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第1章 ゼロの継承者
-14- 夜のメカニックたち
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自動運転車はいい。
移動中も仕事が出来るから。
マシンベースの裏門をくぐり、車を駐車場に止め、自分のデスクへ急ぐ。
ハードなスケジュールだけど、調子は悪くない。
焼き肉も美味しかった。1人で食べるより断然いい。
ただ、食べ過ぎてドン引きされるのが嫌だったから、少し食べる量を抑えちゃった。
私、体が大きいだけあって大食いなのよ。
この仕事が終わったら、こっそりなにかを食べよう……なんて考えているうちにデスクに到着。
まずは角の審査結果からチェックするか。
素材として使っていいかだけでなく、そのアイテムの物質としての特徴を調べたデータも一緒に送られてきているはずだ。
「あら? 育美いるじゃん。萌葱さんちの秘蔵っ子と焼き肉行ったんじゃなかったの?」
「苺先輩こそ、こんな時間まで仕事なんて珍しいですね。焼き肉ならちゃんと行ってきましたよ。とっても美味しかったです」
「ふーん、晩御飯を食べた後まで仕事とは尊敬しちゃうね」
天井苺先輩は、そのかわいい名前に負けないくらいかわいい女性だ。
いつも髪を三つ編みにして、イチゴのような赤いつなぎを着て仕事をしている。
小柄かつ驚くほど童顔で、30歳手前だというのにまだ高校生で通じる気がする。
私なんて小学生の段階で大学生と間違われてたのに、不公平なものだ。
「例の新種のオーガの件?」
「そうです。審査が終わって返ってきたので、その結果を詳しくチェックして、モエギ・ウェポンズにオーガランスの素材として使ってもらえるようにお願いする感じですね。OKがもらえたら、蒔苗ちゃんに合うように細かい調整をしつつ、明日の午後には完成させる予定です」
「はやっ! あんたとモエギだから出せるスピードね。でも、どうしてそんなに急いでるの?」
「蒔苗ちゃんが待ってるからですかね」
「ふーん、献身的ねぇ。あんたはモエギが嫌いだと思ってたから意外だわ」
「え? なんで私がモエギを嫌いだと思ったんですか?」
「大学時代からあんた有名人だったでしょ? だから、インターンでモエギに入り浸ってるって話が私の耳に入ってたんだよ。その時は『また優秀な人材がモエギに流れるのか~』って思ってたけど、いつの間にか普通にマシンベースに就職してたからさ。それで……モエギとなんかトラブったんじゃないかって」
「まさか! モエギ・コンツェルンとは良好な関係でしたよ」
「じゃあ、どうしてモエギに就職せず、ここに来たの?」
「理由はいろいろありますが、一番の理由はここが最前線だからですね。実際に戦って帰ってくるDMDがいて、それを操っている操者がいる環境がメカニックとして魅力的に見えたんです。大企業の開発部に入ると、そういう実戦の空気が感じられない気がして」
「ほうほう、なるほど、わからんでもない。私もそういう実戦の空気が感じられる最前線にいたくてここに来たみたいなもんだからねぇ~」
「先輩って前に企業の開発部に入れなかったからここに来たって愚痴ってませんでしたっけ?」
「それはねぇ、お酒が入ってたから……。ほ、本心じゃないのよ!? 私だって誇りをもってここの仕事をやってるんだからね!」
「知ってますよ。先輩は優秀なメカニックですから」
「えへへ、そうでしょ? わかってるじゃない」
こんな感じに、とっても素直なところが先輩の魅力だ。
このマシンベースの中では一番仲良くしてもらっている。
「あんたがオーガの角に夢中の間、萌葱さんちの秘蔵っ子の戦闘記録を見せてもらっていい?」
「いいですけど、『萌葱さんちの秘蔵っ子』って言葉……流行らせようとしてます?」
「甘いわね。私の中ではもう流行ってるのよ」
「先輩には敵わないな……。サブモニターに映像出しますね」
私のデスクには複数のモニターがあるので、1つ貸してもまったく困らない。
正直、全部のモニターをフル活用する機会は少ないけど、なんかモニターに囲まれてると仕事が出来る人みたいでテンションが上がるのよね。
「よーし、先輩の私がじっくり見てやろう!」
「先輩、なんで私の膝の上に座ろうとするんですか」
「だって、椅子ないじゃん」
「持ってきてくださいよ、自分のところから」
「はーい……」
先輩が渋々椅子を持って来たところで、今日の蒔苗ちゃんの戦闘記録を再生する。
まずはマシンベースで行ったテストのところからだ。
「ほうほう、テストの段階から初めてDMDを動かしたとは思えないなめらかさ……。剣の振り方も様になってるし、距離感もまったくミスってない。射撃はちょっと粗削りだけど、初めてにしては十分合格点……ん? ちょっと! この銃って訓練用の低反動ライフルじゃなくて、実戦用のやつじゃない! しかも、そこそこ反動があるタイプの!」
