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魔力検査
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自由時間が終わり、転校初日で遅刻したから昼休みとなっていた。
「梓馬は魔力検査だよな、その手からして雷だよな」
「あ、あぁ…」
「俺は氷なんだよ、梓馬にとって相性が悪いけど涼しくはしてやれるぞ!」
雷にとって氷は相性が悪いのか、夏は便利だよな…その時になったらお願いしよう。
ナツと別れて教室を出ると、廊下にハイド先生がいた。
生徒にからかわれて頬を膨らましている姿は、何処からどう見ても先生には見えない。
俺に気付いたハイド先生が生徒達に手を振ってこちらにやって来た。
「じゃあ行こうか」
「はい」
ハイド先生が歩き出して、俺は後ろから着いていく。
すれ違う生徒に「ハイドちゃん」と呼ばれて「先生でしょ!」と怒りながら言い返しているが、好かれている証拠だろう。
三年の教室の前を通り、視線を向ける…レオンハルトはかなり目立つから分かりそうなものなのに見当たらない。
何処か別の場所にいるのだろうか、まぁもう会えないわけではないけど知り合いがいないと不安だ。
一年の教室は通らず、そのまま校舎を出て歩き続けた。
校舎のすぐ横にある建物にハイド先生が入っていき、俺も入ろうと思ったらその向こう側にも大きな建物があった。
柵で覆われていて、なんか薄暗い雰囲気がある建物だ。
建物の中に入ると、鉄の壁と床にいろんなアスレチックのようなものがあった。
「ここは訓練所だよ、授業以外にも自由に魔法訓練していいからね!今は魔力検査のため貸切だけど」
「分かりました」
「じゃあ運動着はまぁ魔力検査だけだからいいかな、上着だけ脱いでここに立って」
ハイド先生に上着を渡して言われた通りの場所に立つ、足元にバツ印が描かれていた。
目の前にはアトラクションの入り口のようなものが見える。
ハイド先生は「自分の魔法を使ってゴールまで目指してね!初心者用にイージーにしたから安心してね」と言っていた。
何処からか、ブザーが鳴りなにかが始まったのだと分かった。
入り口を通るとすぐに魔法陣が描かれた白い扉があった、ドアノブを捻って開けようとしたがガタガタと音が鳴るだけで全然開かない。
でも鍵は周りを見てもないし、ハイド先生も鍵の話はなかった。
これは魔力検査だ、もしかしたらと思い雷をまとった手でドアノブに触れると、さっきまでびくともしなかったのに呆気なく扉は開いた。
なるほど、魔法でゴールを目指せって事か…扉の先に見える大玉を見ながらそう思う。
この大玉は雷でどうにかなるものなのか?ゴロゴロとこちらに向かって転がってくる。
触るだけで突破出来るか?他に道はないか周りを見渡す。
すると横に抜け道が見える、考えるより身体が動き横道に足を踏み出した。
トンネルになっていて、真っ暗で光がない道を進んでいく。
普通だったら光がないんだろうが、俺は雷を手にまとっているから明るい。
迷うことなくトンネルを抜けると、まっすぐの一本道だった。
一本道の先にある壁を登ると上にゴールと書かれた旗が揺れていた。
もう少しだ、早く終わらそうと思い一歩踏み出した。
すると地面が微かに揺れ始めて、恐る恐る後ろを振り返るとさっきの大玉がゆっくりと近付いてきた。
血の気が引いて、バネのように足が動き駆け出した。
あんなのに押し潰されたら死んでしまう!こんなところで死んでたまるか!
壁がこの先にあるから登るシュミレーションをしてこの場を切り抜ける。
前ばかり見ていて足元を見ていなくて、ガクッと膝が曲がりヤバいと思った瞬間倒れた。
早く逃げないとと思っていても、足が上手く動かない。
そして、後ろを振り返るとすぐ真後ろに大玉があった。
もう間に合わないと、目蓋をギュッと瞑り痛みに耐えようとした。
しかし、いくら待っても痛みがなくて恐る恐る目蓋を開けると変わらない景色があった。
起き上がり、後ろを振り返ってもそこには大玉はなかった。
「梓馬くん、君はもう死亡したからそのままゴールまで来てね!」
「……へ?」
死んだ?いやでもまだ生きてるんだけど…戸惑っていたらハイド先生が「これは魔力検査だから本当に死んだわけじゃないよー」と俺の心を見透かしたようにハイド先生に言われた。
まぁそうだよな、魔力検査で死んだら怖すぎるよな。
そのまま壁をよじ登り、ゴールの旗の横を通ると足元が一瞬強く光ったと思ったら目の前の景色が変わった。
「お疲れ様でした」
「ハイド先生…」
「梓馬くんは途中で死亡したから、魔力検査はC級魔導士だね」
「C級魔導士?」
「学園には大きく分けて四つの階級があって、上からS級・A級・B級・C級でそれぞれ特別授業や学園を快適に過ごす待遇が違うんだよ」
ゴール場所からワープして、ハイド先生がいる場所までやって来た。
これも魔法なんだな、確か本には基本魔法の他に補助魔法があると言っていた。
