ってエッチになると、途端にいじわるになるよね」
「恥ずかしかった」
「2人が可愛い反応するから、つい、いじめたくなるんですよ」
「もう、そんなこと言われたら、怒れないじゃない」
「むぅ……怒れない」
「怒られなくて良かったです」
それから少し会話を楽しんだあとは、明日に備えて寝ることになった。
「ケン君、おやすみのキスして?」
キスをねだるティナさんに、右手をニーナさんから抜き、体勢を変えてティナさんに覆い被さると、顔を近づけて優しく口づけする。
「……」
唇を離すと、はにかんだ顔のティナさんに言葉をかける。
「おやすみなさい、ティナさん」
ティナさんにして、ニーナさんにしないわけにもいかず、今度は左手をティナさんから抜き、ニーナさんに覆い被さる。
ニーナさんは、どこか期待した目をしていたので、ちょっとからかいたくなった。
「ニーナさん、おやすみなさい」
そのまま、何事もなかったかのように戻ろうとすると、ニーナさんの瞳が潤みだした。
「どうしたんですか?」
「ケンがいじわるする」
「俺は何もしていませんよ?」
「何もしないのがいじわる」
「何かして欲しいんですか?」
うるうるした瞳でこちらを見つめながら、ニーナさんが答えた。
「……キス……」
「やっぱり可愛いですね、ニーナさんは」
そのまま顔を近づけて、優しく唇を重ねる。
「……」
唇を離して様子を窺うと、ニーナさんの瞳から雫がこぼれた。それを指で拭い、優しく問いかけた。
「どうしたんですか?」
「……嬉しい」
「ニーナさんとは初めてのキスですしね。俺も嬉しいです。いじわるしたお詫びにもう1度しますね」
再び顔を近づけると、少し長めに口づけした。少し目を開けてみると、ニーナさんの瞳からは、ポロポロと涙がこぼれていた。
「……」
顔を離したあとは、涙で濡れた目元を拭って、ニーナさんの顔を見つめながら声をかけた。
「泣かないでください。可愛い顔が台無しですよ?」
「……ケン、大好き!」
不意にガバッと抱きつかれて、むにゅっとした感触を感じてしまい、ドキドキしてしまったことは内緒である。
「ケンくーん、ニーナだけずるい。私にも、もう1回して欲しい」
「わかりましたよ」
それから、ティナさんにもう1度キスをしてから、2人は眠りについた。2人は腕枕より腕抱き枕を選んだみたいで、腕に感じる柔らかな感触が心地よく、中々寝付けなくて苦労した。
こんなことなら袖なしではなく、袖ありの部屋着にすればよかった。
悶々とした中、俺はようやく眠りについたのだった……
ガルフさんに何も問題がないことと、今のところ近くに魔物は探知出来ないことを伝えると、見張りを交代してテントに入った。
テントの中はやはり広くて快適に過ごせそうだと思ったが、ニーナさんがいるのでどうしても落ち着かなくなる。
「やっぱり4人用だと広いわね」
「狭苦しくなくていい」
「そこはこれを選んだニーナに感謝ね」
「ケンと一緒に寝たかった」
「やっぱりね。宿屋だと私と一緒の部屋だったしね」
「ティナはずるい」
「次、宿屋に泊まる時は、3人部屋にすればいいじゃない」
その会話を聞いて、今後はずっと3人で寝ることになるのかと思うと、ケンは先行き不安になるのであった。
2人が会話を楽しんでいる間に、防具を外しラフな格好になった。今日は剣も使ってないし、手入れは不要だろう。
「ケン君、こっち来て」
「何ですか?」
「防具外すの手伝って」
そんなハニートラップには、引っかかるまいとケンは言葉を返した。
「いつも1人でやってるでしょ。騙されませんよ」
「けちー」
「私も手伝って」
「いやいや、ニーナさんは脱ぐだけでしょ。そもそも防具を付けてないんだから」
ティナさんに釣られてか、ニーナさんが暴走し始めていた。そんな事を思っていたら、少し移動したティナさんが、いつも通り目の前で着替え出した。
慌てて後ろを振り向くが、振り向いた先にはニーナさんが着替えていた。絶体絶命のピンチだ。
ティナさんはわかっててやっているので問題ないが、ニーナさんには素直に怒られようと覚悟を決めたら、思いもよらぬ出来事が起きた。
ニーナさんがこともあろうか、服を脱いだままの裸の状態で抱きついてきたのだ。
「ちょ――!」
「気持ちいい?」
何が起こっているのか、頭が混乱し過ぎてパニック状態だ。そんな状態の俺に追い討ちをかけるように、後ろから更に抱きつかれた。
「ケン君、気持ちいい? 今日は初日を頑張ったご褒美だよ」
「ん。ご褒美」
いったいいつの間に話を示し合わせたのか謎だが、もしやティナさんが少し移動して着替えだしたのは、振り返った先にニーナさんが来るように誘導した……? これが孔明の罠か!
