瞼の裏のアクアリウム

 気がついたら駆け出していた。勢いよく、けれど冷静に。
 自分でも自分のことがよくわからないままに、少女はできるだけ遠くを目指す。
 着いたのは静かな隣町。そこには古びた水族館が佇んでいた。

 これは少し不思議な水族館と、人々が巡り逢う物語。
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