波音のように囁いて

真木 新

文字の大きさ
16 / 17

16

しおりを挟む
 静かな部屋にぬちぬちと響く水音が葉崎の羞恥心を煽っていく。他人の陰茎になど触れたことのないであろう矢野が、自分の一番恥ずかしい箇所に触れている。そう思うと興奮と罪悪感で葉崎は気が狂いそうになった。
「あっ……だめ、です……そんな風にされたらっ……もう……っ」
 矢野はお構いなしに手淫を続けながら体を屈めて葉崎の首元に顔を埋める。
「イっちゃいそう? いいよ、イって……」
 密やかな低音が囁かれたと思うと、ぴちゃりと湿った音が響いて耳の中に舌が這う。くすぐったさはすぐに性感へと変わり、葉崎の身体を最果てへと導いていく。
 矢野は耳元に口付けながら、溢れ出しそうな雄を握る圧を強めて、畳み掛けるように上下する速度を早めていった。
「っく……う……はぁん……っ」
 すぐにでも達してしまいそうになって、葉崎は自らの口から漏れる淫らな声を抑えるように腕で顔を覆った。
「我慢しないで、声、聞きたい」
 そう言った矢野に手首を掴まれて、シーツへと押し付ける。葉崎は、快楽に漏れる声を噛みしめながら言った。
「こんな声……聞いてっ、どうするんですか……っ」
「先生の声、好きなんだ。聞かせて?」
 矢野はシーツに押し付けた手に指先を絡めながら、右手では溢れ出しそうな葉崎の肉棒を擦り続けた。徐々に速度を速めながら、身を屈めて葉崎の胸元に口付けを落としていく。敏感な突起を再び強く吸われて、葉崎は大きく体を震わせて喘いだ。
「やっ、あ、あっ……!」

 葉崎は知らなかった。愛しい人に触れられるとこんなにも気持ちが良くて、信じられないくらい甘い声が漏れてしまうことも。そんな恥ずかしい声を聞きたいと言ってくれる人がいるということも。
「はぁ、あっ……も、だめ……っ!」
 すぐに強い絶頂の波が押し寄せてきて葉崎の身体も思考も攫っていく。葉崎は無我夢中で矢野にしがみつきながらガクガクと腰を震わせて、より一層切なく喘いだ。
「あ、あぁっ、も……イくっ、あ、あああぁ……っっ!」
 葉崎の身体が弓のように大きくしなると、矢野の手の中で熱く膨張し続けた欲望は弾けるように脈打ち、トロトロに熟れた先端からは白濁液が勢いよく吐き出される。
 矢野は手の中にそれを受け止めながら、やんわりと包んだ手をゆっくりと上下させて射精を促してくる。吐き出された体液は睾丸を伝って後孔へと流れ、シーツに滴った。