「流石先輩、気づきましたか」
「回避力テストに至ってはドローンからして最新の戦闘用ドローンじゃない! 装備されてるライフルも当然実戦用!」
「弾はちゃんとペイント弾にしてありますよ?」
「そういうことじゃなくて、これはとても初心者に行うテストじゃないって言いたいのよ! ぶっちゃけ、それなりに階級が上の操者でもこのテストをクリア出来る人は少ないはず……」
「でも、蒔苗ちゃんにはクリア出来た……。テストの最中もどんどん動きが良くなってる。あの子はちょっと厳しい状況に置いた方が、その才能を発揮するタイプと見たわ」
「ちょっとどころの厳しさじゃないけどね……。ちゃんと褒めてあげた?」
「もちろん、天才女子高生だって言いましたよ!」
「なんかうさんくさい……。きっと信じちゃいないと思うよ?」
「それでいいんです。蒔苗ちゃんには『これくらい当然』と思ってもらった方が伸びしろになります。厳しいかもしれないけど、彼女の力は本当にこんなもんじゃないですから」
「まあ、本人がいいならいいんだけどね」
「私の蒔苗ちゃんの関係は良好も良好ですよ? 今日だって仲良く焼き肉を食べてきたんですから! 学校の話とか、両親の話とか、今の生活の話とか、いろいろ聞けましたし、蒔苗ちゃんもとても嬉しそうでした」
「それはよかった。大切にしてあげるのよ」
「はい、先輩!」
「それはそれとして、ちょっとうらやましいなぁ~。私のところにも女子高生のDMD操者がいるんだけど、もうわがままで口うるさくてたまったもんじゃないのよ! なにか気に入らないことがあったら、すーぐ人のせいにして! だからさ、仕事が終わったら一杯付き合ってくれない?」
「嫌です」
「そんなこと言わないでさ~。あんたと私の仲じゃない? 私のことも大切にしてよ~」
「だって私、食べ放題で焼き肉を食べてきたんですよ? もうお腹いっぱいでなにも入りません」
「そんなこと言ったって私は騙されないわ! あんたが本気で食った後は、わかりやすくお腹が膨らむんだもん! ドン引きされるのが怖くて食べる量を抑えたでしょ!?」
「うぅ……! 流石は先輩、敵いませんね……。わかりました。ちょっとだけですよ」
「わーい! 久しぶりね、2人で飲みに行くの!」
さらにハードなスケジュールになるけど、気分は悪くない。
むしろ、ちょっと楽しい。
運命という名のマシンが、やっと動き出したのだから。
移動中も仕事が出来るから。
マシンベースの裏門をくぐり、車を駐車場に止め、自分のデスクへ急ぐ。
ハードなスケジュールだけど、調子は悪くない。
焼き肉も美味しかった。1人で食べるより断然いい。
ただ、食べ過ぎてドン引きされるのが嫌だったから、少し食べる量を抑えちゃった。
私、体が大きいだけあって大食いなのよ。
この仕事が終わったら、こっそりなにかを食べよう……なんて考えているうちにデスクに到着。
まずは角の審査結果からチェックするか。
素材として使っていいかだけでなく、そのアイテムの物質としての特徴を調べたデータも一緒に送られてきているはずだ。
「あら? 育美いるじゃん。萌葱さんちの秘蔵っ子と焼き肉行ったんじゃなかったの?」
「苺先輩こそ、こんな時間まで仕事なんて珍しいですね。焼き肉ならちゃんと行ってきましたよ。とっても美味しかったです」
「ふーん、晩御飯を食べた後まで仕事とは尊敬しちゃうね」
天井苺先輩は、そのかわいい名前に負けないくらいかわいい女性だ。
いつも髪を三つ編みにして、イチゴのような赤いつなぎを着て仕事をしている。
小柄かつ驚くほど童顔で、30歳手前だというのにまだ高校生で通じる気がする。
私なんて小学生の段階で大学生と間違われてたのに、不公平なものだ。
「例の新種のオーガの件?」
「そうです。審査が終わって返ってきたので、その結果を詳しくチェックして、モエギ・ウェポンズにオーガランスの素材として使ってもらえるようにお願いする感じですね。OKがもらえたら、蒔苗ちゃんに合うように細かい調整をしつつ、明日の午後には完成させる予定です」
「はやっ! あんたとモエギだから出せるスピードね。でも、どうしてそんなに急いでるの?」
「蒔苗ちゃんが待ってるからですかね」
「ふーん、献身的ねぇ。あんたはモエギが嫌いだと思ってたから意外だわ」
「え? なんで私がモエギを嫌いだと思ったんですか?」
「大学時代からあんた有名人だったでしょ? だから、インターンでモエギに入り浸ってるって話が私の耳に入ってたんだよ。その時は『また優秀な人材がモエギに流れるのか~』って思ってたけど、いつの間にか普通にマシンベースに就職してたからさ。それで……モエギとなんかトラブったんじゃないかって」
「まさか! モエギ・コンツェルンとは良好な関係でしたよ」
