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第3部 仲間
第17話 鑑定サーチ
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あぁ、そう言えばアリッサさんに渡すものがあった。
「アリッサさん、これどうぞ」
「え、なあに?」
「お約束をしていたブルーベリージャムです」
〈〈〈〈〈 えっ、ブルーベリージャム!! 〉〉〉〉〉
その瞬間、全ての受付嬢の手が止まり、一斉に俺の方を向いた。
アリッサさんを見ると、なぜか勝ち誇ったドヤ顔をしている。
そして周りを見渡しながら、
「ジャムを頂けるのね。でも私、年上だし…。それに出会って間もないから」
(いったい、どうしたんだ?)
「こんな短時間で私に…。ここまでのアプローチを今まで、された事はなかったわ」
(・・・・・・・・?)
「こ、これではさすがに。あぁ堕ちてしまうわ、私」
(これは何か?突然、始まる一人芝居か?)
アリッサさんはジャムの入物を胸に抱きしめている。
「エリアス君。私達の分もあるのよね?」
オルガさんが横に居て聞いてきた。
「えぇ、もちろん。皆さんの分もありますから」
〈〈〈〈〈 えっ、他の人にもあげるの?? 〉〉〉〉〉
オルガさん達3人もなぜか腰に手を当て、自慢げに周りを見渡していた。
「では、行ってきます」
ギルドを出る時、コンラードさんと目が合い親指を立てられた。なんだ?
街を出てアスケルの森に向かっている。
ウィルムは比較的、湿った湿地帯にいるらしい。
討伐依頼も大変だ。
どこにいるのか分からない魔物を探すのだから。
ギルドを出てから3人の態度が、なにか変だ。
パメラさんなどは、歩いている時に腕を組んできた。
森の中ですけど、警戒しなくていいの?
歩いている時に胸が腕に当たってくる。
ロリッ子だけど意外とローブの下は良いものを持ってる。
そうだ試してみよう。
「ちょっと試したい事があるんだ。いいかな?」
俺はそう言って立ち黙った。
「試したい事?こんなところで?発情したの?どこの尻尾が当たっているの狼君」
(違うわい!誰が狼君だ)
「違います。魔物のウィルムを見つける方法です」
「ウィルムを見つける方法?」
「はい、ちょっと待ってくださいね」
【スキル・鑑定】発動
カスタマイズ開始・ ・ … … カスタマイズ完了!
俺は足元から前を向き遠くを見つめた。
うっ、目がチカチカする。
「ルイディナさん、パメラさんは後方を、オルガさんは前と左右をお願いします」
「どうしたのエリアス君」
「はい鑑定しながら歩いています」
「鑑定しながら?」
「俺は鑑定ができます。それを応用して視界に入ったものを鑑定しながら探します」
「はい??」
「どんな魔物も魔石を持っています。それのみを鑑定眼で探しているんです」
「なんか目が疲れそうだね」
「えぇ、それが難点です。それと魔石しか分かりませんから、警戒をお願いします」
「「「 分かった(わ) 」」」
ウィルムが居そうだと聞いた湿地帯に近づいてきた。
(いた、魔石の反応がある)
「止まってください。ウィルムかどうかは分かりませんが、魔石の反応があります」
俺とオルガさんは剣を抜き、ルイディナさんは弓の用意、パメラさんは魔法の呪文を唱えている。
俺は魔石の反応がある方向に進み、クレイモアを振りかぶった。
ドサッ!
何かに当たる感じがして、俺は飛びのいた。
そして腰ぐらいある藪の間から、俺の首回りくらいの太さがある蛇のような魔物が出てきた。
そしてオルガさんが首をはねる。
今回は皮採取のため、極力弓矢や魔法は使わず剣だけで倒すことにした。
ルイディナさんとパメラさんは周りを警戒し、イレギュラーな事があるまでは待機するように話してある。
「オルガさんあそこです!俺はこっちに行きます」
ドスッ!ドスッ!
「あぁ、ルイディナさんの方に行きましたよ」
「任せて!」
ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!
(こんなに魔物っているものなのか?凄いな)
それからしばらくして一休みした。
「なんか、思った以上にいますね。驚きましたよ」
「えぇ、私達も初めてなので何とも言えないけど」
それからもウィルムを狩り、11匹討伐したところで帰ることにした。
やはりパーティーは良い。
攻撃できる人数が多い方が効率が良いからだ。
今回のこの鑑定能力を『鑑定サーチ』と名付ける事にした。
時々、俺の事をジ~と見つめ動かなくなる、ウィルムが居たような気がした。
帰りはルイディナさんと腕を組み、うふふふふ。
ルイディナさんのちょっと、汗をかいた臭いがたまらなかった。
オルガさんも腕を組みたがったが、両腕だと連行されているようで断った。
ごめんよ。また今度ね。
筋肉質の胸も好きだよ。
そして冒険者ギルドに戻ってから、衝撃の事実を知るのであった。
「アリッサさん、これどうぞ」
「え、なあに?」
「お約束をしていたブルーベリージャムです」
〈〈〈〈〈 えっ、ブルーベリージャム!! 〉〉〉〉〉
その瞬間、全ての受付嬢の手が止まり、一斉に俺の方を向いた。
アリッサさんを見ると、なぜか勝ち誇ったドヤ顔をしている。
そして周りを見渡しながら、
「ジャムを頂けるのね。でも私、年上だし…。それに出会って間もないから」
(いったい、どうしたんだ?)
