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寝顔がとっても可愛いんだが。
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「うーん…朝か。」
「ん?…何かあったかいな…。」
「あ、」
そうだ。昨日、倒れていたローシャくんをうちに連れて来たんだっけ。子供って体温高くてあったかいな~。
まだ寝ているな?と言うか…寝顔がカワイイ!!守ってあげたいと思う気持ちが初めて分かったな。これが俗に言う母性と言うものなのだろうか?
「ローシャくん、朝ですよ。もう起きられそうですか?」
「うーん…起きりゅ。…バサッ…恵お兄ちゃんおはようございます!」
「はい、おはようございます。ローシャくん」
「お顔を洗いに行きましょうか?」
「うん!僕自分で出来るんだよ!!」
「凄いね!ローシャくんは」
「えへへっ」
ふふふっ、とっても可愛いんだが…どうしたら良いんだこの気持ち。
「お、本当に上手にできたね!」
「僕凄いでしょ!」
「うん、本当にすごいね!」
「もう朝ごはんは食べられるかな?」
「うん!僕お腹空いちゃった」
「うん、じゃあちょっと待っててね。先にローシャくんはこのお洋服にお着替えしようか。」
「ローシャくんはこのお洋服一人で着れるかな?」
「僕頑張る!」
「じゃあ僕はご飯作ってくるからダメそうだったらちゃんとお兄さん呼ぶんだよ?」
「うん、わかった!」
「じゃあ、頑張ってね!」
本当に賢い子だなぁ。普通四歳児ってあんなにペラペラお喋りできるのだろうか?それより、今日の朝食は、何にしようかな?
自家製の食パンに目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、サラダにしようかなぁー。あれぐらいの歳の子供ってどのくらい食べるんだろう?まぁサラダは大きなお皿に盛って出せばいいか。
「よし、作ろうかな。」
「卵投入!…あれ?!黄身が2つ入ってる!今日は良い日になるかも。ふふっ」
「恵お兄ちゃん!僕一人でお着替え出来たよ!!…凄い!?」
「おー凄いねローシャくん!ちゃんと着れてるよ!」
今日のローシャくんの服装は小さい子供でも大丈夫な様にネットで買った黒の半ズボンに前と後ろが決まっていない白のシャツである。
でもとても可愛い。
「僕お兄ちゃんとお揃い?」
「そうだね。私とお揃いだね!」
私もいつも黒の長ズボンに白のシャツを着ている。
ちなみに家の中で靴を履くのは違和感が凄いのでスリッパを履いている。
「お揃い、僕とっても嬉しい!」
あーそりゃあ、こんなに可愛かったら誘拐しちゃうよ…。
しちゃダメだけどさぁ。でも、ローシャくんを早くお家に帰らせてあげたいけど、私この森から出たことないし、下手に返してまた誘拐されたらたまったもんじゃないしなー。どうしよう。でも、ローシャくんの居場所はご家族から分かるらしいから迎えにくるのを待ったほうがいいのかな?
「恵お兄ちゃん!ご飯出来たー?」
「あ、そうだ!あとは目玉焼きを焼くだけだからね!もう少し待っててね!」
「僕もお手伝いする!」
「え、本当に?ローシャくんはほんとにいい子だね。じゃあ、お皿を運んでくれるかな?」
「うん」
「よしっ出来た!」
「ローシャくん!出来ましたよー」
「とっても美味しそう!」
「ローシャくんはこの中で何が使えるかな?」
私はローシャくんの前にお箸と、ナイフ、フォークー出してみた。
「僕、スプーンとナイフとフォークなら使えるよ!」
「ローシャくんはもうナイフを使えるんだね?」
「うん!僕のお家でいつもご飯食べる時はいつもこの3つを使ってるよ!」
「そうなんだね。」
「ねぇねぇ恵お兄ちゃん。この木の枝みたいなの何?」
「あー、これはお箸って言ってねこうやって持ってこうやって使うんだよ。」
「僕も使ってみる!」
「あ、よしじゃあ頑張って使ってみようか。」
「じゃあこの葉っぱを箸で掴んでみようか。」
「うん!…うーん難しい。」
「大丈夫だよ。少しずつ練習していこうね。」
「うん!僕使える様に頑張るよ!」
「うん。頑張ろうね。じゃあ今日はナイフとフォークで食べようね。」
「じゃあ、いただきます。」
「いただきます?」
「お願を食べる時はいただきます、食べ終わった時はごちそうさまだよ。ちゃんとお肉さんや野菜さんたちにありがとうって伝えるためにするんだよ。」
「へー!恵お兄ちゃん物知りだね!」
「さ、冷めちゃうから食べようね」
「うん!いただきます!」
「ふふっいただきます!」
これからの食事は一人じゃないから楽しみだな。
「ん?…何かあったかいな…。」
「あ、」
そうだ。昨日、倒れていたローシャくんをうちに連れて来たんだっけ。子供って体温高くてあったかいな~。
まだ寝ているな?と言うか…寝顔がカワイイ!!守ってあげたいと思う気持ちが初めて分かったな。これが俗に言う母性と言うものなのだろうか?
