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最初の一杯は人ぞれぞれ
3杯目
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「それでね。いつの間にか部屋のベットで眠っていたのよ。
ねー。あの人にまた会えないのかしら??」
女がラム酒をグラスに転がしながらバーテンダーを相手に先日の出会いの行方を尋ねている。
「さぁ、どうでしょうね。初めてのお客様でしたので。」
バーテンダーが答えると女は深い溜息を吐いた。
「女が酔い潰れても手を出さない男なんて貴重なのに・・・。」
「もう一杯、お注ぎしますか?」
バーテンダーは苦笑するとラム酒の瓶を持ち上げた。
「貰うわ。」
女がグラスを差し出した、その時だった。
カウンターで楽しむ女の後ろから叫び声が聞こえた。
「やめてください!!」
振り返れば、エールビールを片手にメイド姿のホールスタッフの女性を抱きしめている男がいた。
女は再びバーテンダーを見ると呆れた顔をした。
「ほらね。男なんて碌なもんじゃない。
良いの?彼女。」
バーテンダーは一瞥してから微笑んだ。
「大丈夫です。」
その瞬間だった。後ろから大きな音がした。
バィーン!!
驚いた女が振り向くと別のメイドがシルバートレイで男を殴っていた。
「わーお。」
女はバーテンダーに微笑むと「本当ね。」と自分のお酒に戻っていった。
_______________
「クソ女!客に対して殴るなんて、ひどい店だぜ!
痛てー・・・。」
「あれ・・・。」
男がグラグラする頭を支えながら立ち上がると無愛想なメイドが壁を指さした。
《当店のメイドに触れるのは堅く禁じます。
その場合どうなっても責任は取りません。》
店に貼られるにしては、些か乱暴な文章に男は鼻で笑った。
「はっ!酒売ってる店のくせに、冗談もわかんねーのか!」
騒ぐ男に仲間が諫めに入った。
「やめとけ、この店の出入りを禁止されたらマズイぞ!親父にキレられる。」
「うるせーな!こっちは恥をかかされてんだよ!引っ込みつくかよ!」
酒が入って気が大きくなっているのか、男は再び騒ぎ出した。
他の客が迷惑そうに男に鋭い視線を送る中、ハスキーな女性の声が男の背に飛んできた。
「うるさいねー。
店のルールが分からなきゃ、さっさと出ていきな。
ここはお前のような変態を相手にする店じゃないんだよ。」
紺色のレースのハイネックをあしらったショートスリーブのドレスを身に纏った小柄の女性が腰に手をあてて男達を睨み付けていた。
右手には殴れば痛そうな大きな石がついた指輪をはめ扇子を握っていた。
「マダム!!」
メイド2人はマダムの後ろに逃げこむと男を威嚇している。
「あぁ!?ババアに用はねーんだよ!!」
男は勢いのまま、マダムと呼ばれた女性の胸ぐらを掴もうと手を伸ばすした。
ボーイ達が駆け寄ってくるのも気に求めずマダムは扇子を酔っ払った男の顔面にお見舞いし言い放った。
「私の店で好き勝手するんじゃないよ!
ここは《酒と音楽と甘美な夢》を楽しむ大人の遊び場なんだよ。
ロマンスなら、まだしも恋も分からないウスノロはとっとと出て行きな。
二度と来るんじゃないよ。」
マダムは鼻血を出している男に扇子を突きつけてメイドを連れて離れて行った。
「扉はあちらです。どうぞ、お帰りください。」
ボーイに扉に誘われながら店中の冷めた視線に耐えきれず、男達は支払いもせずに飛び出て行った。
「クソがっ!」
気持ちよく飲んでいた酒もすっかりと冷めイライラだけが残る男は帰る道すがら落ちていた空き缶を思いっきり蹴った。
缶は運悪く、知らない車に当たり慌てた仲間が傷を確認した。
「お前、本当にふざけんなよ!!
