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一難去ってまた一難
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ナツとヨシュアは慌てたようにその生徒に詰め寄り「コイツ来たばかりで、許してください!」と言っていた。
もしかして周りの人が怯えているのはこの人のせいなのか?
俺は指摘された襟元を素早く直して眼鏡の生徒に頭を下げた。
しかし、眼鏡の生徒はブリッジを上げて俺に近付いてきた。
「直したからといって見逃すわけにはいかないな、風紀委員長の僕から逃れられると思わない事だ」
風紀委員長?この人がそうなのか?襟元が乱れているとはいえ少しだけだった。
初めてでも特別扱いはしないと俺に名前とクラスを聞いてきた。
かなり厳しいのか、風紀委員長は「入ったばかりとはいえ罰を与えないとな」と言っていた。
罰って、もしかして先生が言っていた監獄クラスの清掃?
まさか転校二日目で…顔が青くなるが知らなかったとはいえもう遅い。
顔が引きつるのが分かり、風紀委員長はそれを見てニヤッと笑った。
「…あの、罰って監獄クラスの掃除…ですか?」
「は?」
笑っていた風紀委員長の顔がみるみる無表情に変わっていった。
心構えしようと聞いてみたが、風紀委員長は眉を寄せていた。
そして「お前のような凡人が、あの方と同じ空気が吸えると思うな!」と物凄く怒られた。
え?違うのか?なんでそんなに怒られたのか分からず目を丸くした。
風紀委員長は俺に放課後風紀委員室に来いとだけ言い他の生徒のところに向かった。
呆然としている俺にナツ達が駆け寄ってきて謝っていた。
「悪かったな、昨日風紀委員長の事言っとけばこんな事には」
「いや、ナツ達が悪いわけじゃないから…」
罰っていったい何なのか分からないが、次は気を付けよう。
ナツ達と一緒に校舎に向かって歩き出した、そして話題は俺のいる寮についてだった。
ナツ達は俺が一般寮に来るものだと当たり前に思っていたそうだ。
俺もそう思っていたが、王位継承者の住む寮になった。
何処に泊まったのか知らないナツ達は聞いてきて、王位継承者の寮だと言うと目立ちそうだと思ったが言わないと余計に不審がるだろうと言った。
レオンハルトが言っていた同室者の事情も一緒に話した。
すると二人は驚いていて、レオンハルトが俺を運んだ事を思い出して納得していた。
「レオンハルト様は王位継承者の中で温厚な人だから梓馬が心配で王位継承者の寮に住まわせたのかな?」
「いやいや、あの寮は一番の危険人物もいるだろ」
「あー…確かに、梓馬大丈夫か?」
その危険人物には一度も会っていないからどのくらい危険な人か分からないが、俺は大丈夫だと笑った。
今更一般寮に行くのは手続きとか大変そうだし、レオンハルトの言う通りレオンハルトの近くにいた方が安全なのは確かだ…魔力ももらえるし…
HRの時間になり、ハイド先生が「魔導学園創立記念日」について話していた。
魔導学園創立記念日にはいつも全校参加でなにかするようで、今年は舞踏会を開催すると話していた。
二人一組でダンスを踊るというものだが、俺はダンスが苦手だ。
授業でしかダンスをした事なかったし、見学は…出来ないのかな全校参加って言ってたし…
舞踏会は新入生歓迎会の意味もあり、ペアは後輩と先輩で組まれるそうだ。
後輩…という事は歩夢とペアを組める可能性があるのか。
だとするとダンス勉強しなきゃな!歩夢に恥かかせるわけにはいかない。
そう思うとやる気が出てきた、歩夢のためなら俺は何でも出来る気がする!
昼休みになりどうするか話し合っている時、舞踏会の話になった。
「あー、ダンスかぁ…俺苦手なんだよなぁ」
「そうなのか?実は俺も」
「お前らもか!俺も出来ない!」
三人ダンスなんて出来ずに笑って誤魔化したが、笑い声ではないよな。
他にダンスが出来そうな人といえば、レオンハルトだろうか。
レオンハルトに帰ったら聞いてみようと思い、HRは終わった。
今日は筆記の勉強と、実技の授業があり…学園指定の運動着に着替えてグラウンドにやって来た。
いかにも熱血そうな体育教師は俺達にボールを見せた。
俺の魔法を使う初授業は魔法でボールを奪い合い、分けられた敵チームのゴールにシュートするという内容だ。
俺は魔力のコントロールが出来ず不安で、手のひらに力を込めた。
するとすぐにバチバチと雷が現れた、初めての時よりも簡単に出た。
雷を引っ込める想像をすると、すぐに雷が消えていた。
もしかして魔力を流しっぱなしだからレオンハルトがコントロールしやすいようにしてくれたのか?
