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主導権!
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ナイトはよく分かっていないのか、俺をギュッと抱きしめていた。
「試しにナイトの魔力を使ってみるのもいいかもしれない、もしかしたら魔術が使えるかもしれない」
「…でも、雷の俺が氷を出したら変じゃないか?」
「何事も例外はいる、その時はその時に考えよう」
レオンハルトも意外と適当だよな、まぁ試してみるのも大事なのは分かってるんだけど…
ナイトの方を見ると、至近距離で目が合ってすぐに逸らした。
美形と好きが合わさると、やっぱりレオンハルトみたいに直視出来なくなるのも困りものだな。
慣れようと思って、再びナイトの顔を見て目を逸らした。
ダメだった、俺には早すぎた世界が広がっていたんだ。
美形の破壊力に常に悩まされている毎日だった。
ナイトの部屋に緊張した足取りでお邪魔した。
初めてでもないのに、なんでこんなに緊張するんだ。
…いや、ナイト相手は初めてだから初めてで変わりないか。
白猫は空気を読んで部屋に入らなかったが、いたたまれない気分だ。
とりあえずナイトとベッドに並んで座った。
いつもならレオンハルトが始めてくれたから、スムーズに出来た。
でも、ナイトはそういう事に慣れていない…これは俺がリードしなくては…
レオンハルト相手だとイマイチリードが出来なかったが、俺が主導権を握れるチャンスだ。
ナイトの頬に触れるとナイトは俺の方を向いた。
「俺に任せてくれ、ナイトは何もしなくていいからな」
「それでいいのか?二人でやるものだと思ってた」
「ま、まぁそうだけど…ナイトは初めてだからな」
俺がそう言うと、素直に頷いてくれた…俺が抱かれる側なのになんかナイトは可愛いって思っちゃうんだよなぁ。
ゆっくり唇を合わせて、レオンハルトがいつもしてきた事を思い出しながらナイトに「口を開けて」と言うと、うっすらと口を開けてくれた。
舌を入れて、隠れたナイトの舌を引っ張り出した。
吸ったり撫でたりしていると、下半身に熱が集まってきた。
気持ちいい、もっとしたい…という欲が溢れてきて夢中でキスをする。
ナイトの舌も俺に合わせるように、吸い付いてきた。
肩を押してベッドに身体を沈ませると、ナイトは無抵抗でされるがままだった。
従順なナイトが可愛い…俺でもっと気持ちよくなってほしい。
ベルトに手を掛けて外すと、ナイトはズボン越しに俺のに触れていた。
興奮して少し大きくなったそこを擦られると小さな声が漏れた。
俺も仕返しだと、前をくつろげたナイトのズボンと下着の中に手を入れて取り出す。
年下なのに俺よりデカいとか、いったいどうなってんだよ。
男として悔しくて、ナイトのを軽く擦るとすぐに硬くなった。
「ふっ…はぁ」
「ナイトってそんな顔するんだな」
俺の知っているナイトは怒ったり悲しんだり楽しそうだったり、無表情が通常時のナイトの顔だ。
だから、顔を赤くして息を乱した男の顔は初めて見た。
ナイトのようでナイトじゃない、あの緩くて面倒くさがりのナイトからは想像が出来ない姿だ。
それと同時に俺しか知らない顔に優越感も感じている。
ナイトにこんな顔をさせているのは他の誰でもない俺だ。
もっと見たくて、先を咥えて見るとナイトの腰がビクッと震えた。
「んっ…ちゅ、はぁ…んぐっ」
「なんか、変だ…身体が…熱い、あずま…」
ナイトが戸惑いながらも、俺を引き剥がそうとはしないで頭を撫でていた。
これはこれで恥ずかしい気分になって、紛らわすためにもっと奥まで咥えてみる。
口の中に苦いものが広がってきて、俺の慣れないフェラにも感じてくれているみたいで良かった。
音を立てて上下に顔を動かすと、それに合わせてナイトの腰も動いている。
ナイトの眉間にシワが寄っていて、限界が近そうだ。
手も動かして、イかせる動きになりナイトの膝が俺のを押し上げて擦ってくる。
もどかしい、もっと強く刺激がほしいのに、ナイトはわざとなのか焦らしている。
亀頭に舌を這わせて吸い付くと、口の中いっぱいに苦い味が広がった。
口を離すと、少しだけ口から溢れてきて飲もうと必死に喉を動かす。
うっ、上手く飲めない…喉の奥がネバネバしてるような感じがする。
「梓馬、吐き出していいから…無理するな」
「んんっ!!」
ナイトのを飲んで余裕そうに笑いたいんだよ、俺が優位に立ちたいんだ。
そう思うのは男なら当然だろ?幸いナイトはレオンハルトみたいな言葉責めもないしな。
頑張って飲み込んで、亀頭に舌を伸ばして舐めた。
ナイトがもどかしい事をするから、自分で下半身に手を伸ばした。
もどかしくてズボンと下着を膝下まで下ろすと、ナイトの膝がさっきより強く押し上げてきた。
「あっ!ちょっと待てって…俺に任せろって」
「俺も梓馬の舐めたい」
「俺はいいって!今日のナイトは俺に身を任せてくれ」
ナイトは不満そうな顔をしていて、俺はまたナイトの亀頭を咥えた。
自分のに触れて、軽く擦るだけでイきそうな気分になった。
俺より先にまたナイトをイかせたくて、下半身に触れながらナイトを気持ちよくする。
俺はまだイっていないから、俺の方が早く出てしまった。
自分の精液で濡れた指を狭いそこに当てて、ゆっくりと入れる。