「こんな短時間で私に…。ここまでのアプローチを今まで、された事はなかったわ」
(・・・・・・・・?)
「こ、これではさすがに。あぁ堕ちてしまうわ、私」
(これは何か?突然、始まる一人芝居か?)
アリッサさんはジャムの入物を胸に抱きしめている。
「エリアス君。私達の分もあるのよね?」
オルガさんが横に居て聞いてきた。
「えぇ、もちろん。皆さんの分もありますから」
〈〈〈〈〈 えっ、他の人にもあげるの?? 〉〉〉〉〉
オルガさん達3人もなぜか腰に手を当て、自慢げに周りを見渡していた。
「では、行ってきます」
ギルドを出る時、コンラードさんと目が合い親指を立てられた。なんだ?
街を出てアスケルの森に向かっている。
ウィルムは比較的、湿った湿地帯にいるらしい。
討伐依頼も大変だ。
どこにいるのか分からない魔物を探すのだから。
ギルドを出てから3人の態度が、なにか変だ。
パメラさんなどは、歩いている時に腕を組んできた。
森の中ですけど、警戒しなくていいの?
歩いている時に胸が腕に当たってくる。
ロリッ子だけど意外とローブの下は良いものを持ってる。
そうだ試してみよう。
「ちょっと試したい事があるんだ。いいかな?」
俺はそう言って立ち黙った。
「試したい事?こんなところで?発情したの?どこの尻尾が当たっているの狼君」
(違うわい!誰が狼君だ)
「違います。魔物のウィルムを見つける方法です」
「ウィルムを見つける方法?」
「はい、ちょっと待ってくださいね」
【スキル・鑑定】発動
カスタマイズ開始・ ・ … … カスタマイズ完了!
俺は足元から前を向き遠くを見つめた。
うっ、目がチカチカする。
「ルイディナさん、パメラさんは後方を、オルガさんは前と左右をお願いします」
「どうしたのエリアス君」
「はい鑑定しながら歩いています」
「鑑定しながら?」
「俺は鑑定ができます。それを応用して視界に入ったものを鑑定しながら探します」
「はい??」
「どんな魔物も魔石を持っています。それのみを鑑定眼で探しているんです」
「なんか目が疲れそうだね」
「えぇ、それが難点です。それと魔石しか分かりませんから、警戒をお願いします」
「「「 分かった(わ) 」」」
ウィルムが居そうだと聞いた湿地帯に近づいてきた。
(いた、魔石の反応がある)
「止まってください。ウィルムかどうかは分かりませんが、魔石の反応があります」
俺とオルガさんは剣を抜き、ルイディナさんは弓の用意、パメラさんは魔法の呪文を唱えている。
俺は魔石の反応がある方向に進み、クレイモアを振りかぶった。
ドサッ!
何かに当たる感じがして、俺は飛びのいた。
そして腰ぐらいある藪の間から、俺の首回りくらいの太さがある蛇のような魔物が出てきた。
そしてオルガさんが首をはねる。
今回は皮採取のため、極力弓矢や魔法は使わず剣だけで倒すことにした。
ルイディナさんとパメラさんは周りを警戒し、イレギュラーな事があるまでは待機するように話してある。
「オルガさんあそこです!俺はこっちに行きます」
ドスッ!ドスッ!
「あぁ、ルイディナさんの方に行きましたよ」
「任せて!」
ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!
(こんなに魔物っているものなのか?凄いな)
それからしばらくして一休みした。
「なんか、思った以上にいますね。驚きましたよ」
「えぇ、私達も初めてなので何とも言えないけど」
それからもウィルムを狩り、11匹討伐したところで帰ることにした。
やはりパーティーは良い。
攻撃できる人数が多い方が効率が良いからだ。
今回のこの鑑定能力を『鑑定サーチ』と名付ける事にした。
時々、俺の事をジ~と見つめ動かなくなる、ウィルムが居たような気がした。
帰りはルイディナさんと腕を組み、うふふふふ。
ルイディナさんのちょっと、汗をかいた臭いがたまらなかった。
オルガさんも腕を組みたがったが、両腕だと連行されているようで断った。
ごめんよ。また今度ね。
筋肉質の胸も好きだよ。
そして冒険者ギルドに戻ってから、衝撃の事実を知るのであった。
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