「おっ!梓馬、コントロール出来るようになったのか?」
「ナツは俺と同じチームだよな」
「おう!期待してるぞ!ヨシュアは敵チームだけど」
そう言ったナツは敵チームを見ると、ヨシュアがニコニコ笑って手を振っていた。
ナツが小声で「ヨシュアは氷属性だから、凍らされないように気をつけろよ」とアドバイスをもらった。
教師がボールを持ち上げて、ホイッスルが鳴り響いたら試合開始の合図だ。
そしてピーという大きな音と共に、ボールが天高く飛んでいった。
手を伸ばすが、先にボールを掴んだのはスポーツが得意そうな男だった。
男の属性は炎のようで、ボールが炎に包まれて燃えていた。
すぐに奪おうと思ったが、近くにいたナツに止められた。
俺の属性が雷だから今ボールに触るのは危ないそうだ。
氷属性の味方の手にボールが渡って炎を消すまてめ待った方がいいと言う。
ナツの属性を聞くと幻想の魔導士だが、大人数には使えないから悩んでいた。
幻想の魔導士の魔法は見た事がないな、どんな感じなんだろう。
氷の魔導士にボールが行き、炎が消えてすぐに誰かに取られた。
惜しくて悔しがっていると、手にした生徒のボールがだんだん変化していった。
ボールというより、ウニのようなトゲトゲしたものだ。
「な、なんだあれ」
「あれが幻想の魔法だ、近くにいる人を幻想に包み込んで幻覚を見せる…強い奴ほど範囲が広くなるみたいだぜ」
「……じゃああれは実際トゲトゲじゃないのか?」
「いや、触ると痛い」
じゃあダメじゃないか!とナツにツッコミを入れるとナツは「まぁ慌てるな」と言っていた。
ナツの話では幻想はビリビリと雷の魔法に弱く、幻想の魔導士に雷を当てたら幻想は解けるそうだ。
もしかして昨日街で会った腕が伸びる男は、幻想を使っていたのかもしれない。
だから俺のレオンハルトから貰った雷魔法で普通の姿に戻ったのか。
もしかして周りの人が怯えているのはこの人のせいなのか?
俺は指摘された襟元を素早く直して眼鏡の生徒に頭を下げた。
しかし、眼鏡の生徒はブリッジを上げて俺に近付いてきた。
「直したからといって見逃すわけにはいかないな、風紀委員長の僕から逃れられると思わない事だ」
風紀委員長?この人がそうなのか?襟元が乱れているとはいえ少しだけだった。
初めてでも特別扱いはしないと俺に名前とクラスを聞いてきた。
かなり厳しいのか、風紀委員長は「入ったばかりとはいえ罰を与えないとな」と言っていた。
罰って、もしかして先生が言っていた監獄クラスの清掃?
まさか転校二日目で…顔が青くなるが知らなかったとはいえもう遅い。
顔が引きつるのが分かり、風紀委員長はそれを見てニヤッと笑った。
「…あの、罰って監獄クラスの掃除…ですか?」
「は?」
笑っていた風紀委員長の顔がみるみる無表情に変わっていった。
心構えしようと聞いてみたが、風紀委員長は眉を寄せていた。
そして「お前のような凡人が、あの方と同じ空気が吸えると思うな!」と物凄く怒られた。
え?違うのか?なんでそんなに怒られたのか分からず目を丸くした。
風紀委員長は俺に放課後風紀委員室に来いとだけ言い他の生徒のところに向かった。
呆然としている俺にナツ達が駆け寄ってきて謝っていた。
「悪かったな、昨日風紀委員長の事言っとけばこんな事には」
「いや、ナツ達が悪いわけじゃないから…」
罰っていったい何なのか分からないが、次は気を付けよう。
ナツ達と一緒に校舎に向かって歩き出した、そして話題は俺のいる寮についてだった。
ナツ達は俺が一般寮に来るものだと当たり前に思っていたそうだ。
俺もそう思っていたが、王位継承者の住む寮になった。
何処に泊まったのか知らないナツ達は聞いてきて、王位継承者の寮だと言うと目立ちそうだと思ったが言わないと余計に不審がるだろうと言った。
レオンハルトが言っていた同室者の事情も一緒に話した。
すると二人は驚いていて、レオンハルトが俺を運んだ事を思い出して納得していた。
「レオンハルト様は王位継承者の中で温厚な人だから梓馬が心配で王位継承者の寮に住まわせたのかな?」
「いやいや、あの寮は一番の危険人物もいるだろ」
「あー…確かに、梓馬大丈夫か?」
その危険人物には一度も会っていないからどのくらい危険な人か分からないが、俺は大丈夫だと笑った。
今更一般寮に行くのは手続きとか大変そうだし、レオンハルトの言う通りレオンハルトの近くにいた方が安全なのは確かだ…魔力ももらえるし…
HRの時間になり、ハイド先生が「魔導学園創立記念日」について話していた。
魔導学園創立記念日にはいつも全校参加でなにかするようで、今年は舞踏会を開催すると話していた。
二人一組でダンスを踊るというものだが、俺はダンスが苦手だ。
授業でしかダンスをした事なかったし、見学は…出来ないのかな全校参加って言ってたし…
舞踏会は新入生歓迎会の意味もあり、ペアは後輩と先輩で組まれるそうだ。
後輩…という事は歩夢とペアを組める可能性があるのか。
だとするとダンス勉強しなきゃな!歩夢に恥かかせるわけにはいかない。
そう思うとやる気が出てきた、歩夢のためなら俺は何でも出来る気がする!
