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第六章 ぼくは君を許さない。
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直人と百合は手術を終えて、犯人が起きるのを警察と待っていた。
「直人さん、少し手元が雑に見えたんだけど。」
「なんのこと。」
「いつもは丁寧に手術してるのに今日は全てが雑に見えたわ。」
「さあね。雑だろうが僕は医療ミスはしていない。」
「そりゃそうだけど・・・。」
「なんで、息子を傷つけようとした犯人の命を助けなきゃいけないんだ。」
「・・・。廉ちゃんのこと大切に思ってくれてありがとう。」
「当り前だよ。廉くんはちゃんと僕の息子だ!大切な三男坊だよ!」
「そう言ってくれてうれしいわ。でも、もう終わったことよ?気持ちを切り替えましょ?」
「・・・・。」
「変なところで頑固なのよね。」
そう言って笑う百合。
機嫌が直らなそうな直人にカップ自販機でカフェラテを購入する。
「ほら、ちょっと一息どうぞ。」
「ありがと。」
「あなたがそんなに怒るなんて本当に珍しいわね。」
「・・・。百合さんは怒ってないのかい?」
「いいえ。私にあの時銃をくれてたら確実に仕留めてたわ。」
「・・・。」
笑顔で言う百合の目はマジだった。
それから3時間後犯人は目を覚ました。
「はぁ。気分は?」
『・・・・。』
「気分は?って聞いてるんですが?」
『・・・・。』
「今回は仕方なく医者だから助けてやったけど、次はないからな?」
『・・・・。』
「お前も、依頼者の弟も雑魚の舎弟も許す気はないからな。次会うときは裁判所だ。」
『・・・・。』
「白山さん、どうもありがとうございました。刑務所にある病院で今後は看ます。もう車で移動しても?」
「ええ。もちろん刑務所の病院へ。手術はもう必要ないでしょう。あとはそちらの医師へメールしときます。」
「すみません。あとまた後日状況を窺いに行かせていただきます。」
「わかりました。さ、百合さんもう25時になるけど、廉くんたち待ってるだろうから。」
「そうね。まだ起きれてるからしら?」
「廉くんと百々ちゃんは寝てるかもしれないね。翔は警察が取りあえず今日は帰ったから文くんお家にあげてるみたい。」
「あら、じゃあ文くんいるのかしら?」
「んー。どうかな。彼の家はクリスマス毎年おしゃれにクリスマスを家族で祝ってるみたいだからプレゼント渡したら帰ってるかもしれないね。」
「そう。いてくれたらケーキ六等分で切りやすかったんだけど・・・。」
「そこなんだ」
そう言って直人が優しい顔で笑った。
「5当分って一番難しいわ。」
「確かにそうかもしれないね。」
家に帰ると翔が1階でボスを側に置いてワインを飲んでいた。
「直人さん、少し手元が雑に見えたんだけど。」
「なんのこと。」
「いつもは丁寧に手術してるのに今日は全てが雑に見えたわ。」
「さあね。雑だろうが僕は医療ミスはしていない。」
「そりゃそうだけど・・・。」
「なんで、息子を傷つけようとした犯人の命を助けなきゃいけないんだ。」
「・・・。廉ちゃんのこと大切に思ってくれてありがとう。」
「当り前だよ。廉くんはちゃんと僕の息子だ!大切な三男坊だよ!」
「そう言ってくれてうれしいわ。でも、もう終わったことよ?気持ちを切り替えましょ?」
「・・・・。」
「変なところで頑固なのよね。」
そう言って笑う百合。
機嫌が直らなそうな直人にカップ自販機でカフェラテを購入する。
「ほら、ちょっと一息どうぞ。」
「ありがと。」
「あなたがそんなに怒るなんて本当に珍しいわね。」
「・・・。百合さんは怒ってないのかい?」
「いいえ。私にあの時銃をくれてたら確実に仕留めてたわ。」
「・・・。」
笑顔で言う百合の目はマジだった。
それから3時間後犯人は目を覚ました。
「はぁ。気分は?」
『・・・・。』
「気分は?って聞いてるんですが?」
『・・・・。』
「今回は仕方なく医者だから助けてやったけど、次はないからな?」
『・・・・。』
「お前も、依頼者の弟も雑魚の舎弟も許す気はないからな。次会うときは裁判所だ。」
『・・・・。』
「白山さん、どうもありがとうございました。刑務所にある病院で今後は看ます。もう車で移動しても?」
「ええ。もちろん刑務所の病院へ。手術はもう必要ないでしょう。あとはそちらの医師へメールしときます。」
「すみません。あとまた後日状況を窺いに行かせていただきます。」
「わかりました。さ、百合さんもう25時になるけど、廉くんたち待ってるだろうから。」
「そうね。まだ起きれてるからしら?」
「廉くんと百々ちゃんは寝てるかもしれないね。翔は警察が取りあえず今日は帰ったから文くんお家にあげてるみたい。」
「あら、じゃあ文くんいるのかしら?」
「んー。どうかな。彼の家はクリスマス毎年おしゃれにクリスマスを家族で祝ってるみたいだからプレゼント渡したら帰ってるかもしれないね。」
「そう。いてくれたらケーキ六等分で切りやすかったんだけど・・・。」
「そこなんだ」
そう言って直人が優しい顔で笑った。
「5当分って一番難しいわ。」
「確かにそうかもしれないね。」
家に帰ると翔が1階でボスを側に置いてワインを飲んでいた。
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