魔族の嫁になった僕

たなぱ

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魔族と僕と捕虜

番外編 お兄さんは駄犬を洗う

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駄犬フェンリル姿×お兄さん
(獣姦含みます注意!)




ライゼルト様は帝魔国の騎士団長を務めている、とても頼もしく部下からの信頼も厚い、騎士服に身を包んだ彼は本当にかっこいい
しかし、私を救うために先走った行動をしてしまったことが原因で最近駄犬と呼ばれているらしい…
何百年か前にも同じように何かやらかした時も呼ばれていたなと本人は気にしていないようだ



私にとっては優しくて、かっこいい素敵な人なんだけどな…駄犬じゃなくてかわいいワンちゃん…
たまに見せてくれるフェンリルの姿は本当にもふもふでとてもかわいい、すごく大きいけどかわいい




夕飯を食べ終わり、両親はリビングでくつろぎ、私は自室でライゼルト様にしがみつかれて過ごす
今日のライゼルト様は甘えたい気分なのか前髪を上げずに下ろしている、威厳のある男前な彼も素敵だが、少し幼く見えるライゼルト様も新鮮にみえる、かわいい


「すんすん…ジルの匂いがする…無理、可愛すぎて心臓溶ける」
「ではライゼルト様がかっこいいので私も心臓溶けそうです、一緒ですね?」
溶けるなら一緒に溶けて混ぜ合いたい
美しく長いふわふわの尻尾がブンブン元気に動き始める、嬉しい気持ちが溢れているみたいだ



まだこの帝魔国に移り住み始めて慣れないことも多い、落ち着いて生活出来るようになったらライゼルト様は私と過ごす屋敷を建ててくれるらしい
平民育ちの私には考えつかないくらい規模がすごい


触り心地のいい耳をくすぐり、少し幼く見える前髪を整え、頭を撫でる、撫でられるのが好きなのか尻尾の動きが早くなる
私にしがみついている腕に少し力が入りお腹に頭をぐりぐりしてくるのもかわいい…


「ふふ、今日は甘えたい気分ですか?ライゼルト様」
両手で耳から髪にかけてマッサージしながら彼の顔を覗き込む
「うん、すげージルに甘えたい…俺のこと甘やかして…?」


年齢的に彼は物凄く年上だけど、性格的には私が年上のような気がする
たくさん甘やかしてあげるので一緒にお風呂入りましょと誘うと尻尾がぶわわわと興奮していた





私の自室には転移魔法陣が設置されている、ライゼルト様の所有する王都にある屋敷と繋がっているのだ
仕事があったり会議があったり社交パーティーに参加したりと忙しいらしい
直ぐに王都に戻れるようにと設置された転移魔法陣は、もう一つ、広いお風呂に入りたい時や両親に色々聞かれたらマズイ時などにも大活躍している

ライゼルト様との子を孕んでから本当に体調がよくて、お腹の子が安全に成長するように毎晩繋がっていたりする、流石に毎日では家族に白い目で見られるかもしれない…結界魔法で音声は消せるが振動は消せないからドキドキする
そんなこともあり、ライゼルト様の屋敷に来て人払いをしてから音も、声を我慢しないで愛して貰うのも好きなのだ




背中にくっつくように一緒に屋敷のお風呂まで来ると、ライゼルト様が伝令魔法で屋敷の使用人に人払いの命を出していた
何も気にせず全力で甘やかしてってことか…頑張ろう


脱衣場に入り、ライゼルト様から一度離れて服を一枚ずつ脱いでいく、全身至るところに付けられた彼の印、噛み痕も全部見えてしまうがこれでいい
自分で付けた印を見るのが魔族の征服願望を擽るらしいから

裸になった私を見てライゼルト様が興奮してくれる…息を飲むような音が聞こえ、股間が大きく膨らむ

「何もしちゃ駄目ですよ?私にたくさん甘やかされて下さい」
そう伝え側に寄り添いライゼルト様の服を脱がせつつ、立派な胸筋に不釣り合いな乳首を指でくすぐり舌で舐め甘やかす
暫くちろちろ舐め、そのまましゃがみながら舌をお腹の方へずらし彼のズボンを下げる
下着越しでもわかる大きさ、すごく強い雄の獣の匂いの中に番の甘い香りがする…

