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第二章 アリスは不思議の国にて待つ
第十一話 森の中の舞踏会(1)
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◆◆◆
森の中の舞踏会
◆◆◆
アルフレッドは先に仕掛けた。
最も近くにいる神官に向かって突進。
その突進速度はこれまでで最速のものであった。
出来るだけ早く相手の数を減らすことが重要だというアルフレッドの思いがアリスにも伝わってきた。
だからアルフレッドは、
(援護してくれ!)
と、突進しながら心の中で叫んだ。
その叫びが響き終わった直後、正面の敵はアルフレッドの突進に反応し、槍に光魔法を纏わせながら構えた。
アルフレッドのまっすぐな突進に対し、まっすぐな突きを繰り出す。
瞬間、アリスはアルフレッドの要望に応えた。
迎撃の突きの軌道を瞬時に計算し、アルフレッドに伝える。
アルフレッドはアリスから受け取ったその情報に基づいて動きを変えた。
そしてアリスの計算は正確であった。
アルフレッドが放った左の一閃が神官の突きを切り払う。
光魔法特有の衝突音と共に、火花が鮮やかに散る。
アルフレッドはその花火を浴びにいくかのように、さらに踏み込んだ。
切り払われる可能性を考慮していた神官もまた同じように地を蹴って後方に跳んでいた。
だがアルフレッドのほうが速い。
だから神官は即座に、槍を握っていないもう片方の手を輝かせながら前に突き出した。
その手から同じ色に輝く光の盾が生まれ始める。
しかしアルフレッドにはその防御は読めていた。
だから、
(無駄だ!)
その防御は間違いだと叫びながら、アルフレッドは右の刃を突き出した。
刃の先端が盾に衝突し、白い光の粒子が散る。
瞬間、
「っ!」
白い粒子は赤色に塗りつぶされた。
串刺しにされた左手から生じる痛みに、神官の顔が苦悶に歪む。
しかしそれは数瞬。
神官の表情は瞬く間に別のものに塗り替えられた。
それは狂気の混じった憤怒。
神官の頭の中にある何かが、神官の心を都合よく歪めていた。
痛みや死に怖気づいて戦意を衰えさせることは論外だと、その何かは囁いていた。
神官はその囁きに操られるまま、
「あアァッ!」
アルフレッドに捨て身の攻勢を仕掛けた。
串刺しのまま左手を握り締め、アルフレッドの刃を封じながら光る槍を繰り出す。
だが、この捨て身の反撃もアルフレッドは読んでいた。
ひらりと、体を半身ずらして回避しながら、左の刃で串刺しになっている神官の手首を切り落とす。
そしてアルフレッドは回避した勢いを利用して、体を回転させた。
生じた遠心力を、自由になったばかりの右刃に乗せる。
そしてアルフレッドは右刃に突き刺さったままの相手の左手を鈍器とみなし、
「破っ!」
回転切りの要領で神官の頭に叩きつけた。
骨が砕ける感触がアルフレッドの手に伝わり、神官の首が直角にへし折れる。
そして神官は首を奇妙に曲げたまま、その場に崩れ落ちた。
神官が倒れる音を置き去りにするように、アルフレッドは次の目標へ。
その表情は険しいまま。
この戦いは相手の数が減るまで厳しさを増し続けるからだ。
こいつの攻撃は防御魔法で受けるなという情報が既に全体に共有されている。
戦いが長引くほどにこちらの性能や欠点が見抜かれ、相手の立ち回りが改善されていく。
だからアルフレッドは、
「う雄雄雄ッ!」
次の相手にも速攻を狙った。
だが、アルフレッドの狙いも相手には筒抜けであった。
だから神官は迫るアルフレッドから距離を取るように地を蹴った。
アルフレッドのほうが速い。追えば追いつく。
だが、追いつく頃には包囲されている。
これは誘い。他の敵はアルフレッドの左右や背後に回りこもうとしている。
ゆえにアルフレッドは輝く二刀を勢い良く振るった。
放たれた二枚の三日月が十字の形をつくる。
この飛び道具に神官は回避行動を取らず、槍を水平に構えた。
右手に持った槍を発光させた左手でなでる。
すると、輝きが乗り移るかのように、槍が輝き始めた。
いや、その表現は正確では無かった。
張り付いているだけといったほうが正しい。
粒子を引き寄せる力が弱いため、浸透せずにまとわりついているだけ。
だから神官は、引き寄せる粒子を握り手から流し込んだ。