これ高級車だぞ!どっかの偉いさんのだったら、タダじゃ済まないぞ!」
「あー!うるせーな!
今日は最悪な日だぜ。」
男は心配そうに車の傷を擦る仲間の首根っこを引っ張ると、その場を離れた。
暫く移動し2人が空けた扉はマンションの最上階のペントハウスだった。
「ただいま帰りました・・・。」
小さな声で挨拶し中に入ると、小部屋から男が1人笑顔で出てきた。
「おう。どうした?
今日は朝まで飲むんじゃなかったのか?」
顔を出してきた男は帰ってきた部下の顔が鼻血で汚れているのに気づき、鋭い目つきに変わった。
帰ってきた男は苦虫を潰した顔でそっぽを向くと顔を擦った。
「どうした?何があった?」
口を開かない鼻血の部下の代わりにオドオドする仲間が事情を説明すると、上司の男は顔を青くして慌ててボスのいる扉を開いた。
「ボス!やばい事になりました!!」
突然開かれた扉に怪訝そうな顔をした禿げた男は広げていた白い粉が入ったジュラルミンケースを脇に避けた。
「どうした?」
「こいつらが、マダム・マリエッタを怒らせやがった!!」
その言葉にボスと呼ばれた男は青筋を立て怒鳴り散らした。
「あの店で面倒を起こすなって言ってあったろーが!!」
何故、そこまでボスと上司が怒るのか分からない鼻血男は舌打ちをした。
「あそこのメイドもババアも生意気だったんで、我慢できなくて・・・
すいません。」
ボスは近くにあったショットグラスを鼻血男の顔面に投げつけ、痛みで呻く男を踏みつけると震えるように言った。
「お前らのせいで、俺まで睨まれるじゃねーか!
この街に流れてきた時に教えたよな?
何があっても“Bar Hope”で騒ぎを起こすなってな!」
「スミマセン スミマセン スミマセン スミマセン」
ずっと怯えていた、もう1人が床に頭を擦り付けて謝り出した。
ボスは何度も何度も鼻血男を蹴ると息を荒くした。
「ボス!そいつの相手をしている場合じゃないですよ。
早く逃げないと!!」
慌てて鞄に札束やら白い粉を詰め込むと、ボスは床に転がっている2人の頭を鷲掴みにして立ち上がらせた。
「有り金、全部かき集めろ!
逃げるんだよ!!
こんなとこ踏み込まれたんじゃ・・・」
男達が慌てて荷造りをしていた時だった。
「もう遅いのねん♪」
「黙って膝まづけ。」
「う・・・動かないでください!!」
複数の女の声がして、男達はブリキの人形のように振り向いた。
そこには何故かメイドが3人扉を塞いで立っていた。
「なっ・・・!何、お前らつけて来てんだよ!!」
鼻血男がドカドカと近づくと、無愛想なメイドの攻撃が男の首に巻きつき床に引き落とされた。
「うがっ!グエェェ・・・。」
口から泡を出し気を失う男を踏みつけにするメイドの手には小さな体に似合わず鞭が握られていた。
「跪けと言った。お仕置き。」
すると、店で鼻血男にセクハラを受けていたメイドがオドオドしたように紙を差し出した。
「りょ・料金を・・お支払いしてもらっていま・・・せん!」
もう1人のヘラヘラしたメイドが転がっていた札束をヒョイっと拾いあげるとニヤリとした。
「面倒だから、このお金も貰って行くのねん♪」
その中から3枚の札を引っこ抜くと床にポイっと札束を捨てた。
「毎度なのねん♪」
「二度と来るなよ。」
「ご利用・・あ・ありがとう・・・ございましたっ!!」
3人はペコっと頭を下げた。
「じゃあ、用は済んだな?出ていくんだな?」
ボスが怯えたように声をかけると、3人のメイドはニッコリと見つめ合った。
「ここからは別の仕事なのねん♪」
「ここからが本命。」
