【完結】たぶん最後の青春はモノクロじみた色をしてる

「ねぇ君は、スマホの中で人生でも探してるの?」
 初対面の女にそんな言葉を投げかけられた。

 ***

 他人と関わるのが苦手で、自分の殻に閉じこもりがちな大学生。
 そんなありふれた人間である俺は、急に休校になった四限の時間を潰すために、アニソンとスマホで防壁を作る。

 モノクロな俺と色付いたその他。
 そんな中、俺の目の前に現れたのはモノクロな初対面女子で――。
 
 自分の世界に彩がつく。
 これは、そんな人生(ものがたり)のプロローグ。
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