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第62話:謁見
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今日はマリエルがミカエル城で、現ミカエル国王に謁見する日。
護衛のためにボクたちも超魔具《怪盗百面相》を使い、無事に潜入に成功した。
外部監査騎士ハルベール卿に変装しているボクを先頭に、三人で謁見の間に入っていく。
第三者機関である外部監査騎士の権限で、基本的にミカエル城のどんな場所にも立ち会うことが可能なのだ。
「ん、あれは……ハルベール卿だと⁉」
「まさか、謁見の間にまで進出してくるとは、あの厄介者め……」
「ちっ……これから外部監査騎士は……」
謁見の間にミカエル王国の家臣団もいた。あまり好意的ではない視線で、こちらを見てくる。
ミカエル王国内の不正や聖教会に不利益なことを、探すことが外部監査の仕事。そのため家臣団から煙たがられているのだ。
(ん? 家臣の人は、あまり見たことがない人ばかりだな……
家臣団は先代のダラク国王の時とは、全員入れ替わっていた。おそらく新国王の関係者で固めているのだろう。
先代の時のような傭兵崩れの人はおらず、家臣団の雰囲気は悪くはない。普通の文官と武官もいる。なんとなくホッとする。
『ハルク君、こっちに誰も近寄ってこないですね』
『そうだね、サラ。外部監査騎士は嫌われているから。でも、これでゆっくりとマリエルを警護できるね』
《怪盗百面相》に会話用の魔道具も組み込んでいた。
スイッチ入れることによって、自分の声を内部に遮断。周りの人に聞かれることなく、仲間と近距離通信が可能なのだ。
『これも凄まじい会話機能じゃのう。まったく、こんな便利すぎる通信魔道具まで作り出して……』
ドルトンさんの独り言まで聞こえてきた。
この機能は便利だけど、スイッチを入れたままだと、独り言を仲間に聞かれてしまうのだ。ボクも気を付けないと。
『あぅ、ハルク君。マリエル様がきたよ』
『本当だ。かなり緊張しているね』
謁見の間に、マリエルと家臣団が入室してきた。一国の命運を決める謁見に、マリエルの顔は真剣そのものだ。
『あっ、玉座にも……きた』
直後、謁見の間の玉座に、一人の男が座る。あの人が新ミカエル国王なのであろう。
四十代くらいの中肉中背の中年男性で、切れ長の顔は少し爬虫類っぽい。
「「「はっ」」」
謁見の間の家臣団が、国王に向かって一斉に礼の姿勢を取る。ボクたちも慌てて真似する。
もう少し現国王のことを観察したかった。でも基本的に国王の顔を凝視するのは、不敬罪にあたる。
仕方がないので下を向きながら、こっそりと確認していこう。
「ようこそ我がミカエル城へ。ハメルーン国の第三王女マリエル殿……」
「歓迎ありがとうございます。ミカエル王国ニヒクン陛下……」
両国の代表者による挨拶が始まる。
最初は形式的な会話だけで、特に大きな政治的な内容はない。両者は互いの国のことを褒めている感じだ。
『ヒニクン国王……ん? もしかして?』
新国王の名前に聞き覚えがあった。昔ミカエル城の隠し通路を散歩していた時、耳に入ってきた名前だ。
『ハルク、あの新国王を知っているのか?』
『はい、ドルトンさん。たぶん、ダラク前国王の弟さんです。城や王宮では、姿を見たことはなかったですが』
“ニヒクン”という名の王族は、たしか一人しかいない。年齢的にも間違いなく、前ダラク国王の実の弟だろう。今までミカエル城で見かけなかったのは、他の領地にいたのだろう。
『ふむ、そうかい。おそらくあの者が先日クーデターを起こして、前ダラク国王派を追い出し王座に就いたのだろうな』
『なるほど、そういうことだったんですね』
先日、愚王ダラクに率いられミカエル軍は、ハメルーン国に攻め込んできた。結果として遠征は大失敗に終わる。
その失敗の隙を狙って、ミカエル王都ではクーデターが起こったと言われている。あのヒニクンさんが首謀者であり、クーデターに成功して王座に就いたのだろう。
クーデター成功後、前ダラク国王時代の家臣団は全て失脚。ニヒクンさんの親しい者たちが新しい家臣団になったのだ。
『ふん。こうして話を聞いてみても、あの男は王として、なかなか頭が回る人物かもしれんのう。今の王都の安定ぶりを見ても、王として才能がある奴なんじゃろう』
『なるほど。たしかに、そうですね』
普通、クーデターが直後は、王都の治安や経済は混乱してしまう。だが今の王都は特に混乱もなく、市民は何不自由なく暮らしている。
つまりドルトンさんの指摘の通り、ヒニクン新国王の国王としての能力は高い。前ダラク愚王よりは、間違いなく優れた人物なのだ。
「さて、今後の両国について……」
「ありがとうございます。検討しておきます」
そんな話をしている内に、マリエルの謁見は進んでいく。
基本的に国王との謁見は、それほど深い話はしない。挨拶をして互いに世間話をするだけ。
関税や平和条約などの難しい話は、別の機会に専門家同士が協議し合うのだ。
『ハルク君。今のところはマリエル様、大丈夫そうですね。相手の新国王も、感じは悪くもない印象ですよね?』
ニヒクン国王はマリエルに対して、高圧的な態度はとっていない。むしろ紳士的な口調で、彼女と会話をしている。
先日の外交官の悪態は、あの人だけの個人的な暴走だったのかもしれない。
『そうだね、サラ。悪くはない印象だね……』
だがボクには違和が感あった。サラやドルトンさんには言えないけど、何とも言えない感じがあるのだ。
(あのヒニクン新国王……なにか“良くない感じ”がするんだよな……でも、何だろう……)
違和感の理由は不明。だがニヒクン国王の雰囲気が、何やら良くない感じなのだ。
原因を解明したけど、不敬罪になってしまうから、あまりジロジロ観察はできない。
でもサラたちは気が付いてないから、ボクの勘違いなのだろうか?
