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第10部 これからの目標
第87話 笑顔
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俺達はドラゴンの住処を発見する、依頼を受けてウォルド領を出た。
ドラゴンが現れたのが街道だから、とりあえずそこまで行ってみるか。
AgilityUPを使い、俺達4人は走り続ける。
目的地に着くまでに、パメラさんに聞きたいことがあった。
走りながら俺は、パメラさんに聞いた。
「パメラさん聞きたいことがあります」
「な~に、エリアスっち。私のスリーサイズ?」
いえ、知ってますから。
「違います、治癒魔法に付いてです。いつからできるようになったのですか?」
「あれはね…」
3人と個々に寝ているが寝る前に、前世の知識や話などを聞かせていた。
その中でも一番、熱心に聞きたがるのがパメラさんだった。
最近、新しいスキルが身に付いていた。
それが【スキル】情報共有だ。
不思議なものでお互いのおでこを付けると、俺の思うイメージを相手に伝えられるようになっていた。
そしてしばらくは意思の疎通が離れていてもできるようになった。
テレパシーか?
それはオルガさん達だけなのか、それとも他の人でも可能なのか、試したことが無いから分からないけど。
【スキル】世界の予備知識を使い、嫁3人は自分の興味のあること色んな知識を吸収していった。
その時にパメラさんも医学的な知識をインストールした。
人の身体の体重の60%は水分であること。
そして水魔法と人体構造がわかれば、回復魔法が使えるようになることを話した。
まるで俺がパソコンでオルガさん達が、検索で知りたい知識を得るように。
知識を得ると同時に、知力も上がっているを知らなかった。
俺をベースにして彼女達の能力が、上がることもその時は分からなかった。
その俺の言葉を信じたパメラさんは回復魔法を習得したようだ。
魔法はイメージ。
こうなりたい、こうしたいと思う事が大切だと俺は言っているから。
そんな俺の話を信じ、実現するパメラさんを可愛いと思った。
そしてなんて『ご都合主義』な世界なのだと。
【メンタルスキル】沈着冷静をOFFにしてから、それは確信になった。
3人と関わる内に考えが変わった。
この世界で俺を見てくれるのはこの3人だけ。
このまま続くのだろうか。
いつまで俺を見てくれるのだろうか?
人が誰かのために、何かをするのは当たり前ではないことを知っている。
例え家族であってもだ。
子供は肉親、でも奥さんは他人だ。
だから慣れることなく、いつまでも思いやりと気配りを忘れないようにしないと。
毎日が当たり前ではないことを心に刻め。
「「 エリアス君 」」
「「 エリアスっち 」」
「「 エリアス!! 」」
考え事をしていた俺は、3人に声を掛けられ現実に戻った。
そしてそこにはいつもの3人の笑顔があった。
これからも守って行きたい笑顔が。
ドラゴンが現れたのが街道だから、とりあえずそこまで行ってみるか。
AgilityUPを使い、俺達4人は走り続ける。
目的地に着くまでに、パメラさんに聞きたいことがあった。
走りながら俺は、パメラさんに聞いた。
「パメラさん聞きたいことがあります」
「な~に、エリアスっち。私のスリーサイズ?」
いえ、知ってますから。
「違います、治癒魔法に付いてです。いつからできるようになったのですか?」
「あれはね…」
3人と個々に寝ているが寝る前に、前世の知識や話などを聞かせていた。
その中でも一番、熱心に聞きたがるのがパメラさんだった。
最近、新しいスキルが身に付いていた。
それが【スキル】情報共有だ。
不思議なものでお互いのおでこを付けると、俺の思うイメージを相手に伝えられるようになっていた。
そしてしばらくは意思の疎通が離れていてもできるようになった。
テレパシーか?
それはオルガさん達だけなのか、それとも他の人でも可能なのか、試したことが無いから分からないけど。
【スキル】世界の予備知識を使い、嫁3人は自分の興味のあること色んな知識を吸収していった。
その時にパメラさんも医学的な知識をインストールした。
人の身体の体重の60%は水分であること。
そして水魔法と人体構造がわかれば、回復魔法が使えるようになることを話した。
まるで俺がパソコンでオルガさん達が、検索で知りたい知識を得るように。
知識を得ると同時に、知力も上がっているを知らなかった。
俺をベースにして彼女達の能力が、上がることもその時は分からなかった。
その俺の言葉を信じたパメラさんは回復魔法を習得したようだ。
魔法はイメージ。
こうなりたい、こうしたいと思う事が大切だと俺は言っているから。
そんな俺の話を信じ、実現するパメラさんを可愛いと思った。
そしてなんて『ご都合主義』な世界なのだと。
【メンタルスキル】沈着冷静をOFFにしてから、それは確信になった。
3人と関わる内に考えが変わった。
この世界で俺を見てくれるのはこの3人だけ。
このまま続くのだろうか。
いつまで俺を見てくれるのだろうか?
人が誰かのために、何かをするのは当たり前ではないことを知っている。
例え家族であってもだ。
子供は肉親、でも奥さんは他人だ。
だから慣れることなく、いつまでも思いやりと気配りを忘れないようにしないと。
毎日が当たり前ではないことを心に刻め。
「「 エリアス君 」」
「「 エリアスっち 」」
「「 エリアス!! 」」
考え事をしていた俺は、3人に声を掛けられ現実に戻った。
そしてそこにはいつもの3人の笑顔があった。
これからも守って行きたい笑顔が。
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