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第二章 翔の仕事
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「廉ちゃん、ご飯!!!起きろ!!!」
「うっさい・・・もも・・・」
「なんだと!?」
「まぁまぁ百々ちゃん」
「廉ちゃん、今日お刺身もあるし牛タンも直人さんが焼いてくれた出来立てがあるよ~」
「まじで!!!」
「起きたね。」
「すごい、食べ物でつられて起きる人久々に見た」
「廉ちゃん下に行くよ」
「うん!!あ・・・」
ペタンと床に座り込んで気づいた。
過呼吸起こした・・・原因・・・不審者・・・怒鳴り声、警察の声、翔さんの腕怪我・・・。
今日起こったことがすべて思いだされてしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「やっば・・・。」
「よし、ほら抱っこするよ。なーんにも怖い事ないよ。大丈夫。下に行っておいしいごはん食べようね。」
またも過呼吸になるが翔さんは気にすることなく173cmもある俺を抱っこして1階へ降りる。
体重こないだ計ったら48キロで焦ったけど、この状況になるなら軽くてよかったぁ~。
恐怖と余計なことを考えながらもまた肩に顔を埋める。
「あら、廉ちゃん起きた?」
「思いだしちゃったかな?」
「百々ちゃん、ご飯準備して机に並べてくれる?」
「え、今日はここで食べるの?」
「さすがに何きっかけで過呼吸始まるかわかんないからなるべく親父の近くか百合さんの近くの方が安心でしょ??」
「そっか!さすが翔さん!!」
「今なったばかりだから」
「そっか。廉くん落ち着いたら食べようね~」
翔さんがしばらくトントン背中を叩いたり、さすってくれたおかげで何とか落ち着けそうな気配。
「夜も今夜は戦いになりそうだな」
「安定剤飲ませて寝たほうがいいかもしれないわね」
「血圧も心配だし」
「確かに。」
「百々ちゃん今日は三人で寝ようか。」
「翔さんも?」
「うん!みんなで寝よう」
「うーん、わかった!!」
会話を聞いているうちに無事に過呼吸は収まったが、力は脱力モード。
「百々ちゃん、廉ちゃんのご飯少し小さめにすべてカットしてくれる?つかえて誤嚥になるの怖いから。」
「わかった!!」
「廉くん、手首かしてね~・・・・まだ心拍早いね」
「まだすぐのすぐだもんな」
そう言って頭を撫でてくる翔さんの手を払う元気もなかった。
けど・・・・
「牛タンみてこの子笑ってる・・・」
母親があきれている。
「元気になってきて何より」
逆に笑ってる直人さん。
まだ正直しゃべる元気は残ってなくて。表情だけで精一杯。
「廉ちゃん食べれるの?」
「まだやめておこうか。」
フルフル首を振って嫌だ!と意思表示。
「ダメ。嚥下がしっかりできない可能性もあるし。力がちゃんと入るようになったらいいわよ」
ひどくない!?目の前においしい牛タンあるのにまだお預けだなんて。
「俺も我慢するから、少し待とう?」
翔さんは変わらず抱っこしたままトントンを続けてくれている。
「廉ちゃん、スポーツ飲料だけ取ろうか。」
母親がストローをさしたコップを持ってくる。
なんだか赤ちゃんになった気分だなと思いながら、黙ってこぼしながらもスポーツ飲料を飲む。
「普通この年の男の子同士が抱っこなんてしてたらキモいけど、廉ちゃんと翔さんは妙になじむ。」
「まぁ二人の間に恋愛感情は皆無だからじゃない?」
「そうかもしれないね」
あとは翔さんの方が大きいからどうせ痩せてる俺が子供に見えるんでしょ。
ちょっと勝手に拗ねてると
「子どもみたいとか思ってないから」
小さい声で翔さんに言われて思わず見上げる。
「頑張ってる、頑張ってる。恥ずかしくないから」
また肩に顔を埋める。
「うっさい・・・もも・・・」
「なんだと!?」
「まぁまぁ百々ちゃん」
「廉ちゃん、今日お刺身もあるし牛タンも直人さんが焼いてくれた出来立てがあるよ~」
「まじで!!!」
「起きたね。」
「すごい、食べ物でつられて起きる人久々に見た」
「廉ちゃん下に行くよ」
「うん!!あ・・・」
ペタンと床に座り込んで気づいた。
過呼吸起こした・・・原因・・・不審者・・・怒鳴り声、警察の声、翔さんの腕怪我・・・。
今日起こったことがすべて思いだされてしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「やっば・・・。」
「よし、ほら抱っこするよ。なーんにも怖い事ないよ。大丈夫。下に行っておいしいごはん食べようね。」
またも過呼吸になるが翔さんは気にすることなく173cmもある俺を抱っこして1階へ降りる。
体重こないだ計ったら48キロで焦ったけど、この状況になるなら軽くてよかったぁ~。
恐怖と余計なことを考えながらもまた肩に顔を埋める。
「あら、廉ちゃん起きた?」
「思いだしちゃったかな?」
「百々ちゃん、ご飯準備して机に並べてくれる?」
「え、今日はここで食べるの?」
「さすがに何きっかけで過呼吸始まるかわかんないからなるべく親父の近くか百合さんの近くの方が安心でしょ??」
「そっか!さすが翔さん!!」
「今なったばかりだから」
「そっか。廉くん落ち着いたら食べようね~」
翔さんがしばらくトントン背中を叩いたり、さすってくれたおかげで何とか落ち着けそうな気配。
「夜も今夜は戦いになりそうだな」
「安定剤飲ませて寝たほうがいいかもしれないわね」
「血圧も心配だし」
「確かに。」
「百々ちゃん今日は三人で寝ようか。」
「翔さんも?」
「うん!みんなで寝よう」
「うーん、わかった!!」
会話を聞いているうちに無事に過呼吸は収まったが、力は脱力モード。
「百々ちゃん、廉ちゃんのご飯少し小さめにすべてカットしてくれる?つかえて誤嚥になるの怖いから。」
「わかった!!」
「廉くん、手首かしてね~・・・・まだ心拍早いね」
「まだすぐのすぐだもんな」
そう言って頭を撫でてくる翔さんの手を払う元気もなかった。
けど・・・・
「牛タンみてこの子笑ってる・・・」
母親があきれている。
「元気になってきて何より」
逆に笑ってる直人さん。
まだ正直しゃべる元気は残ってなくて。表情だけで精一杯。
「廉ちゃん食べれるの?」
「まだやめておこうか。」
フルフル首を振って嫌だ!と意思表示。
「ダメ。嚥下がしっかりできない可能性もあるし。力がちゃんと入るようになったらいいわよ」
ひどくない!?目の前においしい牛タンあるのにまだお預けだなんて。
「俺も我慢するから、少し待とう?」
翔さんは変わらず抱っこしたままトントンを続けてくれている。
「廉ちゃん、スポーツ飲料だけ取ろうか。」
母親がストローをさしたコップを持ってくる。
なんだか赤ちゃんになった気分だなと思いながら、黙ってこぼしながらもスポーツ飲料を飲む。
「普通この年の男の子同士が抱っこなんてしてたらキモいけど、廉ちゃんと翔さんは妙になじむ。」
「まぁ二人の間に恋愛感情は皆無だからじゃない?」
「そうかもしれないね」
あとは翔さんの方が大きいからどうせ痩せてる俺が子供に見えるんでしょ。
ちょっと勝手に拗ねてると
「子どもみたいとか思ってないから」
小さい声で翔さんに言われて思わず見上げる。
「頑張ってる、頑張ってる。恥ずかしくないから」
また肩に顔を埋める。
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