巧妙な罠にハマってしまった俺は、この2人に対して、抵抗など無意味なのだと思い知らされた。
「いつ話し合ったんですか?」
その質問には、後ろから抱きついているティナさんが答えた。
「薪を拾いに行った時よ。ちょうど2人っきりだったしね」
すると目の前のニーナさんも答える。
「恥ずかしかったけど勇気出した」
顔を覗きこむと、頬が赤らんでるようであった。
「実はね、ケン君がおっぱい大好きなのは、ニーナも知ってるのよ」
「ティナさんがバラしたんですか?」
「違う。最初から知っていた」
「最初から?」
「視線がティナの胸を追っていた」
(Nooooh!)
何故だ! 再び黒歴史を作ることになってしまったのか! ティナさんに言われた時もショックだったが、まだ明るく陽気に振る舞ってくる分、救いがあった……
しかし、いつも大人しいニーナさんに言われると、堪えるものがある上に、心にグサッとくる。
抑揚のない声で言葉数が少ない分、余計にダメージが入るのだ。一部界隈では「ご褒美です!」とか言われそうだ。
「お恥ずかしいかぎりです」
とりあえず否定せずに肯定しておこう。もう、これしか思いつかない……
「別にいい。ケンのこと好きだから、問題ない」
「そうよ。ケン君だから抱きついたり、見せつけたりするのよ」
「何故なんでしょう?」
「私たちはケン君のことが好きだからよ。それに、慌てる姿が可愛いからね。ケン君はすぐ顔に出るから」
何っ!? ポーカーフェイスが出来ていないのか!? 自分では冷静に対処出来ていると思ったのに……
これが世間一般で言う、手のひらで転がされる感覚か!
「さ、今日はゆっくり3人で寝ましょ。もちろんケン君は真ん中ね」
「あの……拒否権は……?」
「ケン君は、私たちと寝るのが嫌なの?」
「いえ、そういうわけでは……」
「なら問題ないわね。今日はニーナの方を向いて寝てね」
それからティナさんは、テキパキと毛布を出しては、寝床の準備をせっせとしている。
その間、俺はニーナさんに抱きつかれたままだ。向き合っている分、かなり恥ずかしいのだが。
「できたわ」
俺は、ニーナさんに手を引かれて寝床に入った。ニーナさんの方を向くのは恥ずかし過ぎるので、天井を眺めることにする。
野営用といっても、そこまで毛布の質は悪くないようだ。適度にフワフワしてて気持ちいい。
「あの……2人ともいい加減、服を着ないんですか?」
「さっきも言ったでしょ? ご褒美よ。ケン君も柔らかい肌触りの方がいいでしょ?」
その柔らかい感触を腕に感じて、落ち着かないから言ったのですが……
「いや、明日の朝、起こされる時に見られますよ?」
「それなら大丈夫よ。男性冒険者は絶対に、女性冒険者のテントには立ち入らないから。暗黙のルールね。決まりを破った冒険者は、社会的に抹殺されるわ。それにテントの外から声をかけられるから平気よ」
社会的に抹殺!? 何それ、怖い……
「耐えれそうにないのですが……」
「触りたくなったら触っていいわよ? 生ではまだ触ったことないでしょ?」
「我慢しているのに、誘惑しないで下さい」
「我慢しなくてもいいのに」
この流れはよくない。絶対にティナさんが仕掛けてくるパターンだ。ニーナさんは静かだけど、もう寝たんだろうか? 俺もニーナさんに倣って寝るとしよう。
「それでは、おやすみなさい」
「おやすみ、ケン君」
「おやすみ、ケン」
あ、ニーナさん起きてたんだ。静かだからてっきり寝てると思ってた。恥ずかしいって言ってたし、照れて喋れなくなったんだろう。