昼休みになりどうするか話し合っている時、舞踏会の話になった。
「あー、ダンスかぁ…俺苦手なんだよなぁ」
「そうなのか?実は俺も」
「お前らもか!俺も出来ない!」
三人ダンスなんて出来ずに笑って誤魔化したが、笑い声ではないよな。
他にダンスが出来そうな人といえば、レオンハルトだろうか。
レオンハルトに帰ったら聞いてみようと思い、HRは終わった。
今日は筆記の勉強と、実技の授業があり…学園指定の運動着に着替えてグラウンドにやって来た。
いかにも熱血そうな体育教師は俺達にボールを見せた。
俺の魔法を使う初授業は魔法でボールを奪い合い、分けられた敵チームのゴールにシュートするという内容だ。
俺は魔力のコントロールが出来ず不安で、手のひらに力を込めた。
するとすぐにバチバチと雷が現れた、初めての時よりも簡単に出た。
雷を引っ込める想像をすると、すぐに雷が消えていた。
もしかして魔力を流しっぱなしだからレオンハルトがコントロールしやすいようにしてくれたのか?
「おっ!梓馬、コントロール出来るようになったのか?」
「ナツは俺と同じチームだよな」
「おう!期待してるぞ!ヨシュアは敵チームだけど」
そう言ったナツは敵チームを見ると、ヨシュアがニコニコ笑って手を振っていた。
ナツが小声で「ヨシュアは氷属性だから、凍らされないように気をつけろよ」とアドバイスをもらった。
教師がボールを持ち上げて、ホイッスルが鳴り響いたら試合開始の合図だ。
そしてピーという大きな音と共に、ボールが天高く飛んでいった。
手を伸ばすが、先にボールを掴んだのはスポーツが得意そうな男だった。
男の属性は炎のようで、ボールが炎に包まれて燃えていた。
すぐに奪おうと思ったが、近くにいたナツに止められた。
俺の属性が雷だから今ボールに触るのは危ないそうだ。
氷属性の味方の手にボールが渡って炎を消すまてめ待った方がいいと言う。
ナツの属性を聞くと幻想の魔導士だが、大人数には使えないから悩んでいた。
幻想の魔導士の魔法は見た事がないな、どんな感じなんだろう。
氷の魔導士にボールが行き、炎が消えてすぐに誰かに取られた。
惜しくて悔しがっていると、手にした生徒のボールがだんだん変化していった。
ボールというより、ウニのようなトゲトゲしたものだ。
「な、なんだあれ」
「あれが幻想の魔法だ、近くにいる人を幻想に包み込んで幻覚を見せる…強い奴ほど範囲が広くなるみたいだぜ」
「……じゃああれは実際トゲトゲじゃないのか?」
「いや、触ると痛い」
じゃあダメじゃないか!とナツにツッコミを入れるとナツは「まぁ慌てるな」と言っていた。
ナツの話では幻想はビリビリと雷の魔法に弱く、幻想の魔導士に雷を当てたら幻想は解けるそうだ。
もしかして昨日街で会った腕が伸びる男は、幻想を使っていたのかもしれない。
だから俺のレオンハルトから貰った雷魔法で普通の姿に戻ったのか。
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