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第二章 人? との交流
第16話 初めての情報
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ちょっとした考えがあり、だがあまり期待もせず、ぽてぽてと、煙の立ちのぼる方へ向かうと、家はすべてが掘っ立て小屋のようになり、なにかを叩く音が聞こえ出す。
そして、あまり広く無い道を、ひっきりなしに荷車が走り回る様になってくる。
いい加減危険を感じて、何かを叩く音がする小屋へ入ってみることにする。
ノックをして声をかける。
だが、この騒音の中。当然返事はない。
勝手だが、ドアを開けて中をのぞき込む。
そこには、鬼の形相で鎚をふるう男が一人。
ここに来て、初めて見る毛のない人種。
つい嬉しくなる。
鎚を振る手が止まり、脇にある炉の中へ金属の塊を突っ込む。
「おう。なんだ? 珍しいな亜人か?」
ぎろっとこちらを睨み、つっけんどんな様子で聞いてくる。
彼の周辺には、ごうごうと火の燃えさかる炉と、傍らに積まれた石炭。
金床(かなとこ)と、床には大きさの違う鎚が、数本無造作に転がっている。
脇には水槽が設置されており、見事に鍛冶場の雰囲気。
むろん異世界。鍛冶場じゃねえ鉄火場と言われれば、納得するしかないが、同じ火花でも火花の飛び散る雰囲気と、真面目に火花の飛ぶ場ではかなり趣が違う。
金がかかっているから、一緒か?
そんなくだらないことを、つい考えてしまう。
彼は話をしながらも、足は板を踏んでいる。
あれは鞴(ふいご)、いや足踏みだから踏鞴(たたら)なのだろう。
「すみませんね。手を止めさせて」
そう言うと。
「いや良い。それで、武器か防具かどっちじゃ?」
そう聞いてくる。
「いや残念ながら、今回は薄い金属で出来た箱が欲しくて」
「箱だ? しかも金属製?」
凄く怪訝そうな顔になる。
「ええ。魚を保存用に、燻製を作りたくて」
「魚? 燻製って言うのはなんだ? 干物、干すのじゃ無いのか」
そう聞かれたので、一匹取り出す。
「こんな感じです」
怪訝そうな顔をしていたが、ヒクヒクと鼻が動く。
「この香り。木の匂いがする。食わせろ」
そう言って、出される彼の手に、串を渡す。
おもむろにかぶりつき、食べ始める。
「堅いが、美味いな。つまみにもってこいじゃ」
そう言って、炉で軽く炙り、また一口。いきなり、これはという感じで目が見開かれる。
「おい、酒は無いのか?」
「酒は無いです」
「ちっ、使えねえ奴じゃな」
そう言うと立ち上がり、奥へ向かっていく。
戻ってくると手には壺。
ひしゃくを片手に、飲みながら燻製をかじり始める。
「おお、良いなあ」
凄くうっとりした表情に変わった。酒飲みの雰囲気が、体中からにじみ出る。
酒なあ、今度醸してみるか。
しかし、百四十センチメートルくらいか? イメージより大きいが、ドワーフなのだろうか?
「あんた、ドワーフなのか?」
「おお? 種族はそうじゃな」
「じゃあ。酒を今度持ってこよう」
「そうか。ガツンとくる奴を頼む」
そう言うと、いきなり上機嫌になった。
チョロい。
「分かった。それで、作ってくれるのか?」
「美味い酒の為じゃな。良いだろう」
だが、そう言った後、キョロキョロし始める。
「だが、材料がないな。薄くなら銅や黄銅で良いんじゃろ」
「そうだな。どうやって板を作るんだ?」
「そりゃ、叩くに決っとる」
「平たいところに流し込んで、押しつぶすとかじゃないのか?」
「そりゃ、それが出来れば楽じゃが、ものすごい力が必要になる」
「そうか、プレス機な」
「プレス?」
「ああ、押しつける機械だ。構造は簡単なものなら、ネジでこう力を掛けていく」
地面に、簡単に絵を描く。ハンドルを回すと、板が下がっていき、物を押しつぶす構造。
「ほう、しかしこれだと、時間が掛かりすぎる」
「クルクル回る魔道具はないのか?」
「ある」
「それなら、これはどうだ?」
傾斜に流し込み。ローラーが熱された金属を押しつぶす物を書いてみる。
圧延加工と言われる物。実は、圧延加工には大きく三種類ある。
先ほど提案した熱間は、鉄だと千度程度に加熱し加工する。冷却すると縮むため、加工精度。つまり百分の数ミリという精度が出しにくい。ただ加工はしやすい。だが、粘りのある材料が作れる。
冷間は、六百度以下で加工するが、凄く力が必要。後焼き鈍しがいる。