「……それでは、そろそろ謁見の終了の時間でございます、陛下」
文官が時間を告げる。マリエルの謁見の持ち時間が終わり。ヒニクン国王は部屋を退出していくのだ。
「ふう……」
相手に気がつかれないように、マリエルは深い息を吐いていた。
かなり緊張したのだろう。無事に謁見が終わってホッとしている。
「では、失礼します。マリエル殿」
ニヒクン国王は玉座を立ち、謁見の間を立ち去ろうとする。
――――だが、退出直前、ヒニクン国王の足が止まる。
「マリエル姫殿下、そういえば私からの提案を、一つだけ言い忘れていました」
「えっ……提案でございますか、陛下?」
いきなりの言葉に、マリエルは再び緊張した顔になる。失礼にならないように問いかける。
「我がミカエル王国と貴国ハメルーンの友好関係を、より深く結ぶためには、やはり“血の繋がり”を作るのが一番かと。たしかマリエル姫殿下は未婚かと聞いています。そこで提案ですが、私の妻になりませんか?」
「えっ……⁉ わ、わたくしが……ですか?」
「貴殿が滞在中に、良い返事を期待しています。では、また会いましょう、我が妻候補殿よ」
そう一方的に爆弾発言をして、ニヒクン国王は立ち去っていく。その意図は誰も読み取れない。
だが“不敵な笑み”が浮かんでいたように、ボクだけには見えていた。
「そ、そんな……」
そしてマリエルは言葉を失っていた。まさかの大きすぎる提案に、彼女自身が混乱していたのだ。
こうしてまさかの余波を残し、謁見は終わるのであった。
護衛のためにボクたちも超魔具《怪盗百面相》を使い、無事に潜入に成功した。
外部監査騎士ハルベール卿に変装しているボクを先頭に、三人で謁見の間に入っていく。
第三者機関である外部監査騎士の権限で、基本的にミカエル城のどんな場所にも立ち会うことが可能なのだ。
「ん、あれは……ハルベール卿だと⁉」
「まさか、謁見の間にまで進出してくるとは、あの厄介者め……」
「ちっ……これから外部監査騎士は……」
謁見の間にミカエル王国の家臣団もいた。あまり好意的ではない視線で、こちらを見てくる。
ミカエル王国内の不正や聖教会に不利益なことを、探すことが外部監査の仕事。そのため家臣団から煙たがられているのだ。
(ん? 家臣の人は、あまり見たことがない人ばかりだな……
家臣団は先代のダラク国王の時とは、全員入れ替わっていた。おそらく新国王の関係者で固めているのだろう。
先代の時のような傭兵崩れの人はおらず、家臣団の雰囲気は悪くはない。普通の文官と武官もいる。なんとなくホッとする。
『ハルク君、こっちに誰も近寄ってこないですね』
『そうだね、サラ。外部監査騎士は嫌われているから。でも、これでゆっくりとマリエルを警護できるね』
《怪盗百面相》に会話用の魔道具も組み込んでいた。
スイッチ入れることによって、自分の声を内部に遮断。周りの人に聞かれることなく、仲間と近距離通信が可能なのだ。
『これも凄まじい会話機能じゃのう。まったく、こんな便利すぎる通信魔道具まで作り出して……』
ドルトンさんの独り言まで聞こえてきた。
この機能は便利だけど、スイッチを入れたままだと、独り言を仲間に聞かれてしまうのだ。ボクも気を付けないと。
『あぅ、ハルク君。マリエル様がきたよ』
『本当だ。かなり緊張しているね』
謁見の間に、マリエルと家臣団が入室してきた。一国の命運を決める謁見に、マリエルの顔は真剣そのものだ。
『あっ、玉座にも……きた』
直後、謁見の間の玉座に、一人の男が座る。あの人が新ミカエル国王なのであろう。
四十代くらいの中肉中背の中年男性で、切れ長の顔は少し爬虫類っぽい。
「「「はっ」」」
謁見の間の家臣団が、国王に向かって一斉に礼の姿勢を取る。ボクたちも慌てて真似する。
もう少し現国王のことを観察したかった。でも基本的に国王の顔を凝視するのは、不敬罪にあたる。
仕方がないので下を向きながら、こっそりと確認していこう。
「ようこそ我がミカエル城へ。ハメルーン国の第三王女マリエル殿……」
「歓迎ありがとうございます。ミカエル王国ニヒクン陛下……」
両国の代表者による挨拶が始まる。
最初は形式的な会話だけで、特に大きな政治的な内容はない。両者は互いの国のことを褒めている感じだ。
『ヒニクン国王……ん? もしかして?』
