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第二章 スライムヴェノム編

第24話 ゴブリン小隊との戦い

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 変わらずゴブリンを狩り続ける日常を過ごしてるの。並列思考セレブロとの営みで誘き寄せるゴブリン達は興奮状態なので、魔法で簡単に首を刎ねる事が出来てるの。
 
 今日からは、通常の状態のゴブリン達を狩る事を頑張る事にしたので、拠点から離れた場所へと向かってるの。だからと言って、並列思考セレブロとの営みを止める訳じゃないよ?最近、ゴブリンを探さずに誘き寄せては狩る事ばかりしてたの…お互いが求め過ぎてね(汗)

 経験値は入ってレベルは上がるけど、戦闘技術も上げないとスライムになっちゃう…転生する時に、頑張って最強を目指す目標が疎かになってたの。なので、初心に帰って快楽に溺れずしっかりと自己鍛錬に励んで、1日頑張ったご褒美を並列思考セレブロから貰う事にしたの♪
 森を移動してると並列思考セレブロからゴブリン発見の報告を受ける。

『ハルカ、熱感知サーモサーチに反応。ゴブリンで数は6体かな?』
音感知サウンドサーチには反応が無いから休憩してるのかな?』

 一応、注意してゴブリン達が居る場所を目指して進んで行く。私は臭感知スメルサーチに切り替えてるので、ゴブリン達の動きがない事は確認済み。そして、視界に捉えると1体のゴブリンは周囲を警戒して、残りは寝てる様なので移動中の休憩みたいね。

『ハルカ、ここは敢えて気付かせよう。ゴブリン騎士級ナイトが居ないなら良い練習になるからね。』
『うん、しっかりと私の評価してね。今日のご褒美の為に頑張るんだから♪』
『あぁ、期待してるよ♪』
『あぁん!』

 並列思考セレブロが最後の言葉と同時に魔力を動かしたので、思わず声が漏れてしまった…その声にゴブリン達が気付いたので、戦闘が始まる事になっちゃった…(汗)

 ゴブリンは戦士級ファイターで戦士系5体と魔術系1体の小隊みたいで、直ぐに隊列を組んで戦闘態勢を整えたの。
 私は小隊の前に姿を表すと、先頭のゴブリンが安堵した表情なり小隊に声を掛けた。

「大丈夫だ。雑魚スライムが森に迷い込んだんだ。驚かせやがって…殺してやる!」

 スライムの姿を見て、急に余裕が出たのか強者の風格っぽい感じで私に向かってくる。

「見た目で判断すると死ぬよ?〚風の刃ウインドカッター〛!」

『ザシュッ!』先頭のゴブリンの首を刎ねた。一瞬で仲間を殺られた事に驚きながらも、雑魚スライムでは無いと理解したみたいで、私を囲んで一気に襲ってくる。
 私は槍蜂ランスビーに変化して空中へ回避する。そして〚岩弾ロックバレット〛を放って1体のゴブリンの頭を砕いた。
 後方に控えていた魔術系ゴブリンが〚石弾ストーンバレット〛を放ち、私に掠った…

「痛っ…お返しよ!〚風の剣エアブレード〛!」

 『ドスッ!』魔術系ゴブリンの胸を貫いた。

「ガブッ…そんな…」

 これで残りは3体だね。油断せずに確実に仕留めて行こう♪
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