 葉崎は強すぎる絶頂の感覚に思考が追いつかず、ぼんやりとした表情で天井を見上げながら胸を上下させて呼吸を整えていた。
 矢野は乱れた呼吸をする半開きの唇に優しく口付けると、汗ばんだ首筋から胸元へと軽い音を立てながら幾つもキスを落としていく。右手では撫でるように達したばかりのペニスをやわやわと擦られて、葉崎はくすぐったさと絶頂の余韻にピクリピクリと体を震わせて喉を鳴らした。
「っ……ふ……」
「先生、大丈夫……?」
 その後も葉崎がベッドに身を投げ出し呆然と一点を見つめたままでいると、矢野が心配そうに顔を覗き込んでくる。思考のまとまらないまま、葉崎は静かに口を開いた。
「君は……平気でしたか?」
「え?」
 矢野に聞き返されて、葉崎は眉をひそめながら淡々と続ける。
「こんな、綺麗でもなんでもない男の体に触ったりして……幻滅しませんでしたか?」
 その言葉を聞いて、矢野は呆れたように大きく溜め息をついた。
「幻滅してたらこんな風になると思う?」
 そう言ってベッドに投げ出されていた葉崎の手を取り、自らの下半身にあてがう。
 ズボン越しでもはっきりとわかる硬い膨らみに触れて、ドキリと心臓が高鳴る。葉崎は自分をじっと見つめている切れ長の瞳を見上げた。
「こんなに……なるんですね」
 思わず安堵と驚きの声を漏らした葉崎はあてがわれた手のひらを遠慮がちに擦って、その反応の強さを確かめてみた。
「っ、なるよ、そりゃ……好きな人のこと触ってるんだもん」
 矢野は昂り続けていた箇所を触られて小さく息を吐きながら、さも当然の如く言ってのける。
 葉崎は矢野の言葉にたまらなく胸が締め付けられて、たまらずにこう言った。
「あ、の……僕にも、触らせてください。君の……」
 ズボン越しの膨らみに触れながら葉崎が遠慮がちに言うと、矢野は小さく息をして目を細める。
「ん、いいけど……俺にももっと触らせて?」
 葉崎を覆っていた影が近くなって、矢野が唇へ、首元、胸元へと優しく口付けを落としていく。くすぐったさに葉崎が小さく身悶えしていると、矢野に脱力した左脚を持ち上げられる。葉崎が戸惑う隙もなく矢野の指先がするりと腿の裏を辿り、硬く閉ざされた秘部へと触れてきた。
「ひゃっ……!」
 精液の絡みついた指先に敏感な箇所をぬるりとなぞられて、葉崎は小さく悲鳴を上げながら体を震わせた。
「ねぇ、ここも触っていい?」
 甘ったるい低音と共に熱い吐息が耳に触れて、葉崎の身体は再び快楽に焦がれていく。ぬめぬめと滑る指先が円を描くように入口を優しく撫でられると、窄まりが指に吸い付くように収縮してしまう。
「ん……っ、そんなところ……」
「ひくひくしてる……やらしいな」
「あっ、あ、ダメっ……ですっ……」
「ダメ? 俺、先生の中……入りたい」
 矢野の熱っぽい声が身体中に響き渡るとともに、体液を塗りたくるように入り口の周辺を這っていた中指がぐっと窄まりに押し当てられて葉崎は身悶えした。
「んっ……僕も、君が欲しい、ですけど……」
 そう言って葉崎が矢野の雄をそっと撫でると、膨らみが更に質量を増して指先を押し返してくる。
 矢野は小さく息を吐くと、葉崎の不安と期待が入り混じった瞳を見下ろして言った。
「怖い?」
「はい……少し……」
「大丈夫、優しくするから……痛かったら言って?」
 目尻にそっと口付けたかと思うと、矢野は窪みに触れていた中指の圧をぐっと強めてくる。
「はぁ、ん……」
 緊張から力む葉崎の体内に、骨ばった中指の第一関節が割って入ってくる。体液で濡れた蕾は葉崎の不安な心とは裏腹にそれを難なく受け入れていく。
「中、熱いね……すごく締め付けてくる」
 矢野はそう言いながら、皮膚の厚い指の腹で粘膜に蜜を滑らせながら更に侵入を進めていく。内壁を逆流しながら蠢く指の感覚に、葉崎は体を強張らせ苦しそうに息を吐いた。
「くっ……う」
「もっと力抜いて、俺にしがみついてていいから」
 指先は容赦なく、体内を探るようにじわりじわりと侵入してくる。葉崎は慣れない異物感に音を上げそうになりながら、縋るように矢野のシャツをぎゅっと握りしめた。
 ついに矢野の中指が根本まで入れられると、最奥に触れられるような底知れぬ感覚に葉崎は身体中、足の指先まで力が入ってしまう。
「すごい、奥まで入った……」
 呟くように矢野は言うと、中指をゆっくりと引き抜いていく。訳もわからず切なくなって葉崎は甘えたように喉を鳴らした。
「ん、んぅ……」
 抜かれそうになった指先は再びゆっくりと葉崎の中を侵していく。慣らすように行き来する中指が抽挿を繰り返すほどに、体温で体液が蕩けて中がトロトロに熟れていく。優しく奥を突かれる度に葉崎は小さく喘いだ。
「はっ……あっ……ぁあっ」
 焦れったいような刺激に、葉崎はたまらなく胸が締め付けられる。不安でたまらなかったはずなのに、矢野に触れられる度にどうしようもなく身体が焦がれていく。戸惑いと快楽に眉をしかめ、欲情を隠しきれない潤んだ瞳で見上げると、愛おしむようにこちらを見つめる瞳と目が合った。
「そんな顔して、可愛いな……もう一本、指増やすよ」
 少し目を細めた矢野がそう言って、中指と共に、濡れた薬指を柔らかく解れてきた窄まりへと押し当てる。
 緊張して再び力の入った入り口にねじ込まれるように指先が侵入すると、蕩けた粘膜がそれを受け入れていく。