新国王の名前に聞き覚えがあった。昔ミカエル城の隠し通路を散歩していた時、耳に入ってきた名前だ。
『ハルク、あの新国王を知っているのか?』
『はい、ドルトンさん。たぶん、ダラク前国王の弟さんです。城や王宮では、姿を見たことはなかったですが』
“ニヒクン”という名の王族は、たしか一人しかいない。年齢的にも間違いなく、前ダラク国王の実の弟だろう。今までミカエル城で見かけなかったのは、他の領地にいたのだろう。
『ふむ、そうかい。おそらくあの者が先日クーデターを起こして、前ダラク国王派を追い出し王座に就いたのだろうな』
『なるほど、そういうことだったんですね』
先日、愚王ダラクに率いられミカエル軍は、ハメルーン国に攻め込んできた。結果として遠征は大失敗に終わる。
その失敗の隙を狙って、ミカエル王都ではクーデターが起こったと言われている。あのヒニクンさんが首謀者であり、クーデターに成功して王座に就いたのだろう。
クーデター成功後、前ダラク国王時代の家臣団は全て失脚。ニヒクンさんの親しい者たちが新しい家臣団になったのだ。
『ふん。こうして話を聞いてみても、あの男は王として、なかなか頭が回る人物かもしれんのう。今の王都の安定ぶりを見ても、王として才能がある奴なんじゃろう』
『なるほど。たしかに、そうですね』
普通、クーデターが直後は、王都の治安や経済は混乱してしまう。だが今の王都は特に混乱もなく、市民は何不自由なく暮らしている。
つまりドルトンさんの指摘の通り、ヒニクン新国王の国王としての能力は高い。前ダラク愚王よりは、間違いなく優れた人物なのだ。
「さて、今後の両国について……」
「ありがとうございます。検討しておきます」
そんな話をしている内に、マリエルの謁見は進んでいく。
基本的に国王との謁見は、それほど深い話はしない。挨拶をして互いに世間話をするだけ。
関税や平和条約などの難しい話は、別の機会に専門家同士が協議し合うのだ。
『ハルク君。今のところはマリエル様、大丈夫そうですね。相手の新国王も、感じは悪くもない印象ですよね?』
ニヒクン国王はマリエルに対して、高圧的な態度はとっていない。むしろ紳士的な口調で、彼女と会話をしている。
先日の外交官の悪態は、あの人だけの個人的な暴走だったのかもしれない。
『そうだね、サラ。悪くはない印象だね……』
だがボクには違和が感あった。サラやドルトンさんには言えないけど、何とも言えない感じがあるのだ。
(あのヒニクン新国王……なにか“良くない感じ”がするんだよな……でも、何だろう……)
違和感の理由は不明。だがニヒクン国王の雰囲気が、何やら良くない感じなのだ。
原因を解明したけど、不敬罪になってしまうから、あまりジロジロ観察はできない。
でもサラたちは気が付いてないから、ボクの勘違いなのだろうか?
「……それでは、そろそろ謁見の終了の時間でございます、陛下」
文官が時間を告げる。マリエルの謁見の持ち時間が終わり。ヒニクン国王は部屋を退出していくのだ。
「ふう……」
相手に気がつかれないように、マリエルは深い息を吐いていた。
かなり緊張したのだろう。無事に謁見が終わってホッとしている。
「では、失礼します。マリエル殿」
ニヒクン国王は玉座を立ち、謁見の間を立ち去ろうとする。
――――だが、退出直前、ヒニクン国王の足が止まる。
「マリエル姫殿下、そういえば私からの提案を、一つだけ言い忘れていました」
「えっ……提案でございますか、陛下?」
いきなりの言葉に、マリエルは再び緊張した顔になる。失礼にならないように問いかける。
「我がミカエル王国と貴国ハメルーンの友好関係を、より深く結ぶためには、やはり“血の繋がり”を作るのが一番かと。たしかマリエル姫殿下は未婚かと聞いています。そこで提案ですが、私の妻になりませんか?」
「えっ……⁉ わ、わたくしが……ですか?」
「貴殿が滞在中に、良い返事を期待しています。では、また会いましょう、我が妻候補殿よ」
そう一方的に爆弾発言をして、ニヒクン国王は立ち去っていく。その意図は誰も読み取れない。
だが“不敵な笑み”が浮かんでいたように、ボクだけには見えていた。
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