嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第四章 また一緒に。

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「廉くんおはよう。」
今日も直人さんと病院へ。
ここに通い始めて早4日。
口数はいまだに少ないままなんだけど、なぜかコミュニケーション取れてる。
「マッサージしてストレッチするよ」
そう言われたらまずはうつぶせになる。
俺はおじいちゃん先生にもまだ緊張するようでマッサージで筋肉をほぐしてもらうことから始めることになっている。
俺はゴロンとうつぶせに寝てるだけでいいから楽なんだけどね。
たまにこちょこちょくするぐられて匍匐前進してしまう。
「はい、次はストレッチ先生のまねしてくださーい」
そのあとは腹筋を5回を5セット。
背筋を鍛えるために状態そらし、ウォーキングマシーンを3分歩くを5セット。
筋トレは2回以上はきつい・・・。
ウォーキングは3分歩ききれたことは実はまだなくて・・・。
途中でバランスを崩しかけたりしてしまっておじいちゃん先生が背中を支えてくれて何とか3分歩いている。
でも、毎日のリハビリトレーニングのおかげか、家の階段誰かに支えてもらってなら昇っていいことになった。
とはいえ、寝起きなどが危ないので寝室は両親の部屋のまま。
「さて、廉くんスポーツドリンク飲みながらでいいからおじいちゃん先生に話したいことあればどうぞ。」
恒例となったお話しタイム。
「・・・先生は・・・生きてて・・・人に迷惑・・・かけるって思う事・・・」
「ん?人に迷惑かけるのなんて当り前さ」
そう言って笑顔で答えたおじいちゃん先生。
「いいかい?みんな気づかないうちに誰かに迷惑をかけてるんだよ。でも、きっと僕だって誰かの行動や発言に迷惑だなって思ってるときが気づかないうちにきっとある。だからね、お互い様なんだよ。人と人は支え合って生きていくんだ。だから誰かに迷惑かけるとか思わなくていいんだよ。お互い様。それは幸せなこともそうだよ?すべてお互い様。廉くんは優しいから気にしすぎちゃったかな?」
「・・・ほんと・・・?翔・・さんは・・・ぼくがいて・・・めいわくじゃない・・・・?」
「うん、きっと迷惑じゃないよ」
フワッと後ろから包み込まれた。
「迷惑じゃない。ごめんな。俺が何回も傷つけた。本当にごめん。俺は廉くんが大切。でも、俺にも未熟な部分があってそれがこないだ廉くんに暴力と暴言で出てしまった。ごめん。」
「・・・・。」
「ほら、廉くんごめんねって言われたらどうする?」
「・・・・ごめんなさい・・・」
「あはは。廉くんはいいよって言ってあげたらいいんだよ?」
「・・・いいよ・・・」
「ありがとう廉くん・・・」
そう言ってもう一度強く抱きしめた。
「翔、廉くんのトラウマは解決してないからな?あといくら社長でも仕事中に来るな。」
「わかってる・・・ごめん。文には中抜けするって言ってきた。」
「全く。廉くん、ご飯食べよう。」



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