ダークライトラブストーリー

【本編】侵略と防衛

敵国が攻めてきた。


丘の戦いは双方にとって大打撃であった。
それを清算すべく黒い国はある人物を将軍とし白い国へ向けて進軍した。

白い国はアイという切り札をどう切るのか。
お互いが争いに疲弊し早期に決着を望んでいる。
この進軍は黒い国にとって最大級の戦力となった暗黒騎士が自ら兵を率いてきたのだ。

勝利し支配する。

暗黒騎士に慈悲無い。
従えば奴隷、逆らえば死、それだけだ。
それに賛同した部下四名を引き連れて白い国を支配するつもりだ。

国内はすぐに厳戒体制となった。
軍は兵を集め防衛する意志だ。
スルたちのところへ使者はなく、コトを含め、みんなで今後についての話し合いをしていた。

丘の戦いで動いた運命が再び動きはじめた。