「じゃあ、どうしてモエギに就職せず、ここに来たの?」
「理由はいろいろありますが、一番の理由はここが最前線だからですね。実際に戦って帰ってくるDMDがいて、それを操っている操者がいる環境がメカニックとして魅力的に見えたんです。大企業の開発部に入ると、そういう実戦の空気が感じられない気がして」
「ほうほう、なるほど、わからんでもない。私もそういう実戦の空気が感じられる最前線にいたくてここに来たみたいなもんだからねぇ~」
「先輩って前に企業の開発部に入れなかったからここに来たって愚痴ってませんでしたっけ?」
「それはねぇ、お酒が入ってたから……。ほ、本心じゃないのよ!? 私だって誇りをもってここの仕事をやってるんだからね!」
「知ってますよ。先輩は優秀なメカニックですから」
「えへへ、そうでしょ? わかってるじゃない」
こんな感じに、とっても素直なところが先輩の魅力だ。
このマシンベースの中では一番仲良くしてもらっている。
「あんたがオーガの角に夢中の間、萌葱さんちの秘蔵っ子の戦闘記録を見せてもらっていい?」
「いいですけど、『萌葱さんちの秘蔵っ子』って言葉……流行らせようとしてます?」
「甘いわね。私の中ではもう流行ってるのよ」
「先輩には敵わないな……。サブモニターに映像出しますね」
私のデスクには複数のモニターがあるので、1つ貸してもまったく困らない。
正直、全部のモニターをフル活用する機会は少ないけど、なんかモニターに囲まれてると仕事が出来る人みたいでテンションが上がるのよね。
「よーし、先輩の私がじっくり見てやろう!」
「先輩、なんで私の膝の上に座ろうとするんですか」
「だって、椅子ないじゃん」
「持ってきてくださいよ、自分のところから」
「はーい……」
先輩が渋々椅子を持って来たところで、今日の蒔苗ちゃんの戦闘記録を再生する。
まずはマシンベースで行ったテストのところからだ。
「ほうほう、テストの段階から初めてDMDを動かしたとは思えないなめらかさ……。剣の振り方も様になってるし、距離感もまったくミスってない。射撃はちょっと粗削りだけど、初めてにしては十分合格点……ん? ちょっと! この銃って訓練用の低反動ライフルじゃなくて、実戦用のやつじゃない! しかも、そこそこ反動があるタイプの!」
「流石先輩、気づきましたか」
「回避力テストに至ってはドローンからして最新の戦闘用ドローンじゃない! 装備されてるライフルも当然実戦用!」
「弾はちゃんとペイント弾にしてありますよ?」
「そういうことじゃなくて、これはとても初心者に行うテストじゃないって言いたいのよ! ぶっちゃけ、それなりに階級が上の操者でもこのテストをクリア出来る人は少ないはず……」
「でも、蒔苗ちゃんにはクリア出来た……。テストの最中もどんどん動きが良くなってる。あの子はちょっと厳しい状況に置いた方が、その才能を発揮するタイプと見たわ」
「ちょっとどころの厳しさじゃないけどね……。ちゃんと褒めてあげた?」
「もちろん、天才女子高生だって言いましたよ!」
「なんかうさんくさい……。きっと信じちゃいないと思うよ?」
「それでいいんです。蒔苗ちゃんには『これくらい当然』と思ってもらった方が伸びしろになります。厳しいかもしれないけど、彼女の力は本当にこんなもんじゃないですから」
「まあ、本人がいいならいいんだけどね」
「私の蒔苗ちゃんの関係は良好も良好ですよ? 今日だって仲良く焼き肉を食べてきたんですから! 学校の話とか、両親の話とか、今の生活の話とか、いろいろ聞けましたし、蒔苗ちゃんもとても嬉しそうでした」
「それはよかった。大切にしてあげるのよ」
「はい、先輩!」
「それはそれとして、ちょっとうらやましいなぁ~。私のところにも女子高生のDMD操者がいるんだけど、もうわがままで口うるさくてたまったもんじゃないのよ! なにか気に入らないことがあったら、すーぐ人のせいにして! だからさ、仕事が終わったら一杯付き合ってくれない?」
「嫌です」
「そんなこと言わないでさ~。あんたと私の仲じゃない? 私のことも大切にしてよ~」
「だって私、食べ放題で焼き肉を食べてきたんですよ? もうお腹いっぱいでなにも入りません」
「そんなこと言ったって私は騙されないわ! あんたが本気で食った後は、わかりやすくお腹が膨らむんだもん! ドン引きされるのが怖くて食べる量を抑えたでしょ!?」
「うぅ……! 流石は先輩、敵いませんね……。わかりました。ちょっとだけですよ」
「わーい! 久しぶりね、2人で飲みに行くの!」
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むしろ、ちょっと楽しい。
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