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第11章 甘えるということ
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人が多いロビーまで来た。
早歩きだけど人ごみに紛れて間宮先生をまいていく。
もちろん完全に撒けるわけではない。
駐車場に行ってからはダッシュで車の隙間をすり抜けていく。
駐車するために入ってくる車で間宮先生と大分距離ができた。
そのあとはトボトボと細い道を通って病院の中庭に行ける細い通路とも言えないようなところまで隠れながら戻った。
さすがに病院着だし、裸足だし一般の方でも通報しちゃうくらい病院から逃げましたって感じで・・・。
どうせ明日退院だし1時間くらいしたらおじいちゃん先生のところに行こうと考える。
中庭までくれば中に入る時も誰にも見つからない。
今は俺に色々聞いてきたり、心配とかいう言葉を使う人とは話したくない。
おじいちゃん先生ならきっと何もしらない。
寒いけど、低い木の間に入って風と寒さをしのぐ。
かなり薄着できちゃったけど、ありがたいことに太陽が当たる場所で少しだけあったかい。
中庭までつながる細い道は前に翔さんに教えてもらった道。
翔さんが思いだしたらすぐにばれちゃうな・・・。
「にゃー・・・。」
「ねこ・・・?」
かわいい白と黒の子猫がこっちへやってきた。
人が怖くないのか、俺の足元で丸くなる。
「もしかしてここは君の隠れスポットだったかな・・?」
よしよしとなでると気持ちよさげに目を閉じたねこ。
「おじいちゃん先生のところいけなくなるなぁ。こんなかわいい子が側にいてくれるなら・・・。」
病院内にさすがに猫はダメだもんなぁ・・・。
どうしたらいいか考えながら猫を撫でていると、「にゃー。」とまた聞こえた。
今度は足元の子からではない。
目線を少しだけあげると、絶対親ねこであろう同じ柄のにゃんこが子猫を見ている。
まるで帰る時間よ。とでもい言うように待っているし・・・。
子猫が俺を見上げて「にゃー。」と鳴くと親猫にかけより二匹で去っていった。
「またひとりぼっちになっちゃった。」
体育座りで蹲りゆらゆら揺れる。
「ねこちゃん温かかったなぁ・・・。」
俺から離れて親猫のもとに行ったにゃんこはすぐに頭を舐められたりしていた。
「俺見つかったらしばかれちゃいそうだなぁ・・・。」
しばかれたりしたらまたフラッシュバックは確定。
「誰なら俺を助けてくれるんだろうか・・・。」
1時間たったくらいで中庭の扉から中に戻った。
おじいちゃん先生のもとへ行くとちょうど他の患者さんのリハビリを終えたところだった。
「・・・こんにちは・・・。」
「おや?廉くんお久しぶりだね。元気だったかな?」
「はい・・・。」
「浮かない顔してるね?何かあったかな?」
優しいおじいちゃん先生に安心して思わず抱き着いた。
「ふふ。甘えん坊だね。」
早歩きだけど人ごみに紛れて間宮先生をまいていく。
もちろん完全に撒けるわけではない。
駐車場に行ってからはダッシュで車の隙間をすり抜けていく。
駐車するために入ってくる車で間宮先生と大分距離ができた。
そのあとはトボトボと細い道を通って病院の中庭に行ける細い通路とも言えないようなところまで隠れながら戻った。
さすがに病院着だし、裸足だし一般の方でも通報しちゃうくらい病院から逃げましたって感じで・・・。
どうせ明日退院だし1時間くらいしたらおじいちゃん先生のところに行こうと考える。
中庭までくれば中に入る時も誰にも見つからない。
今は俺に色々聞いてきたり、心配とかいう言葉を使う人とは話したくない。
おじいちゃん先生ならきっと何もしらない。
寒いけど、低い木の間に入って風と寒さをしのぐ。
かなり薄着できちゃったけど、ありがたいことに太陽が当たる場所で少しだけあったかい。
中庭までつながる細い道は前に翔さんに教えてもらった道。
翔さんが思いだしたらすぐにばれちゃうな・・・。
「にゃー・・・。」
「ねこ・・・?」
かわいい白と黒の子猫がこっちへやってきた。
人が怖くないのか、俺の足元で丸くなる。
「もしかしてここは君の隠れスポットだったかな・・?」
よしよしとなでると気持ちよさげに目を閉じたねこ。
「おじいちゃん先生のところいけなくなるなぁ。こんなかわいい子が側にいてくれるなら・・・。」
病院内にさすがに猫はダメだもんなぁ・・・。
どうしたらいいか考えながら猫を撫でていると、「にゃー。」とまた聞こえた。
今度は足元の子からではない。
目線を少しだけあげると、絶対親ねこであろう同じ柄のにゃんこが子猫を見ている。
まるで帰る時間よ。とでもい言うように待っているし・・・。
子猫が俺を見上げて「にゃー。」と鳴くと親猫にかけより二匹で去っていった。
「またひとりぼっちになっちゃった。」
体育座りで蹲りゆらゆら揺れる。
「ねこちゃん温かかったなぁ・・・。」
俺から離れて親猫のもとに行ったにゃんこはすぐに頭を舐められたりしていた。
「俺見つかったらしばかれちゃいそうだなぁ・・・。」
しばかれたりしたらまたフラッシュバックは確定。
「誰なら俺を助けてくれるんだろうか・・・。」
1時間たったくらいで中庭の扉から中に戻った。
おじいちゃん先生のもとへ行くとちょうど他の患者さんのリハビリを終えたところだった。
「・・・こんにちは・・・。」
「おや?廉くんお久しぶりだね。元気だったかな?」
「はい・・・。」
「浮かない顔してるね?何かあったかな?」
優しいおじいちゃん先生に安心して思わず抱き着いた。
「ふふ。甘えん坊だね。」
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