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契約者たちの戦い方
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「励ましって、最後の《安心なさい》って言葉だけでしたよ?」
呆れた顔で頭を振る宰相フィリックス・ガルシアにリリィが心外だとばかりに頬を膨らませた。
「なんでよ!
あんなに貴方は駄目でも国民は逞しく生きるから、面倒事を早く片付けろって教えてあげたのに!」
「あぁぁ・・・。
ほら、それっ!
フロドゥール国王の尻を叩いた上に首を絞めてるだけって気づいてます?」
龍の姫巫女と宰相の言い合いにファヴィリエ・ルカが申し訳なさそうにフロドゥール国王レイド・フロドゥールに視線を送ると、当の本人は小刻みに体が揺れているではないか。
それは、隣に座るフロドゥール国宰相ハル・シネイにも伝染し終ぞ堪えられなくなって笑い出している。
「ハハハハ!!
あー。こんなに笑ったのは人生で初めてやもしれない。
そうか、龍の姫巫女は私を励ましてくれていたのか。」
「あんなに痛烈な御指摘の後に励ましていたと言われましても・・・ククク。
貴族として尊厳など皆無ですな。」
2人の様子に皇帝ファヴィリエ・ルカが困っている中、ディミトリオ・ハクヤは楽しそうに微笑んでいる。
「リリィと話していると、王だ国だと頭を悩ましているのが馬鹿らしくなるでしょう。
彼女にとって龍が1番であり、その他など平等な価値なんですよ。
愚かでも、尊くとも同じように見守ってくれているのです。」
レイド・フロドゥールは、今だに言い争うリリィとフィリックス・ガルシアを見つめながら、ディミトリオ・ハクヤの言葉に納得したように頷いた。
そして、皇帝であるファヴィリエ・ルカに顔を向けた。
「我が国の誤った歴史、そして近年の我が国の帝国への対応。
全てに謝罪しましょう。
最終的な責任は私にあります。
国の問題を片付けたのちには、早々に次世代に引き継ぎを行います。
長年の凝り固まった考えは直ぐに修正する事は難しいでしょう。
それでも、余生を使い正しき歴史を学び、それを後世に伝えていきたい。」
皇帝ファヴィリエ・ルカはフロドゥール国王の言葉をしっかりと受け取った。
長きに渡る誤解が解けた瞬間だった。
「ロンサンティエ帝国とフロドゥール国は初代が親友という間柄。
再び、心からの友情を結べる様に我が国も尽力していきましょう。」
ロンサンティエ帝国初代皇帝フランコ・トワ・ロンサンティエ。
そして、フロドゥール国初代国王ジョルジュ・フロドゥール。
2人が齎した縁が再び結ばれる日は近い。
それまで言い争っていたリリィは、その様子に満足そうに微笑んだ。
「それをするなら、誰に責任の所在があるかを国民に教えるのが手取り早いんじゃない?」
揶揄うように、人差し指を縦にクルクルと回しながらニヤニヤするリリィに一同は同意するように頷いた。
呆れた顔で頭を振る宰相フィリックス・ガルシアにリリィが心外だとばかりに頬を膨らませた。
「なんでよ!
あんなに貴方は駄目でも国民は逞しく生きるから、面倒事を早く片付けろって教えてあげたのに!」
「あぁぁ・・・。
ほら、それっ!
フロドゥール国王の尻を叩いた上に首を絞めてるだけって気づいてます?」
龍の姫巫女と宰相の言い合いにファヴィリエ・ルカが申し訳なさそうにフロドゥール国王レイド・フロドゥールに視線を送ると、当の本人は小刻みに体が揺れているではないか。
それは、隣に座るフロドゥール国宰相ハル・シネイにも伝染し終ぞ堪えられなくなって笑い出している。
「ハハハハ!!
あー。こんなに笑ったのは人生で初めてやもしれない。
そうか、龍の姫巫女は私を励ましてくれていたのか。」
「あんなに痛烈な御指摘の後に励ましていたと言われましても・・・ククク。
貴族として尊厳など皆無ですな。」
2人の様子に皇帝ファヴィリエ・ルカが困っている中、ディミトリオ・ハクヤは楽しそうに微笑んでいる。
「リリィと話していると、王だ国だと頭を悩ましているのが馬鹿らしくなるでしょう。
彼女にとって龍が1番であり、その他など平等な価値なんですよ。
愚かでも、尊くとも同じように見守ってくれているのです。」
レイド・フロドゥールは、今だに言い争うリリィとフィリックス・ガルシアを見つめながら、ディミトリオ・ハクヤの言葉に納得したように頷いた。
そして、皇帝であるファヴィリエ・ルカに顔を向けた。
「我が国の誤った歴史、そして近年の我が国の帝国への対応。
全てに謝罪しましょう。
最終的な責任は私にあります。
国の問題を片付けたのちには、早々に次世代に引き継ぎを行います。
長年の凝り固まった考えは直ぐに修正する事は難しいでしょう。
それでも、余生を使い正しき歴史を学び、それを後世に伝えていきたい。」
皇帝ファヴィリエ・ルカはフロドゥール国王の言葉をしっかりと受け取った。
長きに渡る誤解が解けた瞬間だった。
「ロンサンティエ帝国とフロドゥール国は初代が親友という間柄。
再び、心からの友情を結べる様に我が国も尽力していきましょう。」
ロンサンティエ帝国初代皇帝フランコ・トワ・ロンサンティエ。
そして、フロドゥール国初代国王ジョルジュ・フロドゥール。
2人が齎した縁が再び結ばれる日は近い。
それまで言い争っていたリリィは、その様子に満足そうに微笑んだ。
「それをするなら、誰に責任の所在があるかを国民に教えるのが手取り早いんじゃない?」
揶揄うように、人差し指を縦にクルクルと回しながらニヤニヤするリリィに一同は同意するように頷いた。
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