「ローシャくん、朝ですよ。もう起きられそうですか?」
「うーん…起きりゅ。…バサッ…恵お兄ちゃんおはようございます!」
「はい、おはようございます。ローシャくん」
「お顔を洗いに行きましょうか?」
「うん!僕自分で出来るんだよ!!」
「凄いね!ローシャくんは」
「えへへっ」
ふふふっ、とっても可愛いんだが…どうしたら良いんだこの気持ち。
「お、本当に上手にできたね!」
「僕凄いでしょ!」
「うん、本当にすごいね!」
「もう朝ごはんは食べられるかな?」
「うん!僕お腹空いちゃった」
「うん、じゃあちょっと待っててね。先にローシャくんはこのお洋服にお着替えしようか。」
「ローシャくんはこのお洋服一人で着れるかな?」
「僕頑張る!」
「じゃあ僕はご飯作ってくるからダメそうだったらちゃんとお兄さん呼ぶんだよ?」
「うん、わかった!」
「じゃあ、頑張ってね!」
本当に賢い子だなぁ。普通四歳児ってあんなにペラペラお喋りできるのだろうか?それより、今日の朝食は、何にしようかな?
自家製の食パンに目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、サラダにしようかなぁー。あれぐらいの歳の子供ってどのくらい食べるんだろう?まぁサラダは大きなお皿に盛って出せばいいか。
「よし、作ろうかな。」
「卵投入!…あれ?!黄身が2つ入ってる!今日は良い日になるかも。ふふっ」
「恵お兄ちゃん!僕一人でお着替え出来たよ!!…凄い!?」
「おー凄いねローシャくん!ちゃんと着れてるよ!」
今日のローシャくんの服装は小さい子供でも大丈夫な様にネットで買った黒の半ズボンに前と後ろが決まっていない白のシャツである。
でもとても可愛い。
「僕お兄ちゃんとお揃い?」
「そうだね。私とお揃いだね!」
私もいつも黒の長ズボンに白のシャツを着ている。
ちなみに家の中で靴を履くのは違和感が凄いのでスリッパを履いている。
「お揃い、僕とっても嬉しい!」
あーそりゃあ、こんなに可愛かったら誘拐しちゃうよ…。
しちゃダメだけどさぁ。でも、ローシャくんを早くお家に帰らせてあげたいけど、私この森から出たことないし、下手に返してまた誘拐されたらたまったもんじゃないしなー。どうしよう。でも、ローシャくんの居場所はご家族から分かるらしいから迎えにくるのを待ったほうがいいのかな?
「恵お兄ちゃん!ご飯出来たー?」
「あ、そうだ!あとは目玉焼きを焼くだけだからね!もう少し待っててね!」
「僕もお手伝いする!」
「え、本当に?ローシャくんはほんとにいい子だね。じゃあ、お皿を運んでくれるかな?」
「うん」
「よしっ出来た!」
「ローシャくん!出来ましたよー」
「とっても美味しそう!」
「ローシャくんはこの中で何が使えるかな?」
私はローシャくんの前にお箸と、ナイフ、フォークー出してみた。
「僕、スプーンとナイフとフォークなら使えるよ!」
「ローシャくんはもうナイフを使えるんだね?」
「うん!僕のお家でいつもご飯食べる時はいつもこの3つを使ってるよ!」
「そうなんだね。」
「ねぇねぇ恵お兄ちゃん。この木の枝みたいなの何?」
「あー、これはお箸って言ってねこうやって持ってこうやって使うんだよ。」
「僕も使ってみる!」
「あ、よしじゃあ頑張って使ってみようか。」
「じゃあこの葉っぱを箸で掴んでみようか。」
「うん!…うーん難しい。」
「大丈夫だよ。少しずつ練習していこうね。」
「うん!僕使える様に頑張るよ!」
「うん。頑張ろうね。じゃあ今日はナイフとフォークで食べようね。」
「じゃあ、いただきます。」
「いただきます?」
「お願を食べる時はいただきます、食べ終わった時はごちそうさまだよ。ちゃんとお肉さんや野菜さんたちにありがとうって伝えるためにするんだよ。」
「へー!恵お兄ちゃん物知りだね!」
「さ、冷めちゃうから食べようね」
「うん!いただきます!」
「ふふっいただきます!」
これからの食事は一人じゃないから楽しみだな。
応援ありがとうございます!
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