「お・・掃除の・・時間です。」
メイド達はそれぞれ、トンファー・鞭・ナックルを握り閉めると静かにドアの扉を閉めた・・・。
ねー。あの人にまた会えないのかしら??」
女がラム酒をグラスに転がしながらバーテンダーを相手に先日の出会いの行方を尋ねている。
「さぁ、どうでしょうね。初めてのお客様でしたので。」
バーテンダーが答えると女は深い溜息を吐いた。
「女が酔い潰れても手を出さない男なんて貴重なのに・・・。」
「もう一杯、お注ぎしますか?」
バーテンダーは苦笑するとラム酒の瓶を持ち上げた。
「貰うわ。」
女がグラスを差し出した、その時だった。
カウンターで楽しむ女の後ろから叫び声が聞こえた。
「やめてください!!」
振り返れば、エールビールを片手にメイド姿のホールスタッフの女性を抱きしめている男がいた。
女は再びバーテンダーを見ると呆れた顔をした。
「ほらね。男なんて碌なもんじゃない。
良いの?彼女。」
バーテンダーは一瞥してから微笑んだ。
「大丈夫です。」
その瞬間だった。後ろから大きな音がした。
バィーン!!
驚いた女が振り向くと別のメイドがシルバートレイで男を殴っていた。
「わーお。」
女はバーテンダーに微笑むと「本当ね。」と自分のお酒に戻っていった。
_______________
「クソ女!客に対して殴るなんて、ひどい店だぜ!
痛てー・・・。」
「あれ・・・。」
男がグラグラする頭を支えながら立ち上がると無愛想なメイドが壁を指さした。
《当店のメイドに触れるのは堅く禁じます。
その場合どうなっても責任は取りません。》
店に貼られるにしては、些か乱暴な文章に男は鼻で笑った。
「はっ!酒売ってる店のくせに、冗談もわかんねーのか!」
騒ぐ男に仲間が諫めに入った。
「やめとけ、この店の出入りを禁止されたらマズイぞ!親父にキレられる。」
「うるせーな!こっちは恥をかかされてんだよ!引っ込みつくかよ!」
酒が入って気が大きくなっているのか、男は再び騒ぎ出した。
他の客が迷惑そうに男に鋭い視線を送る中、ハスキーな女性の声が男の背に飛んできた。
「うるさいねー。
店のルールが分からなきゃ、さっさと出ていきな。
ここはお前のような変態を相手にする店じゃないんだよ。」
紺色のレースのハイネックをあしらったショートスリーブのドレスを身に纏った小柄の女性が腰に手をあてて男達を睨み付けていた。
右手には殴れば痛そうな大きな石がついた指輪をはめ扇子を握っていた。
「マダム!!」
メイド2人はマダムの後ろに逃げこむと男を威嚇している。
「あぁ!?ババアに用はねーんだよ!!」
男は勢いのまま、マダムと呼ばれた女性の胸ぐらを掴もうと手を伸ばすした。
ボーイ達が駆け寄ってくるのも気に求めずマダムは扇子を酔っ払った男の顔面にお見舞いし言い放った。
「私の店で好き勝手するんじゃないよ!
ここは《酒と音楽と甘美な夢》を楽しむ大人の遊び場なんだよ。
ロマンスなら、まだしも恋も分からないウスノロはとっとと出て行きな。
二度と来るんじゃないよ。」
マダムは鼻血を出している男に扇子を突きつけてメイドを連れて離れて行った。
「扉はあちらです。どうぞ、お帰りください。」
ボーイに扉に誘われながら店中の冷めた視線に耐えきれず、男達は支払いもせずに飛び出て行った。
「クソがっ!」
気持ちよく飲んでいた酒もすっかりと冷めイライラだけが残る男は帰る道すがら落ちていた空き缶を思いっきり蹴った。
缶は運悪く、知らない車に当たり慌てた仲間が傷を確認した。
「お前、本当にふざけんなよ!!