 ゆっくりと二本の指が肉壁を押しやりながら奥へと向かうと、より強い腹部への圧迫感と異物感が葉崎を襲う。
「く、ぅ……あ……っ」
 痛いとか、苦しいだけではなくて、その取り付く島のない刺激を葉崎は徐々に受け入れていった。
 じわりじわりと身体中を侵食するように皮膚の厚い二本の指が粘膜を行き来する程に、ぬちぬちと湿った音が鳴って葉崎の耳をも犯す。
 体の奥を突かれる度にゾワゾワと身体を駆け巡る痺れが走って、葉崎はたまらず矢野にしがみついて喉を鳴らした。
「あっ、や、あっ……!」
「中、すげぇトロトロ……もう一本入るかな……」
 湿った低音で矢野は呟くと、人差し指も束ねて葉崎の中へと滑らせてくる。
「あ、あ、だめ……っ」
 三本目の指先が割って入ってくる感覚に葉崎は息を呑んだ。
 矢野は首元に汗を滲ませながら、心配そうに葉崎を見下ろして言う。
「痛い? 大丈夫……?」
 指の束をゆっくりと何度も押し込まれる度に身体がどうしようもない程に熱を帯びて、葉崎は意識の途切れそうな中、なりふり構わずに矢野に縋った。
「も、それ、やです……早く、君の……欲しい……っ」
 甘く掠れた声で葉崎が乞うと、矢野は汗ばんだ喉仏を上下させて葉崎を見下ろした。沈黙したまま葉崎の体内から指を引き抜き、自らのシャツを脱ぎ捨てて葉崎の眼鏡を外した。
 葉崎が心もとない視界で見上げると、着ていたポロシャツを素早く脱がされる。矢野は焦ったような手つきで自らのベルトを外し膨れ上がったジッパーを下ろす。細身のデニムを粗雑に脱ぎ捨て、黒のボクサーブリーフも下ろすと、獰猛な雄が天を仰ぐように幹をしならせて葉崎の前に現れた。
 ぼやけた葉崎の視界でも、その欲望は想像以上に大きく凶暴だとわかる。葉崎は反射的に身構えるも、迫ってきた矢野に両腿を掴まれてしまう。
 葉崎が恐る恐る見上げると、息を荒げ瞳孔の開いた矢野と視線が重なって、もう後には引けないことを悟る。
「入れるよ」
 やっと口を開いた矢野に腰を持ち上げられ、同時に熱い肉塊が濡れた恥部へと押し当てられた。
 葉崎が思わず体を硬直させると、触れた先端がぬるりと滑って勢いよく窄まりから逸れる。矢野が幹を手で抑えながら再びあてがうと、今度は先端が体内へ割り入るように徐々に侵入してくるのがわかった。葉崎は捩じ込まれる強い異物感に息が止まりそうになりながら苦痛の声を上げた。
「んんっ、く……っ、あ……!」
 矢野は心配そうに見下ろすも、少しずつ腰を密着させていく。
「ごめん、我慢できない……ゆっくり入れるから……力、抜いて」
 侵入を拒むように収縮する肉壁を押しのけて、太い幹がじわりじわりと葉崎の中に入ってくる。先ほどまでとは比べ物にならないほどの質量に、葉崎は意識が飛びそうになりながら矢野に必死にしがみついた。
「はぁ、ん……くるし……い……っ」
「っ、もうちょっと、で……全部入るよ」
 葉崎の体液で潤んだ粘膜は徐々に太い肉棒を飲み込んで、ついには根本まで咥え込んだ。身体を貫かれるような強い衝撃に葉崎は体を震わせながら喘ぐ。
「ひぁ……あっ!」
「……平気? ちょっとずつ、動くから」
 矢野はそう言って、徐々に腰を引いていく。中が強く擦れる刺激に葉崎は矢野にしがみつきながら必死に耐えた。
「んぁ……っ、はっ……」
 抜けそうになった肉塊を再びゆっくりと押し込められて、圧迫感に葉崎が身悶えしたとき、矢野の先端が体内の上部にある一点に触れた。
「ぁああんっ……!」
 先程までとは比べ物にならないくらいの衝撃が葉崎の中を駆け巡り、体が大きく跳ねてしまう。
「ここ、イイの? 中、すげぇ締まる……」
 矢野は息を荒げながら言って、浅い箇所を幾度も突いていく。
「あっ、あ、なにっ、これ、や……っ!」
 葉崎は未知の性感帯に激しい衝動が打ち付けられる度に我を忘れて喘いだ。熱の籠もった室内にぐちゅぐちゅと結合部から漏れる淫猥な音と、肌と肌がぶつかる音が響き合う。
 脳天を突き刺すような強い痺れが身体中を駆け巡り、下腹部が焼け付くように熱くなっていく。射精のそれとは違う底知れぬ絶頂感が襲ってきて、葉崎は無意識に矢野の背中に爪を立てた。
「やば……っ、そんな締められたらすぐイっちゃいそう」
 矢野は余裕のない様子でそう呟きながら、腰を打ち付ける間隔を狭めてくる。
「あぁっ、も……っ、それ、だめっ……やの、くんっ……!」
 葉崎は途切れそうな意識の中で矢野の名前を呼んだ。
「ね……有希也って、呼んで……っ?」
「んっ、ゆきやっ、あっ、ゆきやぁ……っ!」
 うわ言のように矢野の名前を呼んで、その大きな体にしがみつく。ガクガクと下半身が震える程に中を犯されて、葉崎は意識が飛びそうになりながら強過ぎる快楽に喘いだ。
 激しく体を揺さぶられる度に再び勃ち上がった葉崎の淫棒が揺れてとろりと蜜が滴る。
「っ、あ……俺も、イきそ……」
「や、激しっ、あっ、あぁああっ……!」
 より一層大きな嬌声を上げた葉崎の目尻から、溜まっていた涙が流れ落ちる。甘い痛みが頭から爪先まで駆け抜けて、葉崎は頭が真っ白になった。
「あぁっ、んっ、またイッちゃ……っ、やぁあっ……!」
「はっ、く……っ」
「あ、あ……っ、ふ、ぅ……っ」
 蒸した室内で汗だくになっていた矢野の体が一瞬ビクリと硬直し、葉崎の体内に熱いものが注ぎ込まれていく。
 矢野は激しい絶頂の余韻に浸るように性を吐き続ける雄をゆるゆると粘膜に擦り付けながら、葉崎に抱きつくように覆いかぶさった。