温間はその中間で六百度以上で加工する。いいとこ取り。
「炙った物を、押しつぶしながら通すのか。うまく行けば均一な物が簡単に作れそうじゃな。それなら鉄で作れば、低い温度で溶ける黄銅は行けそうじゃ」
黄銅の融点は九百度から一千度くらい。鉄は一千五百度以上。
「しかし、材料が足りんな」
よっこらせと立ち上がり、奥へ行く。
戻ってくると、石を一抱え持ってくる。
むろん、鉄鉱石だ。
おっさんが、鉄鉱石を持って、何かを唱え始める。
「我が魔力の前に全てを曝け出し、重さで示せ。解析。五十五・八四五を分離」
そう唱えると、持っている鉄鉱石から銀色の鉄が流れ出てきた。
手にかかっているけど、熱くないようだ。さすが異世界。
一個持って、やってみる。
「えーと魔力を流して、我が魔力の前に全てを曝け出し、重さで示せ。解析」
すると、頭の中に組成が流れ込んでくる。
一〇一・九六とか、二・八とかも入っている。
なるほど。この中で必要な物を分離か。
「五十五・八四五分離」
すると、にょろにょろと流れ出てくる。
この時、平らにすれば良いんじゃねと、魔力を流しながら、形を指定してみる。
すると、板が出来た。
円盤状だけど。
おっちゃんの目が、点になってしまった。
「おい、何をやった?」
「流れ出る時に、板になれと思っただけ」
「そんなことが。おい、良いぞおまえ、じゃあ黄銅でやれ」
引っ張って行かれて、原石の山を精錬しまくった。
廃棄用のぼた山は、この世界では利用されていないが、含有物に使える物があるので、全部貰った。
そして、周辺を凄い勢いで走り回っていると思ったら、この周辺の荷車には、魔道具によるパワーアシストが付いていた。
それなのに、蹈鞴を魔道具で創っていない。
聞くと、機械機構が存在していないようだ。
「回転を、どうやって上下にする。昔誰かが歪んだ丸で上下させたが、魔道具の力が無くて駄目だったぞ」
それを聞いて、俺は喜ぶ。からくりは得意なんだ。
そして、長い夜が始まっていく。
そして、あまり広く無い道を、ひっきりなしに荷車が走り回る様になってくる。
いい加減危険を感じて、何かを叩く音がする小屋へ入ってみることにする。
ノックをして声をかける。
だが、この騒音の中。当然返事はない。
勝手だが、ドアを開けて中をのぞき込む。
そこには、鬼の形相で鎚をふるう男が一人。
ここに来て、初めて見る毛のない人種。
つい嬉しくなる。
鎚を振る手が止まり、脇にある炉の中へ金属の塊を突っ込む。
「おう。なんだ? 珍しいな亜人か?」
ぎろっとこちらを睨み、つっけんどんな様子で聞いてくる。
彼の周辺には、ごうごうと火の燃えさかる炉と、傍らに積まれた石炭。
金床(かなとこ)と、床には大きさの違う鎚が、数本無造作に転がっている。
脇には水槽が設置されており、見事に鍛冶場の雰囲気。
むろん異世界。鍛冶場じゃねえ鉄火場と言われれば、納得するしかないが、同じ火花でも火花の飛び散る雰囲気と、真面目に火花の飛ぶ場ではかなり趣が違う。
金がかかっているから、一緒か?
そんなくだらないことを、つい考えてしまう。
彼は話をしながらも、足は板を踏んでいる。
あれは鞴(ふいご)、いや足踏みだから踏鞴(たたら)なのだろう。
「すみませんね。手を止めさせて」
そう言うと。
「いや良い。それで、武器か防具かどっちじゃ?」
そう聞いてくる。
「いや残念ながら、今回は薄い金属で出来た箱が欲しくて」
「箱だ? しかも金属製?」
凄く怪訝そうな顔になる。
「ええ。魚を保存用に、燻製を作りたくて」
「魚? 燻製って言うのはなんだ? 干物、干すのじゃ無いのか」
そう聞かれたので、一匹取り出す。
「こんな感じです」
怪訝そうな顔をしていたが、ヒクヒクと鼻が動く。
「この香り。木の匂いがする。食わせろ」
そう言って、出される彼の手に、串を渡す。
おもむろにかぶりつき、食べ始める。
「堅いが、美味いな。つまみにもってこいじゃ」
そう言って、炉で軽く炙り、また一口。いきなり、これはという感じで目が見開かれる。
「おい、酒は無いのか?」
「酒は無いです」
「ちっ、使えねえ奴じゃな」
そう言うと立ち上がり、奥へ向かっていく。
戻ってくると手には壺。
ひしゃくを片手に、飲みながら燻製をかじり始める。
「おお、良いなあ」
凄くうっとりした表情に変わった。酒飲みの雰囲気が、体中からにじみ出る。
酒なあ、今度醸してみるか。
しかし、百四十センチメートルくらいか? イメージより大きいが、ドワーフなのだろうか?