流し込まれた粒子がまとわりついているだけの光魔法の粒子を槍の内部に強く引き込む。
そして二つは内部で結合を開始。
しかし全ては結びつかない。流し込まれた粒子の数が足りない。
あぶれた粒子は互いに反発し合う。
そのぶつかり合いが活発になった瞬間、 神官はすべてを押し出すように魔力を勢い良く流し込みながら、
「鋭ぃっや!」
右腕の中で星を爆発させ、槍を突き出した。
すべての勢いを受けて先端から魔力が放出される。
それは一筋の閃光が伸びるように見えた。
が、収束する力が弱いため、閃光は瞬時に分散。
散弾のように散った後、子蛇の群れに。
アルフレッドが放った嵐とぶつかりある。
蛇同士が互いに食い合い、霧散する。
アルフレッドの蛇のほうが数が多い。ゆえにこのぶつかり合いはアルフレッドが勝つ。
だが、それは一対一である場合の話。
直後、別の方向から同じ蛇の散弾が飛来。
別の神官による援護。
生き残っていた蛇が次々と撃ち落とされる。
そして援護はこれだけでは無かった。
アルフレッドを直接狙った攻撃もあった。
蛇の散弾だけで無く、ナタで放ったと思われる三日月もある。
ゆえにアルフレッドは十文字を放った直後に回避行動を取っていた。
飛び道具を避けながら三日月で反撃。
同時に、違う目標に向かって踏み込む。
だが、神官達はその接近に対して再び距離を取るように後退。
さらに、アルフレッドの突進を阻むように精霊達が壁を形成。
それを見たアルフレッドは思った。
(飛び道具の撃ち合いに徹して俺を疲弊させるつもりか)
だからアルフレッドは、
「悪いが、そんな遊びに付き合う気は無い!」
俺をなめるなと叫び、二刀を強く発光させた。
意識を自分の体内に向けながら、鋭く息を吸い込む。
アルフレッドの体内はまるで星空のようであった。
体内で活動している光魔法の輝き。
その満点の星空の中に、輝きの密度が高い箇所があった。
それは魔力を生み出している内臓。
アルフレッドはそこに注目した。
すると、変化が起きた。
(!?)
その変化に同居人のアリスは驚いた。
突如、内臓が活発化したのだ。
大量失血などによる心拍数の急激な増加などで活発化することはある。
だがこれはそういうものでは無い。意識するだけで内臓の活動量を操作できる人間なんて、聞いたことが無い。
そういう体質なの? アリスはそんな疑問を心の中に響かせたが、
「せぇりゃあ!」
アルフレッドは答えず、二刀を振るった。
二本の刃から二つの三日月が放たれる。
アルフレッドの攻撃はそれだけでは無かった。
「りゃりゃりゃりゃあぁっ!」
腕を止めずに二刀を交互に振り回し、三日月を連射。
腕がかすんで見えるほどの速度。
繰り出されたのは隙間の無い三日月の弾幕。
その刃の雨は精霊と迎撃の散弾を一方的に切り刻み、
「――っ!」
神官の一人を飲み込んだ。
閃光の中に浮かんだ人の影がその形をあっという間に失い、赤い雨と共に散らばる。
森の中の舞踏会
◆◆◆
アルフレッドは先に仕掛けた。
最も近くにいる神官に向かって突進。
その突進速度はこれまでで最速のものであった。
出来るだけ早く相手の数を減らすことが重要だというアルフレッドの思いがアリスにも伝わってきた。
だからアルフレッドは、
(援護してくれ!)
と、突進しながら心の中で叫んだ。
その叫びが響き終わった直後、正面の敵はアルフレッドの突進に反応し、槍に光魔法を纏わせながら構えた。
アルフレッドのまっすぐな突進に対し、まっすぐな突きを繰り出す。
瞬間、アリスはアルフレッドの要望に応えた。
迎撃の突きの軌道を瞬時に計算し、アルフレッドに伝える。
アルフレッドはアリスから受け取ったその情報に基づいて動きを変えた。
そしてアリスの計算は正確であった。
アルフレッドが放った左の一閃が神官の突きを切り払う。
光魔法特有の衝突音と共に、火花が鮮やかに散る。
アルフレッドはその花火を浴びにいくかのように、さらに踏み込んだ。
切り払われる可能性を考慮していた神官もまた同じように地を蹴って後方に跳んでいた。
だがアルフレッドのほうが速い。
だから神官は即座に、槍を握っていないもう片方の手を輝かせながら前に突き出した。
その手から同じ色に輝く光の盾が生まれ始める。
しかしアルフレッドにはその防御は読めていた。
だから、
(無駄だ!)