……うん、予想通りティナさんが、イタズラを仕掛けてきたな。
「ティナさん?」
「なに?」
「俺の左手を、どうするつもりですか?」
「こうするの」
(むにゅ……)
ティナさんは、掴んだ俺の左手をそのまま胸へと持っていった。服越しではない生の感触……アルカディアはここにあったらしい……
「気持ちいいでしょ?」
「ティナさん、エスカレートして、外の2人に声が聞こえたらどうするんですか?」
「それなら大丈夫よ。結界を張ってあるから、声は漏れないわよ」
「結界?」
「そう。光属性が使えるって言ったでしょ? 外からの音は聞こえるけど、中からの音は聞こえないようになってるの。凄いでしょ?」
「密談に最適な結界ですね」
「悪い人たちには、持ってこいの結界ね」
「この場合、ティナさんが悪い人に該当すると思うのですが」
「そんなこと言いつつも、手はずっとおっぱい触ったままじゃない」
「この手は俺の制御を離れました」
「右手はどうするの?」
「右手はまだ俺の制御下です」
「そうらしいわよ? ニーナ」
えっ!? ニーナさん、寝てるんじゃないの!?
「寝てると思ったの? 残念、今日は綿密に立てた計画なのよ」
またしても孔明の罠か!!
「もう計画って言っている時点で、確信犯ですよね」
その時、俺の右手が掴まれた。
「ニーナさん?」
「何?」
「その手をいったいどうするおつもりで?」
「こうする」
(むに……)
ブルータスお前もかぁ! その後、俺の右手は、見事に新たなアルカディアへと包まれた。
「すみません、さすがにこの体勢は、手がどうにかなりそうです。腕が変な方向に曲がってしまいそうです。許してください」
「しょうがないなぁ」
体を起こしたティナさんは、俺に覆い被さるかたちで体を寄せてきた。その体勢に大きな膨らみはその存在感を示し、ティナさんに誘導された俺の左手に、その形を変えて収まる。
と思いきや、大きすぎてこぼれ落ちそうだ。そもそも子供の手にはあまる代物だ。
(むにゅぅぅ……)
「これなら触りやすいでしょ?」
「楽にはなりました」
「私もする」
ニーナさんも例に漏れず、ティナさんと同様の姿勢をとる。あぁ……そのティナさん程ではないが、大きな膨らみが俺の視界へと入る。
誘導された右手は、その大きな膨らみを下から支えるため、柔らかい果実へと埋もれていく。
(むにゅぅ……)
美女2人の魅惑的な女性の裸体たるや、あぁ……
ユートピアはここにあったんだ……
「ニーナさんの裸を、マジマジと見るのは初めてですね」
ニーナさんは、頬を染めながら答えてくれた。
「あまり見ないで。恥ずかしい」
「この行動自体が恥ずかしいと思うのですが?」
「うぅ……」
「ケン君、ニーナをあまりいじめたらダメよ」
「いえ、いつもクールなニーナさんが、ここまで照れているのは珍しくて。可愛く見えてしまい、ついからかいたくなりました」
ケンの言った言葉に、ますます顔を赤らめてうつむいてしまうニーナを、視覚で楽しむケンであった。
「もう、私だっているのに!」
「ティナさんも素敵ですよ。エッチなのはどうかと思いますが」
「こんな私は嫌い?」
「いえ、それも魅力の1つだと思いますので」
「ありがと。それじゃあ、少し体勢を変えるわね」
ティナさんは、左手を掴むとそのまま首の後ろへとまわし、体を寄せてきた。頭は俺の肩から胸あたりに乗せている。これは腕枕に入るのだろうか?