「あんた、ドワーフなのか?」
「おお? 種族はそうじゃな」
「じゃあ。酒を今度持ってこよう」
「そうか。ガツンとくる奴を頼む」
そう言うと、いきなり上機嫌になった。
チョロい。
「分かった。それで、作ってくれるのか?」
「美味い酒の為じゃな。良いだろう」
だが、そう言った後、キョロキョロし始める。
「だが、材料がないな。薄くなら銅や黄銅で良いんじゃろ」
「そうだな。どうやって板を作るんだ?」
「そりゃ、叩くに決っとる」
「平たいところに流し込んで、押しつぶすとかじゃないのか?」
「そりゃ、それが出来れば楽じゃが、ものすごい力が必要になる」
「そうか、プレス機な」
「プレス?」
「ああ、押しつける機械だ。構造は簡単なものなら、ネジでこう力を掛けていく」
地面に、簡単に絵を描く。ハンドルを回すと、板が下がっていき、物を押しつぶす構造。
「ほう、しかしこれだと、時間が掛かりすぎる」
「クルクル回る魔道具はないのか?」
「ある」
「それなら、これはどうだ?」
傾斜に流し込み。ローラーが熱された金属を押しつぶす物を書いてみる。
圧延加工と言われる物。実は、圧延加工には大きく三種類ある。
先ほど提案した熱間は、鉄だと千度程度に加熱し加工する。冷却すると縮むため、加工精度。つまり百分の数ミリという精度が出しにくい。ただ加工はしやすい。だが、粘りのある材料が作れる。
冷間は、六百度以下で加工するが、凄く力が必要。後焼き鈍しがいる。
温間はその中間で六百度以上で加工する。いいとこ取り。
「炙った物を、押しつぶしながら通すのか。うまく行けば均一な物が簡単に作れそうじゃな。それなら鉄で作れば、低い温度で溶ける黄銅は行けそうじゃ」
黄銅の融点は九百度から一千度くらい。鉄は一千五百度以上。
「しかし、材料が足りんな」
よっこらせと立ち上がり、奥へ行く。
戻ってくると、石を一抱え持ってくる。
むろん、鉄鉱石だ。
おっさんが、鉄鉱石を持って、何かを唱え始める。
「我が魔力の前に全てを曝け出し、重さで示せ。解析。五十五・八四五を分離」
そう唱えると、持っている鉄鉱石から銀色の鉄が流れ出てきた。
手にかかっているけど、熱くないようだ。さすが異世界。
一個持って、やってみる。
「えーと魔力を流して、我が魔力の前に全てを曝け出し、重さで示せ。解析」
すると、頭の中に組成が流れ込んでくる。
一〇一・九六とか、二・八とかも入っている。
なるほど。この中で必要な物を分離か。
「五十五・八四五分離」
すると、にょろにょろと流れ出てくる。
この時、平らにすれば良いんじゃねと、魔力を流しながら、形を指定してみる。
すると、板が出来た。
円盤状だけど。
おっちゃんの目が、点になってしまった。
「おい、何をやった?」
「流れ出る時に、板になれと思っただけ」
「そんなことが。おい、良いぞおまえ、じゃあ黄銅でやれ」
引っ張って行かれて、原石の山を精錬しまくった。
廃棄用のぼた山は、この世界では利用されていないが、含有物に使える物があるので、全部貰った。
そして、周辺を凄い勢いで走り回っていると思ったら、この周辺の荷車には、魔道具によるパワーアシストが付いていた。
それなのに、蹈鞴を魔道具で創っていない。
聞くと、機械機構が存在していないようだ。
「回転を、どうやって上下にする。昔誰かが歪んだ丸で上下させたが、魔道具の力が無くて駄目だったぞ」
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そして、長い夜が始まっていく。
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