「ライゼルト様のおちんちん、よしよししましょうね?」
下着の中で勃起しつつある彼の亀頭部分に舌を這わせ可愛がる下着の色が変わるほど丁寧に
舐めつつ彼の匂いをいっぱい吸い込むと私のお腹が熱くなっていく
気持ちよかったのか先走りが漏れてくる、雫を垂らす先端を更に刺激する、布越しに尿道に舌を入れるように舐めると、直接触れと言わんばかりに彼の荒い息が聞こえて来た

ライゼルト様と出会うまで、男性器を好きで舐めるなんて想像もしなかった、大好きな彼のだとなにも嫌悪感が無いどころか愛おしい物なんだ


布越しにたっぷり舐め終わり、下着をずらし長く太い彼のペニスを解放する、軽く湯気が出るほど興奮してる…いっぱい可愛がってあげないと…
震える亀頭にキスをし玉を両手で転がしながら全体を舐め、扱く
「んむっ…んっ…♡ライゼルト様、♡」
大きくて口を開いて亀頭を口内に迎える、余りにも大きくて口には全部入り切らないが喉を開いて中へ中へ、舌で裏筋を舐め口を窄め前後に揺するとライゼルト様の唸る声が聞こえてくる

フェラしながら見上げると獣のような鋭い視線、私の奉仕で感じていてくれる証拠だ
射精が近いのか玉が上がる、仕上げとばかり亀頭部分に吸い付き、煮えたぎったように吹き出す熱い射精を飲み干す、とても量が多くていつも飲むごとにお腹が熱くなる
尿道の中も吸うように飲み干すと、私のお尻は期待でぐちゃぐちゃに濡れてしまっていた…ライゼルト様の子を宿してから興奮で濡れ何時でも受け入れられる身体になっているからこういう時便利だ



一度出してもライゼルト様の息が荒い、今日は甘やかす日だから残りは全部中に欲しい
直ぐにまたビキビキに勃った彼の手を引き浴室に入る、広い浴室にフェンリル姿でも入れる大理石をくり抜いたかなり広い湯船と犬系獣人に流行りのマットが置いてあるのが特徴のお風呂

このマットは射精時間と量が余りにも長く寝室を汚したくない人のニーズに応えたものらしい
お風呂ならすぐ綺麗が売りなのだそうだ



大きなマットを浴室に敷き、ライゼルト様へ手招きする、ふらふらと素直に来てくれる彼を抱きしめるようにマットへ座る
「身体、きれいにしましょうね?どっちの姿がいいですか?」

そう聞くとブルブルと震え彼の姿が大きくて変わる、巨大で美しくかわいいフェンリルの姿…
今日は、わんちゃんをいっぱい甘やかそう

熱すぎないシャワーで全体を塗らし石鹸を泡立て毛をすくように洗う
もこもこの泡で丁寧に、首の下や胸の辺りをわしわしすると猫が喉を鳴らすように気持ちいいと答えてくれる、尻尾も丁寧にマッサージしながら洗ったり、かわいい肉球も爪もすべすべに磨いていく
フェンリル種の魔族は毛が抜けにくいのか生え変わらないのかすごく抜け毛が少ない

全身隈なく洗い終わると気持ちよさそうに寝転ぶライゼルト様
おっきなわんちゃんがゴロゴロしてるようにしか見えなくてほんとかわいい…
次は体毛のお手入れをするため手に植物性の香油を垂らし満遍なく毛を整えるように塗り込んでいく
顔の毛も整えたいとフェンリルの頭を膝枕し、よしよしと撫でながら耳の付け根や眉間、口の周りを丹念にマッサージする
「気持ちいいですか?かゆい所とかあったら言ってくださいね」

ゴロンと横を向いていたライゼルト様が伏せるように膝枕される、鼻が丁度股間のあたりにきてくすぐったい…頭の上の方マッサージして欲しいのかな?と考えていると私の股間に舌が伸びてきた