ナイトを気持ちよくする事も忘れずに、指を軽く出し入れする。
自分でやっているから恐る恐るだけど、広げるだけなら俺にだって出来るんだ。
「試しにナイトの魔力を使ってみるのもいいかもしれない、もしかしたら魔術が使えるかもしれない」
「…でも、雷の俺が氷を出したら変じゃないか?」
「何事も例外はいる、その時はその時に考えよう」
レオンハルトも意外と適当だよな、まぁ試してみるのも大事なのは分かってるんだけど…
ナイトの方を見ると、至近距離で目が合ってすぐに逸らした。
美形と好きが合わさると、やっぱりレオンハルトみたいに直視出来なくなるのも困りものだな。
慣れようと思って、再びナイトの顔を見て目を逸らした。
ダメだった、俺には早すぎた世界が広がっていたんだ。
美形の破壊力に常に悩まされている毎日だった。
ナイトの部屋に緊張した足取りでお邪魔した。
初めてでもないのに、なんでこんなに緊張するんだ。
…いや、ナイト相手は初めてだから初めてで変わりないか。
白猫は空気を読んで部屋に入らなかったが、いたたまれない気分だ。
とりあえずナイトとベッドに並んで座った。
いつもならレオンハルトが始めてくれたから、スムーズに出来た。
でも、ナイトはそういう事に慣れていない…これは俺がリードしなくては…
レオンハルト相手だとイマイチリードが出来なかったが、俺が主導権を握れるチャンスだ。
ナイトの頬に触れるとナイトは俺の方を向いた。
「俺に任せてくれ、ナイトは何もしなくていいからな」
「それでいいのか?二人でやるものだと思ってた」
「ま、まぁそうだけど…ナイトは初めてだからな」
俺がそう言うと、素直に頷いてくれた…俺が抱かれる側なのになんかナイトは可愛いって思っちゃうんだよなぁ。
ゆっくり唇を合わせて、レオンハルトがいつもしてきた事を思い出しながらナイトに「口を開けて」と言うと、うっすらと口を開けてくれた。
舌を入れて、隠れたナイトの舌を引っ張り出した。
吸ったり撫でたりしていると、下半身に熱が集まってきた。
気持ちいい、もっとしたい…という欲が溢れてきて夢中でキスをする。
ナイトの舌も俺に合わせるように、吸い付いてきた。
肩を押してベッドに身体を沈ませると、ナイトは無抵抗でされるがままだった。
従順なナイトが可愛い…俺でもっと気持ちよくなってほしい。
ベルトに手を掛けて外すと、ナイトはズボン越しに俺のに触れていた。
興奮して少し大きくなったそこを擦られると小さな声が漏れた。
俺も仕返しだと、前をくつろげたナイトのズボンと下着の中に手を入れて取り出す。
年下なのに俺よりデカいとか、いったいどうなってんだよ。
男として悔しくて、ナイトのを軽く擦るとすぐに硬くなった。
「ふっ…はぁ」
「ナイトってそんな顔するんだな」
俺の知っているナイトは怒ったり悲しんだり楽しそうだったり、無表情が通常時のナイトの顔だ。
だから、顔を赤くして息を乱した男の顔は初めて見た。
ナイトのようでナイトじゃない、あの緩くて面倒くさがりのナイトからは想像が出来ない姿だ。
それと同時に俺しか知らない顔に優越感も感じている。
ナイトにこんな顔をさせているのは他の誰でもない俺だ。
もっと見たくて、先を咥えて見るとナイトの腰がビクッと震えた。
「んっ…ちゅ、はぁ…んぐっ」
「なんか、変だ…身体が…熱い、あずま…」
ナイトが戸惑いながらも、俺を引き剥がそうとはしないで頭を撫でていた。
これはこれで恥ずかしい気分になって、紛らわすためにもっと奥まで咥えてみる。
口の中に苦いものが広がってきて、俺の慣れないフェラにも感じてくれているみたいで良かった。
音を立てて上下に顔を動かすと、それに合わせてナイトの腰も動いている。
ナイトの眉間にシワが寄っていて、限界が近そうだ。
手も動かして、イかせる動きになりナイトの膝が俺のを押し上げて擦ってくる。
もどかしい、もっと強く刺激がほしいのに、ナイトはわざとなのか焦らしている。
亀頭に舌を這わせて吸い付くと、口の中いっぱいに苦い味が広がった。
口を離すと、少しだけ口から溢れてきて飲もうと必死に喉を動かす。
うっ、上手く飲めない…喉の奥がネバネバしてるような感じがする。
「梓馬、吐き出していいから…無理するな」
「んんっ!!」
ナイトのを飲んで余裕そうに笑いたいんだよ、俺が優位に立ちたいんだ。
そう思うのは男なら当然だろ?幸いナイトはレオンハルトみたいな言葉責めもないしな。
頑張って飲み込んで、亀頭に舌を伸ばして舐めた。
ナイトがもどかしい事をするから、自分で下半身に手を伸ばした。
もどかしくてズボンと下着を膝下まで下ろすと、ナイトの膝がさっきより強く押し上げてきた。
「あっ!ちょっと待てって…俺に任せろって」
「俺も梓馬の舐めたい」
「俺はいいって!今日のナイトは俺に身を任せてくれ」
ナイトは不満そうな顔をしていて、俺はまたナイトの亀頭を咥えた。
自分のに触れて、軽く擦るだけでイきそうな気分になった。
俺より先にまたナイトをイかせたくて、下半身に触れながらナイトを気持ちよくする。
俺はまだイっていないから、俺の方が早く出てしまった。
自分の精液で濡れた指を狭いそこに当てて、ゆっくりと入れる。
ナイトを気持ちよくする事も忘れずに、指を軽く出し入れする。
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