これ高級車だぞ!どっかの偉いさんのだったら、タダじゃ済まないぞ!」
「あー!うるせーな!
今日は最悪な日だぜ。」
男は心配そうに車の傷を擦る仲間の首根っこを引っ張ると、その場を離れた。
暫く移動し2人が空けた扉はマンションの最上階のペントハウスだった。
「ただいま帰りました・・・。」
小さな声で挨拶し中に入ると、小部屋から男が1人笑顔で出てきた。
「おう。どうした?
今日は朝まで飲むんじゃなかったのか?」
顔を出してきた男は帰ってきた部下の顔が鼻血で汚れているのに気づき、鋭い目つきに変わった。
帰ってきた男は苦虫を潰した顔でそっぽを向くと顔を擦った。
「どうした?何があった?」
口を開かない鼻血の部下の代わりにオドオドする仲間が事情を説明すると、上司の男は顔を青くして慌ててボスのいる扉を開いた。
「ボス!やばい事になりました!!」
突然開かれた扉に怪訝そうな顔をした禿げた男は広げていた白い粉が入ったジュラルミンケースを脇に避けた。
「どうした?」
「こいつらが、マダム・マリエッタを怒らせやがった!!」
その言葉にボスと呼ばれた男は青筋を立て怒鳴り散らした。
「あの店で面倒を起こすなって言ってあったろーが!!」
何故、そこまでボスと上司が怒るのか分からない鼻血男は舌打ちをした。
「あそこのメイドもババアも生意気だったんで、我慢できなくて・・・
すいません。」
ボスは近くにあったショットグラスを鼻血男の顔面に投げつけ、痛みで呻く男を踏みつけると震えるように言った。
「お前らのせいで、俺まで睨まれるじゃねーか!
この街に流れてきた時に教えたよな?
何があっても“Bar Hope”で騒ぎを起こすなってな!」
「スミマセン スミマセン スミマセン スミマセン」
ずっと怯えていた、もう1人が床に頭を擦り付けて謝り出した。
ボスは何度も何度も鼻血男を蹴ると息を荒くした。
「ボス!そいつの相手をしている場合じゃないですよ。
早く逃げないと!!」
慌てて鞄に札束やら白い粉を詰め込むと、ボスは床に転がっている2人の頭を鷲掴みにして立ち上がらせた。
「有り金、全部かき集めろ!
逃げるんだよ!!
こんなとこ踏み込まれたんじゃ・・・」
男達が慌てて荷造りをしていた時だった。
「もう遅いのねん♪」
「黙って膝まづけ。」
「う・・・動かないでください!!」
複数の女の声がして、男達はブリキの人形のように振り向いた。
そこには何故かメイドが3人扉を塞いで立っていた。
「なっ・・・!何、お前らつけて来てんだよ!!」
鼻血男がドカドカと近づくと、無愛想なメイドの攻撃が男の首に巻きつき床に引き落とされた。
「うがっ!グエェェ・・・。」
口から泡を出し気を失う男を踏みつけにするメイドの手には小さな体に似合わず鞭が握られていた。
「跪けと言った。お仕置き。」
すると、店で鼻血男にセクハラを受けていたメイドがオドオドしたように紙を差し出した。
「りょ・料金を・・お支払いしてもらっていま・・・せん!」
もう1人のヘラヘラしたメイドが転がっていた札束をヒョイっと拾いあげるとニヤリとした。
「面倒だから、このお金も貰って行くのねん♪」
その中から3枚の札を引っこ抜くと床にポイっと札束を捨てた。
「毎度なのねん♪」
「二度と来るなよ。」
「ご利用・・あ・ありがとう・・・ございましたっ!!」
3人はペコっと頭を下げた。
「じゃあ、用は済んだな?出ていくんだな?」
ボスが怯えたように声をかけると、3人のメイドはニッコリと見つめ合った。
「ここからは別の仕事なのねん♪」
「ここからが本命。」
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