「んぁ…!?♡ちょ、ライゼルトさま??そこ舐め、ゃ…っ♡」
ぴちゃぴちゃフェンリルの舌で舐めてくる、長く少し薄めなざらついた犬の舌だ
耳が伏せられクーンと鳴きながら舐めてくるの甘えてるの?フェンリル姿になると人語は喋れなくなるから意思疎通が難しい


んんっ♡舌くすぐったい…フェンリルは犬に近い…愛情表現したいのかもしれない…?
今日は私に甘えてくれる日だ…受け入れてあげないと
「ライゼルトさま、あんっ♡ちょっ、とだけ、待ってね…?」


彼が舐めやすいようにマットへ寝転び、足を抱え秘部を晒す
私のペニスと、お尻の穴が丸見えになってしまうがこれでいい

伏せのまま待っている彼がかわいい…
「よし…♡好きにしていいですよ…?ひっ、んぁ!あん♡♡♡」

ダッシュで飛びつくように私の股間を舐め回すフェンリル姿のライゼルト様
ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ
薄い舌が私のペニスを包み込むように刺激したりお尻の中まで舐めようとしてくる
「んっ、んっ♡くすぐったい♡あっ、きもちいい♡」

器用に前足で私の太ももを押さえつけられて身を捩ることしかできない
時々噛まれるんじゃないかと思われるくらいフェンリルの大きな口で全体を舐められ感じてしまう



ぬちぬちぴちゃぴちゃ
ぴちゃぴちゃ
「ぁっ♡あーーっ♡イっちゃ♡でるっ………♡」
とぴゅとぴゅ

ぴちゃ
それから暫く舐められ続けて何回もイってしまった、薄い精液もきれいに舐め取られてる…私の股間ふやけてしまったらどうしよう…



暫く舐め回された後、満足したのかライゼルト様が私の頬に擦り寄ってくる…
「いっぱい舐めて満足しましたか?」
頷く姿もかわいい…ふやけても許してしまいそうだ…
思わぬ所でイってしまったがライゼルト様のはまだ勃起したままだ





四つん這いになり腰を高く上げうつ伏せになる、お尻に指を2本入れて中を晒す
「ライゼルト様…今度は中で甘やかしてあげますね…?」
獣の姿での甘えを選んだのだからやはりこのままさせてあげたい
嬉しいと、私の誘いに吠えるように返答があった



うつ伏せの私にフェンリルが覆いかぶさる、ライゼルト様の姿の一つとわかっていてもドキドキする
この姿で繋がるのはまだ数回しかしたことがない


人の姿より更に長いフェンリルのペニス
だらだらと先走りを溢しながら私のお尻の穴に狙いを定めたそれは…

容赦無く一気に挿り中で暴れ回った





どっちゅどっちゅどっちゅ♡♡
ごちゅごちゅ♡ぐっぽぐっぽ
「あ゙っ♡あ゙、あ゙♡あ゙っ、あ゙ーーっ♡ぅ゙ぐーー♡あ゙っ、っっ♡」


獣えっちやばい…♡
お腹破けちゃうかもしれないくらい容赦無いピストン、奥を掘り返すような暴力的な快楽に叫ぶことしか出来ずうつ伏せのまま種付けされている
時々項を甘噛みされ、背中を舐められフェンリルの愛撫されるのに腰の動きは止まらない




私のお腹♡むり♡奥だけを執拗に責めてくる♡
赤ちゃんびっくりしちゃう♡
止まらないペニスの抜き差しに私のペニスから押し出されるように薄い精液がとろとろ溢れていく

ごちゅごちゅごちゅごちゅ
「ン゙ーーー♡♡♡ぉ゙ーーー♡♡♡♡」







…………
どっちゅどっちゅどっちゅどっちゅ
だめ、これだめ、獣ちんちん大きすぎるっ♡♡♡
もうだめかも、意識がやばい…
「あ゙ーーっ♡♡♡おぐっ♡♡ぉ゙っ、ぉ゙っ♡♡あ゙っ、ン゙ーーー♡♡♡」







……………………
ごちゅごちゅどっちゅぐぽっ
びゅるるるる……………
「っーーー♡♡♡」











体力が限界だった私の記憶は途切れてしまった





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