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向かえ!大団円
再会
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状況を整理しよう。
ゼルさんが、部屋の中を見るなり逃げようとしたので、スミスさんが捕まえた。
ゼルさんはその手を振り払おうと魔法を使おうとした。
そして突然現れたグヴェン様に眠らされた。
「グヴェン様、スミスさん、これは…」
「これから話す。部屋に入れ」
「あ、はい…」
俺は部屋の中を見た。
そこには、一人のお医者さん、と…
「ロンバード、久し振りだな」
「だ、りる、さま…?」
えっ、なんで?
まさか会いたすぎて幻影みえてる?
そんな馬鹿な、俺は至って、正気…
「っ、おい、ロンバード!?」
「ロンバード様っ!」
う…うーん…混乱、するぅ…。
***
「ロンバード、おい、ロンバード!」
「…はっ!?」
「まさか倒れるとは思わなかったぞ」
気が付くと、俺はベッドに寝かされていた。
って、患者さん…!
「患者さんは!?」
「患者は居ないが間者はいたぞ」
「ふへっ!?」
俺は声のした方を恐る恐る見た。
そこにはグヴェン様と……
「だりる、さま…?」
「ああ、久し振りだな、ロンバード。
少し痩せたか?」
「な、んで、ここに…」
俺がそう尋ねると、ダリル様は言った。
「お前に会いたかったから…と、言ったら?」
「そ、れは…」
「仕事はどうした、と聞くか?」
「え、えっと…」
どうしよう。
なんて言えばいいのか分からない。
患者さんはいないし、俺はベッドで寝てるし。
お医者さんも院長もゼルさんもいないし。
なんでこんな事が起きてるのかも分からない。
でも……ダリル様が目の前に、いる。
本物の、ダリル様が……
「うれしい……あっ!」
しまった、心の声が漏れた。
嬉しいとか言っちゃいけないのに。
別れなきゃいけないって、あんなに……!
なのに、ダリル様は満面の笑みで応えた。
「嬉しいか、そうか」
「え、あ、違くて、そう!仕事、お仕事は」
「真面目に仕事をしているから、ここにいる」
「えっ?」
仕事?
やっぱり仕事で来たの?
じゃあ、ダリル様は、俺の事…
「そう言えば、安心するか?」
「え、え…っと、えっと……はい」
「そうか」
ダリル様が、俺の頭を撫でた。
くしゃくしゃ…って、撫でて、髪がだいぶ伸びたな、と言って、また笑った。
「これはただの仕事ではなく、人生の大仕事だ。
お前の横に相応しいのは俺だと証明しに来た」
「…え?」
「俺の横に相応しいのがお前、じゃない。
お前の横に相応しいのが俺か、だ。
まだまだ俺は…王子様気分が、抜けんな」
うん…?
何、どういう事?
「それって、同じような意味…なんじゃ?」
「はは…そうか、ロンバードにとっては同じか」
「だって、俺とダリル様を入れ替えただけで…」
「ああ、お前が俺を選んで、俺がお前を選ぶなら、同じだな」
そう言ってダリル様は俺にキスをし…
「あーーにーーきーー!!
仕事しろ、仕事っ!」
「なんだ、グヴェン、居たのか」
「居るわ!
…ったく、早いとこ俺を西に返してくれよ。
ルミールが寂しがるだろうが!」
「お前が寂しいの間違いだろ」
「俺もルミールも寂しいの!!
ったく、人使いが荒いんだよ!!」
「分かってる、さっさとカタを付けよう」
そう言ってダリル様は不敵に笑い…
俺はちょっとばかし、置いてけぼりになった。
ゼルさんが、部屋の中を見るなり逃げようとしたので、スミスさんが捕まえた。
ゼルさんはその手を振り払おうと魔法を使おうとした。
そして突然現れたグヴェン様に眠らされた。
「グヴェン様、スミスさん、これは…」
「これから話す。部屋に入れ」
「あ、はい…」
俺は部屋の中を見た。
そこには、一人のお医者さん、と…
「ロンバード、久し振りだな」
「だ、りる、さま…?」
えっ、なんで?
まさか会いたすぎて幻影みえてる?
そんな馬鹿な、俺は至って、正気…
「っ、おい、ロンバード!?」
「ロンバード様っ!」
う…うーん…混乱、するぅ…。
***
「ロンバード、おい、ロンバード!」
「…はっ!?」
「まさか倒れるとは思わなかったぞ」
気が付くと、俺はベッドに寝かされていた。
って、患者さん…!
「患者さんは!?」
「患者は居ないが間者はいたぞ」
「ふへっ!?」
俺は声のした方を恐る恐る見た。
そこにはグヴェン様と……
「だりる、さま…?」
「ああ、久し振りだな、ロンバード。
少し痩せたか?」
「な、んで、ここに…」
俺がそう尋ねると、ダリル様は言った。
「お前に会いたかったから…と、言ったら?」
「そ、れは…」
「仕事はどうした、と聞くか?」
「え、えっと…」
どうしよう。
なんて言えばいいのか分からない。
患者さんはいないし、俺はベッドで寝てるし。
お医者さんも院長もゼルさんもいないし。
なんでこんな事が起きてるのかも分からない。
でも……ダリル様が目の前に、いる。
本物の、ダリル様が……
「うれしい……あっ!」
しまった、心の声が漏れた。
嬉しいとか言っちゃいけないのに。
別れなきゃいけないって、あんなに……!
なのに、ダリル様は満面の笑みで応えた。
「嬉しいか、そうか」
「え、あ、違くて、そう!仕事、お仕事は」
「真面目に仕事をしているから、ここにいる」
「えっ?」
仕事?
やっぱり仕事で来たの?
じゃあ、ダリル様は、俺の事…
「そう言えば、安心するか?」
「え、え…っと、えっと……はい」
「そうか」
ダリル様が、俺の頭を撫でた。
くしゃくしゃ…って、撫でて、髪がだいぶ伸びたな、と言って、また笑った。
「これはただの仕事ではなく、人生の大仕事だ。
お前の横に相応しいのは俺だと証明しに来た」
「…え?」
「俺の横に相応しいのがお前、じゃない。
お前の横に相応しいのが俺か、だ。
まだまだ俺は…王子様気分が、抜けんな」
うん…?
何、どういう事?
「それって、同じような意味…なんじゃ?」
「はは…そうか、ロンバードにとっては同じか」
「だって、俺とダリル様を入れ替えただけで…」
「ああ、お前が俺を選んで、俺がお前を選ぶなら、同じだな」
そう言ってダリル様は俺にキスをし…
「あーーにーーきーー!!
仕事しろ、仕事っ!」
「なんだ、グヴェン、居たのか」
「居るわ!
…ったく、早いとこ俺を西に返してくれよ。
ルミールが寂しがるだろうが!」
「お前が寂しいの間違いだろ」
「俺もルミールも寂しいの!!
ったく、人使いが荒いんだよ!!」
「分かってる、さっさとカタを付けよう」
そう言ってダリル様は不敵に笑い…
俺はちょっとばかし、置いてけぼりになった。
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