「ニーナもこうして」
そう言われたニーナさんも、同様の体勢をとる。まさに両手に花状態だ。
「これならケン君も苦しくならないでしょ? 私も抱かれている感じがして好きだし。ニーナもそうよね?」
「これは落ち着く」
「でしょ? これからはこの体勢で寝ましょ?」
「ケン、きつくない?」
「きつくはないですが」
「ケン君にはこうしてあげる」
ティナさんが俺の左手を再び掴むと、そのまま胸へと誘った。
「こうすれば、ケン君の大好きなおっぱいも触れるでしょ?」
「なるほど」
何を納得したのか、ニーナさんもティナさんと同じように、俺の右手を胸へと誘った。
「ケン、これでいい?」
「これでいいと言われましても、素直に喜んでいいものなのかどうか」
「そう言うってことは、嬉しいのよね? それなら問題ないわ」
「問題ない」
「わかりました。そこまで言うなら堪能させて貰います」
そこからは大きさの違う2人の胸を堪能しだした。やっぱり生での感触は違い、胸に手が埋もれていく感覚はなんとも表現しがたい。
柔らかい……もうそれしか表現できない。服の上からとは違うこの感触。ティナさんのは以前服の上から触らせてもらったが、やはり生では全然違う。
ニーナさんのは初めて触ったが、服の上から触ったことがなかったので違いがわからないが、これまたティナさんとは違う柔らかさだ。
胸1つでこうも違いがでるとは。おっぱい道とは奥が深いものである。これはある種の登山家のようなものか。
何故こうも好きなのか……
それは……
“そこにおっぱいがあるから”
としか言いようがない。前世からしてみれば、ありえないぐらいの幸福感に満たされてしまう。
「……ぁ……」
「……っ……」
2人とも声が漏れだしたようだ。気持ちよくなってきたのかな? それならば頑張るしかない! 全力を持ってお相手しなければ!
「……ぁん……」
「……っ……ん」
2人の喘ぎ方は対照的だった。ティナさんは普通に声に出すけど、ニーナさんは、声に出すのを恥ずかしがっているのか、我慢しているようだ。
我慢されると、ちょっといじめたくなる衝動に駆られてしまう。顔をニーナさん寄りに近づけて囁いてみた。
「我慢しなくてもいいんですよ」
そう囁くとニーナさんの体はビクンっとした。それを機に少し強めに揉み始める。
「ぁ……あっ……ん」
「んっ……あっ……」
気がつけば山頂に自己主張しだしたものを発見する。登山家としてはこの頂きを目指して登り詰めなければ!