その補助魔法は学園で学ぶもので、その中には転送魔法や飛行魔法がある。
「梓馬は魔力検査だよな、その手からして雷だよな」
「あ、あぁ…」
「俺は氷なんだよ、梓馬にとって相性が悪いけど涼しくはしてやれるぞ!」
雷にとって氷は相性が悪いのか、夏は便利だよな…その時になったらお願いしよう。
ナツと別れて教室を出ると、廊下にハイド先生がいた。
生徒にからかわれて頬を膨らましている姿は、何処からどう見ても先生には見えない。
俺に気付いたハイド先生が生徒達に手を振ってこちらにやって来た。
「じゃあ行こうか」
「はい」
ハイド先生が歩き出して、俺は後ろから着いていく。
すれ違う生徒に「ハイドちゃん」と呼ばれて「先生でしょ!」と怒りながら言い返しているが、好かれている証拠だろう。
三年の教室の前を通り、視線を向ける…レオンハルトはかなり目立つから分かりそうなものなのに見当たらない。
何処か別の場所にいるのだろうか、まぁもう会えないわけではないけど知り合いがいないと不安だ。
一年の教室は通らず、そのまま校舎を出て歩き続けた。
校舎のすぐ横にある建物にハイド先生が入っていき、俺も入ろうと思ったらその向こう側にも大きな建物があった。
柵で覆われていて、なんか薄暗い雰囲気がある建物だ。
建物の中に入ると、鉄の壁と床にいろんなアスレチックのようなものがあった。
「ここは訓練所だよ、授業以外にも自由に魔法訓練していいからね!今は魔力検査のため貸切だけど」
「分かりました」
「じゃあ運動着はまぁ魔力検査だけだからいいかな、上着だけ脱いでここに立って」
ハイド先生に上着を渡して言われた通りの場所に立つ、足元にバツ印が描かれていた。
目の前にはアトラクションの入り口のようなものが見える。
ハイド先生は「自分の魔法を使ってゴールまで目指してね!初心者用にイージーにしたから安心してね」と言っていた。
何処からか、ブザーが鳴りなにかが始まったのだと分かった。
入り口を通るとすぐに魔法陣が描かれた白い扉があった、ドアノブを捻って開けようとしたがガタガタと音が鳴るだけで全然開かない。
でも鍵は周りを見てもないし、ハイド先生も鍵の話はなかった。
これは魔力検査だ、もしかしたらと思い雷をまとった手でドアノブに触れると、さっきまでびくともしなかったのに呆気なく扉は開いた。
なるほど、魔法でゴールを目指せって事か…扉の先に見える大玉を見ながらそう思う。
この大玉は雷でどうにかなるものなのか?ゴロゴロとこちらに向かって転がってくる。
触るだけで突破出来るか?他に道はないか周りを見渡す。
すると横に抜け道が見える、考えるより身体が動き横道に足を踏み出した。
トンネルになっていて、真っ暗で光がない道を進んでいく。
普通だったら光がないんだろうが、俺は雷を手にまとっているから明るい。
迷うことなくトンネルを抜けると、まっすぐの一本道だった。
一本道の先にある壁を登ると上にゴールと書かれた旗が揺れていた。
もう少しだ、早く終わらそうと思い一歩踏み出した。
すると地面が微かに揺れ始めて、恐る恐る後ろを振り返るとさっきの大玉がゆっくりと近付いてきた。
血の気が引いて、バネのように足が動き駆け出した。
あんなのに押し潰されたら死んでしまう!こんなところで死んでたまるか!
壁がこの先にあるから登るシュミレーションをしてこの場を切り抜ける。
前ばかり見ていて足元を見ていなくて、ガクッと膝が曲がりヤバいと思った瞬間倒れた。
早く逃げないとと思っていても、足が上手く動かない。
そして、後ろを振り返るとすぐ真後ろに大玉があった。
もう間に合わないと、目蓋をギュッと瞑り痛みに耐えようとした。
しかし、いくら待っても痛みがなくて恐る恐る目蓋を開けると変わらない景色があった。
起き上がり、後ろを振り返ってもそこには大玉はなかった。
「梓馬くん、君はもう死亡したからそのままゴールまで来てね!」
「……へ?」
死んだ?いやでもまだ生きてるんだけど…戸惑っていたらハイド先生が「これは魔力検査だから本当に死んだわけじゃないよー」と俺の心を見透かしたようにハイド先生に言われた。
まぁそうだよな、魔力検査で死んだら怖すぎるよな。
そのまま壁をよじ登り、ゴールの旗の横を通ると足元が一瞬強く光ったと思ったら目の前の景色が変わった。
「お疲れ様でした」
「ハイド先生…」
「梓馬くんは途中で死亡したから、魔力検査はC級魔導士だね」
「C級魔導士?」
「学園には大きく分けて四つの階級があって、上からS級・A級・B級・C級でそれぞれ特別授業や学園を快適に過ごす待遇が違うんだよ」
ゴール場所からワープして、ハイド先生がいる場所までやって来た。
これも魔法なんだな、確か本には基本魔法の他に補助魔法があると言っていた。
その補助魔法は学園で学ぶもので、その中には転送魔法や飛行魔法がある。
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