 二人はしばらく体を繋げたまま抱き合って、互いに乱れた吐息を整えた。その間も矢野は葉崎の潤んだ唇や火照った耳たぶにキスを落とし、赤く熟れた乳首や達したばかりの陰茎をくすぐるように愛撫していく。射精後の敏感になった体には強すぎる刺激で、葉崎は小さく体を痙攣させながら身を捩った。
「やっ、イったばかりだからっ……も、やめてくださ……っ」
「っ……ごめん……でもまだ全然足りないよ。もっと先生のこと愛したい」
 絶頂したばかりの体内で矢野の物が蠢き質量を増して、葉崎はぶるりと体を震わせる。
「んっ、ぁ……また……中……っ!」
「俺もう絶対、先生のこと離さないから」
 矢野は真っ直ぐな瞳でそう言うと、葉崎の手に指を絡めて再び深く口付けた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜

レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」 魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。 彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。

【完結】恋人になりたかった

ivy
BL
初めてのキスは、 すべてが始まった合図だと思っていた。 優しい大地と過ごす時間は、 律にとって特別で、 手放したくないものになっていく。 けれど……

一度も話したことないイケメンのクラスメイトと二人組になったら引くほど執着されてた

BL
「はい、じゃあ二人組作って」──あまり人付き合いが得意ではない夏稀(なつき)にとってそれは地獄の言葉。 けれど高校ではちがう。なぜなら新しくできた友達と『二人組』協定を結んだから。 もう二人組なんて怖くないと思っていた矢先、その友達が風邪で欠席。 ほかに組む相手が見つからず、先生と組むことも覚悟する夏稀だったが、そこで声をかけてきたのは美形の転校生──緒川聖夜(おがわ・きよや)だった。 「俺と二人組にならない?」 その一言をきっかけに聖夜は夏稀との距離を急速に縮めてきて──。 執着美形攻め×平凡受けのちょっと不穏な学園BL。

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】

彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』 高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。 その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。 そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される

マンスーン
BL
​王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。 泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。

兄弟カフェ 〜僕達の関係は誰にも邪魔できない〜

紅夜チャンプル
BL
ある街にイケメン兄弟が経営するお洒落なカフェ「セプタンブル」がある。真面目で優しい兄の碧人(あおと)、明るく爽やかな弟の健人(けんと)。2人は今日も多くの女性客に素敵なひとときを提供する。 ただし‥‥家に帰った2人の本当の姿はお互いを愛し、甘い時間を過ごす兄弟であった。お店では「兄貴」「健人」と呼び合うのに対し、家では「あお兄」「ケン」と呼んでぎゅっと抱き合って眠りにつく。 そんな2人の前に現れたのは、大学生の幸成(ゆきなり)。純粋そうな彼との出会いにより兄弟の関係は‥‥?

【完結】君を上手に振る方法

社菘
BL
「んー、じゃあ俺と付き合う?」 「………はいっ?」 ひょんなことから、入学して早々距離感バグな見知らぬ先輩にそう言われた。 スクールカーストの上位というより、もはや王座にいるような学園のアイドルは『告白を断る理由が面倒だから、付き合っている人がほしい』のだそう。 お互いに利害が一致していたので、付き合ってみたのだが―― 「……だめだ。僕、先輩のことを本気で……」 偽物の恋人から始まった不思議な関係。 デートはしたことないのに、キスだけが上手くなる。 この関係って、一体なに? 「……宇佐美くん。俺のこと、上手に振ってね」 年下うさぎ顔純粋男子(高1)×精神的優位美人男子(高3)の甘酸っぱくじれったい、少しだけ切ない恋の話。 ✧毎日2回更新中!ボーナスタイムに更新予定✧ ✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧

処理中です...