俺は、揉むのをやめて頂きを攻略することにした。サワサワ……サワサワ……頂き付近から攻め始め、山頂へと目指していく。
頂きを攻める前に、周りを指で触りながら焦らしていく。ふと視線を感じると、2人は潤んだ瞳でこちらを見ていた。
「どうしたんですか?」
2人の要求はわかっていたものの、あえて気づかないフリをした。その間も、焦らし続ける。
「……んっ……ねぇ……ぉ……願い」
「……っ……」
ティナさんがお願いしてくるが、俺はオウム返しして尋ねてみる。
「お願い?」
「……っ……触って……」
「触ってますよ?」
「……ん……先っぽが……切ないの……」
「わかりました」
ティナさんが内容を伝えてきたので、ティナさんだけ、希望通りに頂きを弄り出す。
「ああっ……」
「……っ……ん……」
ニーナさんは、未だ潤んだ瞳でこちらの様子を窺っていた。視線が動いているのは、中々決心がつかず逡巡しているようだ。少し助け舟を出すとしよう。
「ニーナさん、どうしたんですか?」
「ぁ……」
「恥ずかしがらずに、言ってみてください」
「……っ……わ……私も……ん」
「私も?」
「……先っぽ……弄って……欲しい」
「わかりました」
とても恥ずかしかったのか、ニーナさんは、物凄く顔を赤らめて俯いてしまった。
「可愛いですね、ニーナさん」
ビクッと肩を震わせたので、それを皮切りに頂きを攻めだした。
「ん……ああっ……」
「あ……ん……」
2人の山頂に至った俺は、執拗に攻めまくる。指で弾いたり、摘んだり、コリコリしたりとあらゆる手管で攻め落とす。
「や……いいっ……」
「ああっ……ゃん……」
「イキそうになったら教えてくださいね。一気に攻めますので」
俺がそう伝えると、2人は恥ずかしそうにしながらも、僅かに頷いてくれた。それから、どんどんラストスパートに向けて攻めあげる。
「あん……あっ……あっ……」
「や……あっ……んっ……」
どんどん声が出だしたので、全体を揉んだり、山頂をこねくり回したりと、激しく攻め立てていく。
「……ィ……イク……」
「……わ……私も……」
「それでは気持ちよくなってください」
ラストスパートをかけて盛大に攻めあげた。最後は潰れるかと思えるほどに胸を掴み、先端を摘んで引き伸ばした。
「……ァア――――ッ!」
「ィ……ク――――ッ!」
2人は、最初にビクンっと盛大に体を震わせたあとは、小刻みにビクッと震わせながら、呼吸を荒くしていた。
「「はぁ……はぁ……はぁ……」」
未だ呼吸を整えている2人を気遣いながら、優しく抱き寄せて落ち着くのを待った。
やがて落ち着いたのか、ティナさんが呟く。
「ケン君、今日のは一段と激しかったね。裸だったから興奮した?」
「しない方がおかしいでしょ。美女2人が目の前で裸になってるんですよ。我慢するのに必死なんですから」
「ふふっ……我慢しなくていいのに。私の全てはケン君のものだよ?」
「そんなこと言われると、独占欲が強くなるので控えて下さいよ」
「私はそっちの方が嬉しいかな。“俺のものだぞ”ってされて、愛されてる感じがするから」
「愛が何かわかるまでは、勘弁してください」
「ずっと待ってるね」
ティナさんに、聖母のような慈愛に満ちた微笑みを返され、不覚にもドキッとしてしまった。
「ところで、ニーナさんは大丈夫ですか? 自分でしといて、言うのもなんですが……」
「……ケン、激しすぎ。壊れるかと思った……」
「すみません。気持ちよくなって貰えるように、張り切ってしまいました」
「あと、いじわる」
その言葉に賛同するかのように、ティナさんから追撃がくる。
「それよねぇ。ケン君ってエッチになると、途端にいじわるになるよね」
「恥ずかしかった」
「2人が可愛い反応するから、つい、いじめたくなるんですよ」
「もう、そんなこと言われたら、怒れないじゃない」
「むぅ……怒れない」
「怒られなくて良かったです」
それから少し会話を楽しんだあとは、明日に備えて寝ることになった。
「ケン君、おやすみのキスして?」
キスをねだるティナさんに、右手をニーナさんから抜き、体勢を変えてティナさんに覆い被さると、顔を近づけて優しく口づけする。
「……」
唇を離すと、はにかんだ顔のティナさんに言葉をかける。
「おやすみなさい、ティナさん」
ティナさんにして、ニーナさんにしないわけにもいかず、今度は左手をティナさんから抜き、ニーナさんに覆い被さる。
ニーナさんは、どこか期待した目をしていたので、ちょっとからかいたくなった。
「ニーナさん、おやすみなさい」
