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第五章 ハタチ
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廉を直人が引き取って運んでくれた後、oliveのメンバーで廉の現状を聞く。
「で、廉くん今はどうなの?」
「ん?まぁごはんもまだ普通よりは少ないけど食べるようになったし、こないだ何食べてもOKって親父が許可だしてたけどね。体力はまだ完全には戻りきってないけど。精神面は波があるかな。俺のせいでフラッシュバックしやすくはなってる・・・。」
「ほぉ。きちんと自覚はあるんだな。」
「翔さん、文さん怒らせちゃダメって今回学びましたっすね!!」
風太が傷口をえぐる。
文と風太のセットは廉くんの為なら翔を刺しかねないくらいだ。
「お前も十分怖いよ。」
「私も廉くんにストレスな存在だったし。翔さんのこと言えない。」
羽間は完全に今までの態度を反省している。
「廉くん、早くoliveに来れるくら復活してくれたらなぁ」
幹也がため息をついた。
「会社来ると思いだしちゃうよね、色々。」
「だよなぁ・・・。」
「モデルの仕事も別の人に今してるんだけどあんまり伸びないんだよね」
文が他のモデルをバイトで選んでみたがやっぱりモデルによって売り上げが変わる部分が大なり小なりある。
「廉くん、美少年だけど素朴さもあるから男女ともに好感度高そうですもんね。」
明日香がいうと、風太がアホみたいに首を縦に振る。
「そういえば妹さんもモデルに向いてそうですね!」
明日香がチラッと見えた百々もモデルに向いているというが、「百々ちゃんは夢があるから邪魔したくないんだよ。
今看護師さん目指して大学受験にスイッチ入ってるから。でも、百々ちゃんと廉くん二人がモデルしたらかなり人気出るだろうね。」
「よくスカウト街で受けなかったよね。」
「百々ちゃんはどうか知らないけど、廉くんはバイトとお勉強ばかりしてたみたいだから街にはそんなプラプラ出歩いてなかったんじゃない?廉くんはお友達いるって聞いたことないし・・・。」
「お友達ゼロ!?あの顔で!?」
「まぁ一人二人はいるだろうけど、見たことも聞いたこともないね。」
しっかり考えてみるがやっぱり友達の話を聞いたことがない。
「廉くん不思議くんですね。」
たつるが苦笑しながらいう。
「オンラインの発送準備、結構家でやってくれてるみたいで助かるんだけど、やっぱり廉くんいないと仕事はかどらないっすよね。」
「風太と翔じゃ遊び飽きちゃったしね~」
文がケーキを食べながらそういうと「俺もお前ら飽きてるわ!」と翔が言い返す。
「みんな廉くん不足ですね」
幹也も眉を下げて残念そうだ。
「あ、でもいつになるかはわからないけど近いうちに親父が付き添って店に来てくれるみたいだけどね。」
「「「「「「え!!!!」」」」」
「練習がてらね。ずっと病院と自宅の往復じゃ進まないからね。治療の一環で。」
「楽しみ!!」
「お菓子いっぱい用意しとかなくちゃね!!」
「ココアに生クリーム乗せてあげたいっすね!生クリーム今度買ってくるっす!!」
喜んでいるのはわかるが、なぜか小さい子が来るかのような発言が耳についた気がした。
「で、廉くん今はどうなの?」
「ん?まぁごはんもまだ普通よりは少ないけど食べるようになったし、こないだ何食べてもOKって親父が許可だしてたけどね。体力はまだ完全には戻りきってないけど。精神面は波があるかな。俺のせいでフラッシュバックしやすくはなってる・・・。」
「ほぉ。きちんと自覚はあるんだな。」
「翔さん、文さん怒らせちゃダメって今回学びましたっすね!!」
風太が傷口をえぐる。
文と風太のセットは廉くんの為なら翔を刺しかねないくらいだ。
「お前も十分怖いよ。」
「私も廉くんにストレスな存在だったし。翔さんのこと言えない。」
羽間は完全に今までの態度を反省している。
「廉くん、早くoliveに来れるくら復活してくれたらなぁ」
幹也がため息をついた。
「会社来ると思いだしちゃうよね、色々。」
「だよなぁ・・・。」
「モデルの仕事も別の人に今してるんだけどあんまり伸びないんだよね」
文が他のモデルをバイトで選んでみたがやっぱりモデルによって売り上げが変わる部分が大なり小なりある。
「廉くん、美少年だけど素朴さもあるから男女ともに好感度高そうですもんね。」
明日香がいうと、風太がアホみたいに首を縦に振る。
「そういえば妹さんもモデルに向いてそうですね!」
明日香がチラッと見えた百々もモデルに向いているというが、「百々ちゃんは夢があるから邪魔したくないんだよ。
今看護師さん目指して大学受験にスイッチ入ってるから。でも、百々ちゃんと廉くん二人がモデルしたらかなり人気出るだろうね。」
「よくスカウト街で受けなかったよね。」
「百々ちゃんはどうか知らないけど、廉くんはバイトとお勉強ばかりしてたみたいだから街にはそんなプラプラ出歩いてなかったんじゃない?廉くんはお友達いるって聞いたことないし・・・。」
「お友達ゼロ!?あの顔で!?」
「まぁ一人二人はいるだろうけど、見たことも聞いたこともないね。」
しっかり考えてみるがやっぱり友達の話を聞いたことがない。
「廉くん不思議くんですね。」
たつるが苦笑しながらいう。
「オンラインの発送準備、結構家でやってくれてるみたいで助かるんだけど、やっぱり廉くんいないと仕事はかどらないっすよね。」
「風太と翔じゃ遊び飽きちゃったしね~」
文がケーキを食べながらそういうと「俺もお前ら飽きてるわ!」と翔が言い返す。
「みんな廉くん不足ですね」
幹也も眉を下げて残念そうだ。
「あ、でもいつになるかはわからないけど近いうちに親父が付き添って店に来てくれるみたいだけどね。」
「「「「「「え!!!!」」」」」
「練習がてらね。ずっと病院と自宅の往復じゃ進まないからね。治療の一環で。」
「楽しみ!!」
「お菓子いっぱい用意しとかなくちゃね!!」
「ココアに生クリーム乗せてあげたいっすね!生クリーム今度買ってくるっす!!」
喜んでいるのはわかるが、なぜか小さい子が来るかのような発言が耳についた気がした。
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