嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第二章 翔の仕事

守るべきもの

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入口に台車と補充用のものを入れるオリコンが置いていあるのでそれを持ってメモを見ながら補充品を探して入れていく。
オンライン注文の商品も合わせて持っていくのでかなりの量になりそうだ。
「早く終わらせてオンライン注文の作業しなくちゃな」
夕方暗くなるのが早くなり、基本昼間作業するのでここの倉庫には電気はあるが俺はスイッチの場所教えてもらってないからまずスイッチを暗闇で探す羽目になるのだ。
「ん・・・・。これで終わりかな。」
台車を押して外に出る。鍵を閉めて店に戻ると幹也さんだけになっていた。
「あ、ありがと!!量多かったよね!ごめん」
「いえ。あ、これお願いします。」
「うん。後は大丈夫そうだから帰っても大丈夫だけど・・・」
「あ、オンラインの梱包やってて。19時に帰る予定です。」
「頑張るね!!おつかれ」
「はい」

デザインルームで作業をして、気づけばあっという間に19時に。
何事もなく終わり家を目指そうとした。
店を出たところで羽間さんに声をかけられた。
「あのさ、ちょっと渡すものあるから来てくれない?」
幹也さんは他の人の接客をしている。
断るわけにもいかず、「はい・・」と返事をする。
「取ってくるから、倉庫の前で待ってて」
素直に倉庫の前にいると羽間さんと・・・知らない人が来た。
「これ。」
そう言って、箱を渡してきた。
「ありがとうございます・・・。じゃぁ・・・」
そう言ったところで、後ろの男が一歩前に出てきた。
さっきから思っていたのだが、この男の人と羽間さんは仲間なのだろうか・・・。
それにしては絶妙に羽間さんとも距離が離れていて。
羽間さんも気づいているようには見えないのだ。
「あの、羽間さん、うしろの男性は・・・」
「え?」
男の手に光る電子物。あれってよく最近海外で使われてるなんだっけ・・・・。
「振りかえらないで走って逃げてください!!!早く!」
何かを察した羽間さんは倉庫の裏の小道目指して走り出した。
「だめです!あなたは誰ですか!!」
何も言わない帽子を深めにかぶった男。
羽間さんを追っかけようとしたが、翔さんが従業員を守ることも仕事だといっていた。
なら翔さんの代わりに俺が羽間さんを守る。
「くそがき・・・」
クソガキ。それだけは聞こえた。
声的には30代後半から40代に思えるが、そんな人と羽間さんがどういった関係なのだろうか。
こちらに走ってくる男。
あ、思いだしたあれスタンガンじゃん・・・。
間隔を測るが男も中々機敏にくる。
ご想像できる通り俺は葡萄は好きだが、武道は苦手。
首に思い切り当てられて意識はなくなった。
武道やっとけば勝てたかな・・・。



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