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第六章 ぼくは君を許さない。
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翔さんの腕の中にすっぽり入るがその間もドアを叩く音が続く。
「はぁ・・・。全く人の家のドアを何と思ってるのかしら。」
寝起きで怒り始めた母親。
「廉ちゃん?大丈夫よ。深呼吸しときなさい。」
言われた通りに深く息を吸って、吐くを繰り返す。
翔さんはゆらゆら揺れて小さい子を親が寝かすときのような動きをしてくる。
「廉ちゃん、ヘッドホンしたら?」
「そうね、オルゴールの音楽と川の音どっちがいい?」
「川・・・」
「えー、今冬だよ?まあいいか・・・。」
百々が聞くわけではないのに文句を言われる。
母親はスマホを操作して川の音を流してくれた。
「よかったね~!翔さん。廉ちゃんが徐々に心ひらいてくれてて。」
「うん。一時はもう二度と俺とは口を利いてくれないと思ってた。こうやって近づいてくることもないって思ってたけど今は本当にうれしいよ。」
「ママも安心だわ。少しずつ元の廉ちゃんに近づいていると思うから。今回の件、数日は正直覚悟してるんだけどね。今もまだパニックにはなってないし前よりほんの少しだけ廉ちゃん自身が恐怖をうまく放散できてきてる気がする。」
「そういえば廉ちゃん、ちゃんと『怖い』って言うようになってたよね。」
「確かに。ちゃんと自分の感情言えるようになってる。」
ドンドンドンという音は続いてたが聞こえていない廉と、もはや日常の生活音かのようなスルー力を身に着けた3人は全く相手にしなかった。
やがてドアを叩く音は消えたようだ。
俺は川の音で癒され過ぎたのか寝ちゃって20分後に起こされた。
「廉ちゃん、今日寝れないでしょ?寝すぎだもん。赤ちゃんくらい寝てる!」
「寝れる。」
「寝れないよ、今日観ようね。映画!」
「百々、勉強。」
「勉強もするよ。」
「78点、数学。76点、英語。ろくじゅう
「ああああ!!!!もうなんで廉ちゃんが期末テストの点数覚えてるのよ!!」
「百々ちゃん?69点、社会頑張りなさい?」
「ママまで!!」
「百々ちゃん頑張れ。」
「翔さんも敵になるの!?」
「国立大学その点数で行けるの・・・・?」
「廉ちゃんかわいくない。」
「廉ちゃんは男の子なんだからかわいくある必要はないわ。」
「ママ~!?」
いつの間にか母親と百々のプチバトルが勃発。
俺と翔さんは蚊帳の外というか息をひそめた。
女の戦いに男は口出ししない方がいい。
「廉くん、百々ちゃんに冬期講習してあげたら?」
「・・・・百々から給料もらわなきゃ・・・。」
「そこは無料でやってあげなよ。」
「・・・無料はちょっと。」
「はぁ・・・。全く人の家のドアを何と思ってるのかしら。」
寝起きで怒り始めた母親。
「廉ちゃん?大丈夫よ。深呼吸しときなさい。」
言われた通りに深く息を吸って、吐くを繰り返す。
翔さんはゆらゆら揺れて小さい子を親が寝かすときのような動きをしてくる。
「廉ちゃん、ヘッドホンしたら?」
「そうね、オルゴールの音楽と川の音どっちがいい?」
「川・・・」
「えー、今冬だよ?まあいいか・・・。」
百々が聞くわけではないのに文句を言われる。
母親はスマホを操作して川の音を流してくれた。
「よかったね~!翔さん。廉ちゃんが徐々に心ひらいてくれてて。」
「うん。一時はもう二度と俺とは口を利いてくれないと思ってた。こうやって近づいてくることもないって思ってたけど今は本当にうれしいよ。」
「ママも安心だわ。少しずつ元の廉ちゃんに近づいていると思うから。今回の件、数日は正直覚悟してるんだけどね。今もまだパニックにはなってないし前よりほんの少しだけ廉ちゃん自身が恐怖をうまく放散できてきてる気がする。」
「そういえば廉ちゃん、ちゃんと『怖い』って言うようになってたよね。」
「確かに。ちゃんと自分の感情言えるようになってる。」
ドンドンドンという音は続いてたが聞こえていない廉と、もはや日常の生活音かのようなスルー力を身に着けた3人は全く相手にしなかった。
やがてドアを叩く音は消えたようだ。
俺は川の音で癒され過ぎたのか寝ちゃって20分後に起こされた。
「廉ちゃん、今日寝れないでしょ?寝すぎだもん。赤ちゃんくらい寝てる!」
「寝れる。」
「寝れないよ、今日観ようね。映画!」
「百々、勉強。」
「勉強もするよ。」
「78点、数学。76点、英語。ろくじゅう
「ああああ!!!!もうなんで廉ちゃんが期末テストの点数覚えてるのよ!!」
「百々ちゃん?69点、社会頑張りなさい?」
「ママまで!!」
「百々ちゃん頑張れ。」
「翔さんも敵になるの!?」
「国立大学その点数で行けるの・・・・?」
「廉ちゃんかわいくない。」
「廉ちゃんは男の子なんだからかわいくある必要はないわ。」
「ママ~!?」
いつの間にか母親と百々のプチバトルが勃発。
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女の戦いに男は口出ししない方がいい。
「廉くん、百々ちゃんに冬期講習してあげたら?」
「・・・・百々から給料もらわなきゃ・・・。」
「そこは無料でやってあげなよ。」
「・・・無料はちょっと。」
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