そのまま、何事もなかったかのように戻ろうとすると、ニーナさんの瞳が潤みだした。
「どうしたんですか?」
「ケンがいじわるする」
「俺は何もしていませんよ?」
「何もしないのがいじわる」
「何かして欲しいんですか?」
うるうるした瞳でこちらを見つめながら、ニーナさんが答えた。
「……キス……」
「やっぱり可愛いですね、ニーナさんは」
そのまま顔を近づけて、優しく唇を重ねる。
「……」
唇を離して様子を窺うと、ニーナさんの瞳から雫がこぼれた。それを指で拭い、優しく問いかけた。
「どうしたんですか?」
「……嬉しい」
「ニーナさんとは初めてのキスですしね。俺も嬉しいです。いじわるしたお詫びにもう1度しますね」
再び顔を近づけると、少し長めに口づけした。少し目を開けてみると、ニーナさんの瞳からは、ポロポロと涙がこぼれていた。
「……」
顔を離したあとは、涙で濡れた目元を拭って、ニーナさんの顔を見つめながら声をかけた。
「泣かないでください。可愛い顔が台無しですよ?」
「……ケン、大好き!」
不意にガバッと抱きつかれて、むにゅっとした感触を感じてしまい、ドキドキしてしまったことは内緒である。
「ケンくーん、ニーナだけずるい。私にも、もう1回して欲しい」
「わかりましたよ」
それから、ティナさんにもう1度キスをしてから、2人は眠りについた。2人は腕枕より腕抱き枕を選んだみたいで、腕に感じる柔らかな感触が心地よく、中々寝付けなくて苦労した。
こんなことなら袖なしではなく、袖ありの部屋着にすればよかった。
悶々とした中、俺はようやく眠りについたのだった……
14
お気に入りに追加
5,258
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
18禁NTR鬱ゲーの裏ボス最強悪役貴族に転生したのでスローライフを楽しんでいたら、ヒロイン達が奴隷としてやって来たので幸せにすることにした
田中又雄
ファンタジー
『異世界少女を歪ませたい』はエロゲー+MMORPGの要素も入った神ゲーであった。
しかし、NTR鬱ゲーであるためENDはいつも目を覆いたくなるものばかりであった。
そんなある日、裏ボスの悪役貴族として転生したわけだが...俺は悪役貴族として動く気はない。
そう思っていたのに、そこに奴隷として現れたのは今作のヒロイン達。
なので、酷い目にあってきた彼女達を精一杯愛し、幸せなトゥルーエンドに導くことに決めた。
あらすじを読んでいただきありがとうございます。
併せて、本作品についてはYouTubeで動画を投稿しております。
より、作品に没入できるようつくっているものですので、よければ見ていただければ幸いです!
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。 え? お前も転生者だったの? そんなの知らんし
水間ノボル🐳
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑
★2024/2/25〜3/3 男性向けホットランキング1位!
★2024/2/25 ファンタジージャンル1位!(24hポイント)
「主人公が俺を殺そうとしてくるがもう遅い。なぜか最強キャラにされていた~」
『醜い豚』
『最低のゴミクズ』
『無能の恥晒し』
18禁ゲーム「ドミナント・タクティクス」のクズ悪役貴族、アルフォンス・フォン・ヴァリエに転生した俺。
優れた魔術師の血統でありながら、アルフォンスは豚のようにデブっており、性格は傲慢かつ怠惰。しかも女の子を痛ぶるのが性癖のゴミクズ。
魔術の鍛錬はまったくしてないから、戦闘でもクソ雑魚であった。
ゲーム序盤で主人公にボコられて、悪事を暴かれて断罪される、ざまぁ対象であった。
プレイヤーをスカッとさせるためだけの存在。
そんな破滅の運命を回避するため、俺はレベルを上げまくって強くなる。
ついでに痩せて、女の子にも優しくなったら……なぜか主人公がキレ始めて。
「主人公は俺なのに……」
「うん。キミが主人公だ」
「お前のせいで原作が壊れた。絶対に許さない。お前を殺す」
「理不尽すぎません?」
原作原理主義の主人公が、俺を殺そうとしてきたのだが。
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル表紙入り。5000スター、10000フォロワーを達成!
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる