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第10章 守るから
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「よくノコノコやってきたなぁ~落ちこぼれドクター。」
「っ・・・」
「理紗の事、俺の彼女って知っててわいせつしてたよな?」
「・・・っしらねーよ!」
「知らない?お前俺いったよな?声発したらどうなるかわかんねーって。」
その時「翔!!廉くんが降りちゃう!!」という叫び声が聞こえた。
あーあ・・・。どうしたんだろ。いつもならおとなしく待っててくれるのに。
後ろから階段を駆け下りてくる足音がする。
ボスの吠える声も。
降りてきている様子は耳から感じるが、男から決して目を離さない。
「翔さん・・・!!」
「廉くん、お部屋に戻って?危ないからね?」
「・・・・でも・・・。」
「もうすぐお巡りさんも来るから。」
タイミングよくサイレンが聞こえてきた。
「警備会社のものです。」
警備会社も到着。
男は警察に連行されていった。
俺は正当防衛しかしてないので、警察に事情聴取のみされて終わった。
その間廉くんは二階でボスとゆっくりしてもらう。
理紗は一緒に調書に協力しなきゃだったので俺といた。
1時間程度警察に協力して部屋に戻ると、廉くんはボスを枕にして眠っていた。
「ボス、ありがとう。」
そう言って茹でたサツマイモを与える。
「廉くんぐっすりだね。」
「うん、ボス本当にナイスだよ。俺たちと一緒だったらまだ興奮状態だっただろうし。」
「そうだね。ボス苦しくない?」
廉がお腹に頭を乗せたままだから理紗が心配したがボスはなんてことないとばかりに芋に夢中。
「廉くんさ、この間デパートでパニックになった時あっただろ?あの時の事理紗には伝えないように親父にだけ言っててさ。男の子だよね~。女の子は守るものってわかってる。でも廉くん自分が喧嘩とか暴力で勝てないことはわかってるから理紗に知られないようにすることで理紗を守ってたんだから。」
「うん、、、。」
「理紗がうちに来た時点でこの家のことも家族構成も把握していたはずだから、あの時に廉くんを認知したわけじゃなさそうだけど・・・。」
「そっか・・ごめん、巻き込んで」
「いいんだよ。廉くんのことは俺と親父が守るし。誰も迷惑だなんて思ってないよ。」
「ありがと・・・。」
「あ、迷惑だと思うなら早くうちの病院の小児科に行ってあげたら?」
と笑って言うと、
「そうだね。明日には辞表出しに行くよ。」
「じゃあうちに出す履歴書もよろしく。」
「なんか嬉しそうだね。」
「そりゃ俺の彼女が安心できる環境になったわけだから。」
「廉くんは幸せだね。こんなに守ってくれるお兄ちゃんとパパがいて。」
「当り前。廉くんは昔百々ちゃんを守り切ったんだからこれからは俺と親父に守られてればいいんだよ。空が言ってた危ない事って今日のことだったのかな。」
そう言って優しく寝ている廉の頭を撫でた。
理紗はボスが喉乾いているだろうと水の入った容器をボスに持っていってあげた。
「っ・・・」
「理紗の事、俺の彼女って知っててわいせつしてたよな?」
「・・・っしらねーよ!」
「知らない?お前俺いったよな?声発したらどうなるかわかんねーって。」
その時「翔!!廉くんが降りちゃう!!」という叫び声が聞こえた。
あーあ・・・。どうしたんだろ。いつもならおとなしく待っててくれるのに。
後ろから階段を駆け下りてくる足音がする。
ボスの吠える声も。
降りてきている様子は耳から感じるが、男から決して目を離さない。
「翔さん・・・!!」
「廉くん、お部屋に戻って?危ないからね?」
「・・・・でも・・・。」
「もうすぐお巡りさんも来るから。」
タイミングよくサイレンが聞こえてきた。
「警備会社のものです。」
警備会社も到着。
男は警察に連行されていった。
俺は正当防衛しかしてないので、警察に事情聴取のみされて終わった。
その間廉くんは二階でボスとゆっくりしてもらう。
理紗は一緒に調書に協力しなきゃだったので俺といた。
1時間程度警察に協力して部屋に戻ると、廉くんはボスを枕にして眠っていた。
「ボス、ありがとう。」
そう言って茹でたサツマイモを与える。
「廉くんぐっすりだね。」
「うん、ボス本当にナイスだよ。俺たちと一緒だったらまだ興奮状態だっただろうし。」
「そうだね。ボス苦しくない?」
廉がお腹に頭を乗せたままだから理紗が心配したがボスはなんてことないとばかりに芋に夢中。
「廉くんさ、この間デパートでパニックになった時あっただろ?あの時の事理紗には伝えないように親父にだけ言っててさ。男の子だよね~。女の子は守るものってわかってる。でも廉くん自分が喧嘩とか暴力で勝てないことはわかってるから理紗に知られないようにすることで理紗を守ってたんだから。」
「うん、、、。」
「理紗がうちに来た時点でこの家のことも家族構成も把握していたはずだから、あの時に廉くんを認知したわけじゃなさそうだけど・・・。」
「そっか・・ごめん、巻き込んで」
「いいんだよ。廉くんのことは俺と親父が守るし。誰も迷惑だなんて思ってないよ。」
「ありがと・・・。」
「あ、迷惑だと思うなら早くうちの病院の小児科に行ってあげたら?」
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「当り前。廉くんは昔百々ちゃんを守り切ったんだからこれからは俺と親父に守られてればいいんだよ。空が言ってた危ない事って今日のことだったのかな。」
そう言って優しく寝ている廉の頭を撫でた。
理紗はボスが喉乾いているだろうと水の入った容器をボスに持っていってあげた。
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