その防御は間違いだと叫びながら、アルフレッドは右の刃を突き出した。
刃の先端が盾に衝突し、白い光の粒子が散る。
瞬間、
「っ!」
白い粒子は赤色に塗りつぶされた。
串刺しにされた左手から生じる痛みに、神官の顔が苦悶に歪む。
しかしそれは数瞬。
神官の表情は瞬く間に別のものに塗り替えられた。
それは狂気の混じった憤怒。
神官の頭の中にある何かが、神官の心を都合よく歪めていた。
痛みや死に怖気づいて戦意を衰えさせることは論外だと、その何かは囁いていた。
神官はその囁きに操られるまま、
「あアァッ!」
アルフレッドに捨て身の攻勢を仕掛けた。
串刺しのまま左手を握り締め、アルフレッドの刃を封じながら光る槍を繰り出す。
だが、この捨て身の反撃もアルフレッドは読んでいた。
ひらりと、体を半身ずらして回避しながら、左の刃で串刺しになっている神官の手首を切り落とす。
そしてアルフレッドは回避した勢いを利用して、体を回転させた。
生じた遠心力を、自由になったばかりの右刃に乗せる。
そしてアルフレッドは右刃に突き刺さったままの相手の左手を鈍器とみなし、
「破っ!」
回転切りの要領で神官の頭に叩きつけた。
骨が砕ける感触がアルフレッドの手に伝わり、神官の首が直角にへし折れる。
そして神官は首を奇妙に曲げたまま、その場に崩れ落ちた。
神官が倒れる音を置き去りにするように、アルフレッドは次の目標へ。
その表情は険しいまま。
この戦いは相手の数が減るまで厳しさを増し続けるからだ。
こいつの攻撃は防御魔法で受けるなという情報が既に全体に共有されている。
戦いが長引くほどにこちらの性能や欠点が見抜かれ、相手の立ち回りが改善されていく。
だからアルフレッドは、
「う雄雄雄ッ!」
次の相手にも速攻を狙った。
だが、アルフレッドの狙いも相手には筒抜けであった。
だから神官は迫るアルフレッドから距離を取るように地を蹴った。
アルフレッドのほうが速い。追えば追いつく。
だが、追いつく頃には包囲されている。
これは誘い。他の敵はアルフレッドの左右や背後に回りこもうとしている。
ゆえにアルフレッドは輝く二刀を勢い良く振るった。
放たれた二枚の三日月が十字の形をつくる。
この飛び道具に神官は回避行動を取らず、槍を水平に構えた。
右手に持った槍を発光させた左手でなでる。
すると、輝きが乗り移るかのように、槍が輝き始めた。
いや、その表現は正確では無かった。
張り付いているだけといったほうが正しい。
粒子を引き寄せる力が弱いため、浸透せずにまとわりついているだけ。
だから神官は、引き寄せる粒子を握り手から流し込んだ。
流し込まれた粒子がまとわりついているだけの光魔法の粒子を槍の内部に強く引き込む。
そして二つは内部で結合を開始。
しかし全ては結びつかない。流し込まれた粒子の数が足りない。
あぶれた粒子は互いに反発し合う。
そのぶつかり合いが活発になった瞬間、 神官はすべてを押し出すように魔力を勢い良く流し込みながら、
「鋭ぃっや!」
右腕の中で星を爆発させ、槍を突き出した。
すべての勢いを受けて先端から魔力が放出される。
それは一筋の閃光が伸びるように見えた。
が、収束する力が弱いため、閃光は瞬時に分散。
散弾のように散った後、子蛇の群れに。
アルフレッドが放った嵐とぶつかりある。
蛇同士が互いに食い合い、霧散する。
アルフレッドの蛇のほうが数が多い。ゆえにこのぶつかり合いはアルフレッドが勝つ。
だが、それは一対一である場合の話。
直後、別の方向から同じ蛇の散弾が飛来。
別の神官による援護。
生き残っていた蛇が次々と撃ち落とされる。
そして援護はこれだけでは無かった。
アルフレッドを直接狙った攻撃もあった。
蛇の散弾だけで無く、ナタで放ったと思われる三日月もある。
ゆえにアルフレッドは十文字を放った直後に回避行動を取っていた。
飛び道具を避けながら三日月で反撃。
同時に、違う目標に向かって踏み込む。
だが、神官達はその接近に対して再び距離を取るように後退。
さらに、アルフレッドの突進を阻むように精霊達が壁を形成。
それを見たアルフレッドは思った。
(飛び道具の撃ち合いに徹して俺を疲弊させるつもりか)
だからアルフレッドは、
「悪いが、そんな遊びに付き合う気は無い!」
俺をなめるなと叫び、二刀を強く発光させた。
意識を自分の体内に向けながら、鋭く息を吸い込む。
アルフレッドの体内はまるで星空のようであった。
体内で活動している光魔法の輝き。
その満点の星空の中に、輝きの密度が高い箇所があった。
それは魔力を生み出している内臓。
アルフレッドはそこに注目した。
すると、変化が起きた。
(!?)
その変化に同居人のアリスは驚いた。
突如、内臓が活発化したのだ。
大量失血などによる心拍数の急激な増加などで活発化することはある。
だがこれはそういうものでは無い。意識するだけで内臓の活動量を操作できる人間なんて、聞いたことが無い。
そういう体質なの? アリスはそんな疑問を心の中に響かせたが、
「せぇりゃあ!」
アルフレッドは答えず、二刀を振るった。
二本の刃から二つの三日月が放たれる。
アルフレッドの攻撃はそれだけでは無かった。
「りゃりゃりゃりゃあぁっ!」
腕を止めずに二刀を交互に振り回し、三日月を連射。
腕がかすんで見えるほどの速度。
繰り出されたのは隙間の無い三日月の弾幕。
その刃の雨は精霊と迎撃の散弾を一方的に切り刻み、
「――っ!」
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