私と継母の極めて平凡な日常

ある日突然、父が再婚した。そして再婚後、たった三ヶ月で失踪した。

残されたのは私、橋坂由依(高校二年生)と、継母の琴子さん(32歳のキャリアウーマン)の二人。

「ああ、この人も出て行くんだろうな。私にどれだけ自分が不幸かをぶちまけて」

そう思って覚悟もしたけれど、彼女は出て行かなかった。

そうして始まった継母と私の二人だけの日々は、とても淡々としていながら酷く穏やかで、極めて平凡なものでした。

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